クレッシェンドで進め

あらすじ

長野県松本市。県立花山高校3年C組の樫浩太(細田佳央太)は、今まで“目立たず、注目されず”を信条に高校生活を過ごしてきたのに、ジャンケンで負けて合唱コンクール委員をやらされる羽目になってしまう。メリットと言えば、もう1人の合唱委員が憧れの藤田(出口夏希)であることだけ。そもそも受験間近の12月に合唱コンクールなんて…クラス全員、やる気なし、樫の話に耳を傾ける者も誰もいないが…そんな状況を見かねた藤田は突然、宣言する。「このクラスは、合唱コンクールで優勝を目指します」この突拍子もない一言で、3年C組の運命が一気に動き出す――。

あらすじ

合唱コンクールで優勝を目指します――藤田 (出口夏希) の宣言に、樫 (細田佳央太) は呆気にとられてしまう。クラスのみんなも「さすがに優勝は無理」「そもそも優勝したいと思ってない」と口をそろえて取り合わないが、「花高てぬぐい、欲しくないの?」と藤田が問い掛けると、3年C組の意識がガラッと変わり――。翌日、樫は藤田と一緒に伴奏者を探し始める。でもクラスのピアノ経験者は誰も引き受けてはくれない…肩を落とす樫の横で、藤田は“奥の手”を思いつき――。

あらすじ

樫(細田佳央太)と藤田(出口夏希)から伴奏を依頼された柳田(桑山隆太)は、桜間(川井望鈴)にピアノの腕前を褒められると顔を赤くして大照れ。樫はクールな柳田の意外な姿を見て柳田の恋心に気付くが、藤田は居たたまれなくなってその場を立ち去ってしまう。そんな藤田を切ない思いで見つめる樫は、「藤田にはガキの頃から世話になってる」という柳田から、藤田が合唱にこだわる理由を教えてもらうーー。

あらすじ

合唱コンクールに向けて3年C組の練習がいよいよ始まろうとしていた…が、優等生の竹内(花岡すみれ)が待ったを掛ける。竹内はみんなに“クラスの半分以上が出たくなかったら、3年生は合唱に出ないでいい”という特例があることを説明すると、「合唱より受験勉強を優先すべき」と提案。みんなも竹内の意見に同調し始め、クラスの士気は一気に下がってしまう。藤田(出口夏希)の悲しそうな表情を見た樫(細田佳央太)はーー。

あらすじ

樫(細田佳央太)は柳田(桑山隆太)の指名で、やったこともない指揮を任される。青春なんてクソくらえと思っていたのに、今は青春のど真ん中に立っている…樫はそんな自分に違和感を覚えつつも、なんとなくの動きで指揮するが、みんなの歌声はバラバラ。姿勢も悪く、声も小さい。歌い終わった教室には微妙な空気が流れ…「やっぱり出ない方がよくない？」という竹内の言葉にみんながうなずく。樫はなんとか説得しようとするがーー。

あらすじ

合唱コンクールまで残り2か月だというのに3年C組の合唱はバラバラ。本当に優勝できるのだろうか…樫(細田佳央太)は現実感が湧いてこない。藤田(出口夏希)の提案でパートを決めることになったが、そもそも自分の音域がわからない者ばかりで…。柳田(桑山隆太)に見極めてもらいながらようやくパート分けが終わり、いざ練習開始！ーーと思ったら、テノールチームをまとめる樫には難題が待っていた…！リーダーシップって一体何！？

あらすじ

テノールチームのリーダーになった樫(細田佳央太)は、遊んでばかりで練習に身が入らないみんなをまとめることできず、ハギノ(水沢林太郎)に助けられてばかり。リーダーの難しさを痛感していると、担任の黒島(藤井隆)が「樫らしくすればいいんじゃないか？」ーー自分らしさって何？悩める樫は、翌日、テノールの伊調(山下真人)とアルトの鈴竹(飯塚純音)が苦しそうに歌っている姿に気付きーー。

