光回線のおすすめ・比較

NURO光とソフトバンク光の特徴を比較|サービスの違いや選び方を紹介

NURO光とソフトバンク光の特徴を比較
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NURO光とソフトバンク光は、独自回線光コラボという明確な違いがあります。

それ以外にも世界最速の先駆けと、安価でお手軽な光回線という差別化もされています。

ソフトバンクユーザーのネットとして、実際に使うならどちらを選ぶかで話題になることも多い2つの光回線。

本記事ではNURO光とソフトバンク光の違い、それぞれのメリットとデメリットについて詳しく解説します。

新規申し込みや乗り換えで迷っている方は、ぜひ最後まで読み進めてください。

NURO光とソフトバンク光の違い

NURO光とソフトバンク光の違いを見ていきましょう。

光回線 NURO光 ソフトバンク光
プロバイダ ソネット Yahoo!BB
工事費用 44,000円~66,000円 26,400円
月額料金 5,200円~8,300円 4,180円~8,140円
無線LANルーター 無料 有料
提供エリア 全国21か所 全国
光回線網 ダークファイバー フレッツ光
通信速度 2ギガ/10ギガ 1ギガ/10ギガ
最大工事回数 2回 1回
おうち割対象 ソフトバンク ソフトバンク/ワイモバイル
キャッシュバック 新規/乗り換え 乗り換え
光電話 1種類 3種類
テレビオプション 専門チャンネル 地上波/BS/専門チャンネル

一般的に知られているのは「料金」と「通信速度」でしょう。

意外に知られていないのが「運営会社(プロバイダ)」が違うことです。

これは両社が「おうち割」の対象で、光電話回線にソフトバンク回線を使用していることが予想されます。

それ以外にも異なる点が複数あり、NURO光とソフトバンク光は違う会社であることが明らかです。

NURO光とソフトバンク光の共通点

次にNURO光とソフトバンク光の共通点を見ていきましょう。

  • NTT運営の光回線網
  • 工事費無料キャンペーン
  • 乗り換え違約金補償
  • 初回割引サービス
  • 最大10ギガの料金プラン
  • 開通前のポケット型WiFiレンタル
  • 引越し時の工事費無料
  • おうち割対象がソフトバンク
  • ホワイトコール24が利用できる

NURO光とソフトバンク光の違いの項目で光回線網が違うと説明しましたが、NURO光のダークファイバーは元々NTT東西が敷設した光回線です。

敷設はしたが、現在運用をしていない光回線網を「ダークファイバー」と呼んでいるので、系統的にはNURO光もフレッツ光の流れを汲んでいます。

フレッツ光にNURO光が独自の通信網を加えているので、フレッツ光ではなく「独自回線」としているのです。

他の共通点を見てみると、工事費無料や割引などのキャンペーンが大部分で似通っています。

キャンペーンは厳密に言えば金額や条件などが異なるので、次以降から詳しく説明します。

NURO光とソフトバンク光の比較

NURO光とソフトバンクの違いと共通点を見てきて、明確に違うが似ているところも多いという印象を持った人も多いことでしょう。

あくまで似ているというだけで、NURO光とソフトバンクでは内容が大きく異なります。

ここからは両社を比較しながら、特徴を明確にしていきましょう。

(1)NURO光の特徴

NURO光は世界最速の通信速度とリーズナブルな料金、豪華な特典が多くの人に知られている光回線です。

主な特徴を確認してみましょう。

  • 基本の通信速度は2Gbps
  • 月額料金は戸建とマンション共通
  • 提供エリアが限られている
  • 工事費無料
  • 乗り換え補償最大60,000円
  • 引っ越しサポート
  • 最大45,000円キャッシュバック
  • おうち割が使える
  • 通信速度10ギガが使える
  • 無線LANルーターは無料
  • マンション限定プラン
  • 豊富な特典
  • 格安スマホとの割引プラン
  • 電気とガスのプランとセット割
  • お友達紹介制度

