デュエル・マスターズ ビクトリーV3

デュエマが大好きな勝太たち5年2組の仲良し4人組は、ある日同じ夢を見る。それは見たことがない場所で見たことがないドラゴンに出会う夢だった。実はそこは現実にある場所で、4人は早速行ってみることに。

勝太のもとに転がり込んだ古ぼけた書は、アウトレイジの書と呼ばれるものだった。そして、その書と一緒にやってきたのは小さなドラゴン。カツドンと名づけたそのクリーチャーは、いたずらばかりを繰り返す。

街で次々とクリーチャー事件が起こる。その原因がオラクルという種族が放つ悪の意思であることがわかった。そんななか、再びクリーチャーによる事件が発生。勝太はカツドンの力でデュエルゾーンへ引きずり込むが…。

クリーチャー事件を成り行きで解決していた勝太たちのもとに思いも寄らない来訪者がやってくる。それは紫の髪をなびかせる少女・零だった。転校生の彼女は、事件の裏に勝太ありと嗅ぎつけていて…。

デュエマ探偵団として活動する羽目になった勝太。やる気は出ないが、零のカレーパンに釣られて今日も事件解決へ乗り出す。今回の事件は、巨大な湖に突如出現した怪物・ダムッシーの捜索だった。

街中からスウィーツやカレーパンが消えた。またもや零の発案でデュエマ探偵団が出動する。事件を追っていくうちに、1人の青年パティシエが容疑者として浮かび上がる。しかし、本人には何の意識もなく…。

あらゆる建築物が破壊、デコレーションされる事件が発生する。若き建築家・桜田が犯人として浮かび上がった。デュエマ探偵団が調査を進めると、今回の事件がこれまでのものとは違うことに気づく。

無事に桜田の事件を解決した勝太の前に、謎の覆面デュエリストが現れる。彼は勝太に対して、オラクルに関わるといつか大切な者を失うと警告する。何のことかわからない勝太だが、再び街で事件が起きる。

何とか覆面デュエリストを退けた勝太は、久々に平穏な日々を送っていた。そして、待ちに待った社会科見学の日がやって来る。行き先がカレーパン工場で、否が応でも勝太のテンションが上がっていた。

オラクルのボス・ヨミの手によって勝太はクロスファイアを失った。オラクルの目的は、アウトレイジの書と勝太を自分たちのものにすることだった。そのために手段を選ばないオラクルは、勝太の仲間も襲い始める。

カツドンが倒されて封印されてしまう。何を言っても反応がなく、黒くくすんだカツドンはまるで死んだようだった。勝太が失意に暮れるなか、再び事件が起こる。事件解決に乗り出した探偵団だったが…。

カツドンがカツキングとして蘇り、心強い相棒が帰ってきたことで勝太も勢いを取り戻す。事件解決も絶好調で、イズモとヨミへのリベンジを誓う。そんななか、事件解決のために乗り込んだ館にイズモが現れる。

イズモとの戦いを終えた勝太のもとにオラクル軍団の総帥・ヨミが現れる。ヨミに忠誠を誓って全力でデュエルに挑んだイズモは、ヨミにとってただの捨て駒に過ぎなかった。その言葉を聞いて勝太は怒りを覚える。

自分を認め、共に戦ったイズモの存在を軽んじたヨミに対して覆面デュエリストが怒りを露わにする。そして、ついにヨミと決別し、イズモの弔いデュエルが始まった。しかし、ヨミは三神合体で圧倒的な力を見せ…。

新たにプロメテウスを仲間に加え、勝太はオラクルとの戦いに備える。そんななか、街にクリーチャーが大量に出現する。その原因である次元リアクターという装置を止めるため、ヨミの待つオラクルビルへ向かう。

次元リアクターのもとへたどりついた勝太たちは装置を破壊しようとするが、ヨミに阻止される。そして、次元リアクターが起動する。世界中に大量のクリーチャーが現れるなか、勝太はヨミにデュエルを挑む。

夏休みが始まり、探偵団は集合場所だった学校に入れなくなってしまう。探偵事務所を開こうとする零が目をつけたのは、プリンプリンの家だった。零とプリンプリンが喧嘩するなか、相談者がやってくる。

