光回線のおすすめ・比較

光回線おすすめ8社を紹介!20社比較|選び方についても解説

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光回線おすすめ8社を紹介!20社比較|選び方やよくある質問についても解説
これから光回線の申し込みをしようと考えている方は次のようなことで悩まれている方も多いのではないでしょうか?

  • 高コスパでおすすめの光回線はどこ?
  • おすすめの光回線をお得に契約するコツは?

結論から申し上げると、おすすめの光回線は利用者の状況によって異なります。

例えば、一部の光回線では特定の携帯電話とセットで契約することで「スマホ割」が受けられます。スマホ割は割引額が大きいため、長期利用が前提となる光回線において重要です。

また、光回線の中にはキャッシュバックキャンペーンを実施しているところも。
これらのキャンペーンを適用させた「実質の料金」を比較することが、あなたに合ったおすすめ光回線を選ぶコツです。

そこで、本記事では以下の内容に基づいておすすめ光回線の選び方を解説します。

  • 実質料金を比較する
  • スマホ割の適用先から選ぶ
  • 通信速度の確認も忘れない
  • 提供エリア先を確認
  • 住居による内容の違い(戸建て・マンション)
  • キャンペーンなどのサービス特典・サポート内容の確認

加えて、これらの内容を考慮して人気光回線サービス20社から8社を厳選。
この記事を読んでいただくことで、あなたに合ったおすすめの光回線が分かるようになります。
ぜひ、最後までお付き合い下さい。

【20社から比較】おすすめ光回線8社

ここでは「光回線の新規契約を考えているけれども、サービス会社が多くて……」という方へ向け、20社の光回線業者から比較検討したうえでおすすめの光回線8社をピックアップ。光回線サービス選びに迷っているなら、ぜひ参考にしてみてください。

光回線の選び方

(1)NURO光

NURO光(画像引用元:NURO光)

NURO(ニューロ)光は、ソニーグループの会社であるソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社が運営・提供するインターネット接続サービスで、プロバイダはSo-netです。

NURO光の特徴は、光回線の速さと月額料金の安さ、そしてスマホ割・キャッシュバックのお得さ(ソフトバンク)です。

NURO光の通信速度は、他の光回線が約1Gbpsであるのに対し、下りが最大で2Gbpsと、約2倍となっています。これはNURO光の採用するG-PONという通信規格に加え、ONU(光回線終端装置)も独自のものを使用するためです。

また、NURO光は戸建てプランが5,217円(税込)と、他の光回線よりも月額基本料金が500~1,000円ほど安く設定されています。公式サイトから申し込めば工事費用も実質的に無料となり、導入費用もさほど掛かりません。

ソフトバンクのスマートフォンを利用している場合は、「おうち割 光セット」の適用によってスマホ代が月額最大1,100円の割引となります。

提供エリア内にお住まいの方であれば、ダークファイバーや技術を活用して通信速度と安定性を確保しているNURO光がおすすめです。

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(2)eo光

 eo光(画像引用元:eo光)

eo(イオ)光は、関西電力の子会社である株式会社オプテージが運営・提供する、光回線・プロバイダの一体型サービスで、プロバイダはeon光です。

eo光のポイントは、独自回線による通信速度の速さと月額料金の安さ、そしてスマホ割のお得さ(au)です。

関西電力の独自回線を用いるeo光では回線が混雑しにくく、多くの場合でフレッツ光や光コラボの光回線よりスムーズな通信ができます。接続環境やタイミング次第では速度が3倍近くも異なるのです。

また、月額料金も安めで、NURO光と大きな差はありません。長割という、長期利用で安くなる割引サービスもあります。

独自回線サービスではありますが、スマホ割の適用もあります。auのスマートフォンを利用している場合、スマホ代が最大で月額1,100円割引されるのです。これはKDDIとオプテージとの業務提携により、「auスマートバリュー」が適用されるためです。

提供エリアは関西エリアに限られますが、関西圏に居住しているauユーザーなら、eo光が第一候補となるでしょう。

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(3)ドコモ光(ドコモユーザーにおすすめ)

ドコモ光(画像引用元:docomo)