何度も紹介してきた基本2Gbpsの通信速度に、各種の無料を始めとした豊富な特典が用意されていることがわかります。

料金表では高額な初期費用も無料で始めることができ、高額キャッシュバックまでもらえるのが魅力です。

NURO光は、高速回線でゲームや仕事、動画閲覧とシーンを選ばず快適に利用できます。

(2)ソフトバンク光の特徴

ソフトバンク スマホセット割画像引用元:ソフトバンク
ソフトバンク光はフレッツ光時代からYahoo!BBとして馴染みが深く、現在の家庭用光回線のスタンダードとなった光コラボの最古参プロバイダのひとつです。

フレッツ光の安定した回線のほか、光コラボの基本を踏襲したサービスを提供しています。

  • フレッツ光の回線網
  • 初期費用は戸建とマンション共通
  • 工事費無料
  • 最大24,000円キャッシュバック/総額24,000円月額割引
  • 乗り換え補償最大100,000円
  • スマホの乗り換え補償
  • 引っ越しサポート
  • おうち割が使える
  • 10ギガが使える
  • フレッツ・テレビとの料金プラン
  • 豊富な特典
  • 電気のセット割

光コラボ共通の光電話・光テレビサービスに加え、ソフトバンクの自社電話サービスを使えるのはソフトバンク光の大きな特徴です。

光回線全盛期と比べて全体的に新規特典が落ち着きましたが、ソフトバンク光では乗り換え補償最大100,000円など高額キャッシュバックを用意しています。

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(3)提供エリアの比較

提供エリアの広さで言えば、圧倒的に光コラボのソフトバンク光に軍配が上がります。

光コラボが普及した最大の要因は、安さ以外に全国どこでも使えるお手軽さです。

光回線 提供エリア
NURO光 北海道、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県、栃木県、群馬県、愛知県、静岡県、
岐阜県、三重県、大阪府、兵庫県、京都府、滋賀県、奈良県、 広島県、岡山県、福岡県、佐賀県
ソフトバンク光 全国

それに対してNURO光が使えるエリアは全国21か所のみと、比較するまでもありません。

ただしこれが10ギガエリアになると逆転します。

光回線 10ギガ提供エリア
NURO光 北海道、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、愛知県、静岡県、大阪府、兵庫県、奈良県、福岡県
ソフトバンク光 東京都、大阪府、和歌山県、京都府、滋賀県、兵庫県、愛知県、静岡県、岐阜県

NURO光の10ギガコースは全国11か所ですが、ソフトバンク光は9か所と範囲が狭いです。

光コラボの10ギガはフレッツ光クロスの提供エリアに準拠しているため、提供開始から日が浅いこともあって全国的に使える段階ではありません。

しかもソフトバンク光の10ギガは戸建専用プランであるため、ユーザーの多いマンションタイプでは基本的に使えないのです。(マンションタイプでも戸建プランで申し込めば可能性は無いとは言えない)

