「インターネットを選ぶなら、光回線とポケット型WiFiのどっちを選ぶべきなのか?」
このように自分に合ったインターネット環境を探して、ポケット型WiFi(モバイルルーター)と光回線で悩まれている人もいるのではないでしょうか?
とはいえ、光回線とポケット型WiFiはそれぞれに良し悪しがあり、一概にどちらが良いとは言い切れません。
そのため、あなたの使用用途を満たす方のインターネット環境を選ぶことをおすすめします。
そこで、この記事では光回線とポケット型WiFiのメリットとデメリットを踏まえて、どちらを選べば良いのかを分かりやすく解説します。
同時に、おすすめの契約先も紹介しますので、ぜひ最後までお付き合い下さい。
【2022年9月最新】おすすめ光回線一覧
光回線 | ![]() |
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月額料金 | 戸建て:5,200円〜 マンション:2,090円〜 |
戸建て:5,270円 マンション:4,400円 |
戸建て:5,610円〜 マンション:4,180円〜 |
戸建て:5,720円 マンション:4,180円 |
戸建て:5,610円 マンション:4,180円 |
スマホ セット割引 |
ソフトバンク nuroモバイル |
ドコモ | au UQモバイル |
ソフトバンク | BIGLOBEモバイル au |
通信速度 | |||||
キャンペーン | ・回線工事費実質無料 ・キャッシュバック最大4.5万円 |
・回線工事費実質無料 ・キャッシュバック最大2万円 |
・回線工事費実質無料 ・キャッシュバック最大6万円 |
・回線工事費実質無料 ・キャッシュバック最大3.8万円 |
・回線工事費実質無料 ・キャッシュバック最大2.2万円 |
提供エリア | 21都道府県 | 全国 | 37都道県 | 全国 | 全国 |
公式サイト |
光回線とポケット型WiFi(モバイルWiFi)はどっちが良いの?
おすすめは光回線です。通信速度の速さと安定性が大きく違います。
ですが、光回線は自宅以外では使用できません。
そのため、外出先でもWiFiを使用したい場合は、ポケット型WiFiがおすすめです。

