VPN

VPNとは?わかりやすく安全性・危険性や接続のやり方を解説

  • VPN

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最近ではホテルやコンビニなど、フリーWi-Fiが利用できる場所が増えました。

無料で利用できるのでとても便利ですが、その反面セキュリティ対策が不足していることが懸念されています。

普段何気なく利用している個人のWi-Fiも、外部からアクセスされる恐れが。

このような場面で、ネットワーク通信を安心して利用したい場合にVPNが必要です。

VPNは、ネットワーク通信をプライベート化する通信方法なので、安心してネットワークを利用することができます。

そこでこちらの記事では、「VPNとは?」という点を初心者にもわかるように詳しく解説しました。

この記事でわかること

  • VPNの仕組みや必要性
  • VPNのメリット・デメリット
  • VPNを法人・個人での利用場面
  • VPNの接続方法

また数あるVPNの中でも、日本語でのサポートに対応しており、サーバー数が多いNordVPNがおすすめです。

VPNを利用したいと考えている方は、まずはNordVPNの公式サイトでプランを確認してみてくださいね!

目次

VPNとは?わかりやすく簡単に解説【初心者必見】

VPNとは「Virtual Private Network」の略称で、VPNでインターネットに接続することをVPN接続と言います。

VPNを使用することでネット通信を暗号化することが可能です。

ネット通信を暗号化することで、安全にインターネット通信ができますよ。

ここでは、

  • VPNと専用線の違い
  • VPNでできること

を説明していきます。

VPNと専用線の違い

VPNと専用線の違いについて表にまとめてみました。

VPN接続 専用線
接続可能回線数 複数 1対1
コスト 低い 高い
導入のしやすさ 比較的しやすい 専門知識が必要
セキュリティ 高い 非常に高い

VPNは「専用線」と違い、仮想のプライベート回線を利用する通信方法です。

専用線は拠点1対1で繋ぐ方法であるため、複数の拠点と繋ぐ場合は複数の専用線が必要になります。

一方、VPNは仮想専用線なので複数の拠点と専用線を利用して通信が可能です。

さらに、VPNは物理的な専用回線を引くよりもコストを抑えられます。

このようにVPNは、コストを抑えつつ共用回線を普通に使うよりも安全に、インターネットが利用できる接続方法です。

VPNでできること

ではVPNでできることとは具体的になにがあるでしょうか。

VPNを導入することで

  • セキュリティを強化できる
  • リモートワークが可能になる
  • 他の国のコンテンツを利用できる
  • オンラインゲームで他の国のサーバを使える
  • データの追跡・把握を防止できる

など、セキュリティの強化や、他国のサイトへアクセスが可能になりますよ。

VPN接続では通信を暗号化するほかにも、サーバーを切り替えることが可能です。

サーバーの切り替え機能を利用することで、地域限定のコンテンツにもアクセスができます。

また、インターネットで検索した内容や、閲覧内容を追跡されないように防止することもできますよ。

もっとVPNについて掘り下げてみましょう。

  • VPNの仕組み
  • VPNは必要か?

