団地ともお

春休みを迎えたともお。通知表の成績が悪かったため、母・哲子から春休みの予定表を作るよう言いつけられる。同じように叱られた吉本と共に、円グラフを作ろうとするが…。(「春休みの計画表を作るともお」)

急に握手を求められたり、家に電話がかかってきたり、果ては後をつけられたり、最近、ともおは自分が何やら女子から注目を集めているのではないかと感じていたが…。(「団地で僕と握手だともお」)

留守番を引き受けてお小遣いをもらった吉本のことがうらやましいともお。自分も早速まねしようと、母・哲子に無理やり頼み込む。留守番中にさまざまな用事を任されるが…。(「留守番を買って出るともお」)

連休を利用して、父・鉄雄の単身赴任先に母・哲子が車を運転して遊びにいくことに。鉄雄の好物の炊き込みご飯のおにぎりと遊び道具を持ってテンションが上がるともおだったが…。(「連休にして父を想うともお」)

団地に秘密基地を作ったともおたちだったが、道行く人に簡単に見つかってしまうため、引っ越しを決意。タイミング良く、6年生の佐山と金子の秘密基地を見せてもらうのだが…。(「王国建設をもくろむともお」)

大切にしている貯金箱を姉の君子に取られてしまう夢を見たともおは、実際に貯金箱を取り上げられてしまう。「寝言に答えると、寝言を言った人は死ぬ」という噂を聞いたともおは…。(「寝言に答えるなともお」)

ある日、アメを喉に詰らせかけたともお。この出来事が枝島小学校で広まるうちに、団地に大蛇がいるという噂話になってしまう。噂を聞きつけたともおは大蛇探しを始めるが…。(「伝言ゲームに踊らされるともお」)

たにしマートに集まる子供たちの間で大人気のゲーム・スペースドッグ。そのゲームにすっかりはまってしまったともおは、持ち金の全てを使い果たしてしまい…。(「目指せハイスコアだともお」)

ともおはもちろん、子供たちの間で大人気の漫画『スポーツ大佐』。その設定や展開をめぐって、ともおと根津はどっちが大佐マニア度が高いか競いあうことに。(「子供だましでいいじゃないともお」)

もらった小遣いは無計画にあっという間に使い切ってしまうともお。そんな息子の様子を憂う母の哲子だったが、その原因は、家庭の教育にあるのではないかと考え…。(「計画性がなくてもいいのかともお」)

プレゼント選びが下手なともお。父の日が近づき、ともおは父・鉄雄のためにプレゼントを選ぶことに。父に喜んでもらうため、ない知恵を絞るともおだったが…。(「何なら喜ばれるんだろうかともお」)

新しく買ってもらったマウンテンバイクを楽しみに待つ根津。しかし、ともおのせいで足をけがしてしまう。責任を感じたともおは、自分が自転車になることを買って出る。(「最強の乗り物になってやるともお」)

坂上から江戸時代の発明家・平賀源内のことを教えてもらったともお。それをきっかけに、発明に興味を持ったともおは、身の回りの物を手当たり次第に改造し始めるのだが…。(「平賀源内だぜともお」)

体育のマラソンが中止になってほしいともおは、てるてる坊主を逆さにして雨降りを願う。翌日は雨が降って喜ぶものの、その後、一週間雨続きで室内で遊ぶことになり…。(「雨に唄(うた)えばうんざりだぜともお」)

ともおと一緒に日直当番になった委員長。ともおが遅刻しないように、委員長はあれやこれやと口を出して注意する。委員長から口うるさく注意されたともおは…。(「黒板なんか拭きまくれともお」)

父・鉄雄が団地に帰ってくるということで大喜びのともお。しかし、鉄雄が急な仕事で帰れなくなり、一転ともおはむくれてしまう。機嫌の悪いまま、夏休み1日目を迎えたが…。(「父さんを召喚するんだともお」)

休みを取って、団地に帰ってきた鉄雄。しかし、ひょんなことから哲子と君子の機嫌を損ねてしまった。鉄雄は自信ありげなともおに、仲裁役を頼むのだが…。(「家族の仲を取り持つんだともお」)

団地内の遊びのブームに乗り遅れた根津。青戸がブームを作っていることを知った根津は、青戸に対抗して新たな遊びを考え、団地で流行らせようとするが…。(「お前は時代に流されていけともお」)

夏休み中、毎日欠かさずラジオ体操に通うともお。気づけばもう少しで皆勤賞だった。夏休みにどこにも遠出していない、という恥ずかしさよりも、皆勤賞のご褒美が気になるともおだが…。(「夏の記録に挑むともお」)

