ソウルイーター

〜死武専の生徒「魔鎌」の少年・ソウル＝イーターとそのパートナー「鎌職人」の少女・マカ。クールで皮肉屋のソウルと優等生気質なマカは、性格は違うが努力のかいもあり、ついに99個の「鬼神の卵と化した魂」を得た。〜

〜「魔暗器」椿には大きな悩みがひとつあった。それは、パートナーのブラック☆スターが、暗殺者のくせに極度の目立ちたがり屋だということだ。そのせいで、自分たちはまだ一度も敵を倒せていないのだった。〜

〜死神様の息子、デス・ザ・キッドは「完璧」と「左右対称＝シンメトリー」をこよなく愛する少年。そんな彼が、パートナーの「二丁魔拳銃」リズ＆パティ・トンプソン姉妹と共に左右対称の古代遺跡・アヌビスへと赴く。〜

〜ソウルとマカ、ブラック☆スターと椿のコンビは死神様から「補習授業」を命じられてしまう。その内容とは、かつて死武専の教師であり、何者かの手によりゾンビ化してしまったシド先生を倒せというものだった。〜

〜かつてマカの父・デスサイズのパートナーだったフランケン・シュタイン博士にマカたちは闘いを挑むが、全職人の中で最強といわれる彼にはまるで攻撃が通用しない。そして、ブラック☆スターが倒されてしまった。〜

〜今日は死神様の息子、デス・ザ・キッドの初の死武専登校日で、学校は朝からその話題で持ちきりに。「自分が一番」のブラック☆スターにはそれが面白くない。そこでソウルと組み、登校早々のキッドに決闘を挑む。〜

〜マカとソウルは、課外授業先で何10個もの魂が突然一気に消えるという不思議な現象に遭遇する。駆けつけた先の教会で、彼らは1人の子供を発見するが、奇妙なことにその子供には魂反応が2つもあった。〜

〜絶体絶命のマカとソウルのもとへ、シュタインとデスサイズが助けに現れる。死神様の命を受け、魔剣を倒しにきたのだ。「ここで止めないとやつは確実に鬼神になる」と、死武専最強の職人と武器が再びコンビを組む。〜

〜魔剣騒動は一段落したが、マカの気は晴れない。自分の非力さが原因でソウルを危険な目に遭わせてしまったと落ち込んでいるのだ。一方、ブラック☆スターとキッドは偉大なる聖剣の話を耳にする。〜

〜ブラック☆スターと椿は「針の村」を訪問。2人は恐怖を持った魂を食うという魔武器「妖刀」を狩りにきたのだ。今までと違い、妖刀はもはや鬼神になりかけている強敵だった。そして今回は椿自らが志願したのだった。〜

〜妖刀・マサムネと椿の関係が明らかとなる。精神世界の中で、2人は互いの魂を吸収し合う戦いへと突入。一方、外では針の村人たちから罵倒されながらも、ただ黙って椿を見守るブラック☆スターの姿があった。〜

〜魔女ミサの終了後、メデューサは同じ魔女のエルカとミズネに絡まれていた。彼女たちは、魔女の敵・死武専へ単独潜入しているメデューサを危険視していたのだ。そんな頃、ソウルとマカは焦りを覚えていた。〜

〜マカとソウルは自らの弱さを克服すべく「特別授業」を受ける。だがそれは、失敗すれば二度とパートナー同士の魂の波長が合わなくなるかもしれない諸刃の授業でもあった。やがて、2人の魂の波長がずれ始める。〜

〜「超筆記試験」は年に一度行われる武器と職人の共通試験。「1位を取った者がデスサイズを作る」というジンクスがあるこの試験に、マカをはじめとする生徒たちはみんな1位を目指してやる気を燃やす。〜

〜何者かに街ごと魂が飲み込まれる事件が発生。犯人は伝説の「黒龍」と見て、手掛かりを求め海に出たキッドとトンプソン姉妹。発見した謎の幽霊船には、大量の人間の魂と、幽霊船・ニーズヘッグの船長がいた。〜

〜キッドとクロナが激突し、すさまじい魔剣の攻撃は幽霊船を破壊してキッドを追い詰める。キッドもまた、死武専と父・死神に不信感を抱いていた。一方、死武専ではメデューサに血液を調べてもらうマカの姿があった。〜

〜聖剣エクスカリバーの伝説は12世紀から始まった。彼がまだ若かった頃、町は荒れ、若者たちは暴力に明け暮れていた。血で血を洗う抗争のなか、彼は一座の命運を担い満員のオペラハウスでダンスを披露することとなる。〜