VPNの仕組みやできること、実際に必要なのかどうかなど詳しく解説していきます。

VPNの仕組みとは

VPNを導入すると安全にネット回線を利用できることが分かりましたが、仕組みはどのようになっているのでしょうか。

VPNにはいくつかの技術が使用されています。

  • トンネリング
  • カプセル化
  • 暗号化

それぞれについて詳しくみてみましょう。

トンネリング

仮想のトンネル回線を経由することで、外部からアクセスできないようにすることをトンネリングと呼びます。

簡単に説明すると専用のトンネルが整備されていて、許可された車しか走れないように規制されているような状態です。

このトンネルがVNPの仮想通信の回線のことで、拠点と拠点を安全に通信することができます。

カプセル化

VPNのカプセル化とは、先ほどのトンネリング経路で通信するデータを、カプセルで包み込むように守る仕組みです。

データをカプセルで包み込み、カプセル化が解除されるまで中身がみられないようになっています。

先ほどの例で説明すると、データは車です。

この車をパトカーで守り、外部からは攻撃や接触が出来ないようにして安全にトンネルを通過します。

しかし、カプセルを解除されてしまうと中身を見られてしまうため、次の暗号化が大切です。

暗号化

暗号化はデータをカプセル化する際に、外部から見られても解読できないようにする技術です。

先ほどの車の例で例えてイメージしてみましょう。

この車を違う車に見えるように加工して更にパトカーで守ります。

パトカーに守られている車ですが、隙間から見えてしまうこともありますよね。

しかし、違う車に見えるようにすることで、どの車か判断することができません。

VPNは以上のように3つの仕組みで出来ています。

さらに、VPNと合わせて「多要素認証」を利用することもおすすめですよ。

多要素認証とは、パスワードだけでなくアプリ認証など、2つ以上の認証を設置することです。

VPN接続のログイン時に多要素認証を利用することで、より安全に通信できるのでぜひ利用してみてくださいね。
 

VPNの種類とは

VPNには主に以下の4種類があります。

  • インターネットVPN
  • エントリーVPN
  • IP-VPN
  • 広域イーサネット

VPNの各種類のコストなどを以下の表にしましたので、参考にしてください。

セキュリティ コスト 通信品質・速度
インターネットVPN 低コスト
エントリーVPN 低コスト
IP-VPN 高コスト
広域イーサネット 高コスト

VPNはインターネット経由で通信する仕組みなので、スマホでも利用できます。

プライベートIPアドレスなどを使用している場合でも、外部からスマホやパソコンで接続が可能です。

それぞれの特徴や接続方法について詳しく解説しますのでぜひ参考にしてくださいね。

インターネットVPN

  • 比較的安価で導入したい
  • 拠点が少ない
  • 導入しやすいVPNが希望

インターネットVPNは、既存のインターネット回線を活用したVPN接続で、仮想のネットワーク環境を構築し通信します。

VPN機能が搭載されたルーターやサーバーへ接続するだけでVPN通信が可能なので、低コストで導入が簡単です。

しかし、回線の混雑状況によって通信品質や通信速度が変動します。

このため通信品質や通信速度がインターネット環境に左右されやすいので注意が必要です。

エントリーVPN

  • インターネットVPNを避けてコストを抑えたい
  • セキュリティを高めたい

エントリーVPNは光回線などのブロードバンド回線を利用して閉域網に接続する方法です。

通信事業者とのサービス契約でVPNを導入できますよ。

通信業者と契約者のみが利用できるネットワークを利用するため、インターネットVPNよりもセキュリティを高めることが可能です。

また、閉域VPNの中でも低コストで導入することができますよ。

しかし、通信事業者が提供する回線を利用するため、回線状況によって通信品質が左右されます。

より安定した通信を希望する場合は、以下の「IP-VPN」や「広域イーサネット」を検討してみましょう。

IP-VPN

  • 通信を強化したい
  • 拠点が多数ある
  • 通信データ量が多め

通信事業者が独自に保有する閉鎖網を利用した「IP」を使用したVPNです。

通信事業者とのサービス契約で導入できるため、VPN機器の購入や設定が必要ありません。

IP-VPNはインターネットVPNやエントリーVPNよりもセキュリティ性、通信品質が優れています。

また、VPNの導入や設定を業者に依頼できるため、拠点数が多く自社でVPNの構築が難しい場合に適していますよ。

通信速度を高速化し、安定した通信をおこないたい場合は、IP-VPNを活用してみてください。

広域イーサネット

  • 高度なセキュリティを求めている
  • 柔軟にインターネットを設計したい
  • 通信データ量が多め

広域イーサネットは先ほどの「IP」以外の通信事業者の閉鎖網を利用したしたVPNです。

基本的にIP-VPNと同じなので、通信事業者とのサービス契約で導入できますよ。

IP-VPNと同様にセキュリティ性が高いVPNですが、ネットワーク構築の自由度が高いという特徴があります。

複雑な設定ができる技術があれば、カスタマイズしたネットワークを構築することが可能ですよ。

しかし、拠点数が多い場合は管理が複雑になり、コストが高額である難点があります。