通常の利用エリアではソフトバンク光が圧倒的ですが、10ギガの高速通信を選ぶならNURO光のほうが選びやすくなります。

(4)初期費用の比較

NURO光とソフトバンク光は、どちらも新規・乗り換えに関わらず工事費用が無料で始められます。

光回線 NURO光 ソフトバンク光
事務手数料 3,300円 3,300円
工事費用 2ギガ:44,000円10ギガ:66,000円 26,400円

両社の工事費用無料は指定された期間中は、月額料金から分割工事費用が割引される仕組みです。

基本的に契約更新期間が割引期間になるので、途中で解約をしなければ特に問題はありません。

実質事務手数料のみで済むので、どちらも初期費用に差はないということになります。

引越しサポートを使った場合の比較

NURO光とソフトバンク光は、引越し時の工事費無料キャンペーンを実施しています。

光回線 NURO光 ソフトバンク光
事務手数料 0円 同一エリアの場合 0円
東西をまたぐ場合 3,300円
工事費用 0円 0円

NURO光は事務手数料も含めて0円ですが、ソフトバンク光はNTT東西をまたぐ場合に事務手数料が発生します。

これはNTTの管轄が東と西で異なることが理由です。

もしも工事費用の残債がある場合の対応ですが、NURO光は残債金をリセットして再び移転先で1か月目としてリセットされます。

一方のソフトバンクは引き継がれますが、工事費無料キャンペーンを継続中であれば現状維持です。

NURO光は3年契約の場合だと新たに37か月間の適用期間が発生しますが、乗り換えを考えなければ特に問題はありません。

どちらもほぼ無料で移転先でも引き続き利用できますが、ソフトバンク光だけは東西をまたぐ場合に限り事務手数料が必要になることを覚えておきましょう。

(5)月額料金の比較

料金が住居タイプにかかわらず統一されているNURO光に対し、ソフトバンク光は戸建の料金プランが多彩です。

ベーシックプラン
光回線 NURO光 ソフトバンク光
回線速度 2ギガ 1ギガ
2年契約 5,700円 5,720円
3年契約 5,200円
5年契約 5,170円+825円+契約料+工事費
契約期間なし 6,100円 6,930円
10ギガプラン
光回線 NURO光 ソフトバンク光
2年契約 7,480円
3年契約 5,700円
5年契約 7,930円+825円+契約料+工事費
契約期間なし 8,300円 8,140円
マンションプラン
光回線 NURO光 ソフトバンク光
2年契約 5,700円 4,180円
3年契約 5,200円
契約期間なし 6,100円 5,390円

