光回線のおすすめ・比較

光コラボレーションとは?おすすめ光コラボ事業者も紹介

光コラボレーション
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近年、光回線の利用は光コラボレーションが人気を博しています。
その秘密は、従来の光回線契約(フレッツ光+プロバイダ)と比べて、利用料金が安く手軽に契約ができるためです。

とはいえ「光コラボレーション」というワードに聞き覚えのない人もいるのではないでしょうか。
分かりやすい例を挙げると、ドコモ光やSoftBank光といった○〇光と表記されている光回線サービスの大半が光コラボレーションです。

2022年現在、光コラボレーションの提供会社は500社を超えると言われています。
そのため、下調べなく契約すると大きな失敗をしでかすことも…。

例えば、光コラボレーションでは該当のスマートフォンとセットで料金が割り引かれることをご存知でしょうか。
また、キャッシュバックなどのお得な特典は受付窓口によって内容が変わります。

そのため、この記事では光回線の契約で失敗しないために、おすすめ光コラボレーション事業者の基本情報を比較しながら解説します。
最後まで、読んで頂くことで安心して光コラボレーションが始められるようになりますよ。

【2022年9月最新】おすすめ光回線一覧

※横にスクロールできます
光回線 nuro光NURO光 ドコモ光ドコモ光 auひかりauひかり ソフトバンク光ソフトバンク光 ビッグローブ光ビッグローブ光
月額料金 戸建て:5,200円〜
マンション:2,090円〜
戸建て:5,270円
マンション:4,400円
戸建て:5,610円〜
マンション:4,180円〜
戸建て:5,720円
マンション:4,180円
戸建て:5,610円
マンション:4,180円
スマホ
セット割引
ソフトバンク
nuroモバイル
ドコモ au
UQモバイル
ソフトバンク BIGLOBEモバイル
au
通信速度
キャンペーン ・回線工事費実質無料
・キャッシュバック最大4.5万円
・回線工事費実質無料
・キャッシュバック最大2万円
・回線工事費実質無料
・キャッシュバック最大6万円
・回線工事費実質無料
・キャッシュバック最大3.8万円
・回線工事費実質無料
・キャッシュバック最大2.2万円
提供エリア 21都道府県 全国 37都道県 全国 全国
公式サイト

光コラボレーションとは?

光コラボレーションとは、コラボ事業者と通じて提供される光回線サービスです。

とはいえ、コラボ事業者の存在を知らない方も多いと思いますので順を追って解説します。

従来の光回線は、フレッツ光(NTT回線)とプロバイダの2社と契約する必要がありました。
しかし、光コラボレーションでは、コラボ事業者がNTTから光回線の卸売りを受けることで、フレッツ光とプロバイダを一つにまとめて提供しています。

これにより、ユーザーはコラボ事業者と契約するだけで済み、利便性が向上すると同時に費用を抑えられるようになりました。

光コラボレーション

(1)フレッツ光とプロバイダの違い

光回線の契約を複雑にしている要因として、数々の分かりにくい専門用語が挙げられます。
前述した中でも「フレッツ光」や「プロバイダ」の区別がつかない人もいることでしょう。
そこで、まずはこの2つの違いについて分かりやすく解説します。

フレッツ光とは、NTTが提供する光回線です。ちなみに、ここでの光回線は物理的なアクセス回線(配線)を指します。
NTTは光回線業者であるため、フレッツ光(光回線)を自宅に引き込むための開通工事などを受け持ちます。

一方、プロバイダの役割は、物理的な光回線をインターネットに繋げることです。
物理的な光回線を独自ネットワークにつなげて、ユーザーがインターネットを使用できるようにします。

内容 各サービスの役割・特徴と具体例
光回線業者 物理的なアクセス回線(光回線)を管理する会社
「NTT回線」・・・・フレッツ光
「電力会社回線」・・eo光・コミファ光など
「CATV(ケーブルテレビ)回線」・・・J:COM(光ハイブリッド)など
プロバイダ インターネット接続時のネットワーク管理をする通信会社
例:OCN、ぷらら、BIGLOBE、So-net、GMOなど
光コラボ 光回線業者とプロバイダをセットにしたサービスの総称
例:ドコモ光、SoftBank光、ぷらら光、OCN光など

(2)光回線サービスの独自回線業者とは?

