TVerでNHKは見れない？利用規約に同意しない場合や受信料についても解説

NHKで話題の朝ドラや大河ドラマ。

リアルタイムや再放送で見るより、見逃し配信で好きな時間に見る方が快適かもしれません。

見逃し配信の定番・TVerでNHK番組が見れれば、便利ですよね。

Tverは無料ですが、NHKは本来なら受信料が必要なので、その辺りが気になる人もいるのではないでしょうか。

この記事では、TVerで見れるNHK番組や、TVerにおけるNHKの受信料がどういう扱いになっているかも解説していきます。

NHK見逃しは、TVerよりNHKオンデマンドがおすすめ！

U-NEXT経由で契約すれば、31日間の無料トライアルができる上、ポイントでNHKオンデマンド代を支払うこともできます。

ぜひU-NEXT経由でNHKオンデマンドを思い切り楽しんでくださいね！

TVerのNHKは受信料がいらないが見れる番組は少ない

結論から言うと、TVerのNHK番組を見るのに、受信料はいりません。

ただしTVerで見れるNHK番組は、民放番組の見逃し配信に比べてとても少ないです。

2024年1月現在、TVerで配信中のNHK番組を以下にまとめました。

これを見るとわかる通り、ごくごく一部の番組しか見逃し配信していません。

なぜTVerのNHK番組だけ極端に少ないのでしょうか？

そもそも受信料が必要なNHK番組が、なぜTVerで見れるのかも気になりますよね。

まずは、TVerのNHK番組の取り扱いについて解説していきます。

• TVerのNHKは受信契約不要で見れる
• TVerではNHKドラマや大河ドラマは見れない

NHKは公共放送なので、民放にはないルールや制約もたくさんあります。

では、TVerでの権利関係や配信事情を見ていきましょう。

TVerのNHKは受信契約不要で見れる

本来NHKは受信料を払っていないと見れませんが、TVerは例外扱いです。

受信契約の有無関係なく、誰でも見れるのでご安心ください。

NHKの受信契約は基本的に、以下のような「受信設備があるかどうか」で判断されます。

• テレビ
• チューナー内蔵パソコン
• ワンセグスマホ
• カーナビ

このように、NHK放送が受信可能な設備には、テレビ以外の端末も含まれます。

ただしTVerのサイトやアプリは、「NHKの放送を受信できる設備」とは見なされません。

公式でもTVerでのNHKコンテンツ提供について、「TVer経由でのNHK放送番組の視聴は、受信契約の対象ではありません」と明言されています。

ではなぜ、TVerでは受信契約不要でNHK番組を見れるのでしょうか？

その理由は、以下の2つです。

• 放送法の趣旨に基づく
• 公共放送への理解を増進

放送法第20条第15項では、「他の放送事業者が実施する当該業務（番組提供業務）に相当する業務の円滑な実施に必要な協力をするよう努めなければならない」と規定されています。

