シティーハンター2

AJA航空のキャンペーンガール・明美と出逢うリョウ。占いマニアの明美は、占い通り結婚相手が現れたと喜ぶが、彼女はまだ15歳。

篤とは別に、明美の命を狙う人物がいた。彼女は殺し屋・銀狐が殺人現場から出てきたところを偶然撮影していたのだ。銀狐は明美の命とフィルムを狙って、カメラマンになりすまして明美を狙う。

前回の事件でリョウを恨む銀狐は街で香を狙撃する。それは、リョウが持つ殺人の証拠写真と裏の世界No．１の座を賭け、恋人の香が殺されるのを阻止してみろという銀狐の挑戦だった。

リョウにパートナー失格と宣告された香。冴子に呼び出されたリョウは、香が盗み聞きしているのを知り、キツい言葉を放つが、香が立ち去った後、彼は本心を冴子に打ち明ける。

梓はハードボイルド小説を書くための取材と称して関東鬼面組や海坊主を直撃するが、どうも空回り気味。しかし、潜入した古美術店で、偶然にも鬼面組組長の暗殺計画を知ってしまう。

名画「わが娘」をギャラリーから盗んだのは、絵の作者である故・藤野和友の実の娘・遥だった。展示品は贋作で、本物は遥自身が持っていた。遥はギャラリーの社長の嘘が許せなかったという。

沖ノ光島で調査を続ける生物学者・ちひろの護衛を依頼されたリョウと香。島は地上げ屋に狙われており、ちひろの身にも危険が迫っていたのだ。リョウたちは地上げ屋が狙うものの正体を知る。

服飾デザイナー・真知子をナンパしたリョウは、逆に彼女の父・信吉に引き合わされる。彼女は自分を田舎に連れ戻そうとする父をごまかすため、リョウを恋人役に利用したのだ。

白バイ警官・清美にスピード違反で止められたおかげで、追跡していた毛皮の偽ブランド品密造犯・松ノ内を取り逃がしてしまった冴子。責任を感じた清美は、リョウと共に自ら松ノ内の手掛かりを追う。

日本を訪れた矢先に失踪したセリジナ公国のアルマ王女は、王位継承前に羽を伸ばそうと、お忍びで過ごす間の護衛をリョウに依頼していた。だが、王女と名乗ったのは侍女のサリナだった。

サリナが王女を守るためについた嘘に傷つき、リョウの部屋を飛び出したアルマ王女。彼女を連れ戻すリョウだが、その間にサリナが誘拐される。王女の暗殺を企む一味の仕業だった。

闘魂女子プロレスの久美は度重なる嫌がらせを受けていた。久美のガードを社長から依頼され、リョウと香は女子プロの合宿に泊り込むことに。久美に負けたルシファー麗を疑ったリョウと香は…!?

リョウは、美人女医・さゆりにひと目惚れし、夜這いを企む。だが、彼女の部屋に忍び込んでみると、不審な侵入者がいた。スパイが極秘の設計図を取り戻しに来たのだ。

かつて恋人が自分を捨て金持ちの娘を選んで以来、愛よりも金儲けに生きる女子大生・翔子。彼女をナンパしたリョウは、バイトの手伝いをさせられることに。

リョウに18歳の金髪美女・キャサリンの観光案内を依頼する海坊主。実はキャサリンは、海坊主を父の仇と憎み命を狙っていた。だが彼女の父を殺したのは、組織のボス、ダンディ・ジャックだった。

キャサリンを守った海坊主は、重傷を負いながらもジャックのアジトを探す。ジャックは、リョウの元からキャサリンを連れ出していた。海辺の絶壁でついに対決を迎えるジャック、海坊主そして…

ハイジャック事件を解決したリョウは、乗客の美佐をナンパする。ところが、彼女こそ犯人たちの狙い。パメラ共和国の独裁者・ジメチル将軍が、革命派内務大臣の娘である彼女を追わせていた。

ジメチルの親衛隊が、美佐を狙いリョウのマンションを襲った。完全に孤立するリョウたちを包囲する親衛隊。状況を察知した冴子と海坊主が応援に駆けつけるが、逆に冴子が人質に取られてしまう。

ワイン通の老人・良之助の護衛を任された香。良之助の持つ幻のワインを狙うワインマニア・高森は、雇った男に良之助の家を襲わせる。陰からリョウに助けられ、男を撃退した香だが…

街中で襲われたリョウをかばって頭を打ち、記憶喪失になってしまった香。リョウはそんな彼女を普通の生活に戻そうとする。一方、リョウへの想いに戸惑う香は、チンピラとの対決に向かったリョウを追う。

婦警で射撃の五輪選手候補・聖子のコーチを頼まれたリョウ。眼鏡を外すと美人な聖子に熱心にコーチするリョウ。彼女は四年前、銀行強盗・三村を撃った時に狙いを外したことがトラウマだった。