探偵団にかわいい依頼人がやってきた。彼女はデュエマ大会に勝って優勝賞品のハワイ旅行をプレゼントしてほしいという。興味の湧かない勝太だが、ぶっちゃけたちが女の子にメロメロになってしまう。

高原のコテージに泊まっていた客が消えてしまうという事件が起きる。塾のテストがあるベンちゃんを除いて、探偵団はコテージ村を訪れる。そこで出会ったのはデュエマ好きの親切な少年だったが…。

カツドンたちチーム・エグザイルの分のアイスを食べたことで、勝太とカツドンは大喧嘩する。決して謝ろうとしない勝太に怒ったカツドンは、ほかのクリーチャーと共にストライキを決行するが…。

何もない交差点で人が転んだり、車がパンクしたりする不思議な事件が起こる。妖怪の仕業だと騒ぐぶっちゃけだったが、勝太たちはカード事件である証拠を発見。しかし、カードの持ち主が見つけられずにいた。

夏休みもついに最終日。いつものようにカレーパンを取りあう勝太とカツドンだったが、ふとしたことから2人が出会った日のことを思い出す。それをきっかけに、勝太とカツドンのデュエマ激闘の日々の軌跡をたどる。

新学期が始まり、勝太はデュエマ探偵団での活動にやる気を出す。しかし、勝太以外にもカード事件を解決している男がいた。その男・青砥礼二はスーツにサングラスという怖そうな風貌をした男だった。

ある日、零とブータンはゴスロリ服を着た少女に出会う。人形のような雰囲気の少女は、記憶喪失になっていた。その少女に気をかける零だったが、彼女は不気味な予言だけを残して姿を消してしまう。

ヨミが倒されて以来、ゾロスターは姿を隠していた。しかし、偶然テレビに映った怪しい青い光をきっかけに、石化したオラクルの書を発見する。その翌日、勝太たちは街で怪事件が起きていると聞いて現場に急行する。

ニュースキャスター・ミミの大ファンであるぶっちゃけは、公開録画に応募する。流れ星にお願いするが、落選して落ち込んでデュエルにも身が入らない。一方、もう1人流れ星に願いごとをする男がいて…。

デュエマ大会で手札が次々とめくれてデッキが崩れる時間が起こる。犯人は実体化した霞み妖精・ジャスミンだった。カツドンたちが尋ねると、ジャスミンは一目ぼれした愛しのクリーチャーを探しているという。

商店街の福引きで勝太は沖縄旅行に当選する。6人の招待ということで、探偵団に加えてプリン、ドラゴン龍を誘って行くことに。ジャンボジェット機のファーストクラスに乗って、レッツ沖縄と思いきや…。

勝太がデッキの組み替えに夢中になっていると、突風にあおられてキャロルのカードが飛んでいってしまう。それを拾ったのは青砥礼二だった。キャロルは彼の「歌でみんなのハートをしびれさせる」という夢に協力し…。

探偵団はヨーデル家が経営している「ヨロレヒ温泉郷」に遊びにやってきた。温泉好きのカツドンは隠れた秘湯を探しに1人で山奥へ入っていく。一方、勝太たちが温泉郷を楽しんでいるところで事件が発生する。

ゾロスターを襲った怪しい影を操っていたのは、オラクルの書に封印されていた神官・バラモンとデトロイト・テクノだった。復活した2人はゾロスターを脅し、とあるカードを探してくるように命じる。

海に浮かぶ刑務所・監獄島。そこにオラクルの神官、デトロイト・テクノが出現して監獄島を乗っ取ってしまう。ドラゴン龍が敗北し、ヨーデルの財産も奪われたままで不安げな勝太たちだったが…。

オラクルの新たな魔の手と戦うことになった勝太たち。それをきっかけに、アウトレイジの書に埋め込まれた宝石が、今までと違う輝きを放つようになった。ところが、光っている間のカツドンの様子が異常で…。

アウトレイジの書の導きによって、デュエマ探偵団はヨルムンガンドの迷宮にたどりつく。カツドンを探して勝太たちは書の光を頼りに迷宮へ踏み込むが、そこはデュエマの力を試される試練の場だった。