ドコモ光は株式会社NTTドコモが運営・提供する光コラボで、プロバイダは固定されておらず、複数の中から選べます。

ドコモ光のセールスポイントは、プロバイダに多くの選択肢があること、広範囲の対応エリア、そしてスマホ割です。

ドコモ光ではプロバイダの選択肢が20社以上あり、それぞれのプロバイダで独自サービスやキャンペーンを展開しています。そのため、新規申し込みも公式サイトからではなく、各プロバイダの公式サイトから行なうことでお得になるケースがあります。

また、対応エリアは全国にわたりますので、利用できる地域の限られる独自回線と異なり、ほぼ全国どこからでも申し込めるのです。

さらに、「ドコモ光セット割」によってドコモのスマホ割が適用されます(ahamo以外)。「ギガプラン」と「カケホーダイ&パケあえる」の一部が対象で、最大月額1,100円が割引となります。

ドコモユーザーであれば、ドコモ光を選ぶといいでしょう。
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(4)ソフトバンク光(ソフトバンクユーザーにおすすめ)

ソフトバンク光(画像引用元:softbank)

ソフトバンク光はソフトバンク株式会社が運営・提供する光コラボで、プロバイダはyahoo!BBです。

ソフトバンク光について着目したいのが、接続サービスやオプションの利用で実現される通信の速さと、開通までの無料Wi-fi貸し出し、そしてスマホ割(ソフトバンク)でしょう。

ソフトバンク光は光コラボなので、光回線の利用者も多く、混雑しやすいといえます。ところがソフトバンク光では最新の接続サービスである「IPv6高速ハイブリッド」を提供し、光BBユニット(月額513円)を合わせてレンタルすることで、比較的快適なネット通信を可能としています。

また、ソフトバンク光では、無料Wi-fi機器(Softbank Air/モバイルWi-fi)の貸し出しをしてもらえるため、光回線工事が行なわれるまでの2週間~2ヵ月はWi-fiでの接続が可能です。希望する場合、申し込みの際に「開通前レンタルサービス」を利用する旨の意思表示をしましょう。

加えて、ソフトバンクのスマートフォンやワイモバイルを利用している場合、NURO光と同様に「おうち割 光セット」が適用されます。契約プランに応じ、最大月額1,100円が割引となるのでお得です。

ソフトバンク光はNURO光よりも提供エリアが広いため、NURO光を利用できないソフトバンクユーザーであればソフトバンク光を選ぶといいでしょう。

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(5)auひかり

auひかり(画像引用元:auひかり)

auひかりは、KDDI株式会社が運営・提供する、光回線・プロバイダの一体型サービスで、プロバイダの選択肢は8社です。

auひかりには、関東エリアでの通信の速さ、高額なキャッシュバック、そしてスマホ割(au)といった特徴があります。

auひかりは関東エリアのみ自社回線で、それ以外ではフレッツ光のダークファイバーを利用しています。いわゆる光コラボではフレッツ光の回線のみを用いるので混み合いますが、auひかりでは回線の混雑も少なく、通信も快適なものとなりやすいのです。

また、auひかりでは代理店によっては60,000円を超えるキャッシュバックを行なっており、公式特典として乗り換えの解約違約金も一定額を補填してくれます。代理店の特典と公式での特典を併用できるのもauひかりの強みといえるでしょう。

auのスマートフォンユーザーなら「auスマートバリュー」が適用され、プランにもよりますが最大で月額1,100円の割引となります。

なお、auひかりを運営するKDDIは、電力系通信事業者の幹事会社であり、サービス競合を避けるため一定のエリアには進出していません。具体的には東海、関西、沖縄です。

auのスマホユーザーで東海、関西、沖縄にお住まいの方は、それぞれコミュファ光かeo光、auひかり ちゅらの利用を検討してはいかがでしょうか。

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(6)楽天ひかり

楽天ひかり(画像引用元: 楽天)

楽天ひかりは楽天モバイル株式会社が運営・提供する光コラボで、プロバイダは楽天ブロードバンドです。

楽天ひかりの特徴は、楽天モバイルとのセット申し込みで大幅な割引となることと、楽天ポイントの還元率がアップすることです。

まず、新規契約の形で楽天モバイルと同時に楽天ひかりを申し込めば、楽天ひかりの月額利用料金が1年間無料となります。元々楽天ひかりの1年目の月額利用料金は他社と比べてもそこまで高くありませんが、完全無料となると大きな負担軽減といえるでしょう。