あらすじ

樫(細田佳央太)は、伊調(山下真人)と鈴竹(飯塚純音)から「声が出しづらい」と悩みを打ち明けられる。テノールの伊調は声が高いため低音を出すことが苦しく、逆にアルトの鈴竹は他の女子より声が低いため高音を出すことが難しいと言うのだ。「どうしようもない」と肩を落とす2人のために、樫はある行動に出るーー。そんな樫のささいな動きが、やがて3年C組の合唱に小さな変化を生むことになりーー。

あらすじ

昇降口に飾られたボロボロの『花高てぬぐい』。樫(細田佳央太)は合唱コンクールで優勝して、このてぬぐいを手に入れたいーーと思いをはせていると、隣でハギノ(水沢林太郎)が「かっこいいよな」。どうやらハギノも同じ気持ちのようだ。そんなハギノに、樫はある頼み事を持ち掛ける…！その頃、テノールへ移動することになった鈴竹(飯塚純音)は、男子に交じって歌うことに不安を抱えていてーー。

あらすじ

樫(細田佳央太)の気付きでパートを交換した伊調(山下真人)と鈴竹(飯塚純音)。チェンジ後、初めてのパート練習に臨んだ2人は、想像していた以上に自分らしく歌えることに驚き、同じことを思う、「楽しい」！バラバラだったみんなが少しずつまとまり始めーーさらに新たな恋も芽生えてーー3年C組の青春が加速していくーー！

あらすじ

樫 (細田佳央太) が合唱コンクール委員になってから2週間、相変わらず練習に参加しない錦木 (濱尾ノリタカ) 以外、みんな少しずつ良くなってきた。「でも今のままじゃ優勝は無理」と言う藤田 (出口夏希) の提案で、課題曲『心の瞳』の歌詞の意味を皆で考えてみることに。そんな中、ハギノ (水沢林太郎) とオギノ (瀬戸琴楓) が急接近…! そして樫は、栗田 (萩原護) の財布を拾ったことから、栗田の秘密を知ってしまうーー。

あらすじ

樫 (細田佳央太) は栗田 (萩原護) が財布の中にしまっていたハギノ (水沢林太郎) との2ショット写真を見てしまう。栗田から「写真のこと、言わないでほしい」と頼まれた樫は栗田の心中を推し量り、なんで財布を開けてしまったのか…自分の軽率な行動に頭を抱える。一方の栗田は、ハギノとの仲を「カップルみたいだな」とからかう親友の海老根 (佐久間悠) に対して本気で怒ってしまい、友情に亀裂が生じ始めるーー。

あらすじ

栗田 (萩原護) とハギノ (水沢林太郎) は学校の外でも一緒にいるぐらい仲良しだった。栗田はいつでもカッコいいハギノのことを、つい目で追ってしまい、ハギノが隣にいるだけで意識してしまう。でもこの思いをどうやって処理すればいいか分からないから、ハギノへの気持ちには向き合わない。自分の気持ちをスルーすると決めたはずなのに……樫 (細田佳央太) に気付かれ、おまけにハギノとの仲もギクシャクしはじめて、栗田は元気をなくしてしまい――。

あらすじ

樫 (細田佳央太) は課題曲『心の瞳』の歌詞をどう解釈したらいいか分からない。そしてバラバラなクラスに悩んでいた。担任の黒島 (藤井隆) は「自分だけの受け止め方でいいんじゃないか? そしてバラバラな歌声だから、交わったときにハーモニーになるのでは?」と教えるが…。樫は栗田 (萩原護) のことも気掛かり。元気のない栗田はテノールのパート練習でも全く声が出ず、みんなから責められてしまい…クラス分断の危機!?