デトロイト・テクノを撃退し、街へ戻ってきたデュエマ探偵団が見たのは、深い眠りに落ちた街の人々だった。人間に悪夢を見せて恐怖を集めるというバラモンの作戦により、謎の繭にパワーが集まっていく。

妹である零を取り戻したイズモの次の狙いは、アウトレイジの迷宮だった。一方、勝太たちのもとに戻ったブータンは、零がイズモの妹であること、オラクルとなったことを告げる。ショックを受ける一同だったが…。

オラクルとなった零とブータンにベンちゃんが敗れる。勝太は零がオラクルとなったことをいまだに信じられずにいた。カツドンたちはブータンを説得して連れ戻そうとするが、ブータンは新たな力で街を破壊する。

カツドンが手に入れたレイジクリスタルを警戒するイズモ。かつてオラクルはレイジクリスタルの力で封印されていた。しかし、オラクルにも強力な力を持つ伝説の秘宝があるという。一方、勝太はまだ立ち直れず…。

零を取り返した勝太たちは、彼女をオラクルの力から解放しようとさまざまな作戦を試すが効果がない。しかし、カツドンの持つアウトレイジの剣を見ると零は苦しみ出す。そんななか、ブータンが襲撃を仕掛けてくる。

イズモの襲撃を受け、勝太たちは零を奪われてしまった。勝太はイズモの強烈な攻撃を受けて気を失ってしまう。みんなに呼び掛けられても目を覚まさない勝太は、何と意識の世界に捕らわれてしまっていた。

イズモは南極でついにオラクルジュエルを発見した。秘宝の力を解放しようとしたその時、現れたのはドラゴン龍だった。イズモに破れた勝太たちは、彼に挑むドラゴン龍を応援することしかできずにいた。

覚醒したオラクルジュエルの力によって、イズモは新たなる姿、新神類イズモへと変貌を遂げた。恐るべき力の前に、ドラゴン龍はなすすべなく破れてしまう。それを知った勝太のもとに、イズモから呼び出しがあり…。

イズモの手によって、カツドンは体内からレイジクリスタルを引き抜かれてしまう。これでイズモの手についにふたつの秘宝が揃った。ふたつの秘宝の力を解放し、イズモの城が移動要塞さながらに空中へ浮かび上がる。

アウトレイジの書で何とか立ち直ったカツドンは、勝太と共に3人のもとへ向かう。しかし、城の周りにはオラクルの結界が張られ、容易に中に入ることができない。困り果てた4人は、またしても書に救われる。

オラクルエリア内で勝太たちは次元リアクターを発見する。パワーアップして復活したゾロスターに妨害されつつも、勝太とカツドンは何とか次元リアクターを起動。そこでアウトレイジとオラクルの過去を見る。

オラクルの心に打ち勝った零がアウトレイジに戻った。オラクルのスパイだったことを告白して謝る零を、勝太たちは快く許す。そしてブータンもチーム・エグザイルに復帰し、デュエマ探偵団が再結成する。

新たな姿「無法人類 G・イズモ」へ進化したイズモは、説得に来た零を倒して地球のオラクル化を進行させていく。一方、勝太たちはイズモの野望を阻止するべく、オラクルエリア内を突き進んでいく。

イズモを倒し、デュエマ探偵団はオラクルの魔の手から地球を救った。街には平和が戻り、勝太たちもいつもの日常を取り戻していた。一方、デュエルゾーンにはアウトレイジクリーチャーたちが集結し…。

復活したゾロスターに、勝太はカツドンもろともオメガクライマックスを奪われてしまう。ゾロスターは勝太たちが以前倒したはずであるヨミの名を叫んでいた。その時、空に巨大な光の柱が現れ…。

ヨミが作り出したオラクルが人間を支配する世界へ引きずり込まれた勝太たち。ヨミはオラクルが人間を支配すれば争いの平和な世界が築けるという。しかし、勝太とカツドンは強大な力を持つヨミに立ち向かう。

ついにオラクルを倒し、勝太は地球に平和を取り戻した。しかし、一緒に戦ってきたカツドンたちアウトレイジも元の世界に帰ってしまった。部屋に戻った勝太は、これまでの戦いの日々を思い出す。