以上の特徴から金融機関やメディアなど、機密性が高い企業に用いられることの多いVPNです。

VPNのメリット・デメリットとは

ここからはVPNを導入する際のメリットとデメリットについて解説します。

  • VPNのメリット
  • VPNのデメリット

公衆のWi-Fiなどセキュリティの低い通信を利用する場合は、情報を盗まれる危険性がありますよ。

このように無料のWi-Fiを利用する危険性についても確認してみてください。

また、個人でVPNを利用することのメリットやデメリットも解説します。

VPNを導入することを検討している方はぜひ参考にしてくださいね。

VPNのメリット

VPNのメリットは

  • 通信の安全性が高くなる
  • 専用線にくらべ低コスト
  • どこにいても使用できる
  • 複数の拠点でも接続可能
  • スマホからもアクセスできる

以上のようにインターネット通信を安全にプライベート化でき、情報を外部から守ることができます。

それぞれについて詳しく解説します。

通信の安全性が高くなる

VPNの仕組みについてでも解説したように、VPNは通信を安全にできるように保護します。

安全な通信を必要とするのは企業だけでなく、個人利用でも必要です。

日常で何気なく使用しているスマホには大切な情報が詰まっていますよね。

セキュリティが不安定なネット環境では、情報漏洩などのリスクがあります。

このようなリスクを回避できることがVPNの最大のメリットです。

専用線にくらべ低コスト

VPNの大きなメリットのひとつは低コストで導入できる点です。

低コストであれば企業も導入しやすく、個人でも利用しやすいですよね。

しかし、セキュリティ性が高いVPNの場合は、導入費用が高くなる傾向があります。

求めるセキュリティレベルや通信品質でVPNの種類を検討してみてくださいね。

どこにいても使用できる

VPNはインターネットを利用するため場所を選ばず活用できます。

場所を選ばないメリットは、リモートワークや拠点が複数ある企業にとって大きなメリットです。

また、個人で利用する場合も旅行先やスマホでも利用できるので便利ですね。

複数の拠点でも接続可能

拠点が多い場合、安全な通信のために専用線を準備したり、整備したりするには膨大な費用と時間がかかります。

しかし、VPNはインターネットを利用するので、専用線を各拠点に設置する必要がありません。

複数の拠点がある場合でも導入しやすいのもメリットですね。

スマホからもアクセスできる

VPNはスマホなどのモバイル端末からでもアクセスができます。

スマホでVPNを利用したい場合は、スマホでVPNの設定をしてアプリをインストールしましょう。 

アプリをダウンロードして、VPNをスマホで使用する方法は後ほど解説しているので、参考にしてくださいね。

VPNのデメリット

VPNのデメリットは専用線に比べてセキュリティ性が劣る点です。

  • 情報漏洩がゼロとはいえない
  • 通信速度が落ちる可能性がある
  • サイトによってはアクセスできない場合がある

それぞれ1つずつ説明していきます。

情報漏洩がゼロとはいえない

VPNはセキュリティレベルを高めるために有効な方法ではありますが、VPNだけでは安定したセキュリティー体制が構築できるわけではないので注意しましょう。

VPNの初期設定を誤ると、VPNのセキュリティ機能がうまく働かずに不正アクセスや情報漏洩などのリスクが発生します。

クレジットカードや電話番号、住所などの個人情報が外部に流出するという恐ろしいことが起こってしまいますよ。

個人情報や大切なデータを守るのであれば、VPNのセキュリティ機能だけを過信せずに、VPNを利用する際のルールを取り決めることやセキュリティーへの意識などの情報漏洩対策を行いましょう。

通信速度が落ちる可能性がある

インターネットVPNなど既存のインターネットを利用する場合は、時間帯によって変動し、通信速度が落ちることもあります。

通信環境はより閉鎖的なVPNを利用することで改善できるので、通信環境を重視する方は、IP-VPNや広域イーサネットの導入を検討してみましょう。

通信速度も保障され、セキュリティレベルも高いですよ。

サイトによってはアクセスできない場合がある

普段利用しているWebサイト・アプリにはVPN経由でのアクセスができないケースが。

その場合、VPNを利用せずに通常のインターネット回線を使ってアクセスするしかありませんが、リスクが発生してしまいます。

VPNを使用せずに悪質なソフトウェアなどをダウンロードしてしまうと、デバイスにウイルスが入ったりと危険にさらされる可能性もあるでしょう。

また、中国などVPNの規制が厳しい国のサイトなどにアクセスできないVPNもあります。

VPNによって対応している場合もあるので、対応してるVPNを探すのも一つです。

VPNが企業利用でおすすめなケース

VPN 企業利用 おすすめ

VPNについて解説してきましたが、ここからは企業と個人でVPNを導入したい場面を紹介します。

VPNの活用法にどのようなものがあるのか解説しますので、参考にしてくださいね。

企業で導入することがおすすめな場面である

  • IP電話を安心して活用したいとき
  • 従業員が社外でフリーWi-Fiを利用するとき
  • テレワークなど社外と社内回線をつなぎたいとき
  • 情報規制がある国で仕事をするとき