次に、楽天ひかりと契約することで、楽天ポイントの還元率が+1倍となります。楽天市場をはじめ、楽天や提携先の店でショッピングをすることの多い方にとって、還元率の増加はかなり大きなメリットとなるはずです。

ただ、楽天ひかりにはスマホ割はないので、光回線と合わせることで楽天モバイルのほうの月額料金が安くなることはありません。

いずれにしても、楽天モバイルと合わせての新規契約を考えている方は、1年間の利用料が完全に無料となる楽天ひかりがコスパ面からもおすすめです。

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(7)コミュファ光

コミュファ光(画像引用元:コミュファ光)

コミュファ光はKDDIグループ所属かつ中部電力の子会社である中部テレコミュニケーション株式会社(ctc)が運用・提供する光回線・プロバイダの一体型サービスです。プロバイダは11社の中から選べます。

コミュファ光は独自回線なので通信速度も申し分なく、光電話や光テレビとのセット割もあります。加えて、スマホ割(au)も適用されるため、お得に利用可能です。

コミュファ光は中部電力の提供による独自回線を用いており、提供エリアが東海地方に限られるため、回線が混み合う心配は基本的にありません。光回線サービスの中でも最速レベルの通信ができます。

また、公式による「ギガお得割」というキャンペーンがあり、ネット+ひかり電話もしくはネット+光電話+光テレビで料金も安くなります。光電話や光テレビの利用を希望するなら、ぴったりのサービスといえるでしょう。

auのスマートフォンユーザーなら、「auスマートバリュー」によってスマホ代がお得になり、最大で月額1,100円の割引となります。ただし、povoは適用の対象外です。

東海エリア(岐阜・愛知・静岡・三重)や長野にお住まいで、かつauのスマホを利用されている方であれば、通信の速さに定評のあるコミュファ光を候補に入れるといいでしょう。

(8)So-net光プラス

So-net光プラス(画像引用元: So-net)

So-net(ソネット)光プラスは、ソニーグループのソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社が運営・提供する光コラボで、プロバイダはSo-netです。

So-net光プラスは、高速通信を可能とするIPv6を無料で利用できるほか、auユーザーはスマホ割を適用させることができます。

So-net光プラスの申し込みは、公式webサイトがおすすめです。
公式webサイトでは、60,000円のキャッシュバックがオプション加入などの条件もなしで受け取れます。

また、So-net光プラスでは、光コラボでありながらも「V6プラス」という接続方法により回線の混雑を回避し、結果的に通信速度を上げています。IPv6環境対応のルーターは無料でレンタル可能です。