噂のシティーハンターに憧れ、激写しようと追うカメラマン葉子は、偶然出会ったリョウが本人とは思わず、彼に冴羽リョウ探しを依頼する。新宿中を聞き込みするものの手がかりが掴めず…

事故に見せかけ麻薬の輸送トラックを撃破したリョウ。状況からリョウの仕事だと考えた葉子だが、リョウを狙う暴走族に拉致された。葉子はリョウが来なければ脱出しないと言い出す。

十三代目服部半蔵・般若のかえでからリョウへの果たし状が伝言板に張り出された。忍者の世界復興を願うかえでは、手下とともにリョウと対決し、裏の世界トップの座を奪おうと考えたのだ。

麻薬密輸に絡むある大物の容疑を裏付ける重要証人・圭一を裁判まで護衛してほしいと冴子に依頼されるリョウ。男の護衛とあって気乗りしないリョウだが、香は俳優の卵だという圭一のルックスにときめく。

圭子の男装に気付いたリョウは、もっこり全開で迫る。それを見た香は、リョウが男にまで手を出したと思い怒り心頭で飛び出すが、圭子を狙う殺し屋にさらわれてしまう。

伝言板に書き込みがあり、指定の場所に向かう香。待っていたのは槇村の刑事時代を知るという麻薬取締官・ネルソンだった。槇村が捜査の一方で自ら麻薬密輸に関わっていたと語るネルソン。

ネルソンは、復活した麻薬組織・赤いペガサスを操る黒幕でもあった。かつて槇村が捜査していた麻薬密輸ルートの情報を狙い、香に近づいたのだ。偶然手掛かりを掴んだ彼は香を連れ去り情報の隠し場所へ向かう。

街で出会った親切な男が付き添ってくれないと心臓の手術を受けない、とワガママを言う少女・麻衣子。困った母親はリョウにその人物を探すよう依頼する。一方、チンピラがリョウの命を狙う。

爆弾を使った銀行強盗が発生。偶然居合わせた冴子は、爆発に巻き込まれ重傷を負った少女のために犯人を追う。リョウを利用して強盗団ボス・沢村を誘い、彼らのアジトである船に乗り込むことに成功する。

かつての相棒ロバートと再会するリョウ。二人は会談のため秘密裏に来日中のフェリダン王国の王女・アンジェラを護衛することに。会談妨害のため王女の命を狙う暗殺グループが迫り!?

山荘に爆薬を仕掛けたとの情報を得たリョウたちは急いで山荘へ。王女は助け出すが、ロバートは爆発に巻き込まれてしまう。暗殺を仕組んだのがマルキドだと知ったリョウは追い詰めるが…!?

婚約者・森村の妹、さくらを探してきてほしいという依頼人・ひろみ。リョウは不良集団パイレーツのアジトに乗り込み、さくらを連れ出すが、さくらは兄の作った偽ドル札の原版を持っていて…

海坊主に捕まったリョウとさくらは、江上の元へ連れて行かれる。だが、リョウたちに逃げられ、海坊主にも訣別された江上たちはひろみを誘拐。助けようとしたさくらも彼らの手に落ちてしまう。

リョウに護身術を教えて欲しいと頼んできたのは、立花商事社長の娘・恵美。会社の合併問題のもつれが原因で、親友だった副社長・工藤に監禁されている父を救い出すためだった。

美加を目当てに店に通うリョウだが、蕎麦は美味いとは言えず、地上げ屋にも目をつけられる始末。脱獄囚の暮林が店を訪れる。暮林は美加の蕎麦を酷評するが、店の立て直しに力を貸す。

孤児院のパーティに協力する香は、地主の使いが院長に立ち退きを迫る場に出くわす。もとは孤児院の土地だったものを地主が騙し取ったと聞き憤慨した香は、単身地主の屋敷へ忍び込む。

奪われた物を取り返しに来た風間たちだが、狙いは香が権利書と一緒に持ち出した、裏取引を記した手帳だった。ハウスの少女・圭子を人質に取られた香たちは、手帳を返そうとするが…

海坊主が言うには、傭兵時代の仲間・美樹に結婚を迫られ、リョウをペイント弾で撃つことができれば結婚すると約束したという。美樹とのモッコリ、との条件つきでリョウは挑戦を受ける。

表向き結婚を拒みながらも、美樹が気になるらしい海坊主。それがもどかしい香は、美樹を勝たせるためリョウを罠にはめようとする。一方、リョウは香の計画を見透かした上で、海坊主のアジトを訪ねていた。

久々の依頼は、西九条コンツェルン次期当主・沙羅の護衛。まだ11歳の彼女は人の心が読めるため、父の遺産を狙う親族たちに怯えていた。そこで乳母の亜紀子が彼女を密かに連れ出したのだ。

沙羅は香に嫉妬するが、香に次第に心を開いていく。リョウは、沙羅の父が、病死ではなく遺産目的で毒殺されたのではないかと睨む。その頃、父の実兄が、海坊主に沙羅を消すよう依頼していた。

怪盗305号・かすみは、家のしきたりに縛られ、意に沿わない許婚・崇史との結婚を迫られ、リョウに偽の恋人役を依頼。一族の長老・やよいはリョウと崇史に泥棒勝負で決着をつけるよう命じ…!?