以上の4点について詳しく解説します。

情報規制のある国についても解説しているので、ぜひ読み進めてくださいね。

IP電話を安心して活用したいとき

企業はIP電話を導入していることも少なくありません。

IP電話はインターネット回線を使って音声データをやり取りする方法です。

このためIP電話は、セキュリティ対策が不十分だと盗聴や録音されてしまうリスクが高くなります。

インターネットを活用するVPNであれば、安心してIP電話を利用できますね。

従業員が社外でフリーWi-Fiを利用するとき

出張などホテルや外出先で社内の情報にアクセスすることもありますよね。

そこで便利なのが無料で利用できるフリーWi-Fiです。

ホテルやカフェ、最近ではコンビニでもフリーWi-Fiが利用できます。

しかし、フリーWi-Fiは通信のセキュリティ対策が、とても脆弱な場合が多いので注意が必要です。

そんなフリーWi-Fiを利用する場合も、VPNを利用すれば安心して通信することができますよ。

どこにいても利用できるVPNだからこその活用方法ですね。

テレワークなど社外と社内回線をつなぎたいとき

企業として活用するケースとして多いのがテレワークでの活用ではないでしょうか。

VPNは専用線と比べてコストを抑えられ、端末を選ばずセキュリティ対策ができるのでテレワークにぴったりです。

また、離れたオフィスや拠点が複数ある場合もVPNを活用できます。

このように、テレワークのように不特定な場所で社内と通信をしたい場合も、VPNはおすすめです。

情報規制がある国で仕事をするとき

VPNには違う場所からアクセスしているように見せる機能があります。

VPNを利用することで、中国などの情報規制のある国からでも日本のサーバにアクセスすることができますよ。

また、逆に日本から規制のある国のサイトにアクセスしたい場合も、VPNを利用することで閲覧が可能です。

しかし、中国では技術の向上によりVPNを解読されてしまうケースがあります。

情報規制のある国でVPNを使用する際は、利用できるVPNかあらかじめ確認をしましょう。

VPNが個人利用でおすすめなケース

VPN 個人利用 おすすめ

VPNが個人利用でおすすめなケースをまとめました。

  • 旅先や海外で安全にネットワークにつなぎたいとき
  • 海外でNetflixなどのVODを視聴したいとき
  • 海外のサイトに接続したいとき
  • 国内での接続制限を解除したいとき
  • 通信速度を改善したいとき