auのスマートフォンを使っているなら、「auスマートバリュー」によってスマホ代が割引になり、1台あたり最大で月額1,100円が割引されます。

auのスマホを使用していて、auひかり・eo光・コミュファ光などの提供エリア外にお住まいであれば、So-net光プラスを検討してみてください。

光回線20社比較一覧

回線業者 平均速度
(Mbps)
実質料金
(戸建て)
実質料金
(マンション)
月額料金
(戸建て)
月額料金
(マンション)
スマホセット割
(有無)
工事費 キャンペーン
(有無)
提供エリア
NURO光 下り:507
上り:449
4,592円
(3年)
2,037円
(3年)
5,200円 5,200円 44,000円
(実質無料)
北海道、東海4県、関東1都6県、
関西2府3県、中国2県、九州2県
eo光 下り:472
上り:331
4,175円
(2年)
3,653円
(2年)
3,248円
(1年目)
3,326円
(1・2年目)
実質無料 関西、近畿
ドコモ光 下り:271
上り:208
5,574円(2年) 4,254円(2年) 5,720円 4,400円 マンション:16,500円
戸建て:19,800円
全国
ソフトバンク光 下り:316
上り:212
5,966円(2年) 2,193円(2年) 5,720円 4,180円 26,400円(実質無料) 全国
auひかり 下り:378
上り:288
4,180円(3年) 4,426円(2年) 5,610円 ~5,720円 マンション:33,000円
戸建て:41,250円
北海道、東北、関東1都6県、甲信越2県、北陸3県、
中国5県、四国、九州7県
コミュファ光 下り:552
上り:317
3,293円(2年) 2,177円(2年) 3,980円+機器代(1年目) 3,380円+機器代(1年目) 無料 東海
so-net光 下り:309
上り:229
4,563円(3年) 3,353円(3年) 6,138円 4,928円 26,400円(実質無料) 全国(関西・東海以外)
OCN光 下り:274
上り:192
6,889円(2年) 5,170円(2年) 5,610円 3,960円
OCNモバイル
マンション:16,500円
戸建て:19,800円
全国
楽天ひかり 下り:219
上り:185
5,035円(3年) 3,874円(3年) 5,280円 4,180円 マンション:16,500円
戸建て:19,800円
全国
フレッツ光 下り:279
上り:206
東:7,682円
西:7,242円
東:5,674円
西:5,619円
約6,500円 約5,000円 マンション:16,500円
戸建て:19,800円
全国
ぷらら光 下り:265
上り:180
5,197円(2年) 3,739円(2年) 5,280円 3,960円 マンション:16,500円
戸建て:19,800円
全国
DTI光 下り:277
上り:236
5,900円(2年) 4,568円(2年) 5,280円 3,960円 有料(金額表示なし) 全国
ビッグローブ光 下り:259
上り:206
5,203円(3年) 4,103円(3年) 5,478円(3年プラン) 4,378円(3年プラン) マンション:16,500円
戸建て:19,800円(共に実質無料)
全国
MEGA EGG光 下り:415
上り:250
4,706円(3年) 3,606円(3年) 4,620円 3,520円 無料 中国
ピカラ光 下り:383
上り:270
4,252円(2年) 3,093円(2年) 5,720円 4,400円 27,500円(新規無料) 四国
BBIQ光 下り:281
上り:212
4,658円(3年) 3,597円(2年) 4,070円(1年目) ~5,170円(1年目) 2,200円 九州7県
@nifty光 下り:220
上り:209
5,339円(3年) 4,034円(3年) 5,720円 4,378円 マンション:16,500円
戸建て:19,800円
全国
エキサイトMEC光 下り: 326
上り: 241
4,869円(2年) 3,779円(2年) 4,980円 3,850円 マンション:16,500円
戸建て:19,800円(共に実質無料)
全国
IIJmioひかり 下り:262
上り:251
5,579円(2年) 4,396円(2年) 5,456円 4,356円 マンション:16,500円
戸建て:19,800円
全国
enひかり 下り:280
上り:267
5,995円(2年) 4,895円(2年) 4,620円 3,520円 16,500円 全国

光回線とは? 光回線を引くメリット

光回線とは、光ファイバーと呼ばれるプラスチックやガラスの繊維を利用して、情報データを送受信する通信回線です。

光回線を引くメリットは、主として通信の速さと安定性にあります。
光回線以外のインターネット回線、たとえばADSLでは電話回線を利用し、電気信号によって通信が行なわれます。電気信号は電気の変調で表されますが、光回線で用いられる光信号はそれよりも速い光の点滅で表されます。これにより、大量の情報データを速く送受信できるのです。

加えて、光通信では電気通信と異なり、電磁波による影響(ノイズ)を受けにくいので、安定性が高くなります。いきなり通信が途絶える、速度が急激に遅くなるといったことがなく、快適なインターネット利用ができるわけです。

それ以外のメリットとして、光電話が使えることや、サービスによってはテレビの受信アンテナが不要となることが挙げられます。

光回線会社の選び方・比較ポイント

光回線サービス会社を選ぶにあたっては、6つのポイントで比べる必要があります。実質料金・スマホ割・通信速度・提供エリア・建物の種類・サービスとサポートの内容です。順に見ていきましょう。

(1)実質料金

現代では家計上もさまざまな固定費がありますので、毎月の光回線利用料はできるだけ安く抑えたいものです。もっとも、公式サイトや広告で謳っている月額料金が、そのまま出費額になるとは限りません。重要なのは実質料金です。

たとえば、工事料・手数料などの初期費用、乗り換え時の解約費用などを総合的にみると案外高くついてしまうこともありますし、キャッシュバックやセット割引の活用によって安くあがるケースもあります。また、月額料金が途中から上がる場合もあり、契約内容には要注意です。

