未来警察ウラシマン

〜1983年の台風の夜。少年は無実を訴え、警官隊から逃亡していた。しかし、突然現れた不思議な空間にのみ込まれ、50年後の未来にタイムスリップする。空間を出た少年は、クロードと名乗る警官に逮捕された。〜

〜機動メカ分署の権藤警部にウラシマ・リュウと名付けられた少年は、自分が何者かわからないまま、ネクライムに金庫破りの手伝いをさせられ、それを制止しようとするソフィアをネクライマーたちが取り囲んだ。〜

〜リュウは自分の過去を知るため、パーソナル・ヒストリー・データーバンクへ出向いた。しかし、先回りしていたステンガー部隊にデータを奪われてしまい、さらに偵察に出かけたクロードが捕らえられてしまった。〜

〜ホセキ医学研究所からカプセルを盗んだミレーヌを追っているリュウ。追跡の末、ミレーヌを捕らえたリュウだが、ホセキを宝石と勘違いし、カプセルではなくダイヤをミレーヌから取り上げてしまった。〜

〜メカ分署に苦しめられているルードビッヒはクロードを標的にし、美人のキャティを送り込んだ。彼女に一目惚れしたクロードは、彼女の通うディスコへ行くが、キャティの正体はスティンガーキャットだった。〜

〜美女を狙う巨大ザメが現れ、海底牧場も破壊されていた。調査を始めるリュウたちはソフィアをおとりにしてサメを捕獲しようとするが、逆に捕まってしまった。ソフィアを追うリュウたちは、サメ型の母艦を発見する。〜

〜1粒1億ダラーもする新開発の小麦「みのり21号」がネクライムによって奪われてしまった。リュウは変装して、ネクライムからみのり21号を買いつけようとする美食家のグルメールに接近し、情報を収集する。〜

〜世界最古の月の足跡が地球にやってくる。リュウたちは警護のために空港へ向かうが、ネクライムに奪われていた。一方、奪ったその足跡が偽物だと知ったルードビッヒは激怒し、足跡の発見者である博士を拉致する。〜

〜買い物をしていたクロードとソフィアが悪人と化した市民に襲われる。それは、人間の犯罪願望を呼び起こすネクライムの装置によるもので、市民と共に洗脳されたクロードとソフィアは、救助にきたリュウに襲いかかる。〜

〜世界第2位のカムイの所有者であるチャン・リーは、自分の山を世界一の山にすべくネクライムと手を結んだ。そこへ警部に「エベレストに登れ」と言われたリュウたちが現れ、途中、雪崩に襲われてしまうが…。〜

〜ネクライム撲滅会議が開かれた常夏のハワイトピアに、突然雪が降ってきた。アナクロ刑事のコロンダから調査に参加させられたリュウは、ネオ・ストーブ販売の裏にネクライムの陰謀が隠されていることを知る。〜

〜警視総監が何者かによって狙撃され、病院に運ばれる。総監を救うため、権藤警部はリュウたち3人に人工血液・フルオゾールDAをセントジェームス病院に届けるよう命令するが、3人はネクライムの軍隊に襲われる。〜

〜フューラー総統の命令を無視してオークション会場へ行くルードビッヒの目的は、ある壺だった。その壺には、ルードビッヒの過去が刻みつけられていた。会場でリュウとルードビッヒは「悪魔の壺」の値を競いあうが…。〜

〜ネクライムの秘密会議が開かれるという情報を受け、リュウは現場に急行するが、部屋はもぬけの殻。リュウはまた、ふとしたことでミャーが偽物だと知り、本物のミャーを救出すべくネクライムの基地へ乗り込む。〜

〜ネクライムが開発したカメラには人の心を写す機能が備わっており、ルードビッヒはリュウの心を撮ろうと画策。一方、金塊強盗を逮捕したリュウの前に美人カメラマンが現れ、リュウを取材したいと申し入れる。〜

〜ルガーのメイスンという殺し屋がメオトキオに帰ってきた。ルードビッヒは彼にリュウの抹殺を依頼。メイスンはプロの誇りに懸けてリュウを殺そうとするが、何度も偶然が重なって始末することができない。〜

〜ロボットによるエネルギー強奪事件が発生する。犯人のロボット・ジェミニは、ネクライムによって奪われた世界で唯一感情があるロボットだった。そんななか、製鉄所を襲うさらなる巨大ロボットが現れる。〜