海外で利用する場合でのケースが多いですが、日常でも情報は危険にさらされていますよ。

個人でWi-Fiを利用していても盗用や不正アクセスをされる可能性はあります。

大切な情報を守りたい方は、ぜひVPNを導入してくださいね。

旅先や海外で安全にネットワークにつなぎたいとき

旅行先でフリーWi-Fiを利用したり、海外でインターネットを利用する場合にもVPNはおすすめです。

旅先や海外では検索することも多く、インターネットを活用する場面も多いですよね。

しかし、国内でも海外でも、フリーWi-Fiはセキュリティが不十分であると考えておきましょう。

データを盗まれたり、SNSのアカウントを乗っ取られたりしては旅行どころではなくなってしまいます。

旅先で安心してインターネットを利用するためにも、VPNを導入することを検討してみましょう。

海外でNetflixなどのVODを視聴したいとき

海外で動画配信サービスを利用したい場合でも、VPNを利用すれば視聴が可能になりますよ。

海外ではほとんどのVODを視聴することができません。

どのVODが、どの国で視聴できないか一覧にしましたので参考にしてくださいね。

VODサービス 主な視聴できない国
日本以外の国
中国
クリミア
北朝鮮
ロシア
シリア
作品による
日本以外の国

このように通常の通信環境では視聴できない国でも、VPNを利用した通信であればサービスを利用できますよ。

しかし、VPNによって対応している国が違う場合があるので、必ず確認しましょう。

海外でもVODを利用したい方はぜひVPNを活用してみてくださいね。

海外のサイトに接続したいとき

海外のサイトにアクセスしたい場合にもVPNがとても便利です。

海外のサイトでしか購入できない商品や、海外でしかアクセスできないサイトがありますよね。

VPNのサーバーを該当の国に変更するだけで、違う国からアクセスしているように見せられるのです。

VPNで海外サイト 見る方法については、別記事でやり方を詳しく解説しています。

また、海外では情報規制などで国ごとでサイトのアクセス制限をしていることも。

このような場合でもVPNを活用することで、規制されているサイトの情報も閲覧が可能になりますよ。

VPN 海外で使う方法については、別記事で役立つ場面も含め解説しているので活用してみてください。

国内での接続制限を解除したいとき

インターネット制限がかかっている端末で、自由にネットを利用したい際にもVPNが活用できますよ。

VPNを利用し、プライベート化すればサイトを閲覧することが可能になります。

しかし、職場のパソコンなどでは利用しないほうがよいでしょう。

ホテルなどでも規制がかかっている場合があり、閲覧できないサイトがあることもあります。

このような場合であれば、閲覧したいサイトを利用するのにVPNを活用することもおすすめです。

通信速度を改善したいとき

プロのゲーマーなどはオンラインでゲームをする際に、通信速度を重視している方も多いですよね。

VPNは通信速度が遅くなることもありますが、以下のケースは導入することで通信速度が改善される可能性があります。

  • プロバイダーが制限している
  • プロバイダーが適切なルーティングが行われていない

一部のプロバイダーではオンラインゲームに通信制限を設けている場合があります。

オンラインゲームの通信は容量が多く、負担が大きいため制限をかけることがあるからです。

このようなプロバイダーの規制などの影響を受けないようにVPNを導入してみるのも一つですね。

しかし、オンラインゲームなどの微細な動きを気にする方におすすめなVPNの活用場面です。

ここまでの速度意識がない場合は、違いを体感できるほどの速度改善は感じられないでしょう。

VPNの接続のやり方とは?わかりやすく解説

ここからはVPNの導入方法について解説しますね。

専用機器を準備して導入する方法と、アプリをインストールする方法があります。

  • VPN対応ルーターを設置する
  • VPNゲートウェイを設定する
  • VPNアプリを利用する

企業向けなのか、個人でも導入できるかなども解説します。

また、スマホでのVPN導入方法についても解説しますので、ぜひ参考にしてください。

VPN対応ルーターを設置する

VPN対応ルーターとは、ルーターにVPN機能も追加されているもので、接続するすべての拠点に設置する必要があります。

VPN対応ルーターが必要なVPNは「インターネットVPN」です。

通信プロトコルやIPアドレスなどを設定すれば、すぐに利用開始できるので手軽にVPNを導入できます。

市販のルーターでもVPN機能が搭載されているものがあるので、個人でも導入しやすいですよ。

また、購入する際には使いたいプロトコルにきちんと対応していることを確認しましょう。

CEルーターを設定する

CEルーターは「IP-VPN」を構築する際に必要な機器です。

通信会社の回線を利用するVNPなので、設定が完了すると通信会社から本社と各拠点にCEルーターが送られます。

