チアアップ

名門のヨンヒ大学に入学したト･ヘイは家が貧しく、一家を支える大黒柱だ。そのために誰よりも経済的成功を夢みている。そんなヘイがひょんなことからパク･ジョンウに出会う。ジョンウは応援団テイアの団長なのだが…。

テイアには20年前から伝わる不吉な予言がある。不可解な事故まで起きたせいで、年々団員が減っており、ジョンウや副団長のテ･チョヒは頭を抱えていた。一方、お金を稼ぐのに必死なヘイは大事な収入源を１つ失ってしまう。

テイアに入団した新入生たちは過酷な訓練でヘトヘトに。だが、重大な目的があるヘイはここで辞めるわけにはいかない。ヘイに近づく目的で入ったチン･ソンホも続けることにするが、実は団内恋愛禁止という規則があるのだった。

うっかりバイトを入れたために訓練をサボってしまったヘイは、全員の前でジョンウから叱られる。落ち込んでいるところへ別れた恋人イ･ジェヒョクから暴言を吐かれ、さすがのヘイもまいってしまう。そこへジョンウが現れ…。

ジョンウとヘイはいがみ合っているようで、実は好みがピッタリ。ソンホはそんな２人の会話を聞いて焦りを感じる。そんな中、テイアではホギョン大学との応援合戦の準備が始まり、新入生には重大な任務が課せられる。

ホギョン大応援団の部屋に侵入したヘイは団長のイ･ハジンに見つかってしまう。知らせを受けたジョンウは事情も知らずヘイを一方的に責めるが、ヘイが立ち去ったあとでヘイの親友チュ･ソンジャやイム･ヨンイルらが現れて…。

ハジンとジョンウの関係を聞いてガックリと肩を落とすヘイ。ジョンウに声をかけられても、ぎこちない態度を取ってしまう。食欲も元気も失ったヘイを見て、母親のソン･チュニャンはまた振られたのだろうと鋭く指摘する。

いよいよホギョン大との応援合戦の当日がやってくる。ジョンウは、憧れの先輩イ･ユミンを襲った過去の事故を思い出しながらも、リハーサルをこなす。そんな中、何者かがヘイが着るはずの団服に飲み物をかけようとしていた。

ジョンウは応援合戦の終盤で起きた事故が何者かの仕業ではないかと疑う。打ち上げは大いに盛り上がるが、はしゃいでいるヘイを同期のキム･ミンジェが苦々しげに見ていた。打ち上げ後、ソンホは酔ったヘイを送ろうとすると…。

合宿に来たテイアの団員たち。夜の飲み会が盛り上がる中、ヘイが特別扱いを受けているというミンジェの発言で気まずい空気が流れる。ヘイはタイミングを見てジョンウに話しかけるが、ジョンウはミンジェを意識して話を遮る。

学園祭が近づいてきて、ヘイたち新入生は新曲作りを任されることになる。だが、ソンホが応援団を辞めると言いだし、ヘイの入団の理由を知ったミンジェはヘイに退団を迫る。そんな中、ヘイのロッカーに古い学報が…。

退団することにしたヘイ。ジョンウに話そうと応援団室に行くと、ユミンがジョンウを待っていた。ジョンウが遅れて現れるが、ヘイは用件を話さずにその場を去る。そんな中、ヘイはジェヒョクにおかしな頼み事をされる。

弟のト･ジェイが同級生を殴り警察沙汰になる。被害者の両親に膝をついて平謝りするヘイだが、ジェイは激怒して謝罪を拒んでしまう。ヘイが示談金をどう工面するか悩んでいると、ジョンウが気まずそうに声をかける。

よそよそしい態度を取っていたジョンウから、ユミンとの関係は過ぎたことだと聞いて、ヘイは上機嫌になる。一方、ジョンウは卒業生をインタビューしに行き、そこで聞いた言葉に勇気づけられヘイに連絡をするのだが…。

ヘイはジョンウへの思いを断ち切れずに落ち込む。一方、ジョンウはヘイとの距離を保とうと努めるが、どうもうまくいかない。ギクシャクした関係が続く中、ヘイが正直に話そうとするのだが、ジョンウは聞くのを拒んでしまう。

団員たちは学園祭の準備と訓練に追われ、慌ただしい日々が続く。いよいよ明日が本番となり、夜は交代で舞台の警備をすることに。そこでソンジャは、恋が叶う“半月スポットの伝説”をヘイたちに伝えるのだが…。