〜死武専創立記念前夜祭。死神様も現れてお祝いをするその日、メデューサたちは計画を実行しようとしていた。自ら開発した黒血を使い、死武専の地下深くに封印されている「鬼神」を復活させることが目的だった。〜

〜フリーの魔法により、隔離された空間に閉じ込められた死武専一行。そこで死神様は「阿修羅」という職人が起こした狂気の物語を語る。一方、鬼神復活を阻止しようと動くマカたちの前に、メデューサが立ちふさがった。〜

〜死武専地下攻防戦・第2防衛ラインにおいてマカは全力でクロナを攻撃するが、魔女狩りすら通用せず逆に圧倒されてしまう。一方、ソウルも「強さを得るため理性を飛ばせ」と小鬼の強い誘惑を受けていた。〜

〜「狂気」に身を任せたマカは、クロナと互いの魂を否定した戦いへ突入する一方、黒血の力を使ってクロナの魂と同調しようと試みる。初めて感じるクロナの魂は、潤いひとつないひどく渇いたものだった。〜

〜すさまじい速さでエルカ・フリーたちを追うキッドの前に、先に進んでいたはずのフリーが立ちふさがる。自らの不死の性質を利用し、時間稼ぎに徹した戦闘スタイルで攻めてくるフリーに、キッドは苦戦を強いられる。〜

〜封印の社は死神様により封印されし「鬼神」が眠る場所。狂気と幻覚が渦巻くそこで、鬼神に黒血を注入せんとするエルカ・フリーたちと、それを阻止しようとするキッド・ブラック☆スターたちの最終攻防戦が始まった。〜

〜ついに鬼神が復活した。キッドとブラック☆スターは死に物狂いで倒そうとするが、あっけなく戦闘不能にされてしまった。だが、絶望的な状況下で、マカは最後まで諦めずに鬼神にしがみつくのだった。〜

〜鬼神復活後の世界に対応するため、死神様が死武専にマリー、梓、ジャスティンら3人の「デスサイズス」を召集。だが、肝心のデスサイズは、人事異動で僻地に飛ばされ、もうマカのそばにいられないと焦っていた。〜

〜死武専に「体験入学」したクロナ。極度の自閉的な性格なため溶け込むのは困難だと思えたが、マカやマリーたちの協力で次第に周囲に馴染んでいった。そんな時、「世界最古のゴーレム」が暴れだしたとの一報が届く。〜

〜クロナとの共同戦線でギリコを止めようとするマカが、突然動けなくなってしまった。一方、ゴーレム騒動の原因を調べるシュタインは、800年前にレーフ村を中心に起きた集団幻視事件の真相などを突き止める。〜

〜復活した巨大組織・アラクノフォビアは、かつて歴史に名を馳せた「大魔導師エイボン」の技術を使い魔道具「道徳操作機」を開発しているという。早速シド、ナイグス、梓たちが始動し、ブラック☆スターも立ち上がる。〜

〜ある瞬間から、娘は何者かに体を乗っ取られたかのように別人になった。そして今日、娘は「隙があるから入り込むのよ、蛇も蜘蛛もね」という言葉を残して出ていった。やがて、希代の魔女・メデューサが蘇る。〜

〜レールのない砂漠の上を、100年間一度も停車することなく走り続けているという伝説の暴走特急。その動力である魔道具をアラクノフォビアが狙っているという情報を受け、キッド一行が回収に向かうが…。〜

〜死武専に仮入学中のクロナはまだぎこちなさが残るが、マカ、ソウルら周囲の者たちがパーティを開いたりと積極的にクロナと関わることで、ようやく周りに笑顔を見せ始めた。そこへ、メデューサの影が忍び寄る。〜

〜死武専に1人の職人がいた。一見どこにでもいる普通の少年だが、彼は並外れた「へっぽこ」職人なのだった。いつもみんなにパシらされる日々だったが、ある日彼は「自分を変えるため、聖剣を手に入れる」と決起した。〜

〜アラクノフォビアへの対抗授業の一環として、チームでの魂共鳴＝共鳴連鎖を練習するマカ組、ブラック☆スター組、キッド組。だが、ブラック☆スターの波長が先行し過ぎて周りが追いつかず、なかなか共鳴しない。〜

〜大魔道士・エイボンの最高傑作、魔道具・BREWをめぐってロスト島で死武専とアラクノフォビアが激突。ジャスティンとギリコ、シドとミフネらが激闘する一方、シュタインとマリーはBREWを獲得すべく行動を起こす。〜