CEルーターは、通信会社の提供する回線に接続するために必要な機器です。

CEルーターの設定は、オフィスのIPアドレスを設定するぐらいで、複雑な設定は不要なので導入がしやすいですよ。

ルーターは通常のルーターをそのまま利用できるので、リモートワークにも向いています。

インターネットVPNよりも費用がかかりますが、個人でも導入可能な方法ですよ。

VPNアプリを利用する|iPhoneやAndroidのスマホの場合

個人でもVPNを導入しやすいのが、VPNアプリのインストールです。

iPhoneやAndroidのスマホにはVPN機能が搭載されているため、アプリをインストールするだけで利用できます。

アプリは以下の点に注意してくださいね。

  • 暗号化されるのはインターネットのデータのみである
  • 信用できるVPNサービスを選択する

スマホにVPNを導入してもセキュリティが強化されるのは、インターネットでの通信内容のみです。

スマホ自体のセキュリティが強化されるわけではないので注意してくださいね。

無料のVPNと有料VPNの違い

VPNを導入したいと考えている方で、無料のVPNと有料のVPNで悩んでいる方もいるのではないでしょうか。

ここからは、無料のVPNと有料のVPNの違いをみてみましょう。

無料VPN 有料VPN
セキュリティ 低い 高い
通信速度 遅い 快適
データ容量 制限あり 多い~無制限

無料のVPNの危険性や、有料のVPNがおすすめな点など詳しく解説していきますね。

無料のVPN

  • 管理者によるデータ悪用の危険性あり
  • サイバー攻撃の危険性あり
  • ダウンロードやデータ量に制限があるケースあり
  • 通信速度が不安定な可能性

無料VPNの場合、以上のようなデメリットがあります。

容量が限られている場合もあり、通信速度が遅かったり、接続が途中で途切れてしまったりするので注意してください。

しかし、Wi-Fiスポットでの使用が多い方や、使用データ容量が少ない方は、まずは無料のVPNをためしてみるのも一つ。

VPN 無料については、注意点やおすすめVPNを別記事にまとめました。

また、VPNを安全に試したい方は後述する有料のVPNで無料トライアルを利用してみるのもおすすめです。

有料のVPN

  • 通信速度や性能が安定している
  • 通信速度が速い
  • 暗号化などのセキュリティが強固
  • 通信量が多い

有料のVPNであれば、セキュリティ機能が高く、通信量の制限がない場合も多いので安心して利用ができます。

また、初心者でも操作しやすいつくりになっていることも多く、VPNが初めてでも利用しやすいですよ。

有料のVPNでも、中国などの規制がある国へアクセスできるものと、できないものがあります。

まず、自身が利用したいサイトなどが閲覧可能かなど、希望するサービス内容か確認してくださいね。

VPNサービスのおすすめ5選

月額 返金保証 対応VOD数 中国から日本への接続
560円~(2年プラン) あり 8種類 不可
223円~(3年プラン) あり 5種類 可能
8.32$~(1年プラン) あり 9種類 可能
318円~(2年プラン) あり 7種類 可能
396円~(2年プラン) 30日間返金保証 17種類 可能

ここからはおすすめVPNを5つご紹介します。

それぞれのVPNの月額や利用できるVODについても解説しますね。

海外のVPNもあるので、日本語に対応していたり、チャットで質問ができるなど利用する際の参考にしてください。

VPN おすすめについては、別記事で上記以外のVPNや各サービスの比較をまとめているので、こちらも要チェックですよ。

NordVPN|通信速度重視のVPN

NordVPN
プラン 【2年プラン】
コンプリートプラン:860円/月
プラスプラン:710円/月
スタンダードプラン:560円/月
【1年プラン】
コンプリートプラン:960円/月
プラスプラン:810円/月
スタンダードプラン:660円/月
【1ヶ月プラン】
コンプリートプラン:2,200円/月
プラスプラン:2,070円/月
スタンダードプラン:1,920円/月
返金保証 30日間返金保証
対応VOD Hulu
U-NEXT
Amazonプライムビデオ
Netflix
ABEMA
FODプレミアム
ビデオマーケット
Tver
対応国(海外から日本) 台湾
韓国
その他アジア
北アメリカ
南アメリカ
ヨーロッパ各国
中東
アフリカ
対応デバイス Windows
MacOS
Linux
Android
iOS
Android TV
FireStick
Xbox
PlayStation など

NordVPNは世界111ヶ国に6,300台以上のサーバーがあり、安定した通信速度が特徴です。

料金プランも豊富で、必要オプションに応じてプランを選ぶことができます。

また、一つの契約で6台も利用が可能です。

旅行先でそれぞれのモバイル端末で利用したり、パソコンやスマホなど複数の端末で利用したい方にもおすすめです。

NordVPNは30日間の返金保証もあるので、まずは公式サイトからチェックしてみてくださいね!