参考までに、光回線とポケット型WiFiのメリットとデメリットを比較してみました。
(1)光回線のメリット
光回線の最大のメリットは、高速通信と通信安定度の高さです。
YouTubeなどの動画視聴はもちろん、オンラインゲームでも安心して利用できます。
- 下り通信速度(実測値)の平均が、100~200Mbpsと速い。
- 通信安定度が高い。
- 通信制限がない。
- WiFiルーターを使用すれば、宅内でWiFiが利用できる。
①通信速度が速く、安定度も高い
光回線は、固定回線による光ファイバーを使用してインターネットにつなげます。
ポケット型WiFiのように電波を使用しないため、遮蔽物などによる弊害もありません。
さらに、下り通信速度(実測値)が平均で100~200Mbpsと数あるインターネット環境の中で最も速い数値が出ています。
中には、下り通信速度(実測値)が平均で500Mbpsを超える光回線も。
そのため、長時間のZoomによるビデオ通話や、Amazonプライムビデオなどで頻繁に動画を視聴する人は光回線がおすすめです。
②通信制限がない・宅内でWiFiが利用できる
光回線には、スマホのような通信量の制限はありません。
それ故に、原則インターネットは使い放題です。
さらに、光回線は無線ルーターを別途用意することで、宅内WiFiが利用できます。
無線化(WiFi)することで、複数人と同時利用が可能に。
うまく活用すれば、利用者全員のスマホ通信量が節約できます。
(2)光回線のデメリット
機能性に優れた光回線ですが、利用にはいくつかの注意が伴います。
事前に把握して、効果的な利用につなげましょう。
- 開通工事が必要で費用が高額。
- 開通工事までに2週間~4週間ほど日数が必要。
- 自宅でしか利用できない。
①開通工事が必要で費用が高額
光回線の利用には、光ファイバーの開通工事が必要になります。
光回線の開通工事費は高額で、フレッツ光(NTT回線)で16,500円~19,800円ほど、独自回線では40,000円を超える場合もあります。
- フレッツ光(NTT回線)を使用しない、独自の光回線を使用した光回線。
- フレッツ光よりも回線が混雑しにくいため、高速通信が可能。
- 独自回線には、NURO光やauひかりなどがある。
高額な光回線の工事費ですが、光回線によっては実質無料になることも。
②開通工事までに日数がかかる
光回線は開通工事までに、2週間~4週間ほど日数が必要になります。
そのため、契約してもすぐには利用できません。
今すぐインターネット環境が必要という人は、ポケット型WiFiの利用をご検討下さい。
③自宅でしか利用できない
光回線は、ポケット型WiFiと違い自宅でしか利用ができません。
高性能なWiFiルーターを使用したとしても、せいぜい自宅の近隣でつながるのがやっと。
そのため、光回線は外出先での利用が主になる人には不向きです。
(3)ポケット型WiFi(モバイルWiFi)のメリット
まずは、ポケット型WiFiの持つメリットについて解説します。
大きなメリットとして、ポケット型WiFiは「持ち運びができるWiFi」であることが挙げられます。
- 提供エリア内では、外出先でもWiFiが利用できる。
- 開通工事不要で、届いたその日から利用できる。
- 引越しが多い人にもおすすめ。
- スマホの通信量を抑えられる。
①外出先でもWiFiが利用できる
ポケット型WiFiの最大のメリットは「場所を選ばずにWiFiが使用できる」ことです。
通常、固定回線やホームルーターは自宅での利用に限定されます。
対して、ポケット型WiFiは自由に持ち歩くことができるため、いつでも提供エリア内であればWiFiを利用できます。
そのため、モバイルワークなどにより外出先でデスクワークが必要になる人は、ポケット型WiFiの利用がおすすめです。
②開通工事が不要
ポケット型WiFiは、固定回線のような開通工事が不要なため、手間がかからず費用を節約できます。
身軽さに優れたポケット型WiFiは「賃貸物件で開通工事ができない」または「引越しが多くて固定回線の利用は避けたい」人にもおすすめです。
そのうえ、開通まで待たされることもないため「今すぐインターネット環境が欲しい」人にもおすすめします。
③スマホの通信量を抑えられる
繰り返しになりますが、ポケット型WiFiは持ち運ぶことで「どこでもWiFiが利用できる」ようになります。
そのため、うまく活用すればスマホの通信量を大幅に削減できることに。
結果、スマホの基本料金を下げることができ、費用の節約につながるでしょう。
(4)ポケット型WiFi(モバイルWiFi)のデメリット
利便性に優れたポケット型WiFiですが、利用にはいくつかの注意点があります。
事前にしっかり把握しておきましょう。
- 提供エリア外では契約できない。
- 下り通信速度(実測値)が、平均で30~40Mbpsと光回線に比べて遅い。
- 一定数の連続利用により、通信制限を掛けられる。
- 端末代金が別途必要。
①提供エリア外では使用できない
持ち歩き可能なポケット型WiFiですが、どこでも使える訳ではありません。
ポケット型WiFiは、電波を使用してインターネットにつなげます。
そのため、各サービスの電波が届かないエリアでは利用できないケースも。
事前に、ポケット型WiFiの提供エリアは確認しておくようにしましょう。
②光回線に比べて通信速度が遅い
ポケット型WiFiの下り通信速度(実測値)は平均で30~40Mbpsとなっており、光回線と比べると通信速度は遅いです。
そのため、高速通信が必要になるオンラインゲームの利用には不向きです。
また、遮蔽物などにより電波が届きにくい場所では、通信速度が著しく低下する場合も。
不安な人は、お試しサービス(Try WiMAXなど)で、自宅での利用に問題がないか確認してから契約するようにしましょう。
③通信制限が掛けられる
ポケット型WiFiは連続利用で一定の通信量を超えると、通信制限を掛けられることがあります。
参考までに、UQコミュニケーションズのWiMAXの例です。
こちらでは、3日間で10GB以上利用すると速度制限が掛けられます。
そのため、YouTubeやAmazonプライムビデオなどの動画を長時間見る人は、ポケット型WiFiの利用をおすすめしません。
④別途端末代金が必要
ポケット型WiFiの初期費用として、別途20,000円ほどの端末代金が必要になります。
とはいえ、端末代金は契約先のキャンペーンによって無料になることも。
(5)光回線とポケット型WiFiの通信速度を比較
参考までに、人気インターネットの「光回線」「ホームルーター」「ポケット型WiFi」の通信速度(実測値)の平均を比較してみました。
種類 | 評価 | 下り速度 | Ping値 |
---|---|---|---|
光回線 | 超高速 ◎ |
100~200Mbps | 20~30ms |
ホームルーター | 高速 〇 |
60~70Mbps | 30~40ms |
ポケット型WiFi | 普通 △ |
30~40Mbps | 50~60ms |
高速通信が必要なオンラインゲームの必要速度は、およそ100Mbpsと言われています。
そのため、光回線であれば通信速度に大きく困ることはないでしょう。
しかし、ポケット型WiFiは、用途によっては通信速度に物足りなさを感じることも。
参考までに、各必要通信速度をまとめてみました。
使用用途 | 必要下り速度 |
---|---|
メールの受信・SNSの利用 | 100Kbps~1Mbps |
インターネットサイトの閲覧 | 1Mbps~10Mbps |
動画視聴 YouTube Zoomのビデオ通話など | 10Mbps~30Mbps |
オンラインゲーム | 30Mbps~100Mbps |
(6)光回線がおすすめな人
参考までに、光回線がおすすめな人の具体例をまとめてみました。
- YouTubeやAmazonプライムビデオなどで長時間の動画視聴をする人
- FPSなどのオンラインゲームをプレイする人
- 自宅でのネット利用が主になる人
- 頻繫に動画配信を実施する人
- 共同利用により、同時に接続する人が多いケース
(7)ポケット型WiFiがおすすめな人
参考までに、ポケット型WiFiがおすすめな人の具体例をまとめてみました。
- 外出先でも通信量を気にせず、インターネットが利用したい人
- モバイルワークなど、外出先でデスクワークが必要になる人
- 引越しが多い人
- 賃貸物件などで、固定回線の開通工事ができない人
おすすめの光回線(携帯キャリア別)
光回線をお得に利用するためには、スマホ割の適用が最も効果的です。
スマホ割とは、利用中の携帯キャリアと光回線をセットで契約することで受けられる割引サービスの総称です。
スマホ割は、契約者の家族全員が対象になることもあり、うまく活用することで実質の月額料金が半額以下になることも。
そこで、携帯キャリアごとにおすすめの光回線をご紹介します。
(1)ソフトバンクユーザーはNURO光