光回線サービスでは、各社とも利用者を誘引するべくさまざまなキャンペーンやプランを用意しています。そのため、単純に月額料金だけでサービスを選ぶと、得をしそびれる可能性もあるのです。

光回線サービスの実質料金は、以下で触れるポイントにより異なってきます。自分自身の条件と照らし合わせ、具体的に確認しなければなりません。

(2)スマホ割(スマホセット割)

スマートフォンの契約とネットの光回線サービスの契約を組み合わせることで、スマホの料金が割引になるのが、いわゆるスマホ割(スマホセット割)です。

携帯のキャリアと光回線サービス会社の組み合わせは決まっており、利用者が自由に選べるわけではありません。また、格安スマホでは光回線とのセット割引が適用されない場合もあるため、注意を要します。

割引額はキャリアや契約プランによっても異なりますが、月額あたり100~1,300円程度の値引きとなります。これだけでは大した金額ではないように思うかも知れませんが、家族全員で同じキャリアを利用している場合、違いは歴然です。たとえば4人家族であれば月額4,000円以上の割引がなされるケースもあり、年間で5万円近くもお得になります。

光回線の新規契約や乗り換えを検討する際には、自分の使っているキャリアと照らし合わせ、スマホ割が適用になる光回線サービスを選ぶのがおすすめです。

(3)通信速度

光回線サービスの最大の特徴である通信速度の速さと安定性は、比較のポイントとして外せません。
ただ、光回線サービスの通信速度の違いはわかりにくいものです。自分にとって最適なサービスを選ぶため、通信速度の判別方法と快適な速度の目安を知っておくといいでしょう。

まず、通信速度の単位としては、「bps」と「B/s」があります。bps(bit per second)とB/s(byte per second)は1秒間にやり取りできるデータ量で、1byteは8bitに相当します。

「Kbps」は1000倍、「Mbps」は100万倍、「Gbps」は10億倍となり、1Mbpsは125KB/sに当たります。通信速度が1Mbp(125KB/s)だった場合、1MBのファイルをダウンロードしようとすれば、約8秒掛かるわけです。

次に、インターネットの通信速度には、データをネット上へアップロードする際の送信速度である「上り」と、ネット上のデータをダウンロードする際の受信速度である「下り」とがあります。メール送信や動画などの投稿では「上り」が、メール受信やアプリのダウンロードなどでは「下り」の通信速度が問題となります。

通信速度を調べる場合、上り下りのbpsかB/sの数値をチェックしてみましょう。

なお、コンテンツを快適に楽しむための数値の目安は以下の通りです。

  • メール送受信やSNSでのチャットなら → 1Mbps
  • 動画をYoutubeなどに投稿するなら → 10Mbps
  • ネットサーフィンをするなら → 3~10Mbps
  • 動画を見て楽しむなら → 7~25Mbps
  • オンラインで対戦ゲームをするなら → 100Mbps~
  • 複数名でオンライン会議をするなら → 100Mbps~

参考:Googleのヘルプページ(ダウンロード速度の目安)

最後に、通信速度と合わせて安定性も確認しておくといいでしょう。これは利用者の口コミなどからチェックできます。

(4)提供エリア

光回線サービスにはそれぞれサービス提供エリアが存在しますので、お住まいの地域に合わせて選ぶ必要があります。

提供エリアの観点から、光回線サービスは大きく以下の4つに分けられます。

  1. フレッツ光・光コラボレーション(光コラボ)
  2. NURO光
  3. auひかり
  4. 電力会社系光回線

まず、NTTが回線を提供する「フレッツ光」と、そのNTTの回線を用いる「光コラボ」は全国で利用可能です。

次に、ソニーネットワークコミュニケーションズが提供する「NURO光」は以下のエリアで利用できます。

NURO光のエリア

  • 北海道
  • 東海(愛知・静岡・三重・岐阜)
  • 関東(東京・神奈川・埼玉・千葉・群馬・栃木・茨城)
  • 関西(京都・大阪・奈良・兵庫・滋賀)
  • 中国(広島・岡山)
  • 九州(福岡・佐賀)