〜BREW争奪戦は混戦を極める。マカたちは磁場内の世界で、マリーと狂気にとらわれて苦しむシュタインを発見。彼らに代わってBREWを見つけようとするマカたちは、一足早くBREWを持ち出すことに成功した。〜

〜黒血の力を借りた7人の「共鳴連鎖」が始まる。ソウルのピアノに合わせ、威力が増した技を次々とモスキートに炸裂させるブラック☆スターとキッド。その圧倒的な攻撃はモスキートを確実に追い詰め、破壊していった。〜

〜BREW争奪戦の後、マカは死神様に戦いの最中で出した「魔人狩り」について尋ね、そこで自分の母親が持っていたという力「退魔の波長」を知る。一方、キッドは黙って魔道具回収を進める死神様に不信感を拭えない。〜

〜死神様は、死武専に現れた技術開発部顧問B・J＝ぶっ叩きジョーに魔道具を使ったある計画を秘密裏に遂行するよう伝える。一方、鬼神戦以降の度重なる敗北の数々に、ブラック☆スターの焦りといら立ちは極限に達した。〜

〜魔女・アラクネが鬼神・阿修羅と接触し、「死神を倒すため共に手を携えよう」と言葉巧みに誘惑する。その頃死武専には、いつものように優しいマカたちの笑顔を前に、日に日に罪悪感を募らせるクロナの姿があった。〜

〜突如死武専に投降してきた魔女・メデューサの行動は、クロナを想うマカや狂気感染が進んだシュタインに衝撃を与える。魔道具・BWERと引き換えに、死神様との直接対談を果たしたメデューサだったが…。〜

〜突如消えたシュタインの前に奇妙で異様な世界が広がる。番犬のデスサイズ、自らを誘う謎の少女、屋根より飛び降りようとするマリー。これは現実なのか幻なのか。シュタインは懸命に帰るべき場所へ戻ろうとする。〜

アラクノフォビアの居城、ババ・ヤガーへの総攻撃が始まるが、マカは死武専、ひいては大人の真意が理解できず心が晴れない。やっていることは正しいが、クロナやメデューサへの死武専の対応が納得できないのだ。

〜死神様の命によって鬼神掃討作戦から外れ、「石棺」と呼ばれる謎のエリアへ 「魔道具」を回収しにいったキッド一行。そこはある日突然住民が消え、原因究明に向かった者たちも戻らなかったという死の村だった。〜

〜死武専を出たクロナとマリーは、シュタインを連れ去ったメデューサのアジトに向かう。裏切った者と裏切られた者、共に複雑な心境の2人旅となった。そんなクロナたちは、アジトで早速メデューサの急襲を受ける。〜

〜間一髪のところでクロナを助けたマカ。ソウルの黒血が奏でるピアノに乗せて、マリーと共に4人で共鳴連鎖を始めるが、どうしても少女・レイチェルの体を持つメデューサやシュタインを前に劣勢に追いやられる。〜

〜ミフネとブラック☆スターの因縁の戦いが始まった。命の危険すら顧みず妖刀を使いまくるブラック☆スターの姿に、ミフネは過去に出会ったある男を思い出す。それは、ブラック☆スターの父、ホワイト☆スターだった。〜

〜妖刀に捕らえられたブラック☆スター。そこは、志半ばで倒れた武人たちの魂が集う妖刀の世界だった。ブラック☆スターは多数の亡者の魂に飲み込まれる。そして彼の前には再びあの大鹿が姿を現すのだった。〜

〜デスルームへ捕獲された鬼神・阿修羅。キッドたちが見守るなか、封印のブランクを脱した阿修羅と、デスサイズを持った死神様の死闘が始まった。その最中、阿修羅は封印されていた時に考えていたことを語り始める。〜

〜アラクネの魂を食らった阿修羅はその場に巨大な結界を張り、その中へ引きこもろうとする。結界が完成すればもはや誰も阿修羅と接触することはできず、狂気はそのまま世界に蔓延し続けてしまうのだ。〜

〜阿修羅に猛攻を仕掛けるキッドとブラック☆スター。だがダメージを与えるどころか、逆にキッドを戦闘不能にされてしまった。一方、ソウルを取り戻すべく黒血の中へ潜ったマカは、そこでニヒルに笑うソウルと出会う。〜

〜仲間たちは倒れ、頼りにすべき大人たちもおらず、そこにいるのは自分と相棒、そして真の姿を現した神クラスの化け物のみ。だが彼女は、全ての切り札が覆され、腕ごと武器を吹き飛ばされようとも立ち向かう。〜