帰郷・妻が消えた
解説
秋も深まったある日、四年前に出稼ぎに出たまま消息を絶っていた周平という中年男(山崎努)が、何の前ぶれもなくひょっこり帰ってきた。本人にとっては懐かしい故郷だったが、村人たちは男を困惑の表情で迎えた。
あらすじ
男に愛想をつかした妻の千絵(佐藤オリエ)は1人息子の耕市をつれ、村で温泉旅館を経営している木島(小坂一也)と1年前に再婚していたのだ。案の定、周平は荒れに荒れるが、やがて自分の非を認め、離婚届にも判を押した。すべては丸く収まるかに見えたが、彼と前後して村に入ってきた正体不明の女が変死したことから、雲行きがおかしくなる。実はこの女、木島が千絵と再婚する前に付き合っていた東京のホステスだったのだ。警察は周平に疑いの目を向ける。
キャスト
出演:山崎努、佐藤オリエ、小坂一也、浜村純、ほか
制作年
1984年