さらに、携帯キャリアとして知られるKDDIが提供する「auひかり」は以下のエリアで利用できます。

auひかりのエリア

  • 北海道
  • 東北(青森・秋田・岩手・福島・宮城・山形)
  • 関東(東京・神奈川・埼玉・千葉・群馬・栃木・茨城)
  • 甲信越(新潟・山梨)
  • 北陸(石川・富山・福井)
  • 中国(岡山・広島・山口・鳥取・島根)
  • 四国(香川・徳島・愛媛・高知)
  • 九州(福岡・大分・宮崎・熊本・佐賀・長崎・鹿児島)

なお、沖縄ではKDDIの子会社である沖縄セルラーが提供する「auひかり ちゅら」があります。ただし沖縄全域をカバーしているわけではないため、利用の際はエリア内かどうかを確かめなければなりません。

最後の電力会社系光回線とは、NTT光回線とは別に各電力会社が独自で提供するものを指し、「コミュファ光」、「eo光」、「MEGA EGG光」、「ピカラ光」、「BBIQ光」などがあります。

  • コミュファ光
  • 東海(愛知・長野・静岡・三重・岐阜)

  • eo光
  • 関西(京都・大阪・奈良・和歌山・滋賀・兵庫・福井の一部)

  • MEGA EGG光
  • 中国(岡山・広島・山口・鳥取・島根)

  • ピカラ光
  • 四国(香川・徳島・愛媛・高知)

  • BBIQ光
  • 九州(福岡・大分・宮崎・熊本・佐賀・長崎・鹿児島)

良さそうな光回線サービスを見つけたのであれば、まずは提供エリアを確認するといいでしょう。

(5)戸建て・マンション

光回線に限らず、インターネット回線は戸建てとマンション(集合住宅)とで違いが生じます。具体的には、そもそもサービスを選べるかどうか、料金、通信速度という3つの点です。

まず、そもそも光回線サービスを自由に選べるかどうかについてですが、戸建ては基本的にサービスの提供エリア内なら自由に選べます。ところがマンションの場合、「インターネット完備」とされている建物では、自分で光回線サービスやプロバイダを選べません。最初からマンションに備わっているためです。

なお、「インターネット対応」となっているマンションでは、回線工事がなされているのはあくまでも共用スペースまでなので、自分の部屋まで回線を引いたりプロバイダを選んで契約したりするのも自由にできます。

次に、同じ光回線サービスでも、基本料金は戸建てのほうが1,000~2,000円程度高く設定される傾向にあります。これはマンションでの回線が共用なのに対し、戸建てだと新たに回線を引いてくる必要があるからです。既製品とオーダーメイドの料金の違いに近いものがあるといえましょう。

さらに、通信速度は一般にマンションよりも戸建てのほうが速くなります。マンションでは回線を複数の家でシェアする形となるため、混み合ったり途切れたりしやすいのです。

光回線サービスを選ぶ際には、自分の住む家が戸建てかマンションかを踏まえておくといいでしょう。料金のほか、キャンペーンの対象かどうかなども変わってくることがあります。また、マンションの場合は「インターネット完備」でないかもチェックしておいてください。

(6)サービス・サポート内容

光回線サービスを選ぶにあたっては、サービスとサポートの内容にも着目したいところです。

基本的なサービスの内容としては開通工事と回線接続があり、これ自体はどの光回線サービス会社もさほど変わりません。ただ、キャンペーンで基本料金や工事費用が安くなったり、キャッシュバックが行なわれたりします。

加えて、新しい通信方式である「IPv6」(中でもIPoE方式)に対応しているかどうかもチェックしておくといいでしょう。これは割り振れるIPアドレスの数の多さ、現状での利用者の少なさといった理由から、従来の通信方式よりも速く通信ができる仕組みです。

また、サポートについては、主に訪問による設定サポートとアフターサポートがあります。光回線の開通後に各種接続設定をしてくれるのが訪問設定サポート、トラブル時に電話やチャットなどによって対応してくれるのがアフターサポートです。

これらのサポートは基本的に有料ですが、光回線サービスによっては初回無料や12ヵ月無料となります。特にルーターなどの設定がわからない方は、サポート面での料金や評判も含めて光回線サービスを選ぶとスムーズなインターネット利用ができるでしょう。

光回線についてよくある質問

光回線サービスの新規契約・乗り換えを検討するにあたり、いろいろと気になる点も出てくることでしょう。ここでは、よくある質問についてお答えします。

(1)工事不要な光回線はある?