ソフトバンク光の戸建プランは、マンションプランと異なり5年プランとファミリー・ライト(従量定額:4,290円~6,160円)があります。

5年プランは光テレビとのセットで5年契約が可能ですが、スカパー!の放映契約料と光テレビの契約料と工事費用が掛かります。

ファミリー・プランは2段階制の従量定額プランで、ネットを利用するたびにデータ使用量に応じた料金が加算されます。

対してマンションプランは2年契約か契約期間なしの2種類のみで、こちらはいたってシンプルな内容です。

戸建で使う前提であればNURO光は2ギガが使えるうえに、ソフトバンク光よりも安く使える料金です。

しかし料金が統一されているため、マンションで使う場合だと料金は戸建プラン並みに割高になります。

通信速度が2ギガで使えることを考えれば十分コスパが高いNURO光ですが、通信速度をそこまで求めない人にはマンションではやはり割高に感じることでしょう。

安く済ませるか速度を求めるかで、評価が変わることが予想されます。

NURO光のマンション限定プラン

NURO光には、マンション限定で利用できる「NURO光 for マンション」という料金プランがあります。

月額料金は2,090円からと格安で、通信速度や基本サービスはそのまま使えて、しかも専用のキャッシュバックが用意されています。

しかし、NURO光 for マンションを利用するにはいくつかの厳しい条件を満たさなくてはいけません。

  • NURO光導入済みのマンションを探す
  • 建物内の利用世帯が4世帯未満になると強制退会
  • 契約期間中は工事費残債と契約違約金を一括請求

まずNURO光が導入されているマンションを探すことから始め、入会後も常に4人以上建物内で使用する世帯が必要です。

しかも使用世帯数が3人以下になれば強制解約となり、契約解除料や分割工事費残債を一括請求されるという過酷なルールが設けられています。

マンションプランの料金の安いソフトバンク光よりもさらに安いNURO光 for マンションですが、このように厳しい条件で提供されています。

そもそも住んでいるマンションがNURO光を導入済みである前提が必要なため、わざわざ引越してまで使う人は稀でしょう。

マンションで使うNURO光を安くするために無理をする必要性が乏しいため、どうしても安い料金で使いたいならソフトバンク光を選んだほうが賢明です。

(6)通信速度の比較

NURO光 ソフトバンク光
2ギガ/10ギガ 1ギガ/10ギガ

光コラボは通常1Gbpsが上限なので、NURO光の2Gbpsには数字面では敵いません。

フレッツ光は10ギガ対応のフレッツ光クロスの登場によって、一部の光コラボも10ギガサービスを提供開始しました。

しかし提供エリアの比較の項目で解説したように、フレッツ光クロスの提供エリアは限定的です。

通常の1ギガで言えば、マンションで利用する場合は通信速度が100Mbpsにまで抑えられてしまいます。

これは国内に建設されている多くのマンションがVDSL方式を使っているため、通信速度が建物内で分配されてしまうことが理由です。

マンションで1ギガを出すには、直接光回線を部屋に引き込む光配線方式以外にありません。

NURO光は部屋に光回線を引き込んでいるため、理論値では2Gbpsの通信速度が可能です。

通信速度に関して言えば、現状ではNURO光が優れていると言えるでしょう。

(7)開通工事期間の比較

光回線選びで見逃せないのが、開通までに必要な工事期間です。

工事を行っている間はネットを使うことができないため、できるため短い期間で終わらせたいと思う人が多いでしょう。

光コラボは基本的に1回の工事で事足りますが、NURO光は宅外と宅内で計2回の工事を行います。

そして場合によっては、NURO光の工事期間は1か月〜半年も掛かってしまうケースがあります。

日本国内で普及した光コラボは、賃貸で前の住人が利用していたという状況も少なくありません。

このような場合は事務手続きのみの派遣工事なしで済むケースになり、最速数分で工事が終わります。

別の光回線を使用していた場合でも、宅内の光コンセントの取り換えだけで済むので、やはり通常の工事よりも短い時間で済みます。

NURO光は特別な回線であるため、電柱から建物に引き込む工事と宅内の終端装置に繋げる工事が必要になるので、どうしても時間が掛かります。

どうしても1日で工事を済ませたい場合、工事費用とは別途で3,300円を払えば宅内と宅外の工事を同時に済ませることが可能です。

ただし条件があり、工事は土日祝日限定で工事費無料キャンペーンとは別料金となります。

開通工事期間では、お手軽な光コラボのソフトバンク光のほうが段違いに対応が速いです。

(8)開通前ポケット型WiFiレンタルサービスの比較

開通工事期間はネットが使えなくても不便がないよう、NURO光とソフトバンク光はポケット型WiFiをレンタルしています。

ソフトバンク光は開通前レンタルを基本サービスにしており、申し込み時の入力フォームに利用の有無を選択できます。

開通まで好きなだけ使うことができ、利用料はもちろん返却時も着払いで一切費用が掛かりません。

対してNURO光にもポケット型WiFiのレンタルサービスはありますが、こちらは有料サービスです。

ただでさえ工事に時間が掛かりがちなうえに、使用中は費用が発生します。

すべてが無料で使えて返却時も費用が掛からない点、ソフトバンク光のほうが優れていると言えるでしょう。

(9)テレビオプションの比較

NURO光とソフトバンク光は、それぞれオプションサービスとしてテレビサービスを用意しています。

NURO光 ソフトバンク光
  • ひかりTV
  • ソフトバンク光テレビ
  • ひかりTV
  • スカパー!
  • Netflix
  • DAZN

ひかりTVはNTTぷららが提供している動画配信サービスで、NURO光とソフトバンク光に共通して利用できるテレビオプションです。

NURO光で用意されているテレビオプションはひかりTVだけですが、ソフトバンク光は別に光テレビが使えます。

ソフトバンク光テレビの中身はフレッツ・テレビであるため、地上波とBSが視聴可能です。

一方ひかりTVは専門チャンネルの動画配信サービスのため、契約したチャンネルの番組のみしか視聴できません。

そのほかにもソフトバンク光は提携しているスカパー!やDAZN、Netflixとの割引やTポイント、無料動画など映像サービスが豊富です。

ソフトバンク光は動画サービスにも強く、Yahoo!プレミアム特典でさらに手厚いサポートを受けられます。

ソフトバンク光テレビは別途で工事費用が掛かるため、導入には高額な費用が必要です。

それらを含めて、動画配信サービスの利用を考えるならソフトバンク光のほうが充実しています。

(10)おうち割の比較

両社ともにおうち割が使えますが、対応しているスマホが異なります。

ソフトバンク光はプロバイダがYahoo!BBであるため、自社ブランドのワイモバイルにも対応しています。

一方のNURO光はソフトバンクのみで、ワイモバイル回線でのおうち割が使えません。

両社の光電話がソフトバンク回線を使用しているので両社ともソフトバンク携帯を使ったおうち割が使えるのですが、NURO光はワイモバイルに関連したサービスを提供していないために対象外とされています。