光コラボレーションとは、原則フレッツ光(NTT回線)を使用した光回線サービスを言います。
しかし、光回線サービスの中には、フレッツ光以外の光回線を使用しているものも。

例えば、auひかりやNURO光です。これらの光回線サービスでは、ダークファイバーと呼ばれる普段使われていないNTT回線を使用しています。
他にも、eo光やコミファ光などの電力会社が提供する光回線も存在します。

厳密に言えば、フレッツ光を利用しない独自回線は光コラボレーションとは異なります。
とはいえ、光回線サービスを提供している点は同じですので難しく考える必要はないでしょう。
ただし、光コラボレーションのように事業者変更(光コラボの乗り換え)はできませんので、ご注意ください。

光コラボレーション契約時のポイント

光コラボレーションの契約で失敗しないために、それぞれのメリット・デメリットを事前に把握しておきましょう。

ここでは、以下の内容について解説します。

  • 光コラボレーションのメリットとデメリット
  • 独自回線のメリットとデメリット
  • 光コラボレーションの事業者変更とは

(1)光コラボレーションのメリットとデメリット

①メリット

フレッツ光と比べて料金が安い

プロバイダ込みの料金となるため、フレッツ光と比べて料金が月額で1,000円ほど安い。

コラボ事業者から特典が受けられる

契約先のコラボ事業者からキャッシュバックなどの特典や、スマホセット割などの割引が受けられる。

乗り換えが容易

転用や事業変更による光回線の契約変更が簡単にできる。

提供エリアが広い

フレッツ光(NTT回線)であるため、原則全国での契約が可能。

フレッツ光と光コラボレーションの違い
フレッツ光 ・別途プロバイダ契約料が必要
・原則、キャンペーンや特別割引がない
光コラボ ・プロバイダ込み料金で安い
・フレッツ光を利用しながら、スマホ割などの特別割引が受けられる

②デメリット

プロバイダが限定される

利用できるプロバイダが、予め決められている。

利用者が多い

利用者が多いため回線が混雑しやすく、通信速度が上がりにくい。

定期契約が長い

24カ月から36カ月といった長期定期契約がある。
期間内に契約を解除すると、解約金を請求される。

(2)独自回線のメリットとデメリット

①メリット

通信速度が速い

光コラボレーション(フレッツ光)と比べて利用者が少ないため、回線が混雑しない。
結果、通信速度が速くなり回線の安定度も高い。

キャンペーン内容が豊富

利用者の獲得を強化しているため、回線工事費の実質無料や高額キャッシュバックなどのキャンペーンが豊富。

②デメリット

提供エリアが限定される

提供エリアが狭く、場所や地域が限定される。
そのため、住居の移転が多い場合は契約に注意が必要。

開通工事費用が高額

光コラボレーションの開通工事費は、一般的に20,000円ほど。
対して独自回線の開通工事費は、40,000円を超えるところもあり高額になっている。

(3)光コラボレーションの事業者変更とは?

事業者変更とは、現在利用している光コラボレーションから別の光コラボレーションに契約を乗り換える手法です。

通常、光コラボレーションの光回線は、一様にフレッツ光を利用しています。そのため、ユーザーはプロバイダを変更するだけで、光回線の契約を乗り換えられる仕組みです。

光コラボレーションの事業者変更

また、事業者変更と似たものに転用があります。
こちらは、従来のフレッツ光契約から光コラボレーションの契約に乗り換える場合を指します。

光コラボレーションの転用
事業者変更 光コラボ ➡ 光コラボへ乗り換え
転用 フレッツ光+プロバイダ ➡ 光コラボへ乗り換え

光コラボレーションの契約時は、高額キャッシュバックなどのお得な特典を受けられることがあります。
定期的に事業者変更を利用して、光コラボレーションの乗り換えを実施するのも賢い利用方法です。

ただし、定期契約には注意が必要です。
光コラボレーションの契約は、2年~3年の定期契約が発生することがあります。
期間内に契約解除を申し出ると、解約金を請求される場合がありますのでご注意ください。
具体的な事業者変更の手法は、以下を参考にしてください。

  1. 現在利用中のコラボ事業者にて、事業者変更承諾番号を発行する
  2. 新しい契約先となる光コラボ事業者に、事業者変更承諾番号を伝える

【補足】
繰り返しになりますが、光コラボレーションは契約の乗り換えが容易です。
これを利用して一部のコラボ事業者では、NTTの名を騙り「今より料金が安くなる」などの営業トークで強引に勧誘を促すことがあります。
NTTが個人宅に料金プランの提案をすることはありませんので、くれぐれもご注意ください。

光コラボレーションと独自回線を比較

続いては、人気の光コラボレーションと独自回線業者の基本情報についてまとめてみましたので、参考にしてください。
比較する情報は、以下についてです。

光コラボレーションと独自回線業者の基本情報

  • 月額料金
  • 開通工事費用
  • スマホセット割
  • キャッシュバック金額
  • 該当キャッシュバックの応募窓口
  • 定期契約年数
  • 解約金
  • 通信速度(実測値)