あらすじ

樫(細田佳央太)は、栗田(萩原護)から「自分のパートをバスに変えてほしい。ハギちゃん(水沢林太郎)と歌うのはもう無理かもしれない」と言われたことが頭から離れない。自分が栗田にできることは何だろう…そんなことを考えていると、課題曲『心の瞳』の自分なりの解釈が見えてきてーー3年C組のバラバラな思いはどうなってしまうのか！？

あらすじ

3年C組は1か月半後の合唱コンに向けて自由曲選びに取り組み始めるが、錦木(濱尾ノリタカ)はいつものように我関せずと教室を出て行ってしまう。しかし、錦木は家に帰らず、図書室で一人勉強しているようだ。放課後、樫(細田佳央太)は、藤田(出口夏希)と柳田(桑山隆太)が楽しそうに帰っていく姿を複雑な思いで見送ると、商店街でどこからともなく聞こえてくる曲が気になってーー。そして翌日、錦木の態度にイラ立ちを募らせていた青木(瀧七海)がついにブチギレる！一体どうなる3年C組ーー！

あらすじ

樫(細田佳央太)は、青木(瀧七海)に怒られて、教室を出て行ってしまった錦木(濱尾ノリタカ)のことが気になって仕方がない。錦木は中学時代、野球部に所属していたにもかかわらず校歌を歌おうとせず、監督から怒られていたらしいが…。一方、梅沢(藤井夏恋)と栗田(萩原護)は、学校帰りに本屋で立ち読みしている錦木の姿を見掛ける。意外なことに、錦木が読んでいたのは歌の本でーー。なぜ、錦木は合唱の練習に出ないのか…！？

あらすじ

錦木(濱尾ノリタカ)が練習に参加しない理由は「音痴だから」だった。それもかなり重症の。参加したい気持ちはある、でも一緒に歌うとみんなに迷惑をかける…。みんなの合唱がうまくなればなるほど、錦木は居場所を失っていく気分だった…。そんな、今まで誰にも言ったことのない本音を樫(細田佳央太)に漏らす錦木。笑われるに決まっている…そう思っていたが、樫の一言に意表を突かれるーー「一緒に歌おうよ」。

あらすじ

音痴の錦木(濱尾ノリタカ)でも合唱コンクールに参加できるよう、柳田(桑山隆太)が打ち出した策はズバリ、口パクだ。練習の結果、錦木は課題曲『心の瞳』の口パクを完璧にマスターして、みんなを驚かせる。学校帰り、藤田(出口夏希)は樫(細田佳央太)と2人になると、「本当に口パクでいいのかなぁ」と釈然としない気持ちを打ち明ける…とその時、どこからともなく気になる“あの曲”が聞こえてきてーー。樫は曲の聞こえる方へと走り出しーー！

あらすじ

合唱コンクールに口パクで臨もうとする錦木に、「口パクはやめて、一緒に歌わない？」と藤田。樫も「口パクじゃ一緒に合唱したことにならない」と藤田の意見に賛同する。２人に背中を押された錦木は、柳田による音痴改善の特訓を受けることになり――。その必殺技とは…教室にもあるあの道具だった！？これでようやく３年Ｃ組が一つになった――と思いきや、次週、柳田が恋愛を巡る騒動を起こすことに――！

あらすじ

3年C組のみんなが合唱の『自由曲』に取り組む中、樫（細田佳央太）はいまだに指揮のコツをつかめない。「どうしたら、もっとうまくなれると思う？」――音楽室で柳田（桑山隆太）に相談していると、桜間（川井望鈴）が柳田のピアノを聞きにやってくる。途端に柳田は顔を赤くして――。ところが、柳田は桜間が他のクラスメイトに恋をしていると知って大ショック！そんな柳田の失恋が、クラス全体を巻き込む騒動に発展していく――！

あらすじ

柳田は、密かに思いを寄せていた桜間が伊調（山下真人）のことを好きと知った途端、ポンコツになってしまう。合唱の練習中もピアノを間違えてばかり。「どうしたの？」と心配する藤田（出口夏希）に、柳田は「すまん」とだけ言って帰ってしまい…。放課後、樫は藤田に呼ばれ、「何があったか知ってる？」と聞かれるが、柳田のことを好きな藤田に事のいきさつを伝えるべきか――どうする樫！？