学園祭当日、テイアのメンバーは朝から大忙しだ。そんな中、ソンホとヘイの交際疑惑が持ち上がり、ジョンウは気になってしかたがない。さらに、団長のことを諦めるとヘイに言われ、ジョンウは落ち込んでしまう。

トラブル続きの学園祭。ヘイたち新入生は、最後まで諦めずに作った新曲を発表できなくなったために控え室で落ち込んでいた。しかし、そこへジョンウたち上級生が現れて、全てが報われる瞬間が来るかもしれないと話しだす。

学園祭を終えた団員たちの前にソンホの母ファン･ジニが現れ、息子と交際しているのかとヘイに問う。ソンホは自分がヘイに片思いをしていると説明すると、ジニはさらにヘイを質問攻めに。そこへチュニャンまで現れ…。

酔って釜山に来てしまったジョンウたちは、ジョンウの母親や市場の仕事を手伝うことに。そんな中、ヘイはゆうべのキスのことを思い出す。しかし相手がジョンウとソンホのどちらか記憶になく、２人にそれとなく探りを入れる。

自分がやらかしたことを思い出したヘイは、意図せず三角関係に陥ってしまう。自分の気持ちが分からないため、必死になってジョンウとソンホを避けていたが、授業の課題で２人とデートすることになり、ヘイは決断を迫られる。

２人と４時間ずつデートをすることになったヘイ。ソンホは眺めのいい部屋を用意してヘイを楽しませようと誠意を尽くす。別れ際、ヘイは引き止めるソンホを見て複雑な思いになるが、約束だからとジョンウのもとへ向かう。

秘密の交際をすることになったヘイ。そばに49期の先輩キム･ジンイルがいることに気づかないまま、ソンジャに報告してしまう。ジンイルがいると知って２人は慌てるが、ジンイルがイヤホンをしていたのでホッと胸をなでおろす。

夏季合宿訓練が始まり、その２日目はちょうどソンジャの誕生日だった。ソンジャはヘイが祝ってくれると期待していたが、ヘイは恋愛に夢中ですっかり忘れている様子。ほったらかしにされたソンジャが寂しい思いをしていると…。

病院での鬼ごっこが始まるが、ミンジェは落ち込んでいるソンジャを気遣い、２人は自然とお互いのことを話し始める。一方、ヨンイルはチョヒと２人きりになり、正直な思いを伝えていた。その頃、ヘイはというと…。

ジョンウは、夏合宿で起きた事故は偶然ではないと考えていた。その頃、ヘイはデートに出かける支度で大忙し。何を着ていくか迷っていると、ソンホから電話がかかってきてジニが倒れたと聞き、デートをキャンセルする。

チュニャンが入院したジニの世話で病院にいる間、ヘイは家の前に来たジョンウと寄り添って語り合っていた。だが、２人が仲を深めているところへ、チュニャンがソンホを伴って帰宅し、ジョンウを夕飯に誘うのだが…。

ホギョン大応援団がテイアの訓練に参加し、その様子をテレビ番組用に撮影される。しかし、なぜか撮影陣はヘイとハジンの対決を求めてきた。さらに個別インタビューで、ヘイはジョンウとの関係を聞かれて困惑してしまう。

ヘイはぼんやりして訓練に身が入らない。バイト中、交際100日目のサプライズでジョンウが花束を持って現れても、ヘイは喜ぶどころか戸惑った表情を見せる。後日、ヘイはジョンウを呼び出して苦しげに別れを切り出す。

テイアのOBペ・ヨンウンの店であり、ヘイのバイト先でもある“チアーズ”で１日ビアホールが開かれる。何も知らずに出勤したヘイは、客が大勢いるのを見てげんなりする。だが、ソンジャとトイレから店に戻ってみると…。

ヘイを助けるためにジョンウが重傷を負って救急車で運ばれる。皆が心配する中、手術は無事に終わり、ジョンウは無事に回復していく。そんな中、チュニャンが数日出かけるというメッセージを残して連絡を断ってしまう。

多くの困難を乗り越え、テイアのメンバーはヨンホ戦という大舞台に立つ。それから３年後、皆それぞれの道を歩んでいたが、ヨンウンの結婚式に集まる。そこへ伝説の占い師が現れ、三大予言の真相がついに明かされる。