カンタンに言うと、放送事業者間で協力し合うという内容ですね。

ただしNHKは広告を禁止されているため、TVerのNHK番組では同局の番宣のみが流れるようになっています。

またTVerの広告収入も、NHKには配分されません。

そしてTVerでNHK番組を配信するもう一つの理由として、視聴者に公共放送への理解を深めてもらうという目的があります。

TVer配信によって、普段リアルタイムで見れない視聴者層がNHK番組へ触れる機会を増やしているということですね。

TVerではNHKドラマや大河ドラマは見れない

TVerで見れるNHK番組は、先にまとめた通りほとんどありません。

また残念ながら、NHKドラマや大河ドラマはTVerの見逃し配信対象外です。

そのため無料で見たいなら、リアルタイムで見るか、録画しておくといいでしょう。

もしくは、TVer以外にNHK番組が見れるサイトを使う方法もあります。

NHK受信契約があるなら、無料で見れるNHKプラスが登録可能です。

ただし見逃し配信限定なので、1週間以内に見ないといけません。

有料でもよければ、NHKオンデマンドもおすすめ。

月額990円（税込）がかかりますが、NHKプラスより配信作品が多く、視聴期限もありません。

無料で見れることにこだわるか、配信数を優先するかで、どちらを利用するか決めるといいでしょう。

TVerでのNHK番組の見方や注意点

配信数は少ないものの、一応TVerでも一部のNHK番組は見ることができます。

しかしTVerでNHK番組を見る際は、いくつか注意点もあることを覚えておきましょう。

• TVerの利用規約に同意しないと見れない
• TVerの一部機能が使えない
• TVerのNHK番組はテレビで見れない

TVerの民放番組に比べて、NHK番組は使い勝手が違う場合もあります。

使えなくても故障やバグではないので、ご安心くださいね。

TVerの利用規約に同意しないと見れない

TVerを見るためには、利用規約への同意が必須です。

TVerのサイトやアプリを開くと、まず利用規約の同意画面が出てきます。

実際に開いてみるとわかりますが、利用規約に「同意する」以外の選択肢はありません。

テレビアプリの場合は、「同意する」もしくは「終了する」の2択です。

どのみち「同意する」を押さない限り、他の操作はできないようになっています。

利用規約を確認して同意できないと思ったら、TVerの利用そのものをあきらめるしかありません。

TVerの一部機能が使えない

TVerでNHK番組を見る時は、以下の機能が使えないのでご注意ください。

• 「あとでみる」機能
• お気に入り登録機能

「あとで見る」機能は、今すぐは見れないけど、気になるエピソードをまとめておける機能です。

一度「あとでみる」に追加すると、視聴期限が終わるまでは、いつでも番組を一覧表示できます。

お気に入り登録機能は、番組だけでなく、出演者や特集などのカテゴリでも自動でブックマーク可能。

どちらもTVerを使う上で便利な機能ですが、NHK番組では使えないので気をつけましょう。

TVerのNHK番組はテレビで見れない

TVerはテレビでも見れますが、NHK番組は配信されていません。

テレビアプリで検索しても、配信中のNHK番組は出てこないようになっています。

そのためテレビアプリだけ見ていると、NHK番組は配信していないと勘違いしてしまうかもしれませんね。

TVerでNHK番組を見る際は、スマホアプリかブラウザ版で見ましょう。

TVer以外にNHK番組が見れるサイト

TVerは無料でNHK番組が見れますが、配信数や使いやすさを考えると、別のサイトの方がおすすめです。

ここからは、NHK番組が見れる動画サイトを紹介します。

※上記の表は、2024年1月現在の情報です。

NHKプラスとNHKオンデマンドの大きな違いは、受信契約の有無と月額料金です。

NHKプラスに登録できるのは受信契約世帯のみで、無料で使えます。

NHKオンデマンドは有料ですが、受信契約は不要なのがメリットです。

あえてどちらか選ぶなら、配信数が多いNHKオンデマンドの方がおすすめ。

しかし見逃し配信だけでいいなら、無料のNHKプラスで十分な場合もあるでしょう。

それぞれの特徴やメリットを解説していくので、参考にしてください。

NHKプラス

NHKプラスは、NHKの見逃し配信サイトです。

NHKで放送中のドラマやバラエティ、ドキュメンタリーを配信しています。

全国のローカルニュースを扱っているので、出張や旅行中の場合も役に立つでしょう。

NHKプラスは料金がかからないのもメリットです。

ただしNHKプラスに登録できるのは、NHK受信契約済みの人（世帯）だけです。

2024年1月現在、NHKプラスで見れる主な番組をまとめました。

朝ドラと大河ドラマは基本的に放送中のものだけですが、2024年1月現在は、2002年の朝ドラ「さくら」も配信しています。

ドキュメンタリー系は毎週放送している番組だけでなく、特番も配信対象です。