NordVPNについては、別記事でサービス詳細をまとめています。

料金プランや解約方法など具体的な使い方については、以下の記事を参考にしてください。

AtlasVPN|コスパ良・セキュリティも高いVPN

AtlasVPN
プラン 【3年プラン】223円/月
【1年プラン】535円/月
【1ヶ月プラン】1573年円/月
返金保証 30日間返金保証
対応VOD Hulu
U-NEXT
TVer
dTV
ABEMA
対応国(海外から日本) 台湾
韓国
その他アジア
北アメリカ
南アメリカ
ヨーロッパ各国
アフリカ
対応デバイス Windows
Mac
iOS
Android
Lunux
Android TV
Fire TV など

AtlasVPNはアメリカの会社が運営しているVPNサービスです。

また、3年プランで契約した場合、月当たりの料金が圧倒的に安く、無料プランがあります。

ほかにも、一つのアカウントで同時接続できる台数が無制限という嬉しいポイントですね。

対応しているVODが少ないですが、利用したいVODが該当している方はAtlasVPNを検討してみてくださいね!

Express VPN|安定した通信速度のVPN

Express VPN
プラン 【12ヶ月プラン】8.32$/月
【6ヶ月プラン】9.99$/月
【1ヶ月プラン】12.95$/月
※金額はすべて米ドル表示
返金保証 30日間返金保証
対応VOD Hulu
ディズニープラス
Amazonプライムビデオ
DAZN
アップルTV
TVer
U-NEXT
ABEMA
Netflix
対応国(海外から日本) 台湾
韓国
その他アジア
北アメリカ
南アメリカ
ヨーロッパ各国
中東
アフリカ
対応デバイス Windows
Mac
iOS
Android
Lunux
Kindle Fire
Android TV
Fire TV など

Express VPNは海外拠点ですが、日本語チャットサポートに対応しています。

また、対応端末が多くさまざまなデバイスから接続が可能です。

サーバーが全世界105か国で設置されているされているので、多数の国のサーバーを利用できます。

ほかにもExpress VPNでは暗号通貨でも支払いが可能ですよ。

Express VPNについては、別記事でサービス詳細を解説しています。

30日間の返金保証もあるので、ぜひExpress VPNの公式サイトをチェックしてみてくださいね!

SurfShark|同時接続が無制限のVPN

SurfShark
プラン 【24ヶ月プラン】318円/月
【12ヶ月プラン】530円/月
【1ヶ月プラン】1,722円/月
返金保証 30日間返金保証
対応VOD Netflix
ABEMA
TVer
Amazonプライムビデオ
U-NEXT
Hulu
FODプレミアム
対応国(海外から日本) 台湾
韓国
その他アジア
北アメリカ
南アメリカ
ヨーロッパ各国
中東
アフリカ
対応デバイス Windows
Mac
iOS
Android
Lunux
Kindle Fire
Android TV
Fire TV など

SurfsharkVPNは通信速度が非常に速いと言われており、海外から動画を見たい時も快適に視聴ができます。

同時接続台数も無制限で利用が可能なので、複数のデバイスで利用が可能です。

Surfsharkでは特殊な地域制限を設けているNetflixも視聴ができますよ。

サイトも日本語に対応しているので安心して利用ができるVPNです。

SurfShark VPNの評判や無料トライアル登録方法は、別記事で詳しく解説しています。

SurfSharkは日本語にも対応していて、安心して使えるのでまずはお試ししてみてくださいね!

Millen VPN|日本運営で安心のVPN

MillenVPN
プラン 【2年プラン】396円
【1年プラン】594円
【1ヶ月プラン】1,738円
返金保証 30日間返金保証
対応VOD Hulu
TVer
DMM
U-NEXT
Abema TV
WOWOW
ニコニコ動画
music.jp
Telasa
GYAO!
VideoMarket
FOD
Radiko
カラオケ@DAM
J:COMオンデマンド
Netflix
対応国(海外から日本) 中国
台湾
韓国
その他アジア
北アメリカ
南アメリカ
ヨーロッパ各国
オセアニア
アフリカ各国
ロシア
ウクライナ
対応デバイス Windows
Mac
iOS
Android
Lunux
Kindle Fire
Android TV
Fire TV など

MillenVPNは世界72か国に1,300以上のVPNサーバーがあるので、通信速度が安定しており速度も早いと評判のVPNです。

また、日本の企業が運営しているという特徴もあります。

「ノーログポリシー」というVPNの通信内容や使用状況を追跡しないと宣言しているので安心して利用が可能です。

日本の通信企業なのでサポートも日本語で対応してくれますよ。

MillenVPNの使い方や評判については、別記事にまとめました。

国産VPNを使いたければ、ぜひMillenVPNをご検討くださいね!

