登場人物
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【ご注意!】一部ネタバレあり

信望の厚い地元の名士。北三陸高校の元教師で、春子や大吉の担任。家庭では厳格な父親で、時に息子のヒロシと対立も。
ユイの兄で優柔不断な性格。東京で就職したものの、すぐに辞めて北三陸に戻ってくる。パソコン操作が得意。密かにアキに想いを寄せるが・・・。
アキと同学年の地元でも有名な美少女。東京に強い憧れを持ち、アイドルになることを夢見る。独特の雰囲気に惹かれアキは親友になる。
東京で個人タクシーの運転手をしている。春子と離婚の危機を迎えているが、正宗には別れる気は全く無い。なぜか人をイライラさせる言動がしばしば見られる。
回想シーンに登場する高校時代の春子。東京に強い憧れをもち、流行に敏感。アイドルを目指している。
高校生の時に家出同然で上京。その後、正宗と結婚してアキを生む。24年ぶりに娘をつれて故郷に戻ってきたが、相変わらず母の夏とはぎくしゃくしたまま。
東京では引きこもりがちだった高校生。2年生の夏休みに母・春子の故郷北三陸を訪ねて祖母・夏と出会い、現役の海女を続ける祖母の姿に衝撃を受ける。最北端の海で海女になることを決意したアキは、次第に明るさと笑顔を取り戻し、やがて地元のアイドル的存在になっていく。
遠洋漁業の漁師で1年に10日ほどしか帰ってこないため、仏壇には、“遺影”が飾られている。世界中を航海して独特な世界観を持つ。
海女クラブ会長。海女として漁に出ながら、「ウニ丼」を作り、さらには喫茶店とスナック「リアス(梨明日)」のママとして働く。アキの海女修行を指導。
アキが「海女クラブ」に加わるまでは現役最年少の海女だった。春子と高校の同級生で、大吉の元妻。愛称は「あんべちゃん」。まめぶを愛する。
ムードメーカーでお酒好き。夫が洋服店「ブティック今野」を営んでいて、個性的なファッションを好む。流行りのカタカナ言葉を無理して使う。
若いころは東京から追っかけが訪れるほどの人気の海女。惚れっぽい性格で、過去に何度も駆け落ちの経験がある。
経験豊富な海女。袖ヶ浜漁協組合長の六郎とは結婚と離婚を繰り返したが、今も一緒に暮らす仲。
アキが転校した北三陸高校の潜水土木科の一つ年上の先輩。南部もぐりが得意。初めて会ったアキは種市に一目惚れするが・・・。
町おこしに燃える熱い男。幼なじみで片思いの春子を故郷に呼び戻す。安部の元夫。お酒に極度に弱い。愛唱歌は映画『ゴーストバスターズ』の主題歌。
町おこしに忙しい駅長の大吉に代わり、駅の業務を引き受ける。時には喫茶リアスの店番もお手伝い。鋭いつぶやきを発することも。
春子と安部の同級生で、大吉の後輩。駅長の大吉とともに、町おこしの方法を日々模索中。北三陸市の巨大ジオラマ作りにも没頭。
袖ヶ浜漁協の組合長で、漁師と海女との間の調整役を引き受ける。町おこしにも熱心。元妻のかつ枝とは今も一緒に暮らす。
北三陸の名産・琥珀(こはく)の採掘を行っている。夏の店「リアス」の常連客。話下手だが町の人には「勉さん」と呼ばれ慕われている。
琥珀(こはく)堀り・勉の弟子。通称、ミズタク。夏の店「リアス」に勉と共に訪れ、次第に町の人々と親交を深めていくのだが・・・。
母・春子の故郷、岩手県北三陸市で海女を志し、やがて地方アイドルとなったアキは、本格的にアイドルを目指して上京。芸能事務所「ハートフル」の人気アイドルグループ「アメ横女学園芸能コース(通称アメ女)」の妹分「GMT」に加入してアイドル修行に励む。
“じぇじぇ!岩手県北三陸で海女やってます、潜水士の資格も持ってます、海女のアキちゃんこと天野アキです!”