定年退職を迎えた、団地に住む裁判官・間。暇な間は、団地内を散歩しながら、自らの裁判官人生を振り返っていた。そんな折、ともおと青戸さんがぶつかるところを目撃した間は…。(「団地は無法地帯だぜともお」)

スポーツ大佐が偽物の世界に迷い込んでしまう『迷宮編』を観て、影響を受けたともお。自分も偽物の世界に迷い込んだのでは、と思い込み、突拍子もない行動に出る。(「迷宮を抜け出せともお」)

夏だというのに食欲が盛んで太りだしたともお。一方根津は、漫画『スポーツ大佐』で大佐が太り始めたことから、ともおの言動とスポーツ大佐の展開に関連性を見いだそうとする。(「世界の秘密を見つけたぞともお」)

人の話を最後まで聞かず、周りに迷惑をかけるともお。そんなともおを注意した吉本は、みんなに感謝され鼻高々。さらに野口が貸したゲームソフトが行方不明になり…。(「システムも大事だなともお」)

息子と同居するために、友人が引っ越すことを知ったともおのじいちゃん。ともおから電話を受けたじいちゃんは、ばあちゃんを思い出しつつ団地を目指す。(「お婆(ばあ)ちゃんで袋小路だともお」)

隣の2組との勝負に連敗中のともおたち3組。よしのぶは自分とともおがクラスの足を引っ張っているのではないかと悩む。そんな折、6年生の佐山から「異種格闘技戦」という言葉を聞き…。(「3組の名誉を守るともお」)

クイズ番組にはまったともお。勝手にクイズを始めるともおだったが、早押しボタンを買ってもらったよしのぶと意気投合し、団地内で早押しクイズ対決を始める。(「クイズ、早押しですともお」)

市民の日のため、学校が休みになったともお。吉本たちと遊ぼうとするが、みんな家族と出かけるという。ともおは転校した2組の大月のことを思いながら、団地内をぶらつくが…。(「ヒマをもてあましまくるともお」)

ローマ字を習ったことをきっかけに、自分の名前が気になり始めたともお。自分の名前が格好悪い、と文句を言うともおに対し、哲子はともおに名前の由来を話す。(「オレの名前を言ってみろともお」)

ともおたちはペン回しや指パッチンなどを「スクールテクニック」と名づけ、練習に励んでいた。休み時間も外に出ず、授業中も遊ぶともおたちが気になる担任の本田だったが…。(「手に職つけて安泰だともお」)

むち打ちになってしまった鉄雄。お見舞いについていこうとするともおだが、自分で電車賃を貯めたらいっても良いとたしなめられる。それを本気にしたともおは、節約生活を始める。(「ハラペコより大事だぜともお」)

ボールや机によく頭をぶつけるともお。勉強の息抜きに始めたヨーヨーが逆に邪魔していると気づいた青戸。キャベツの千切りを極めんとする吉本。3人は共に同じ映画に注目して…。(「安全をタダで買いますともお」)

転んで泣いていた、1年生の辻野を慰めてあげたともお。辻野の母親に褒められ優越感を感じたともおは、辻野の兄になったような気分であれこれと世話を焼くのだが…。(「守り守られ生きていくともお」)

風邪をひいてしまったともお。週末に寝ているのももったいないと、マスクを着けて外出する。こそこそ遊んでいたともおだったが、同じように風邪をひいたよしのぶとケリ子に会い…。(「うつしちゃダメだよともお」)

君子に世話を焼かれて喧嘩ばかりのともお。学校では宿題をさぼったことで、同じ班のみつおから怒られる。宿題に乗り気になれない吉本たちと共に、ともおはみつおに反論するが…。(「お星さまにお願いともお」)

世間はクリスマスシーズン。哲子からサンタさんへのプレゼント希望を出すよう言われたともおだが乗り気ではない。ともおと吉本はクリスマスプレゼントの傾向と対策を相談する。(「サンタさんと心理戦だともお」)

正月の家族旅行に向け張りきって計画を立てる哲子だったが、鉄雄や君子は乗り気ではない。家族の心が離れることを恐れる哲子は、友人からある雑誌の存在を教えられ一計を案じる。(「寝正月だって幸せだねともお」)

ともおたち4年3組と、根津たち4年2組はライバル同士。しょっちゅう勝負するも、3組は負けてばかり。勝敗にこだわるともおに対し、根津はあきれているが…。(「勝つとかぶとの緒は締まるのかなともお」)

活気がないクラブを活気づかせては、また別のクラブへと渡り歩いていく謎の5年生・岡松。次に目をつけたのは、ともおの所属する鉄道机上旅行クラブだった。(「クラブ活動は昼寝の時間じゃないぞともお」)