ソフトバンクの携帯を利用している人は、NURO光がおすすめです。
セットで契約することで、月額最大1,100円のスマホ割が家族全員で利用できます。
また、ソフトバンクユーザーではなくても、高速回線を選びたい方にもおすすめです。
さらに、2022年1月現在NURO光は公式特設ページから申し込むことで、45,000円のキャッシュバックが受けられます。
北海道地区 | 北海道 |
---|---|
関東地区 | 東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県 群馬県・栃木県・茨城県 |
東海地区 | 愛知県・静岡県・岐阜県・三重県 |
関西地区 | 大阪府・京都府・兵庫県・滋賀県・奈良県 |
中国地区 | 広島県・岡山県 |
九州地区 | 福岡県・佐賀県 |
(2)auユーザーはeo光

auの携帯を利用している人は、eo光がおすすめです。
セットで契約することで、月額最大1,100円のスマホ割が家族全員で利用できます。
さらに、eo光は公式ページから申し込むことで、10,000円の商品券が受け取れます。
eo光は独自回線だから夜でも遅くならない・快適
\他社違約金5万円まで還元/
提供エリア | 大阪、京都、兵庫、奈良、滋賀、和歌山、福井(一部) |
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(3)docomoユーザーはドコモ光

docomoの携帯を利用している人は、ドコモ光がおすすめです。
セットで契約することで、月額最大1,100円のスマホ割が家族全員で利用できます。
さらに、ドコモ光はGMOとくとくBB(プロバイダ)から、申し込むことで最大20,000円の現金キャッシュバックが受けられます。
提供エリア | 全国 |
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おすすめのポケット型WiFi(モバイルWiFi)
参考までに、ポケット型WiFiには「WiMAX」や「クラウドSIM」などの種類があります。
ここでは、それぞれのおすすめ契約先について紹介します。
- WiMAXを検討している人は、Broadwimaxがおすすめ
- クラウドSIMを検討している人は、THE WiFiがおすすめ
(1)Broad WiMAX(ブロードワイマックス)

WiMAXを検討されている人は、お得なキャンペーンが豊富なBroadwimaxがおすすめです。
Broad WiMAXでは、他社からの乗り換え時に発生した費用の一部(最大19,000円)を補填して貰えます。
さらに、2022年1月現在はキャンペーンにて20,743円の初期費用が無料に。
ただし注意点として、初期費用無料キャンペーンを適用するには、公式ページにてクレジットカード払いで申し込む必要があります。
\初期費用無料キャンペーン実施中/
(2)THE WiFi(ザ・ワイファイ)

クラウドSIMを検討されている人は、実質料金の安いTHE WiFiがおすすめです。
THE WiFiは、端末レンタル料が無料なため、初回費用が契約事務手数料3,300円で済みます。
さらに、2022年1月現在で契約後の4カ月間は月額料金も無料に。
実質料金を抑えてポケット型WiFiを利用したい人は、THE WiFiを検討してみて下さい。
まとめ
光回線とポケット型WiFiには、それぞれにメリット、デメリットがあります。
そのため、あなたの環境や状況に合ったインターネット環境を選びましょう。
ポケット型WiFiと光回線で悩んでいる人は、一度インターネットの使用用途を見直してみることをおすすめします。
外出先でも使用したいのであればポケット型WiFi。一定の通信速度が必要であれば光回線と、自ずとあなたに合ったインターネットが見つかることでしょう。