新規契約でも乗り換えでも、工事不要な光回線はあります。ただ、状況や利用する光回線サービスによって異なるため、注意しましょう。

①新規契約の場合

光回線の新規契約の場合は、原則として工事は必要です。
ただし例外として、マンションや中古の家などで、前の入居者・家主がすでに光回線を導入していた場合は工事不要となります。光コンセントが設置されていれば、そのまま光回線を利用できる可能性が高いでしょう。
もっとも、フレッツ光や光コラボではなく独自回線サービスを利用したいのであれば、開通工事をしなければなりません。

②乗り換えの場合

光回線の乗り換えの場合には原則として工事は不要です。
すでに現状でフレッツ光や光コラボを使っており、別の光コラボに転用・乗り換えをする場合、フレッツ光と同じ光回線を使用するため、新たな開通工事は要りません。
ただし、独自回線サービスへの新規乗り換えをするなら、開通工事は必要です。

(2)光回線の契約にはインターネットと量販店どちらで申し込むべき?

結論としては、「どちらかといえばインターネット」です。

ただし、量販店での申し込みにメリットがまったくないわけでもありませんし、インターネットでの申し込みにデメリットがある場合もあります。そのため、具体的な条件を比較して選ぶのが一番お得です。

参考までにインターネットと量販店、それぞれでの申し込みによるメリット・デメリットを比較してみます。

①インターネットでの申し込み

メリットは、何といってもキャッシュバックを始めとするキャンペーンや特典が多いことです。加えて、さまざまなウェブ上の情報を比較して選べることや、余計な勧誘を受けないことが挙げられます。

デメリットは、選択肢の多さゆえに選ぶ手間がかかることや、工事の日程を決める手続きが遅くなることです。インターネットでの申し込み窓口には公式サイトと代理店サイトがあり、適用されるキャンペーンも異なりますので、人によっては迷うところでしょう。また手続きについては、申し込みから折返しの連絡を受けて工事の日程を決めることになるため、タイムラグが生じるわけです。

②量販店での申し込み

メリットは、開通工事の日程決めやスマホ割の手続きなどが一括して行なえることと、わからない点があれば対面で店員に聞けることです。あれこれ迷いたくない方や、ウェブ上でのやり取りだと疑問が解消されにくいと思う方は、量販店で申込むのも手でしょう。

デメリットは、キャンペーンは一応あるものの、そのお得度がネット申し込みよりも低いことや、不必要なオプションを勧められがちなことです。量販店は人件費が掛かるため、その分だけ顧客への還元率が下がってしまいます。

自分で能動的に動いて決めたい人はインターネット申し込み、多少お得度は下がっても業者側でいろいろ決めてほしい人は量販店申し込みを選ぶのがいいでしょう。

(3)光回線のIPv4やIPv6とは?

IPv4とIPv6は、どちらもインターネットの通信プロトコルです。通信プロトコルとは、コンピュータがネット上で情報の送受信をする際に適用されるルールを指します。IPv4は従来の規格、IPv6は最新の規格です。

シンプルにいえば、IPv6はIPv4に比べてIPアドレスを多く使用でき、回線の混雑を回避しやすいという点で違いがあります。つまり、今後はIPv6が広く普及していくと考えられますし、混雑を避けられる結果として速く安定した通信が可能ということです。

光回線サービスを選ぶうえでは、IPv6であり、かつIPoE(ネイティブ接続)に対応した事業者かどうかをチェックするといいでしょう。

現在のところ、大手の光回線サービスでは基本的にIPv6・IPoEに対応しているので心配は要りません。ただ、小規模・マイナーな光回線事業者を選ぶとIPv6に非対応となっている可能性もあるので、注意が必要です。

また、IPv6・IPo6に対応したサービスでも、自宅で使用するルーターがIPv6に対応していなければ意味がありませんので、接続機器も確かめましょう。

(4)光回線の契約で確認・準備しておくものはある?