吉本の旧友・市川が団地を訪ねてきた。声も姿もともおにそっくりの市川は、家出してきたという。吉本は市川を助けるため、ともおと市川の入れ替わりを提案。ともおは同意するが…。(「関心の的だなともお」)

『スポーツ大佐』を読み、ひとり旅に憧れるともお。じいちゃんの家と鉄雄の家に行くことになったともおは、つき添いの島田さんや今野を見て見ぬふりで、ひとり旅気分だったが…。(「風まかせだよなともお」)

ストーンサークルの本に夢中のみつお。一方、ともおは団地内に似たような石があることに気づく。意気投合した2人は、団地内のストーンサークルの謎を暴こうとする。(「ロマンの神様ありがとうともお」)

テストの点数が悪過ぎたともおは、哲子に叱られるのを回避しようとするが…。(「トップランナーなど簡単だなともお」)。幼い頃から、ともおは妖精の存在を信じていたが…。(「それは誰の仕業だ?ともお」)

洋服屋・フクヤのセールで、同じ服を着ている人が町内に急増する。ともおたちは「お揃いの服を着ているとチームのように見えるのではないか」と思いつく。(「このボスについていこうともお」)

運動会のリレーの選手を希望していたにも関わらず、借り物競走の選手になってしまった吉本。やる気が起きない吉本は、必死に練習するともおたちを無視して、先に帰ってしまう。(「運動会で神になれともお」)

野球チーム・メリーズの名物バッター・カトリーヌ。チームのために日夜努力していたカトリーヌだったが、ある日通訳のミスで、監督と大喧嘩してしまう。(「会イタカッタデースだよなともお」)

ともおたちにちょっかいを出されても相手にしないより子。授業で出された「働く大人に話を聞こう」という課題で、より子は今野にインタビューしようとするのだが…。(「女子を振り向かせたいぜともお」)

引っ越してしまったガールフレンド・ハスミちゃんから、ともお宛に水ようかんが届く。お返しを送ろうとする哲子に、ともおは自ら届けにいくと宣言する。(「かわいい子には一人旅だなともお」)

1週間だけ本社勤務となった鉄雄が団地に戻ってきた。喜ぶ木下一家だったが、鉄雄は昇進試験を受けるため、仕事から帰ってきても勉強をしていた。それを見たともおは…。(「眠らぬ森のともお」)

雨のなか、野球をしていたともおとよしのぶ。ずぶ濡れのままコンビニで立ち読みしていたところ、間に注意され、「ずぶぬれの子供禁止」の張り紙をされてしまう。(「乗り越えていくのだともお」)

やっと将棋で吉本に勝つことができたともお。感動をわかちあおうと、将棋盤を持ったまま団地内を駆け回る。その時、ともおは植え込みに落ちていたカードを見つけ…。(「思い出せないよともお」)

本田先生はテンションが上がるとジャンプする癖があるともおの観察を始め…。(「暴かれし取り柄だよともお」)。テストに名前を書き忘れたみつおに、ともおに入れ知恵をする。(「うまく励ましたかなともお」)

学校へ行く支度をするともお。洗濯物の山から、何とか体操着を見つけて登校する。しかし、体育の時間、間違えて哲子のTシャツを持ってきてしまったことに気づく。(「その胸に夢があるからさともお」)

自分たちで映画を撮ろうと盛り上がるともおたちだったが、なかなかうまくいかない。そんな時、成績がわずかに良くなった青戸は、大学合格までの道のりを映像に残そうと決意する。(「トモオとキノシタとともお」)

新しく開店したラーメン屋を訪ねた木下家。しかし、小学生の入店はお断りだと言われてしまう。ともおは、どうにかしてラーメンを食べようとするが…。(「木下家の食のルールは厳しいかともお」)

『スポーツ大佐』の新シリーズを心待ちにするともおと根津。しかし、お供のカラスがかわいい女の子キャラに替えられていた。原作からの急な変更に怒るともおと根津だったが…。(「新シリーズで絶望だぜともお」)

遠くに引っ越したハスミちゃんが遊びにやってきて、うきうきのともお。コンビニの店員・今野はそんなともおの姿を見て、自分が小学生だった時の出来事を思い出す。(「最高の時間だなともお」)

ともお、吉本、よしのぶの3人が、一緒にトイレに行くことをからかうケリ子。ケリ子にからかわれて頭にきたともおたちは、それぞれ1人で行動することを決意する。(「孤高の人になれるかなともお」)

夏休みも終わり間近だというのに、宿題が全く終わっていないともお。ともおはどうすれば宿題が終わったのか考えるうちに、どんどん過去にさかのぼっていく…。(「後のカーニバルだよともお」)