〜密室強盗の捜査中、リュウは女性と出会い、彼女に母親の姿を見た。一方、密室事件の首謀者はやはりネクライムで、その手掛かりはリュウの窓拭きロボットだった。ロボットはリュウが買ったプレゼントを盗んでしまう。〜

〜あるデザイナーが自殺未遂した。彼はティファニー宝石店で展示されているブルーダイヤ「嘆きの人魚」が偽物で、本物は自分が持っていると言う。リュウはティファニー宝石店に潜入し、ダイヤの入れ替えに成功した。〜

〜ルードビッヒに襲われたリュウは追跡を始めるが、それはネクライムのわなで、足を負傷して危機に瀕する。その時、現れたフューラーがリュウを秘密研究所へ連れていき、プロジェクト3891に彼が必要だと言う。〜

〜秘密研究所の爆発でまたも記憶を失ったリュウとジタンダは、電子催眠治療で記憶を呼び戻そうとするが、装置の故障で2人の人格が入れ替わってしまった。1時間以内に何とかしないと、二度と元に戻れなくなるのだ。〜

〜警視総監の娘・キャロットがメカ分署を訪ねてくるが、ネクライムが彼女を拉致し、交換条件にマグナマー38を要求してきた。過去の苦い記憶が蘇る権藤警部は指定場所に行くが、ネクライムのわなにはめられる。〜

〜科学者誘拐事件の手掛かりを掴んだリュウたちは、無人島に乗り込んだ。そこはネクライムの兵器工場で、資金源の金塊もあった。科学者たちを救出したリュウは、ついでに金塊も頂いて脱出を図るが…。〜

〜久々の休日を楽しむリュウたちは、謎の美女に誘われるまま海底の古代遺跡にやってきた。しかしそれはルードビッヒのわなで、彼が用意したゲームをクリアしなければ、衛星ミサイルがネオトキオを破壊すると言う。〜

〜エメラルド海域で船の沈没が続発。クロードは、サーファーの憧れ、ビックサタデーのせいではないと判断して現地へ飛んだ。そして、偽の情報を流したクロードの前にネクライムのマーメイド部隊が現れる。〜

〜3万年前に落下した隕石をプロジェクト3891に必要としたフューラーは、ルードビッヒに発掘作業を指令する。一方、リュウは今日で廃線になる新幹線を一目見ようと駅へ向かい、新幹線に乗り込むが…。〜

〜ネクライムの宇宙ステーションが流星群に接触して崩壊。地球へ落下するステーションを爆破するため、リュウたちは宇宙へ向かう。一方、スティンガー部隊もそこで中性子増幅装置の回収作業を行っていた。〜

〜プロレスの勝者が次々と蒸発。実はネクライムが、強い肉体から抽出したエキスで「活性コロン」を作るために誘拐していたのだ。リュウとクロードはプロレスラーを装い、ネクライムの秘密基地に潜入する。〜

〜宝石店が襲撃され、現場の映像にはリュウの姿があった。無実の罪を訴えながら逃げるリュウの前に、弟と名乗るリュウとうり二つの少年が救助に現れる。少年はリュウの本名がアキラだと告げ、過去を語りだす。〜

〜リュウがガス欠でたどり着いたのは、まるで西部時代のような街だった。そこでは昔ながらの悪徳保安官が幅を利かせていたが、それは、ネクライムの新薬「トランキライザー」の影響によるものだった。〜

〜犯人を追ってダウンタウンに来たリュウは、スター志願のマリアと出会う。マリアの恋人は逃亡犯のベンで、彼がネクライムの秘密を奪ったためマリアはリュウを陥れる。真相を知ったクロードはリュウの救出へと動く。〜

〜バイクで事故を起こしたリュウが目を覚ますと、そこには1983年の光景が広がっていた。過去に戻ってこられたと思って浮かれるリュウだったが、実はこの世界はフューラーが仕組んだ偽りの世界だった。〜

〜悩み続けているリュウの前に謎の集団が出現。襲撃されてビルから落下したリュウを助けたのは、何とフューラーだった。リュウは落下中に過去を思い出し、フューラーと自分が別人であることを知る。〜