VPNについてよくある質問

最後にVPNについてよくある質問についてまとめました。

  • VPNをオフにしたらどうなる?
  • スマホで利用する際にVPNは必要?
  • iPhoneやAndroidのスマホで勝手にVPNに接続される際の対処法は?

スマホでVPNを導入すると何のセキュリティ対策ができるのかについても解説しますよ。

ぜひVPNを導入したいと考えている方はぜひ参考にしてくださいね。

VPNをオフにしたらどうなる?

VPNをオフにしてしまうと以下のようにセキュリティが低下します。

  • 暗号化が解除される
  • 乗っ取りしやすくなる
  • 通信が危険にさらされる
  • 外部からアクセスしやすくなる

外部からアクセスがしやすくなってしまい、通信内容が漏洩しやすい状態になってしまいますよ。

せっかくVPNを導入しても、VPNをオフにしているタイミングで情報が盗まれてしまうことにつながります。

できれば常にVPNはONにしておきたいですね。

しかし、容量に制限がある場合は海外からVODを視聴するときだけや、海外のサイトを閲覧するときだけ通信をONにするのも一つです。

VPNの通信容量を気にせず利用したい方は、有料のVPNを検討してみてくださいね。

スマホで利用する際にVPNは必要?

スマホでも以下の方はVPNを導入することをおすすめします。

  • セキュリティを強化したい
  • 海外のサイトを閲覧したい
  • 海外からVODを利用したい
  • 海外サイトで買い物をしたい

VPNを導入すれば通信が安全になるので、ネットバンクなどお金に関する管理をスマホでする方におすすめです。

iPhoneなどのスマホは中身に対するセキュリティは高く、パスワードを知らない場合は利用できないようにできますよね。

しかし、インターネット通信についてのセキュリティはスマホ本体には関係ない部分です。

このため、スマホで安全な通信を確保するためにはVPNが必要です。

ほかにも、海外のサイトからお得に購入できるものがあったりと、VPNを活用してお得に買い物もできます。

また、海外から日本へ通信したい場合でも使えるので海外旅行の際にも安心ですよ。

iPhoneやAndroidのスマホで勝手にVPNに接続される際の対処法は?

スマホでVPNが勝手につながってしまい、困っている方もいるのではないでしょうか。

勝手につながってしまう場合は、以前利用したVPNの古い設定が残っていることが原因の場合があります。

また、セキュリティアプリや、VPN関連のアプリがインストールされていることが原因の場合もありますよ。

以下の方法を試してみましょう。

  • VPNの接続設定を削除する
  • VPNのプロファイル設定を削除する
  • VPNのオンデマンド接続を無効にする
  • セキュリティアプリのVPN機能を無効にする
  • セキュリティアプリをアンインストールする
  • ネットワーク設定をリセットする

ほかにも、VPNアプリもアンインストールをしたり、アップデートすることで改善されることもありますよ。

アプリをアンインストールする前にまず接続を削除するなどの、設定の部分から試してみるのがおすすめです。

iphone VPNについては、別記事で設定方法を解説しているので、こちらも参考にしてみてください。

まとめ|VPNとはわかりやすく言うと仮想ネットワークの構築

VPNの仕組みやVPNでできることについて解説してきました。

VPNについてまとめると

  • VPNでネットワーク通信を安全に利用できる
  • VPNは通信方法が4種類ある
  • VPNはテレワークにおすすめ
  • VPNは無料と有料の種類がある
  • VPNで海外からVODが視聴できる

VPNは通信をプライベート化することで、安全にネットワークを利用できる通信方法でした。

また、通信をプライベート化するだけでなく、世界のサーバーと切り変えることが可能です。

この機能を利用することで、海外から日本にアクセスしたり、各国からVODを視聴することができますよ。

ネットワーク通信のセキュリティを安全に利用したい方だけでなく、海外のサイトを利用したい方にもおすすめです。

特にVNPサービスの中でもNordVPNがおすすめです。

NordVPNはセキュリティが高く、サポート対応もあるので安心して利用ができますよ。

また、通信速度が早く、接続できる国や同時接続できるデバイスが多いので、複数の端末で利用が可能です。

通信速度が早く、接続できる国が多いので快適にサイトや動画を閲覧できますよ。

ぜひ一度、公式サイトからNordVPNを利用してみてくださいね。

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