光回線の契約にあたって確認・準備しておくべきものはいくつかあります。

まず、プロバイダ契約をしておくことです。なお、光コラボや独自回線サービスなど、回線契約とセットになっている場合、光回線と別に契約する必要はありません。

次に、開通工事の日程を決めることです。新規契約の場合は光回線を引き込む開通工事を要します。工事にあたっては予約が必要であり、また回線を引き込む場所も話し合っておかねばなりません。予定を確認しておきましょう。

さらに、光回線接続用の周辺機器も忘れず用意しておく必要があります。ルーターやONU(光回線終端装置)のほか、LANケーブルやモデムを揃えましょう。有線接続ならLANケーブル、無線接続なら無線ルーターを使用します。光回線でインターネットに繋ぐなら周辺機器は必須です。なお、光回線サービスによってはキャンペーンでルーターなどが無料レンタルできることもありますので、要チェックです。

そのほか、借家やマンションの場合、大家や管理会社といった権利者に、開通工事の可否などを確かめておく必要があります。また、特に無線接続の場合、接続機器の場所は通信の速さや安定感にも大きく影響しますので、電源タップの位置と合わせて部屋の中のどこへ機器を置くか決めておくことも重要です。

(5)光回線の申し込みから開通までの期間はどれくらい?

申し込みから開通までの期間は、開通に工事が必要かどうかで異なります。

まず、開通工事が必要な場合、混み具合にもよりますが、2週間〜2ヵ月ほどは見ておく必要があるでしょう。できるだけ早く光回線サービスを利用したければ、大手の光回線会社に頼むのが望ましいといえます。また、繁忙期の3~4月、8月頃を避けて申し込んだり、量販店で申し込んだりすることで工事を早められることもあります。

次に、乗り換えの中でも転用や事業者変更で、そのまま従来の光回線を使い続けられる場合は、申し込みから1~2週間ほどで新たな光回線サービスを利用可能です。プロバイダのみを変更する場合も同様となります。

独自回線への新規乗り換えの場合は、やはり開通工事を要しますので、早めに申し込み手続きを進めておくといいでしょう。

(6)光回線の工事には立ち会いが必要?所要時間は?

光回線の工事には立ち会いが必要です。原則は契約者本人であることが望ましいのですが、家族や友人でも可能とされます。

立ち会いを要する理由は主に2つあります。
第1に、トラブルを避けるためです。たとえば立ち会いなしで開通工事を行ない、後から「物がなくなった」などと言われては業者も困ります。そうしたトラブルが起きないように確認しておいてください、というのが立ち会いを求める目的です。

第2に、イレギュラーな事態が生じた場合に相談できるようにするためです。家具をどける必要が生じたり、現場を見て事前の取り決めと異なる判断をしたりする際に、許諾を求めることがあります。

工事の所要時間は建物の形態や状況によって異なりますが、マンションタイプなら15~20分ほど、戸建てタイプなら1~2時間ほどを見ておくといいでしょう。

立ち会いといっても難しいことや面倒なことは特になく、業者を確認した後は、普段どおりに過ごしていて問題ありません。

(7)光回線の工事では穴をあけたりする?

光回線工事の件数全体から見ると、穴あけ工事が必要となるのは2%前後で、ほとんどの場合は穴あけ不要です。

開通工事というからには光ファイバーの線を通さなければならないのですが、大抵は電話線の配管やエアコンのダクトを通じて線を引き込めるため、わざわざ穴をあけなくても済みます。

ただ、それらの手段ではどうしても不都合が生じる場合、穴をあけることもあります。とはいえ、穴のサイズは1cmほどなのでほとんど気になりませんし、あける際には必ず事前に確認してもらえますので、安心してください。

まとめ

おすすめの光回線を選ぶコツとして、まずはスマホ割の適用先を探してみて下さい。
スマホ割の割引額は、実質料金に大きく関わってきます。
家族でスマホ割を適用させることで、月額4,000円以上もの割引が受けられる場合も。
結果、年間で5万円近くもお得になります。

加えて、光回線の中には60,000円以上もの高額キャッシュバックが受け取れるところも。
ただし、光回線のキャンペーン特典は申し込み窓口によって異なるため、注意が必要です。
「失敗した」と後悔しないですむように、光回線の契約時は、事前に申し込み窓口のサービス内容を比較してみることをおすすめします。

また、いくら実質料金が安くても通信速度が遅いとネット利用時にストレスが溜まります。
そのため、光回線を選ぶ際は、通信速度の速さにも着目しなければなりません。
通信速度の速さは、SNSなどに書き込まれた利用者の口コミからチェックできます。

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