ほしの島のにゃんこ

〜嵐の中で波にのまれそうになっている一隻の小舟。振り落とされまいとしがみつく白にゃんこのホピ、トト、マオの3匹はほしの島を探しに海へ出たのだ。翌朝、渡り鳥のリドリーが興奮気味に「ほしの島だ」と叫んだ。〜

〜野菜を作るため畑を耕すホピ、トト、マオの3匹だが、この島に元から住んでいるモグラの親分・グラドンと、その子分のモッピーたちに邪魔されてしまう。ホピたちは何とか仲良くなろうと考えるのだが…。〜

〜風船にぶら下がった無数のにゃんこたちが飛んできた。島の開拓を手伝ってもらうためにリドリーが呼んだのだ。商人のコテツや大工のハルさん、その娘・モモに好奇心旺盛なサクラと、ほしの島は一気に賑やかになる。〜

〜商人のコテツや大工のハルさんのおかげで、石窯やキッチンやミルクタンクなどの設備が整ったほしの島。そこにコテツが島のスペシャル料理の注文を大量に取ってきてしまい、急には無理ですとトトとマオは困るが…。〜

〜ほしの島の名物となったコーンパンにも飽きてしまい、サクラは不満を募らせる。手が汚れるからという理由で畑仕事も手伝わないサクラに、ホピは「サクラも好きなものを作ってみれば」と言うが…。〜

〜モモの夢が大工だと知ったホピたちは、橋を直しにいくというハルさんに、モモも連れていってあげてほしいと頼む。ハルさんは、大事な一人娘をそんな危険な場所に連れていけないと断るが、どうにか説得する。〜

〜橋が完成したのでホピ、トト、マオの3匹は新たに森を開拓しようとやってくるが、そこはモッピーたちの遊び場だった。仕方なくホピたちは引き返すが、マオは森を開拓して色々な野菜を育てたかったと悲しむ。〜

〜トマトが野菜か果物か言い争うホピとマオは、どっちがおいしいトマト料理を作れるか勝負する。新しくできたパスタ屋でナポリタンを作るホピに対し、マオは大鍋でトマトケチャップを作り、サクラとモモは大喜びする。〜

〜ある晴れた日。広場で日向ぼっこをしていた3匹は、初めてリドリーに会った時のことを思い出す。まだ出発して間もない頃、気を失って海に浮かんでいたリドリーを助けたのがきっかけで、彼らと出会ったのだ。〜

〜果樹園を造り、アイスメーカーやケーキオーブンも設置し、おいしいお菓子を沢山作ろうと張り切るホピたち。しかしケーキオーブンは一向に届かず、コテツから到着するのはまだまだ先だと聞き、サクラは激怒する。〜

〜3匹が釣り場で釣りをしていると、ビッグ・ママが沖に出れば大きい魚が釣れると教えてくれる。ハルさんたちに釣り船を作ってもらい、コテツから新しい竿とルアーを買い、ホピたちは張り切って出発するが…。〜

〜ほしの島にもクリスマスがやってきた。ホピたちはプレゼントに何が欲しいか話しながら飾り付けをする。そんな様子を上空から見ていたリドリーは、思いがけず現れたサンタにゃんとぶつかってしまう。〜

〜島に雨が降り続いてグラドンの巣が水であふれてしまい、グラドンとモッピーたちはホピたちの家に泊めてもらう。翌朝グラドンたちを見送った3匹は、また雨が降っても彼らが困らないように何かできないかと思案する。〜

〜ほしの島をにゃんこ王国の王様が訪れ、驚くみんなとは対照的にホピはいら立ちを隠せない。実はホピは王様の息子で、王様の来た目的が自分を連れ戻すためだと知ったホピは、「絶対に帰らない」と反発する。〜

〜ビッグ・ママが浜辺で岩の上に登ってはジャンプを繰り返していた。それを不思議そうに見ているホピたちに、小さい頃から空を飛ぶのが夢だったビッグ・ママは、「空を飛ぶ練習をしている」と言う。〜

〜モモの誕生日が近いことを知ったトトは、モモに花をプレゼントすることにし、コテツから花の種を買って花壇にまくがなかなか芽が出ない。そこへマオが鼻歌を歌いながら通り過ぎると、たちまち花が咲くのだった。〜

〜マオが夜中にお化けを見たと騒ぐ。それを確かめるため、ホピたちは夜の島の探検にモモとサクラを誘って出発。そんなホピたちのことが心配なバトラー、ハルさん、コテツは、そっとついて行くことにした。〜

〜マオが大好きなショートケーキを食べようとしていると、サクラが現れる。どうしても食べたいと駄々をこねるサクラに負け、マオがショートケーキをあげると、サクラは得意の上目遣いで「だーい好き」と言う。〜

〜ホピが父親のドラスキーからもらった大切なバッジを紛失し、トトとマオも一緒に探すが見つからない。森の中を探していたホピは、いつも喧嘩ばかりしているグラドンにもバッジを探してくれるようお願いするが…。〜

〜ほしの島で食べたチョコレートケーキの味が忘れられないドラスキーは、再びほしの島へ行く。目当てのチョコレートケーキを食べることがかない大満足のドラスキーは、お礼にホピたちの仕事を手伝うと言う。〜

〜広場に出現した不格好な屋台は、グラドンが新しく始めた果物屋の屋台だった。「この島の作物は全部自分が売る」と自信満々のグラドンに対し、ホピたちはパスタ屋で新商品のカルボナーラを作って対抗する。〜

〜ほしの島に美少女にゃんこ・ミンミンがやってきた。ミンミンは水晶玉を使えば未来のことがわかるという。初めは信じていなかったホピたちだが、水晶玉に映った出来事を目の当たりにし、占ってもらうことにした。〜

〜リドリーに案内されて洞窟に来たホピたち。トロッコに乗って進んでいくと、鉱石が沢山埋まっている場所に到着。初めて見る鉱石に感動したのも束の間、コウモリの大群に襲われ、トロッコは猛スピードで下っていく。〜

〜台風の影響で沖に流されたビッグ・ママとカニーズだが、リドリーに助けてもらった。二度と流されないようハルさんに頑丈な家を作ってもらうことになり、張り切るハルさんにビッグ・ママは多くの注文を出す。〜

〜壊れてしまったミキサーを直してもらおうとコテツを訪ねたホピは、ミキサーの修理には時間がかかると言われ、代わりにフライヤーを買ってきてしまう。トトは、相談もせず勝手に買ってくるなんてとホピに怒るが…。〜

〜ある日の朝。ホピたちが広場へ行くと、いつも体操をしているはずのにゃんこたちの姿がなく、不思議がるトトとマオ。先に働いているのかと思い畑の方へ行ってみるが、エプロンにゃんこはおらず、ますます不審に思う。〜