横溝正史シリーズ 本陣殺人事件(片岡鶴太郎主演)
解説
片岡鶴太郎が金田一耕助を演じ、横溝正史の原作をドラマ化していくシリーズ。第3弾は、旧家の長男の婚礼の夜、長男と花嫁が雪に閉ざされた密室で惨殺された事件の謎に金田一が挑む「本陣殺人事件」。
あらすじ
金田一耕助は、岡山県のある村にやって来た。江戸時代から本陣として権勢と格式を保ってきた一柳家の長男の婚礼に、花嫁の唯一の身内として出席するためだ。一柳家の当主・糸子は、克子と長男・賢蔵との結婚に強く反対していたが、賢蔵が我意を押し通したのだという。婚礼が終わり、部屋で眠りについた金田一は、女の悲鳴に驚いて新郎新婦の新床である離れ屋敷に駆け付ける。密室の中では、賢蔵と克子が惨殺されていた。驚愕する金田一を尻目に、糸子は冷ややかに死体を見ていた……。
キャスト
出演:片岡鶴太郎、佐久間良子、古手川祐子、吉行和子、本田博太郎、牧瀬里穂、加藤 武 ほか
制作年
1992年初放送