厳密に言えばおうち割もソフトバンクとワイモバイルの2種類に分かれており、NURO光は1種しか使えません。

NURO光 ソフトバンク光
  • おうち割 光セット
  • おうち割 光セット
  • おうち割 光セット(A)

ソフトバンクはおうち割 光セット、ワイモバイルがおうち割 光セット(A)になります。

おうち割を使う条件も若干異なり、NURO光はソフトバンク光に必要な光BBユニットとWi-Fiマルチパックが不要なのでオプション料の550円が掛かりません。

また、ソフトバンク携帯と固定回線の通話無料サービスのホワイトコール24は、NURO光とソフトバンク光のどちらも利用可能です。

セット割の選択肢ではソフトバンク光が多いですが、適用に掛かる費用が少ないNURO光といった分け方になります。

NURO光はソフトバンク以外のセット割はありませんが、NURO光と自社のnuroモバイルに同時加入すると12か月間550円割引キャンペーンを行っています。

(11)電気とガスのセット割比較

NURO光とソフトバンク光は、それぞれインフラサービスとのセット割があります。

NURO光 ソフトバンク光
  • NURO でんき
  • NURO ガス
  • おうち割 でんきセット(M)
  • おうち割 でんきセット(A)
  • 自然でんき
  • おうちでんき ガスセット割

ソフトバンク光の電気サービスは2種類あり、おうち割と併用できるソフトバンクでんきと基本料金0円の自然でんきがあります。

2021年10月26日からソフトバンクガスの提供が始まり、こちらもおうち割との併用が可能です。

NURO光は電気とガスのセット割があり、それぞれ契約すると総額701円割引にAmazon商品券が用意されています。

ソフトバンク光のでんきセットは回線代が最大110円、電気代が毎月1%の割引が適用されます。

ソフトバンクガスは東京ガスの提供エリアかつ、でんきセットへの加入が必須条件で割引はでんきセットに依存してガスを契約することで上乗せされるキャンペーンが2022年2月時点ではありません。

どちらも割引額は大きくありませんが、生活するうえで必ず消費する電気とガスの割引があるのは嬉しいポイントです。

NURO光の電気とガスの割引額は永年変わりませんが、ソフトバンク光のでんきセットは3年目以降から割引額が半減されます。

どちらも利用している電気・ガス会社やエリアによっては安くなるサービスですが、今のところはキャンペーンのラインナップが少ないのが現状です。

料金をまとめられるメリットはありますが、現時点では少しでも生活費を抑えたい人のプランとして考えるサービスでしょう。

(12)キャンペーンの比較

NURO光とソフトバンク光は、どちらも豪華特典が用意されている光回線です。

主なキャンペーンを一覧で比較してみましょう。

NURO光 ソフトバンク光
  • 工事費実質無料
  • 初回月額割引
  • 3か月月額500円お試しキャンペーン
  • キャッシュバック最大45,000円
  • 乗り換え違約金補償60,000円
  • 引越しサポート
  • 工事費実質無料
  • 初回月額割引
  • 乗り換えキャッシュバック最大24,000円/割引総額24,000円
  • 乗り換え違約金補償100,000円
  • 引越しサポート

キャンペーンの方向性は両社共に似ていますが、並べてみると支払われる金額が違うことに気が付きます。

ほかにもキャッシュバックの受け取り条件が異なり、例えばNURO光は新規でも乗り換えでも高額キャッシュバックがもらえます。

しかしソフトバンク光の場合、キャッシュバックは他社からの乗り換えでしか受けることができません。

新規(乗り換え)による金額はNURO光が上ですが、違約金補償で支払われる上限額はソフトバンク光のほうが高額です。

基本的にキャッシュバックや月額割引に厳しい条件はどちらにもありません。

条件も新規・乗り換え申し込みか、必要な書類を提出するのみです。

注意点として、NURO光は初回月額割引と500円からのお試しキャンペーンとキャッシュバックの併用ができません。

ある程度併用が利くソフトバンク光に対し、現金か割引総額かを選択するNURO光は悩ましいポイントが多いです。

NURO光とソフトバンク光は結局どちらがおすすめ?