(1)月額料金とスマホセット割

光コラボレーションの契約時は、月額料金よりも実質料金に着目しましょう。
実質料金とは、最終的にユーザーが支払う料金の総額です。

例えば、光コラボレーションの契約には開通工事費の無料キャンペーンが実施されていたり、特定のスマホとセットで利用することでセット割が受けられたりします。
これらを上手く活用すれば、月額料金が半額ほどになる人も。
また、工事費用を含めて2年ほど利用した実質料金を比較してみるのもおすすめです。

参考までに、各社の工事費用とスマホセット割についてまとめてみました。

光コラボ・独自回線の月額料金一覧
光回線業者 月額料金 工事費用 スマホセット割
ドコモ光 5,720円 実質無料 ドコモスマホとセットで
最大1,100円引き
SoftBank光 5,720円 26,400円
乗り換えのみ
無料
ソフトバンクスマホとセットで
最大1,100円引き
楽天ひかり 5,280円
※2
19,800円 楽天Mobileとセットで
1年間月額料金無料
OCN光 5,610円 19,800円 OCN モバイル ONEとセットで
770円引き
ビッグローブ光 5,478円 実質無料 auスマホとセットで
最大1,100円引き
ぷらら光 5,280円 19,800円 なし
auひかり(独自) 5,720円 実質無料 auスマホとセットで
最大1,100円引き
NURO光(独自) 5,700円 実質無料 ソフトバンクスマホとセットで
最大1,100円引き

※1月額料金・工事費用ともに戸建てプランのものになります。
※2楽天ひかりの月額料金は、2年目以降のものになります。

(2)おすすめキャッシュバック窓口

光コラボレーションの契約は、代理店やプロバイダを経由して契約することでキャンペーン内容が異なります。

例えばドコモ光の場合だと、公式での契約は最大dポイント20,000円付与です。
ところが、GMOとくとくBB(プロバイダ会社)から契約すると、20,000円のキャッシュバックになります。

そのため、もし契約を検討している光コラボレーションがある場合は、お得な契約先がないか事前に確認することをおすすめします。

光コラボ・独自回線 キャッシュバックおすすめ窓口一覧
光回線業者 最大キャッシュバック おすすめ応募窓口
ドコモ光 20,000円 GMOとくとくBB
SoftBank光 25,000円 YahooBB
楽天ひかり なし
OCN光 なし
ビッグローブ光 40,000円 BIGLOBE公式サイト
ぷらら光 55,000円 ぷらら光公式サイト
auひかり(独自) 50,000円 GMOとくとくBB
NURO光(独自) 45,000円 NURO光公式サイト

(3)定期契約と解約金

一般的に光コラボレーションの契約では、2年~3年の長期定期契約が発生します。
更新期間以外の契約解除は、別途解約金を請求されることに。
失敗しないためにも、事前に契約年数と更新期間は把握しておくようにしましょう。

光コラボ・独自回線 定期契約・解約金一覧
光回線業者 定期契約 解約金
ドコモ光 24カ月 8,800円~14,300円
SoftBank光 24カ月
60カ月
24カ月:10,450円
60カ月:16,500円
楽天ひかり 36カ月 10,450円
OCN光 24カ月 11,000円
ビッグローブ光 24カ月
36カ月
24カ月: 9,500円
36カ月:11,900円
ぷらら光 なし
※2 24カ月~36カ月
なし
※2 キャッシュバック金額を充当
auひかり(独自) 24カ月
36カ月
24カ月:10,450円
36カ月:16,500円
NURO光(独自) 24カ月
36カ月
10,450円

※1更新期間内に契約を解除すれば、解約金は発生しません。
※2ぷらら光は、キャッシュバックを申請すると24カ月~36カ月の定期契約が発生します。

(4)光コラボレーションの通信速度

続いては、人気光コラボレーションの通信速度をまとめてみました。
ちなみに、上り・下り速度は数値が大きいほど速く、Ping値は数値が小さいほど反応速度が速いことを示します。

光コラボレーション 通信速度一覧
光回線業者 下り(実測値) 上り(実測値) Ping値
ドコモ光 262Mbps 205Mbps 20.7ms
SoftBank光 310Mbps 210Mbps 17.1ms
楽天ひかり 201Mbps 174Mbps 28.1ms
OCN光 267Mbps 191Mbps 19.1ms
ビッグローブ光 253Mbps 201Mbps 20.6ms
ぷらら光 258Mbps 183Mbps 21.2ms