〜ルードビッヒはフューラーの秘密基地でプロジェクト3891の全貌を知った。焦るフューラーはリュウにプロジェクトの早期実行を打診する。「過去に戻れるなら」と考えるリュウ。仲間と過去の間で心は揺れる。〜

〜フューラー追放によって5つに分裂したネクライムは、フューラーの遺産を手に入れようと画策し、リュウたちもその遺産を持つ海賊・ドレドと出会う。ドレドは、リュウこそ遺産を受けるにふさわしいと確信するが…。〜

〜リュウたちはミサイル基地を襲ったキャットから、「ネクライムのヨーロッパ支部が、隕石をネオトキオに落とす」という計画を聞き出し、すぐさまヨーロッパ支部に潜入。そして支部長・レオナルドの計画を叩き潰す。〜

〜権藤警部の命令で刑務所へ入れられたリュウの重要な任務は、マフィアのボス・カポンを脱獄させ、ルードビッヒを誘い出すことだった。見事に脱獄を果たしたリュウはドラゴンと名乗り、カポンの用心棒役を買って出る。〜

〜フューラーの秘密金庫を破るべくクリスタルナイツとメカ分署の双方が始動。金庫の鍵はその場所にたどり着いた人間だといわれている。双方が数々のトラップに遭い、最後に到着できたのは何とジタンダだった。〜

〜リュウはネクライムに襲われていた少女・チャコを救出。権藤たちはチャコがネクライムの天才科学者の娘・マーガレットだと知る。チャコはリュウを遊園地や海へ連れ回し、スティンガーたちに捕まってしまう。〜

〜フューラーの生存の真偽を確かめるため宇宙船にたどり着いたリュウだったが、ネクライムの攻撃を受けて宇宙船と共に墜落してしまう。負傷したフューラーを気づかうリュウは、彼がアンドロイドであることを知る。〜

〜アマゾンに集められた7人の殺し屋が受けた依頼は、ルードビッヒが誘拐した富豪の娘を救出することだった。その中にはリュウたち3人の姿もあった。彼らはルードビッヒのアジトに潜入するが、次々と倒されていく。〜

〜激化する一方のネクライムとの戦いに対抗すべく国際警察軍が結成され、しかもクロードがメンバーに指名された。クロードは、総監護衛の任を与えられ、襲いかかるネクライムを華麗にかわしていく。〜

〜スティンガー部隊はネクライムのウエスト支部を壊滅させた。朽ちたアジトでリュウはシークレットポリスのジョアンナと出会う。一方、復讐に燃えるウエスト支部のライサンダーは、ルードビッヒを倒そうと暗躍する。〜

〜権藤警部はリュウを超能力一族の村へと向かわせた。村長は超能力者としてリュウに足りないものは「無心の心」だと言う。修行を投げ出したリュウは村から追放されるが、そこで偶然にもネクライムの基地を発見する。〜

〜リュウは超能力の修行に励んでいるが、一向に上達する兆候が見えてこない。そんななか、ネクライムに雇われた殺し屋・エイズリーが現れてリュウを襲うが、権藤警部が身代わりに刺されてしまった。〜

〜ネオトキオのマザーコンピューター・トキオ88にネオクライムの新兵器が迫り、ネオトキオじゅうがパニックに陥る。基地にいるリュウは超能力開発の最終段階にあったが、仲間の危機を知り基地を抜け出してしまった。〜

〜ルードビッヒは超能力研究所へ秘密兵器・スーパーXを向かわせた。破壊される研究所の爆風に巻き込まれたソフィアは、偶然にも予防能力を身に付け、フューラーが帰ってくると予言し、それが真実となる。〜

〜ミレーヌはフューラーの娘だった。消されていた記憶が蘇ったミレーヌは、フューラーからルードビッヒ抹殺の命を受ける。一方、ネクライムの最終兵器の情報を得たリュウたちは、ルードビッヒとの全面対決に突入する。〜

〜破壊されたネオトキオにフューラーが現れ、クロードたちを苦しめることでリュウの超能力を引き出し、ついにリュウはウラシマンになった。コズモ時空間に現れたリュウとフューラーは、戦いながら1983年の世界を見た。〜

〜ネクライム、そしてフューラーも消滅し、メカ分署も解散するという話が持ち上がる。そんな時、リュウに最高市民賞、クリスマス・スター賞が贈られることになった。一方でリュウは、あることを決意していた。〜