あらすじ

クラスいちの秀才で、ピアノも上手な柳田は初めて経験する片想いのツラさと胸の痛みに打ちひしがれ、何も手につかない。樫と藤田は励まそうとするが、逆に柳田から「お前ら、好きな人いる？」と聞かれて動揺する。樫は、藤田の前で「いるよ」と答えるが――。一方の桜間も元気がない。希望していた指定校推薦がもらえなかったのだ。それを知った藤田は、なぜか柳田と桜間の仲を取り持つような提案をして――。柳田の恋にさらなる波乱の予感！？

あらすじ
「柳田、勉強教えてあげなよ」――藤田は柳田のことが好きなのに、柳田の恋を応援したくて桜間との距離を近づけようとする。にもかかわらず、柳田は意地を張って「俺は教えない！」と断り、ついには合唱の練習も休んでしまう。「私のせいだよね」と責任を感じる藤田。樫は、藤田のことが好きだからこそ、自分に同じことができるだろうか…藤田の恋を応援できるだろうか…と自問自答する。そんな樫を黒島（藤井隆）がある場所へ連れて行く。翌日、樫はまた練習を休もうとする柳田に、「僕は、藤田さんが好きだ。」と宣言し――。

あらすじ

樫は、頭を抱える。柳田から「頼みたいことがある。とても簡単なことなんだけど」とお願いされて引き受けたものの、全然簡単じゃないからだ。「でも、やるしかないか」。
オギノ(瀬戸琴楓)と椿(荻野紗那)に連れられ、桜間が体育館にやってくると、ピアノの前に柳田、傍らに樫がいて――。「桜間さんに笑顔を取り戻してほしい」。…3年C組のみんながその思いを届ける――！するとそれぞれの恋に、ほんのちょっとの奇跡が起こる！？

あらすじ

3年C組は合唱練習と並行して受験生にとっての一大イベント『全国統一模試』に挑む。樫（細田佳央太）は模試の席が藤田（出口夏希）の隣になって嬉しい…けど集中できない！翌日、みんなが模試の手応えを言い合って盛り上がる中、現役進学を目指す竹内（花岡すみれ）は出来が良くなかったようで…合唱練習で周りにイラ立ちをぶつけ、アルトチームに不協和音が生じてしまう――。そもそも何で合唱コンクールってこの時期にやるの！？本番まで３週間…樫と3年C組はこの状況をどう乗り切る！？

あらすじ

藤田は隣のクラスが朝練していることに危機感を抱き、クラスメイトに朝練を提案。みんな賛成するが、オギノ（瀬戸琴楓）は家が遠すぎて朝練時間に間に合わない。「どうしよう…」と困っているオギノを、ハギノ（水沢林太郎）が「無理のない時間に来ればいい」と優しくフォローする。２人は最近いい感じだ。と思ったら、オギノの彼氏・亮平（空気階段・水川かたまり）が東京からやって来て、面倒くさいことになりそうな予感が――！さらに、受験に不安を抱える竹内（花岡すみれ）が夕方の合唱練習を休みたいと言い出し…。なんだかうまくいかない！樫は黒島（藤井隆）に「何で受験目前に合唱やるんですか？」と疑問をぶつける。黒島の答えは…。

あらすじ

ハギノはオギノの彼氏・亮平から「おまえ、人の彼女に何ちょっかい出してんの？」と、一触即発に…！それを栗田（萩原護）たちに話し、「めっちゃ嫉妬してる自分がいる」と素直な気持ちを告白する。ハギノのことが好きな栗田は…。一方、竹内は、必死で医者を目指す理由を女子の前で初めて打ち明ける。その固い信念を知った女子たちみんなが「竹ちゃん、かっこいい！」と共感し、藤田も「何か力になりたいなぁ」。すると樫の頭に何かがひらめき、「力になれるかも」――。