他ジャンルに比べると少ないものの、アニメや子供向けのEテレ番組も配信しています。

NHKプラスは無料で見たい人、現在放送中の番組だけ見れればいい人におすすめです。

NHKオンデマンド

NHKオンデマンドは、NHK専門の動画配信サービスです。

受信契約の有無にかかわらず、月額料金さえ払えば誰でも登録できます。

現在放送中の番組だけでなく、過去の作品も多数配信しているため、より快適に見るならNHKオンデマンドがおすすめ。

また公式サイトで契約する他にも、U-NEXTやAmazonプライムビデオ経由で契約する方法もあります。

どちらで契約しても料金は同じですが、U-NEXTの方がポイント付与でお得です。

U-NEXT経由なら、初回登録時のポイントでNHKオンデマンド料金を支払えるので、NHKオンデマンドを無料でお試しできます。

Amazonプライムビデオ経由の場合は、ポイント付与がないため、別途NHKオンデマンド代の支払いが必要です。

Amazonプライムビデオの無料期間はNHKオンデマンドに適用されないので、ご注意ください。

2024年1月現在、NHKオンデマンドで見れる主な作品をまとめました。

朝ドラや大河ドラマは歴代全てではありませんが、新旧さまざまな作品が配信されています。

朝ドラは全109作品中、37作品を配信中。

2014年以降の朝ドラは全て配信されているので、よほど古い作品がお目当てでなければ満足できるでしょう。

大河ドラマは全63作品中、46作品が配信中です。

2000年以降の大河ドラマであれば、「新撰組！」「義経」「いだてん〜東京オリムピック噺〜」など一部作品を除き、ほぼ網羅されています。

バラエティやドキュメンタリーも過去回をまとめて見れるため、見逃し配信に間に合わなかった場合も安心ですね。

ただアニメや子供向けの作品は、NHKプラスに比べるとグッと少なくなります。

しかし全体では新旧12,000本以上のドラマやドキュメンタリーが揃っているのが、NHKオンデマンドの魅力。

NHK番組を思う存分楽しむなら、NHKオンデマンドがおすすめですよ。

U-NEXT経由のNHKオンデマンドがおすすめな理由

これまで見てきた通り、NHK番組の見逃し配信なら、U-NEXT経由のNHKオンデマンドがおすすめです。

U-NEXTは、2024年1月時点で約420万人が使っている動画配信サービス。

国産の動画配信サービスとしては最大手で、海外勢が多い業界の中でも国内シェア3位と大健闘しています。

2023年6月にはParaviも経営統合し、HBOやSPOTV NOWといった海外コンテンツとの提携にも注力しているのが特徴です。

そんなU-NEXT経由でNHKオンデマンドを契約すると、以下のようなメリットがあります。

• ①31日間の無料トライアルがある
• ②国内最大級の見放題作品数
• ③電子書籍や雑誌も読める
• ④最大4人までアカウントが作れる

NHKオンデマンド単体や、それぞれ個別に契約するよりお得なので、ぜひ検討してみてくださいね。

①31日間の無料トライアルがある

U-NEXTは無料で31日間お試し体験ができます。

また初回登録後すぐに1,000ポイントがもらえるため、これをNHKオンデマンド代にあてられるのです。

つまり、通常なら無料期間がないNHKオンデマンドもお試しできるということ。

ただ一つ注意したいのは、NHKオンデマンドは毎月1日に自動で契約更新される点です。

U-NEXTはいつ登録しても31日間トライアルできますが、NHKオンデマンドは異なります。

例として、2024年1月に登録すると考えてみましょう。

この場合1日に登録しようが、20日に登録しようが、NHKオンデマンドが見れるのは1月31日までです。

登録タイミングによっては、U-NEXTのトライアル期間と、NHKオンデマンドの視聴期間が大きくズレてしまいます。

そのため、NHKオンデマンドをお得に見るなら、1日にU-NEXT経由で登録するのがおすすめですよ。

②国内最大級の見放題作品数

U-NEXTの大きな売りは、国内最大級の見放題作品数。

2024年1月現在、31万本以上の作品が見放題です。

U-NEXT経由でNHKオンデマンドを登録すると、これらU-NEXTの作品も見ることができます。

またU-NEXTはポイントも毎月プレゼント。

無料トライアル後も継続した場合、毎月1,200ポイントがもらえる仕組みです。

このポイントをNHKオンデマンド代にあてれば、別途課金する必要なし。

つまりU-NEXTの料金だけで、2サービス分の動画が見れることになりますね。

U-NEXTは独占配信が多く、新作配信も早いので、NHK番組以外も見たい人も満足できるでしょう。

③電子書籍や雑誌も読める

U-NEXTは動画だけでなく、電子書籍も取り扱っています。

電子書籍は毎月もらえるポイントを使うか課金が必要ですが、雑誌は190誌以上が読み放題。

ファッション誌や週刊誌、趣味系まで幅広いジャンルの雑誌最新号を、好きなだけ読むことができます。