参考:みんなのネット回線速度 ※こちらの通信速度は、実測値となります。

(5)独自回線の通信速度

最後に、人気独自回線業者の通信速度をまとめてみました。
独自回線は、フレッツ光と比べて利用者が少ないため回線が混雑せず、安定した高速通信が可能です。

独自回線 通信速度一覧
光回線業者 回線種類 下り速度 上り速度 Ping値
auひかり ダークファイバー 406Mbps 351Mbps 16.6ms
NURO光 ダークファイバー 504Mbps 446Mbps 13.9ms
コミファ光 中部電力 553Mbps 354Mbps 15.0ms
eo光 関西電力 447Mbps 313Mbps 18.9ms
MEGA EGG光 中国電力 408Mbps 239Mbps 26.4ms
Pikara光 四国電力 371Mbps 245Mbps 20.2ms
BBIQ光 九州電力 332Mbps 215Mbps 25.2ms

参考:みんなのネット回線速度 ※こちらの通信速度は、実測値となります。

あなたに合った光コラボレーションの選び方

最終的に「どの光コラボレーションを選べば良いのか」と、悩まれている方も多いのではないでしょうか。
そこで、ここではあなたに合った光コラボレーションの選ぶポイントについて解説します。

(1)お得に契約したい人はスマホ割に合わせよう!

光回線の契約に迷ったら、使用中のスマートフォンに対応した光コラボレーションを選ぶことをおすすめします。

家族を含めて使用している台数分の割引が適用されることもあり、場合によっては月額料金が半額ほどになることも。

参考までに、大手携帯会社の例を挙げておきます。

①docomoのスマホを利用している

docomoスマホを利用中の方には、ドコモ光がおすすめです。
ドコモ光では、docomoスマホとセットで月額料金が最大1,100円引きになります。

ドコモ光(画像引用元:NTT docomo)
ドコモユーザーなら最大月額1,100円割引

GMOからの申込みで
最大20,000円キャッシュバック実施中

②ソフトバンクのスマホを利用している

ソフトバンクのスマホを利用している人は、ソフトバンク光がおすすめです。
SoftBank光では、ソフトバンクのスマホとセットで月額料金が最大1,100円引きになります。

ソフトバンク光(画像引用元:SoftBank)
ソフトバンクユーザーなら月額1,100円割引

違約金満額負担・キャッシュバック実施中

また、NURO光でも「おうち割光セット」を実施しています。
こちらも同じく、ソフトバンクのスマホとセットで最大1,100円引きが受けられます。

「NURO光の例」
NURO光(画像引用元:NURO光)

独自回線だから高速!
3年契約なら初年度月額980円~

45,000円 現金キャッシュバック実施中

③auのスマホを利用している

auのスマホを利用している人は、auひかりがおすすめです。
auひかりでは、auのスマホとセットで月額料金が最大1,100円引きになります。

auひかり(画像引用元:au)

\独自回線だから夜でも遅くならない・快適/

最大66,000 円のキャッシュバック
最短で開通翌月に現金振込!

また、ビッグローブ光でもauセット割を実施しています。
こちらでは、auのスマホとセットで最大1,200円引きが受けられます。

「ビッグローブ光の例」
ビッグローブ光(画像引用元:BIGLOBE)
\30,000円キャッシュバック実施中!/

最短2ヶ月後にキャッシュバック!

なお、大手携帯会社の「ドコモ」「ソフトバンク」「au」以外にも、スマホ割を提供しているケースがあります。事前にご確認ください。

(2)高額キャッシュバックで選ぶならぷらら光!

ぷらら光(画像引用元:ぷらら)

ただし、契約時は2年~3年の定期契約が発生します。
期間内に契約を解除すれば、キャッシュバック金額分を解約金として請求されますのでご注意ください。

(3)速度にこだわる人は、独自回線業者がおすすめ!

通信速度にこだわる人は、ダークファイバーや電力会社などの独自回線の光回線サービスをおすすめします。

光コラボレーションの平均速度は200Mbps~300Mbpsであるのに対して、独自回線の平均速度350Mbps~450Mbpsとなっています。
特に速度や安定性を求めるなら断然NURO光がおすすめです。

NURO光(画像引用元:NURO光)

また独自回線は、光コラボレーションに比べて利用者が少ないため、安定した高速通信が可能です。しかし、提供エリアが限定されていたり、工事費用が高額であったりする点には注意が必要です。事前にご確認ください。

まとめ

近年、光回線の契約は光コラボレーションが主流になっています。
人気の理由は、従来のフレッツ光契約に比べて手間が掛からず、お得に契約できるためです。
しかし、コラボ事業者が増えすぎた故に、どれを選べば良いのか絞りこめない人も…。

もし光コラボレーションの契約に迷ったら、次の3つを基準にして選ぶと良いでしょう。

光コラボレーション契約の基準

  1. 費用をできるだけ抑えたい人は、スマホセット割を適用させる
  2. 高額キャッシュバックにこだわるなら、受付窓口に注意
  3. 高速通信を求めるなら、独自回線業者

光回線の契約で失敗しないために、まずはあなたが重視することを見つけるところから始めてみてください。

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