「povo2.0で手持ちの端末を使いたいけど、SIMロック解除は必要なの・・?」
povo2.0に乗り換えるとき、気になるのがSIMロック解除の必要性です。
結論から言うと、2021年9月以前に発売されたau以外のキャリア端末(主にドコモとソフトバンク)はSIMロック解除が必須となります。
この記事では、povo2.0で手持ちの端末を使いたい人に向けて、SIMロック解除の必要性や手続き方法を詳しく解説していきます。
※povo1.0・auからpovo2.0への変更はこちら
povo2.0の対応機種について気になる人は、以下の記事も合わせてご覧ください。

【注意】auからpovoの乗り換えは勿体ない!?
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povo2.0で使う端末はSIMロック解除が不要?
au端末を使用する場合
SIMロック解除は不要
povo2.0はauの格安プランという位置づけで同じ回線を使用しています。そのため、au端末はそのまま利用OK。
SIMロック解除の手続きは不要です。
なお、povo2.0では対応端末ページに載っていない機種は動作保証外としています。
4G LTEに対応するau端末なら問題なく使用できますが、すべて動作保証が付いているわけではないことを知っておきましょう。
au以外の端末を使用する場合
2021年9月以前に購入したドコモ・ソフトバンク端末はSIMロック解除が必要
au以外で購入した端末を使用する場合は、端末がSIMフリー化されている必要があります。2021年9月以前にドコモかソフトバンクで端末を購入した人は、SIMロック解除が必須です。
ワイモバイルとUQモバイルの人も、一部のiPhoneにSIMロックがかかっているためSIMロック解除が必要です。
UQモバイルはauのサブブランドなのでpovo2.0と同じ運営となりますが、SIMロックがかかっている場合は解除しなければなりません。
なお、最初からロックがかかっていないSIMフリースマホを購入した場合は、そのままpovo2.0で使用できるので何も手続きしなくてOKです。
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【事前確認】SMロック解除できる端末には条件がある
手続きに入る前に、SIMロック解除できる端末の条件を確認しておきましょう。
ドコモ
- 2015年5月以降の機種である
- ネットワーク利用制限中でない
- 機種購入日から100日以上経過している(分割払い)
ソフトバンク
- 2015年5月以降の機種である
- ネットワーク利用制限中でない
- 機種購入日から101日以上経過(分割払い)
au
- 2015年4月23日以降の機種
- ネットワーク利用制限中でない
- 機種購入から101日以上が経過(分割払い)
以前は、3社とも「本人でないと手続きできない」というルールがありましたが、現在は撤廃されています。一番気を付けたいのが、100日~101日経過の条件です。
分割払いでも既に端末代を払い終えている、または一括払いで清算した方は問題ありません。
しかし、現在支払い途中で100日以内であれば、SIMロック解除の手続きができないので気を付けましょう。
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やり方は簡単!SIMロック解除の方法
ここから、SIMロック解除の手続き手順を解説していきます。手数料ですが、オンラインなら0円です。
ショップの場合は、3,300円の手数料が発生するので注意して下さい。
なお、SIMロック解除に伴うデメリットは何もなし。データが消えたりする心配はありませんよ。
手続き途中で必要となるIMEI番号は、以下の手順で確認して下さい。
- iPhone:「設定」→「一般」→「情報」→「IMEI」
- Android:「設定」→「端末情報」→「IMEI」※
※端末によって表記名が変わります
ドコモ
ドコモは、以下の手順でSIMロック解除が可能です。
My docomo
- My docomoにログイン
- メニューから「サービス一覧」をタップ
- 「SIMロック解除」をタップ
- 「SIMロック解除を行う機種」を選択
- IMEI番号を入力
- 「SIMロック解除解除を申込む」「SIMロック解除の注意事項に同意する」にチェック
- 「手続きを完了する」をタップ
電話
- 151 (9:00~20:00、年中無休)に電話してSIMロック解除したい旨をオペレーターに伝える
ドコモショップ
- 本人確認書類とSIMロック解除する端末を持ってスタッフに申し出る
現在、ahamoを利用中の人は、こちらのページから手続きしてください。
ソフトバンク
ソフトバンクは、以下の手順でSIMロック解除が可能です。
My SoftBank
- My SoftBankにログイン
- メニューの「契約・オプション管理」をタップ
- 「オプション」をタップ
- 「SIMロック解除対象機種の手続き」をタップ
- IMEI番号を入力して「次へ」をタップ
- 「解除手続きする」をタップ
ソフトバンクショップ
- 本人確認書類とSIMロック解除する端末を持ってスタッフに申し出る
LINEMOを利用中の人は、LINEMO内ではSIMロック解除の手続きができないため、携帯電話の購入元の事業者にて手続きを行ってください。
既に解約済みの携帯会社でも、SIMロック解除の手続きは可能です。
UQモバイル
UQモバイルは、オンラインにてSIMロック解除の手続きが可能です。詳しい手順は以下の通りです。
- SIMロック解除の手続きページにアクセス
- 4桁の暗証番号を入力して「次へ」をタップ
- 「au/UQ mobileで購入した端末」か「その他の端末」を選択
- SIMロック解除したい機種にチェックを入れて「次へ」をタップ
- 解除の理由を選択して申し込み
以上で完了です。
ワイモバイル
ワイモバイルは、以下の手順でSIMロック解除が可能です。