アキ憧れの大女優。10代から芸能界で活躍し、40歳を過ぎた今でも清純さと人気をキープするカリスマ女優。行きつけのすし店「無頼鮨」で運命的に出会ったアキに天性の才能を見いだし、やがて自分の付き人として育てていく。その私生活は謎に包まれているが何やら春子の過去と深い関わりがあるようで・・・。
徳島県のアイドルグループ「うずしお7」出身。「GMT」の最年長メンバー。
“やっとさー!やっと!やっと!阿波踊りの里、徳島県で「うずしお7」のリーダーやってました宮下アユミです。”
宮城県のアイドルグループ「仙台牛タンガールズ」出身。「GMT」最年少の14歳で、寮ではアキと同室。アキを姉のように慕っている。初期の衣装デザインは仙台牛をイメージ。
“宮城と言えば?(♪ずんだずんだー!)わたすの名前は?(小野寺ちゃーん)え?呼んだ?(♪呼んだ呼んだー!)いぇーい!”
福岡県のアイドルグループ「親不孝ドールズ」出身。初期衣装デザインは佐賀の「がばいばあちゃん」をイメージ。自己紹介で出身地を言うときに必ずせきこむのにはとある訳が・・・?
“福岡天神、「親不孝ドールズ」の柚子胡椒担当、遠藤真奈ばい!”
「GMT」のリーダーで、埼玉県のアイドルグループ「NOオーシャン」出身。責任感と危機感が強く、ことあるごとに反省会を開く。口癖は「天下取ろうね!」。初期衣装デザインは深谷ネギがモチーフ。
“海はないけど夢はある、埼玉在住アイドル「NOオーシャン」の元気印、入間しおりです!今日も東武東上線に乗って元気いっぱい!”
沖縄県出身。いつも騒がしい「GMT」メンバーの中で、ひとりゆったりとした島の時間が流れている癒し的存在。伝統的な琉球舞踊の衣装で踊る。
“ハイサーイ!沖縄県出身、喜屋武エレンです!なんくるないさー!”
アキの母。北三陸駅のスナック「梨明日」で働きながら、アイドルを目指して上京したアキを応援している。芸能事務所「ハートフル」の社長・太巻とはなにやら因縁があるようで・・・。
アキの父。東京の個人タクシー運転手。アキがアイドルになることに反対しつつも、GMTの寮に出入りする。20年前、春子ととある偶然で出会い、結婚した経緯も明らかに・・・。太巻と春子の間の秘密を知る一人。
若き日の天野春子。素人のオーディション番組で1週勝ち抜くも、突然番組は打ち切りに。純喫茶「アイドル」でアルバイトをしながら、アイドルの夢を追いかける。ある日、スカウトマン・太巻から頼み事をされて・・・。
地元で有名な美少女。初代ミス北鉄に選ばれ、アキとのユニット「潮騒のメモリーズ」でブレイク。アイドルユニット「GMT」メンバーとして、東京のアイドル事務所にスカウトされたが、父・功が病に倒れて上京できず、自暴自棄になり生活が乱れていく。
大手芸能事務所「ハートフル」の社長。通称太巻。「アメ横女学園芸能コース(通称アメ女)」のプロデューサーで「GMT」プロジェクトの立案者。元ダンサーで「アメ女」の振付も担当。なぜかアキには冷たいが、その理由はアキの母・春子と何やら因縁があるからのようで・・・。
「ハートフル」所属アイドルの頂点である人気グループ「アメ女(アメ横女学園芸能コース)」の絶対的センター。あだ名は「マメりん」。スキャンダル報道が絶えない。
北三陸では琥珀掘りの小田勉の弟子だったが、真の姿は大手芸能事務所「ハートフル」のスカウトマン。そしてアイドルグループ「GMT」のマネジャー。一見クールだが内面に熱い思いを秘め、「GMT」を売りだそうと奮闘する。
大手芸能事務所「ハートフル」社員。「アメ横女学園芸能コース」のチーフマネージャー。社長である太巻を深く尊敬し、描くビジョンを実行に移すことが使命だと考えてはいるが、日々、メンバーのトラブル対応に追われている。
「東京EDOシアター」近くのすし店「無頼鮨」の大将。口数は少なく黙々とすしを握っていて、客の言うことに渋くほほ笑みながら相づちを打つが、人の話を聞いていないことが多い。鈴鹿が店の常連客で、職人見習いとして種市を雇う。
北三陸高校・潜水土木科出身。アキの先輩で、初恋の人。ヘルメットを被ってもぐる「南部もぐり」のエリートだが、高所恐怖症。東京での仕事をあきらめ帰郷しかけたところをアキに叱咤され、すし店「無頼鮨」ですし職人を目指す。
東京・原宿にある純喫茶「アイドル」のマスターで、アイドルおたく。春子はこの店でアルバイトをしているときに、マスターから太巻を紹介された。