NURO光とソフトバンク光を比較してきて、両社の特徴について最初の頃よりも理解できたと思われます。

ここで一度、両社を比較して優れている特徴をピックアップして一覧で見てみましょう。

NURO光 ソフトバンク光
  • 通信速度は世界最速
  • 戸建・マンション住居を問わず使える料金プラン
  • 無線LAN込みのコスパの高さ
  • 高額キャッシュバック
  • 利用開始費用の安さ
  • 費用の掛からないセット割
  • 提供エリアの広さは国内随一
  • マンションプランの料金は安い
  • 開通工事前後の手厚いサポート
  • 乗り換え補償金はトップクラス
  • 豊富な映像サービス
  • 充実したインフラサービス
  • セット割の選択肢

一見するとソフトバンク光のほうがメリットが多い印象ですが、NURO光はメリットの質が他社と比べて厚いのが特徴です。

利用できるエリアや工事期間の長さなどの制限が多いNURO光ですが、受けられる無料特典や月額割引、高額キャッシュバックといった数々のメリットは魅力的に映ります。

世界最速の通信速度をリーズナブルに使えるNURO光に対し、手頃で多様性のあるソフトバンク光。

方向性が違うので、どちらが上とはハッキリ言い切れない魅力がどちらにもあります。

(1)NURO光がおすすめな人

  • マンションで速い光回線を使いたい人
  • ソフトバンクのスマホを使っている人
  • 費用を抑えてハイクラスの光回線を使いたい人
  • 高額キャッシュバックに魅力を感じる人

NURO光の最大の特徴に、手頃な料金で世界最速のネットを使えるというメリットがあります。

5,000円台前半の料金で、2ギガ以上の通信速度を無線LANルーター込みで使える光回線はそうそうありません。

限定的な提供エリアや工事期間の長さといったデメリットはあれど、それを含めても大きなメリットがあります。

乗り換えサポートもあるので、引越しなどでNURO光の利用エリアが住所であれば、乗り換え先の最優先候補となる光回線です。

NURO光は、高速回線でゲームや仕事、動画閲覧とシーンを選ばず快適に利用できます。

(2)ソフトバンク光がおすすめな人

  • 速さはそこまで求めず安く使いたい人
  • 開通までスムーズにネットを使いたい人
  • スマホやECサイトがYahoo系のユーザー
  • 高額違約金を抱えて乗り換えを検討している人
  • 豊富な専門チャンネルを楽しみたい人
  • NURO光の提供エリア外のソフトバンクユーザー

利用エリアが広く、一般的な光回線よりやや安い料金で使えるのがソフトバンク光の魅力です。

特に乗り換え時のサポートが手厚く、日本全国どこでも使えるのは光コラボのなかでもソフトバンク光の個性です。

ただしオプション料金やテレビオプションなど、サービスを追加すると高額請求に繋がりやすい点は注意しましょう。

ネット自体は現在では可もなく不可もない品質ですが、多彩なサービスと手頃な料金を求める人におすすめです。

ソフトバンクユーザーなら月額1,100円割引

違約金満額負担・キャッシュバック実施中

まとめ

NURO光とソフトバンク光を比較してきました。

おうち割が使えるということや特典が似ている点で同じに思われることが多いNURO光とソフトバンク光ですが、本質は全然違う光回線です。

「速度が違う」「使えるエリアが違う」「金額が違う」といった多くの部分で異なるため、どれも一緒と思って選ぶとギャップに驚くことになるでしょう。

両社が明確に違うのは「独自回線と光コラボ」であることと「運営会社が違う」点です。

それを踏まえて、特徴が異なることを理解して光回線を選びましょう。

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