My Y!mobile
- My Y!mobile(SIMロック解除の手続きページ)にログイン
- IMEI番号を入力して「次へ」をタップ
- 「解除手続きする」をタップ
ワイモバイルショップ
- 本人確認書類とSIMロック解除する端末を持ってスタッフに申し出る
以上で完了です。
au
auからpovo2.0に乗り換えるならau端末のSIMロック解除は不要です。
ですが、今後他社へ移行する可能性を考えて、auの契約があるうちにSIMロック解除の手続きをしておいた方がいいでしょう。
My au(スマホ、パソコン)
- SIMロック解除の手続きページにアクセス
- 「SIMロック解除のお手続き(My au)」をタップ
- My auにログイン
- SIMロック解除可否を確認してチェック
- 「次へ」をタップ
- 「この内容で申し込む」をタップ
auショップ
- 本人確認書類とSIMロック解除する端末を持ってスタッフに申し出る
povo2.0を解約する予定はない、または別の携帯会社に乗り換えるときは機種変更する、といった人は上記のSIMロック解除の手続きは不要です。
※povo1.0・auからpovo2.0への変更はこちら
povo2.0のSIMカードを入れてSIMロック解除の最終仕上げ
SIMロック解除の手続きが終わっても、実際にはまだロックがかかっている状態です。最終仕上げとして、povo2.0に乗り換えた後に新しいSIMカードを挿入します。
この工程を終えて、完全にSIMロック解除が完了です。
iPhone
- 新しいSIMカードを入れる
- Apple IDを入力(アクティベーション)
Android
- 新しいSIMカードを入れる
- 「設定」→「端末情報」→「SIMカードの状態」を更新
※新しいSIMカードが無い場合
端末を初期化する
SIMカードの入れ替えは必ず電源を切ってから行って下さい。新しいSIMカードを認識できれば、SIMロック解除ができているので、ご安心を。
もし上手くいかない場合は、元のキャリアに連絡しましょう。
なお、新しいSIMカードが無い状態でも、端末を初期化することでSIMロック解除できますよ。ただし、初期化するとデータがすべて消えるので、バックアップをお忘れなく。
※povo1.0・auからpovo2.0への変更はこちら
povo2.0で使える!おすすめのSIMフリー端末
最後に、povo2.0で使えるおすすめのSIMフリー端末をご紹介しておきます。既にSIMフリー化されているため、SIMロック解除の手続きは不要です。
povo2.0では端末の販売がないため、端末購入は携帯会社(大手キャリアや格安SIM事業者)・アップルストア・ネット通販などで行いましょう。
おすすめ1:iPhone 14 Pro
出典:アップルストア
ディスプレイ | 6.1インチ 2,556×1,179 |
---|---|
サイズ | 約W71.5×H147.5×D7.85mm |
アウトカメラ | 4,800万画素+1,200万画素+1,200万画素 |
インカメラ | 1,200万画素 |
内蔵メモリ | RAM:非公開 ROM:128 GB /256 GB /512GB/1TB |
バッテリー容量 | 非公開 |
重量 | 206g |
防水・防塵 | IP68 |
Felica(Apple Pay) | 〇 |
5G通信 | 〇 |
iPhoneシリーズの最新モデルです。過去モデルにあったノッチ(ディスプレイの切り欠き)がなくなり、代わりに横長のパンチホールが採用されました。
ただのパンチホールではなく、通知に合わせて表示が変わる「Dynamic Island」という新しい機能も利用可能です。
自慢のカメラもさらに進化しています。メインカメラの画素数が大きく向上し、より明るく鮮明な写真を撮影できるようになりました。
新しい撮影モード「アクションモード」を搭載し、手持ちでもブレの少ないなめらかな映像を撮影可能です。
価格は149,800円(Apple Store)からと高めですが、カメラにこだわるならiPhone 14 Proがおすすめですよ。
AQUOS sense7
出典:シャープ
ディスプレイ | 6.1インチ 2,432×1080 |
---|---|
サイズ | 約W70×H152×D8.0mm |
アウトカメラ | 5,030万画素+800万画素 |
インカメラ | 800万画素 |
内蔵メモリ | RAM:6GB ROM:128GB |
バッテリー容量 | 4,570mAh |
重量 | 158g |
防水・防塵 | IPX5/IPX8/IP6X |
おサイフケータイ | 〇 |
5G通信 | 〇 |
シャープが発売するスタンダードモデル「AQUOS sense」シリーズの最新モデルです。1/1.55インチの大型センサーを搭載し、従来モデルからカメラ性能が大きく進化しました。
暗い場所でも明るくノイズの少ない写真を撮れるようになったほか、オートフォーカスも高速化しています。
これまでのAQUOS senseシリーズでカメラに不満があった人でも、十分満足できるクオリティです。
軽量・コンパクトなボディやバッテリー持ちの良さなど、AQUOS senseらしさは本機でも健在です。
可変駆動に対応したシャープ独自のIGZO OLEDにより、バッテリー持ちはさらに良くなっていますよ。
まとめ
- povo2.0でau端末を使うなら、SIMロック解除は不要
- povo2.0でau以外の端末を使うなら、2021年9月以前販売の機種に限りSIMロック解除が必要
povo2.0は、au端末ならSIMロック解除が不要です。一部、動作保証外の機種もありますが、基本は問題ないと考えて大丈夫ですよ。
au以外のキャリア端末(主にドコモ・ソフトバンク)は、SIMフリー化されている必要があります。2021年9月以前の機種はSIMロックがかかっているため、解除手続きを行いましょう。
SIMロック解除の手続きは簡単です。手数料のかからないオンラインから申し込むといいですよ。
※povo1.0・auからpovo2.0への変更はこちら