坂上が1円玉貯金で1万円貯めたという話を聞き、興奮するともお。ともおは哲子に預けているお小遣いがあることを思い出し、1万円を手に入れる。それを全て1円玉に両替して…。(「一円の重みを思い知るかともお」)

ともおたちが逆上がりができない担任・本田をからかうなか、より子だけが本田を気遣った。本田は教え子たちが大人の階段を上り、空気を読めるようになってきていることに気づき…。(「大人の階段踏み外せともお」)

君子の所属するバイオ部の部長・熱血は、とにかく熱い男である。ひょんなことから小学1年生と一緒に野菜を作ることになり、そこで熱血は冷静な辻野くんと出会う。(「熱血と冷静のどっちだいともお」)

通う塾を増やされそうなことに悩む吉本。みんなにわかってもらおうと話すが、反応はいまいち。不安なまま翌日のオリエンテーリングに参加した吉本に、さらなる危機が…。(「苦しい時には何を出すのかなともお」)

いつも野球の試合をしているともおたち4年3組と根津たちの2組。お互いの癖がわかっていて面白くない。新しい相手を求めて始めてた交流戦が、団地中にブームを巻き起こす。(「そこに仁義はあるんかのうともお」)

うんこを我慢したまま登校することになったともお。何とか学校にたどりつくも、恥ずかしくてトイレで用を足せない。うんこを我慢するともおの、長い戦いが始まる。(「諦めたら試合終了なのかともお」)

ちょうちょ結びができないケリ子。心配した母から、ひもの運動靴を買い与えられる。一方、根津もちょうちょ結びができなかったが、格好良いスニーカーを履くため練習をしていた…。(「ノープロブレムかよともお」)

生き物係になったともおは、死んだ生き物をかたづける担当になり…。(「生死を司(つかさど)るぞともお」)。青戸は何かを回していると集中力が増すことに気づき…。(「いつもより多く回ったなともお」)

どの班にも必ずなまける生徒がいることに気づいた本田先生。班の人数を減らしてさぼれなくしようと班を増やすことに。4班で役に立っていないともおは6班のメンバーに出され…。(「スクールでウォーズだぜともお」)

2組の男子たちのリクエストで、野球の対戦相手を探すことになった根津。ともおたち3組や隣町の小学校にまで声をかけ、駆け回る根津だったが…。(「駄菓子折(だがしおり)で礼を尽くすともお」)

哲子がお試しで借りた新型掃除機は、かわいがると懐くペット機能がついていて…。(「底知れぬ技術力だなともお」)。ともおは回覧板の団地豆知識を利用したいたずらを思いつく。(「大事な袋のひとつだなともお」)

国語の問題集に載っている「なくて七癖、あって○○癖」の空欄を埋めようと考えていた青戸。ともおの癖を数えることで、青戸は問題を解こうとするのだが…。(「大人になっても続けようともお」)

逆上がりと算数、リコーダーが苦手なよしのぶ。それぞれ得意な人からこつを教わろうとするがうまくいかず、よしのぶは苦手な人同士で教えあうことで克服する。(「最高のトレーナーは誰だともお」)

ともおは幼い頃の宇宙旅行に行った記憶の真相を解き明かすべく、調査を開始するが…。(「思い出はいつもともお」)。ともおとみつおは怪人Yの特集記事を作ろうとするが…。(「ニュースソースは何だともお」)

占いコーナーを見たともおは笑いが止まらなくなり…。(「笑う門には何が来るんだともお」)。鉄雄は河川敷で出会った男性と父と子の関係について語りあうが…。(「それでも、それでも続いていくのかなともお」)

団地の公園を調べているナオトという男の子に出会ったともお。ナオトは病気の妹のために、最高の公園を探しているという。ともおはナオトを手伝うことにするのだが…。(「ホシがるね~ともお」)

新作ゲームを攻略本ですぐにクリアし、もっとじっくり遊べば良かったと後悔するともおたち。そんな折、雪が積もり、ともおたちは外で雪遊びに熱中し始める。(「キミたちに明日はないのかともお」)

とっさの状況判断ができない青戸は、うまく対処しようとするが…。(「完敗を喫すともお」)。幼いともおと君子を預かったじいちゃんは、うろ覚えで昔話を始めて…。(「そいつは虚(むな)し話なのかともお」)

やたらと上空を気にしたり、外に出ることを嫌がるともおたち。吉本はともおたちのあまりのおびえっぷりを不思議がっていた。だが実は、その原因は吉本にあった。(「上を向いて歩こうともお」)

「将来の夢はスポーツ大佐!」と答えたともおを叱った本田先生。しかし、ともおの発言が気になり、『スポーツ大佐・教師編』を読み始める本田先生だったが…。(「アフターケアも大事ってことともお」)