購入する場合も、最大40％がポイント還元されてお得です。

またU-NEXTアプリには、4万話以上の無料漫画も用意されています。

無料漫画は毎日追加更新されるので、暇つぶしにもぴったりですよ。

④最大4人までアカウントが作れる

U-NEXTはファミリーアカウントを4つまで作れます。

U-NEXTの月額料金は2,189円（税込）。

4人家族なら、1人あたり547円で使える計算です。

全員好みが違うから、それぞれが別の動画配信サービスを使っている…というご家庭もあるでしょう。

その点U-NEXTは作品数が多く、電子書籍も豊富に揃っています。

好みが違っても多数の選択肢があるため、家族でシェアしやすいサービスでおすすめですよ。

TVerのNHK視聴に関するQ&A

配信数が少なかったり、機能に制限はありますが、TVerでも一部のNHK番組を見れるとわかりましたね。

ただネットの口コミなどを見ていると、いくら受信契約が不要でも、本当に請求されないのか不安な人も多い様子。

またTVerの利用規約やプライバシーポリシーに疑問がある人もいるようです。

最後に、TVerのNHK視聴に関するQ＆Aをまとめました。

• TVerで利用規約に同意するとどうなる？
• TVerでNHKを見ると個人情報がバレる？

TVerでNHKを見ても、特に不利益が出るわけではありません。

もちろん心配なら、使わない方が精神衛生上いいでしょう。

しかし過剰に心配しなくても大丈夫。

それぞれ解説していくので、参考にしてください。

TVerで利用規約に同意するとどうなる？

TVer視聴には利用規約の同意が必須ですが、一番気になるのが個人情報の取り扱いでしょう。

TVer利用規約第17条では、「個人を特定できない統計的な情報」を利用および公開できると定めています。

利用だけでなく公開までされるというと、ちょっと身構えてしまうかもしれませんね。

ただ何の関係もない第三者に公開されるわけではありません。

サービス向上やマーケティング目的で、TVerパートナー企業に提供されるのです。

しかし実は2023年4月以降、TVer IDの登録情報が同意なしでパートナー企業に公開されるバグが発生していました。

このバグはiOS端末アプリで起こったもので、ユーザーが同意していないにもかかわらず、端末情報や視聴時間などの情報が漏れていたとのこと。

個人を特定できるほどの情報ではないにせよ、いい気持ちはしませんよね。

2023年10月にバグは解消され、TVerは再発防止に努めると回答しています。

それでもまだ不安なら、TVer IDは登録しないのも手です。

TVer IDでログインすると、お気に入り登録機能や追っかけ再生機能など、TVerの便利な機能を使えるようになります。

ただTVer IDがなくても動画は見れるので、各種機能に興味がないなら登録しないのもあり。

もしくは、TVer以外の動画配信サービスを検討するといいでしょう。

TVerでNHKを見ると個人情報がバレる？

結論から言うと、TVerでNHK番組を見ても、NHKに個人情報がバレることはありません。

NHKはTVerでのNHKコンテンツ提供について、「TVerの利用データを受信契約情報と照合することはない」と明言しています。

NHK受信契約していなくても、TVerのNHK番組は完全無料で見れるのでご安心ください。

そもそもTVerの利用データから、完全に一個人を特定するのはほぼ不可能でしょう。

TVerは無料なので、有料の動画配信サービスほど個人情報の入力が必要ありません。

TVer IDを登録する際も、郵便番号は必要ですが氏名の項目はなし。

端末のIP番号でわかるのも市町村レベルの居住エリアと、契約プロバイダまでです。

いずれにせよTVerの履歴から受信契約の有無がバレることはないので、ご安心ください。

まとめ｜U-NEXT経由のNHKオンデマンドでNHK番組を楽しもう！

この記事では、TVerで見れるNHK番組や注意点を解説してきました。

最後にもう一度、TVerでNHK番組を見る際のポイントをチェックしておきましょう。

• TVerのNHK番組は受信契約なしでも見れる
• TVerで見れるNHK番組は一部のみで、ドラマは対象外
• TVer視聴は利用規約への同意が必須
• TVerテレビアプリでNHK番組は見れず、一部機能も使えない

TVerでは無料でNHK番組が見れますが、配信数が少ない上に、朝ドラや大河ドラマも見れないのがデメリット。

そこでおすすめなのが、U-NEXT経由でNHKオンデマンドを契約する方法です。

U-NEXT経由なら31日間の無料トライアルがありますし、初回登録後すぐにもらえるポイントで、NHKオンデマンド料金を支払えます。

NHK番組をお得に見るなら、ぜひU-NEXT経由でNHKオンデマンドを楽しんでくださいね！

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