2人の恋は場合の数

プロのカリグラフィストになるため、バイトや講師をしながら頑張るキョン・ウヨン。そんな彼女は、付き合って100日目の彼氏にふられてしまう。彼女には恋が続かない、初恋の呪いがかかっていた。

自分を気にかけてくれるイ・スを、好きになった高校生の頃のウヨン。彼女が大事な作文大会に行く日、スから電話がかかってくるも突然切れてしまう。事故に遭ったと思い、ウヨンは彼を必死に捜すが見つからず…。

スに2度もふられたウヨン。それから3年後、ウヨンはバイト先の改装を機に済州島へ向かい、半月の間ゲストハウスで仕事をしながら作品を売り込み過ごしていた。だが、そこで再びスと出会ってしまう。

済州島でウヨンはスを避けるが、逆にスはウヨンを追いかけ、一緒に一日を過ごすことに。共にいるうち、ウヨンは再び彼に惹かれてしまう。だが、この片想いの呪いを解くため、ウヨンはスに迫り…。

済州島での縁で、ウンユ出版社長、オン・ジュンスからカリグラファーの仕事を任されたウヨン。だが、彼女はその打ち上げで酔ってしまい、スにつながらない電話をかける。その電話の先は、思いがけない相手だった…。

共に仕事をするのがスだと知り、驚くウヨン。だが、カリグラフィーの仕事をしっかりこなしたいウヨンは、イ・スと友達になることを決意する。そんななか、ウヨンが気になるジュンスは、彼女にアプローチをかける。

ジュンスに対するウヨンを見て、嫉妬心を抱くス。そんなある日、落ち込んでいたウヨンをスは励まし、ウヨンはそこで彼の弱い部分を知る。一方、ジュンスは電話の秘密をウヨンに打ち明けようとしていた。

ウヨンの親友・ジンジュの言葉を聞いて、ウヨンが傷ついてきたことを知るス。一方、彼らの友人、ヨンヒとヒョンジェの10年続くカップルは、複雑な時期を迎えていた。そんなある日、風邪を引いたウヨンは…。

ウヨンとジュンスの食事の場について行ったス。そこで友達として好きだったと告げるスに、怒りと共に想いがこみ上げてしまうウヨン。そんな様子を見たジュンスは、ウヨンを自身の書店に招待する。

ウヨンの大切さを知っていくス。そして、彼は自分の正直な気持ちに気づき、ウヨンを呼び出し、彼女の誕生日にデートを申し込む。だが、ウヨンはすでにジュンスとの約束があった。次の日、その日を迎えたウヨンは…。

友人のサンヒョクの営む店で会った、スとウヨン。スはデートの日、事故に遭ったことをウヨンに言わずプレゼントを渡す。付き合い始め、楽しく過ごすウヨンとジュンス。一方、スはウヨンへの想いを募らせていく。

撮影の仕事を再開させたスとウヨン。片想いのスは、ウヨンの行動にドキドキしてしまう。そんななか、仕事でジュンスがこられなくなった映画を、スは代わりにウヨンと観ることに。だが、そこにジュンスが現れ…。

スの優しさを受け入れられるようになってきたウヨン。だが、ウヨンはスの家で自分の写真を見つけてしまい、スが本当に自分のことを好きなんだと心が揺れ動く。そして、友人のヨンヒからある事実を教えられ…。

スの本気の想いに心動かされるも、今までの傷からスの気持ちを受け入れられないウヨン。そんな彼女を、優しく包んでくれるジュンス。だが、ウヨンはジュンスを我慢させていることに、申しわけなさを感じていた。

ジュンスと恋愛はできないと感じ、彼に別れを告げるウヨン。それを受けジュンスは、衝動のままスに会いにいき、スとジュンスは殴りあいの喧嘩に。そんな2人を見たウヨンは、2人とは付き合わないと告げる。

酔ってウヨンの家にきてしまったスとジュンス。スはウヨンの両親に、ウヨンを振った男だとばれてしまい、ジュンスと共に追い出される。一方、ヨンヒは家で倒れている母を見つけ、そこで母が胃がんだと知る。

傷つけたと思い誤解を解こうと、スのもとへ向かったウヨン。しかし、そこでスの怒りを受け気持ちがすれ違ってしまうウヨンとス。そして、ウヨンを想い続けるジュンスは、そんなウヨンを追いかけるが…。

自分を守ってくれたスを信じ始めるウヨン。近づいていく2人だが、またスは離れてしまうという想いが消えず、ウヨンはスと付き合うことができずにいた。そんななか、スに言われるままウヨンは共に出かけることに。

ついに片想いから両想いになったウヨンとス。ウヨンはついてない日のデートですら、幸せで仕方がない。そしてスの過去を知り、今までの態度の理由を理解するウヨン。これまでの時間を取り戻すように過ごす2人は…。

ウヨンに拒否され驚いたス。友人たちに相談するなか、ウヨンから愛してると言われたことがないと気づき、酔ったスはウヨンに涙ながら電話をかけ…。そんなある日、スの家に謎の女性が入るのをウヨンは目撃する。

ウヨンの父に受け入れられたス。そんななか、ウヨンは偶然スに海外から仕事の依頼がきていることを知る。不安を覚えるウヨンに、スの友人・ユラから連絡が入る。一方その頃、ウヨンの友人たちにも変化が訪れていた。

スに海外の仕事をどうしたいのか、聞きに向かうウヨン。そこで一緒にいこうと誘われ、共に向かうことをウヨンは決意する。そんななか、ヒョンジェを自分と一緒に不幸にさせたくないヨンヒは、彼に別れを告げる。

母との時間を過ごすヨンヒ。やり直そうとするもうまくいかないスの両親。それぞれの関係が進むなか、ウヨンは仕事を優先し、スに旅行には行けないことを告白する。そして、ウヨンとスの遠距離恋愛が始まる。

仕事から帰国したスは、離れてしまったウヨンの心を引き留めようとするが、1年という時間はウヨンの心から恋愛を諦めさせてしまっていた。スは後悔に襲われながらも、どうしたらいいかわからず…。

ウヨンに一日だけ別れる前に戻りたいと、願いを告げるス。そして、一日だけのデートをする2人。その別れ際、お互いの想いを吐き出すなかで、ウヨンは自分たちの愛に不安があったことを打ち明ける。

自分の写真展にウヨンがくるのを待ち続けるス。そして、ウヨンは友人やスの母の言葉に背中を押され、スの写真展へ駆けつける。しかし、スに出会えないウヨン。諦めかけた時、ウヨンはスの自画像写真を知る。