DTI光は最低利用期間や契約期間が無い光コラボで、解約時に契約解除料が一切発生しません。
ですが、DTI光を解約したときに一切解約金が掛からないというわけではありません。
解約時に思わぬ出費が発生してしまったということがないように、本記事では、DTI光を解約した時に発生する解約金・費用について解説します。
DTI光からの乗り換えを考えている人は、ぜひ最後まで読み進めてください。
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DTI光の解約方法
DTI光の解約方法は、2つある窓口から手続きを行います。
マイページ | MyDTI |
---|---|
DTIカスタマーサービス(有料)受付時間:10:00~17:00(平日) | 0570-00-4740 |
電話が繋がらない場合 | コールバック予約 |
DTI光の解約手順は以下の3ステップです。
- 上記2通りのいずれかから25日までに解約申請をする
- 「解約」か「退会」のいずれかを選ぶ
- 手続き終了後は月末にすべてのサービスが終了
解約・退会、どちらを選んでも解約日の月末まではDTI光のサービスは利用できます。
DTI光の解約時に必要な解約金の種類
DTI光には最低利用期間・契約期間がありません。つまり、解約するときの契約解除料は0円です。
したがって、契約してすぐに解約してしまっても契約解除料を支払う必要がありません。
ですが、契約解除料が無いDTI光でも、解約時には解約金が発生する可能性があります。
DTI光の主な解約金を見てみましょう。
- フレッツ光からの分割工事費残債金
- 解約月の利用料金
一般的に解約金とされるものは契約解除料ですが、DTI光には契約期間が無いので契約解除料自体がありません。
しかし、本来支払うべき料金を解約時に請求されるのが「解約金」です。
次からはDTI光の解約金について見ていきましょう。
(1)フレッツ光からの分割工事費残債金
DTI光の工事費用はどの料金プランでも分割支払いができないので、契約時の支払いは原則一括支払いになります。
工事費用が一括払いである以上は解約時に工事費用の残債金の支払いがないと思われがちですが、フレッツ光からの転用で分割支払金を引き継いでいる場合は例外です。
解約時には期間に応じたフレッツ光の分割工事費残債金を支払う必要があります。
(2)解約月の利用料金
DTI光の解約月には、当月の利用料金を清算します。
プラン | 解約月の利用料金 |
---|---|
戸建プラン | 5,280円 |
マンションプラン | 3,960円 |
毎月25日が解約締め日となるため、その日までに解約手続きを行わないと解約は翌月以降にズレ込みます。
締め日までに解約手続きが終わり、当月の解約が受理されたら月末解約です。
当月解約が受理されず、翌月解約となった場合には翌月分の利用料金が発生します。
DTIの利用料金は日割りされずに満額支払いなので、余計な出費を抑えるなら解約申請はなるべく早めに行うと良いでしょう。
DTI光の解約する時の注意点
DTI光を解約する前に、チェックしておきたい注意点をまとめておきましょう。
- 【DTI光を解約時の注意点】
- 当月解約をする場合は毎月25日までに申請する
- メールアドレスやセット割が廃止される
- 事業者変更の場合はMyDTIから解約手続きして事業者変更番号を取得する
当月解約を目指すなら、25日以前、できれば2週間以上余裕を持って解約手続きを済ませておくのがベストです。
次に廃止されるサービスを把握し、バックアップを取ったり継続できるものは継続手続きを行いましょう。
他社の光コラボに乗り換え(事業者変更)をする場合は、事業者変更番号をMyDTIから取得しておきます。
事業者変更番号を取得しておかないと他社の光コラボに乗り換えできず、新規扱いとなって初期費用が高くついてしまう場合があるので、取得手続きを忘れないようにしましょう。
DTI光の解約に関するよくある質問
ここでは、DTI光の解約に関するよくある質問について紹介していきます。
DTI光をやめる場合、「解約」と「退会」の2種類のパターンがあります。
解約とは、DTI光だけを解約してDTI会員を継続することです。
退会とは、DTI光の全サービスとDTI会員であることをやめることです。
解約と退会をもっとわかりやすく説明すると、解約とはサービスの解除であって退会はサービスを提供している会社から抜けることを指します。
DTI光は「DTIというプロバイダのサービス」であって、解約ならDTIのサービスを解除することです。
一部のDTI光のオプションを解約後も継続するのであれば、退会ではなく解約ということになります。
DTI光を解約した後も、以下の手順でメールアドレスと光電話を残せます。
- 【メールアドレスの残し方】
- Ubicプランに加入する
- 【光電話の残し方】
- 乗り換えが光コラボの場合 – 光電話に加入する
- 乗り換え先が独自回線の場合 – 番号ポータビリティを利用する
DTIでは、メールアドレスをDTI光を解約後も維持できるUbicプランというサービスが用意されています。
Ubicプランに加入すれば、月額220円(税込)で解約後もメールアドレスがそのまま残せます。
なお、退会した場合やDTI光会員でない状態では、Ubicプランに加入することはできません。
光電話はフレッツ光の回線を使った光回線サービスであるため、他社光コラボへの事業者変更であれば、乗り換え先で光電話に加入するだけでそのまま番号を継続可能です。
auひかりやNURO光などの独自回線の場合、番号ポータビリティを使う必要があります。
ただし、番号ポータビリティはNTTの加入電話で発番した番号に限られるので、DTI光で発番した電話番号には適用されません。
auセット割が使えるプロバイダでのみ引き続き使えます。
適用対象外のプロバイダを選んだ場合、auスマートバリューやUQ自宅セット割などのほかのセット割を検討しましょう。
auセット割はニフティ光やビッグローブ光などの一部のプロバイダでしか提供されていないため、ほとんどの場合では適用対象外になる可能性が高いです。
また、auセット割とauスマートバリュー、UQ自宅セット割は併用できないので覚えておきましょう。
可能です。
解約証明書はダウンロードと書面発行の2種類の方法があります。
書面発行はDTIカスタマーサービスに申請手続きと1通につき220円(税込)が掛かりますが、ダウンロードなら無料で過去12か月分の請求書を即時発行することができるので、解約証明書の発行はダウンロードがおすすめです。
- 【ダウンロードでの解約証明書発行方法】
- MyDTIにログインする
- 「料金明細・支払い方法」に進む
- 「ご請求年月日」タブから解約月を選び「確認」を押す
- 「請求書のダウンロード(PDF)で発行
まとめ
今回はDTI光の解約と解約金について解説しました。
DTI光は契約解除料がないため、解約時に支払う費用が掛からないのが魅力です。
ただし、フレッツ光からの転用の場合はこの限りではありません。
また、分割工事費を引き継いでいるのなら、DTI光の解約時には支払い請求が利用料金と一緒になってくるので覚えておきましょう。
そのほか、解約の状況によっては利用していたサービスを引き継げる場合とそうでない場合があります。
DTI光の解約を考えている方は、本記事を参考にスムーズに乗り換えてくださいね。
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