あらすじ

「どんなに難しい状況の中でも、やれることがきっとあるはず」――。受験勉強のため夕方の合唱練習に参加できない竹内と、家が遠くて朝練に参加できないオギノの力になろうと、樫はある方法を思いつく――。すると、バラバラになりかけていた3年C組が、また一つになって――。しかし、合唱コンまで残り2週間、藤田家には不穏な空気が漂っていた――。次週どうなる3年C組！？

あらすじ

3年C組の合唱はうまくなってきたが、歌っている時の表情が絶望的に暗い！合唱コンクールで優勝するためにはもっと笑顔にならなきゃ！表現力に自信のある元ダンス部・梅沢（藤井夏恋）の指導で、3年C組は『魅せる』練習を始める――。こうしてみんなで一生懸命になれるのもあと2週間しかない…樫（細田佳央太）は「全力で楽しまないと！」と張り切るが、藤田（出口夏希）は今週行われる三者面談のことが気掛かりで――。

あらすじ

梅沢は他のクラスの合唱練習をヒントに、3年C組が合唱コンで優勝するためのとっておきの演出を思いつく。そんな中、3年生にとって重要な三者面談が始まる。担任の黒島(藤井隆)は「親は気にしなくていい。俺はおまえたちの味方をするから」と柄にもなくカッコいいことを言ってクラスの笑いを誘うが、藤田だけは浮かない顔…。藤田は自分が合唱コン委員をやっていることを母・雪子(遊井亮子)にいまだに言い出せないでいた――。

あらすじ

藤田は東京の大学へ進学することを目標にしているが、それは正確には母・雪子からの希望だ。地元で就職し、苦労した雪子にとって、娘には将来の選択肢の幅を増やして欲しい…自分が叶えられなかったことも含めて藤田に夢を託している。しかし藤田は、クラスのみんなが悩みながらも自分の意思で進路を決めている姿を見て、「私もちゃんと言わなきゃ。自分のやりたいことを」。意を決して、雪子に「合唱コン委員をやりたい」と本音を伝えようとするが――。

あらすじ

大学受験も控えている中、藤田の合唱コン委員を容認できない雪子は「すぐにやめなさい。今は勉強に集中して」と言い放ち、三者面談でも「この子を委員から外してほしい」と一方的に要求する。黒島がフォローしても雪子は聞く耳を持たない。「藤田はそれでいいのか？」…黒島の問いに、藤田はうなずくしかなく――。そんな藤田の危機を知った樫たち3年C組が、藤田のためにできること――「届け、藤田さんの元に」！！

あらすじ

藤田が合唱コン委員をやめてしまう！？3年C組のみんなは藤田に戻ってほしくて、その思いを歌に乗せて届ける！そんなみんなの歌声が藤田に届き――「今、みんなと合唱しなかったら、必ず後悔する」…藤田はみんなの元に駆けだして――！そして、三者面談に臨む樫(細田佳央太)は、地元の大学に進学するか、それとも県外の大学かで悩み――。

あらすじ

合唱コンクールまであと8日だというのに、3年C組のみんなは人前に出ると緊張してしまい、うまく歌えない！どうすれば緊張しないの！？みんなで意見を出し合っていると、梅沢(藤井夏恋)が「松本城の前で歌うのはどうかな？」と斬新な練習法を提案。担任の黒島(藤井隆)も「花山高校の合唱コンをPRしてきてほしい」と賛成する。合唱コン委員の樫(細田佳央太)は、藤田(出口夏希)と2人で観光協会へ許可をもらいに行くことになり…。ということは、休日に藤田さんと私服で2人きり！？これってもしかして…デート！？

あらすじ

人前に出ると緊張してしまう3年C組の弱点を克服するため、梅沢が、「松本城の前で歌うのはどうかな？」と提案。樫と藤田は許可をもらうため、観光協会の会長を訪れるが、ハードルの壁が高そうで…ピンチ！そして、相変わらず進路に悩む樫は、実家の酒造を継がなくていいという父・慎太郎(野間口徹)の背中を見つめ…「僕は将来、どんな大人になりたいんだろう…」――。

あらすじ

無事に松本城前で合唱する許可をもらった3年C組一同。迎えた練習当日！星が「せっかくだから」と商店街の人たちを大勢呼んでしまい…みんなド緊張！すると藤田が足を震わせながら、挨拶をし…！アカペラで課題曲『心の瞳』を歌うが、顔はひきつり、不安げ…一体どうなる！？

あらすじ

「みんな、歌おう」――樫の掛け声で覚悟を決めた3年C組は、松本城に集まった大勢の前で『心の瞳』を歌う――。こうしてみんなと一緒にいられるのもあと少しだ。それを思うと、樫の口から自然と言葉が出る…「藤田さん、合唱コンクールが終わったら、この前話してた『時計博物館』行かない？」…藤田の答えは――。そして樫が決断した卒業後の進路は――？
高校生活も残りわずか。頑張らないと。合唱も、勉強も、もちろん恋も――！！

あらすじ

樫(細田佳央太)は地元・信州大学の受験を決めたが、夜、家で勉強していても合唱のことばかりが気になってしまう。そんな樫のスマホに藤田(出口夏希)から電話がかかってくる。藤田も「そわそわしちゃって、勉強が手に付かなくて」と全く同じ気持ちでいたようだ。その頃、そわそわしているヤツがもう1人いて――。
受験目前！でも今は合唱で頭がいっぱい！ヤバイ合唱曲をみんなで歌えるのも、あと少し――！

あらすじ

樫(細田佳央太)はクラスを代表して、合唱コンクールの順番を決める抽選に臨む。3年生は全5クラス。「できれば2番目ぐらい、遅くとも4番目ぐらいで…神様！」と念じてクジを引くが――。「みんな、ごめん、僕のせいで、最悪の順番になっちゃって…」と肩を落とす樫に、みんなが声を掛ける…「全部、おまえのおかげなんだよ」――。

あらすじ

合唱コンクール前日。樫はいつものように藤田(出口夏希)、柳田(桑山隆太)と一緒に帰る。「こうやって3人で帰るのも今日で終わりなんだなぁ」。ほんの2か月前はクラスの端っこにいたのに、なぜか合唱コン委員になった上に、指揮者になって、みんなと一緒に練習を重ねてきた。いつまでも明日が来なければいいのに…樫はそんなことを考えてしまう。そして迎えた合唱コンクール当日。緊張気味の3年C組に、担任の黒島(藤井隆)は「1か月前から考えてたんだ」と、ある言葉を掛ける――。

あらすじ

ついに始まった花山高校合唱コンクール！3年C組の出番が刻々と近づき、ユズリハ(葛西美空)が「ちょっといい？」とみんなを集める。「これ、作ってみたんだけど…」用意した段ボール箱を開けると、みんなの笑顔がはじけて――！そんな3年C組に係の声が掛かる――「3年C組の皆さん、準備してください」。さあ、いよいよだ――！

あらすじ

客席では樫慎太郎(野間口徹)と舞子(野波麻帆)が、舞台袖からは黒島が見守る中、「最後は、3年C組の合唱です」――司会者に紹介され、3年C組がステージに立つ。大きな拍手が湧く客席に藤田雪子(遊井亮子)が駆け込んできて、藤田も笑顔になり――。樫がみんなの顔を一人一人見つめ、手を上げる――。さあ、心を一つに――！

あらすじ

3年C組は課題曲『心の瞳』を歌い終えて一旦舞台袖に戻る。まだ1曲残っているのに黒島はすでに号泣だ。水分補給を済ませ、次はいよいよ自由曲――「全部、出し切ろう」――樫の言葉にみんながうなずき、3年C組は再びステージへ――！果たして優勝の行方は！？花高てぬぐいをゲットできるのか！？忘れられない、忘れたくない、最後の合唱が始まる――！！