勝負の課題は、やよいが持っているのと同じ古い鏡を、ある家から盗み出すこと。かすみはリョウに加勢するが、得意の催眠術を使う崇史に出し抜かれてしまう。

墓参りに訪れたリョウは、吉祥組組長・芹沢の未亡人・綾子を助ける。襲ったのは吉祥組が持つ公園の権利書を狙う五日市会だった。公園を守りたい綾子の想いに応え、リョウは護衛を引き受ける。

夫との想い出に生きる綾子は、趣味の風景画にも夫を描き込むほど。しかし、まだ公園の絵だけは描けないでいた。そんなとき、彼女の目の前で、大切な想い出の公園に五日市会が火を放つ。

車椅子暮らしの少女・こずえの楽しみは、窓から望遠鏡で人々を観察すること。リョウの部屋を眺めるのは彼女のお気に入りだった。それに気付いたリョウじゃ彼女の部屋を訪ねた。

こずえと友佳を守るため、自分のマンションに泊まらせるリョウ。憧れのリョウとの暮らしに幸せを感じるこずえの前に、事件の担当刑事・岩館が現れる。一方、こずえが事件で受けた銃弾を取り出す手術の日が迫り…!?

ある朝、リョウが少女・ルミをベッドに連れ込んでいたことに怒り家出する香。覚えがないリョウ。その頃、謎の美女・セイラ率いるテロ集団・ブラックアーミーが新宿に原爆を仕掛けた。

セイラの正体は、ブラックアーミーに操られた香だった。香は催眠状態のまま政府への脅迫を続ける。リョウと海坊主、美樹は、敵の立てこもる廃ビルに向かうが一足遅く、香は起爆装置を作動させてしまう。

麗香にデートに誘われたリョウ。一方、香は麗香に薦められた占い師に、自分がリョウを危険に陥れる元凶と言われてしまう。その頃、香が危険だと冴子に聞いたリョウは、香の元に走る。

香の姉と名乗る雑誌編集長・さゆりが現れた。リョウは彼女に、姉であることを隠して今の香の生活を見て欲しいと言う。護衛の依頼人という名目でリョウのマンションに泊まるさゆりだが…

姉としての感情を抑えきれずに香と行動を共にするさゆり。暴露記事差し止めを狙う企業の依頼で、暴力団がさゆりと香を誘拐する。リョウが救出に乗り込む一方、香もさゆりを助けるため奮闘する。

老人・武田の依頼は、女子高生の孫・季美子につきまとう求婚者たちを追い払うこと。生意気な季美子に辟易しつつ、婚約者を装い彼女を守るリョウは、季美子の父親のことを一切語ろうとしない武田の様子を怪しむ。

季美子は、上杉財閥総帥・貴子の息子と武田の娘との間に生まれた子だった。上杉家親族の三兄弟は、季美子が相続権を持つ莫大な財産を目当てに結婚を迫っていたが、ついに誘拐という強硬手段に出る。

リョウのマンションの隣のビルに、美人ダンサー・舞子が引っ越してきた。早速モッコリ攻勢をかけるリョウに、部屋に不穏な感じがすると語る舞子。調べてみると、誰かが侵入した形跡があった。

ミュージカルのセットを壊してしまい大道具係を命じられたリョウたちは、ダンサーとしての成功を夢見て稽古に励む舞子を見守りながら護衛する。そしてミュージカル初日、舞子がふたり組の男に襲われた。

王位略奪を企む叔父のバカロに狙われているというファウンデ王国の王子・ナリオの護衛を冴子が依頼してきた。ハーレム育ちのナリオは日頃のわがままぶりを存分に発揮し、リョウたちは手を焼く。

ナリオがリョウに連れて来られたのは、森の中の山小屋だった。それまでとは正反対の自給自足の生活を強いられ反発するナリオだが、決して彼を甘やかそうとしないリョウに、次第に従うようになっていく。

二代目押田天鳳を襲名する予定のマジシャン・ナオミの元に、襲名をやめろという脅迫状が届き、リョウに護衛の依頼が。たが、ナオミは極度の男性恐怖症だと判明し、リョウは女装してガードする。

美人モデルの正体は、リョウのかつての相棒ブラッディー・マリィー。彼女はリョウの秘められた過去を語る。リョウが自身の誕生日も知らないと知った香は、自分が信頼されてないのではと悩む。

リョウの誕生日は、香と初めて会った３月26日と決めた香。マリィーに街を案内するリョウは命を狙われる。それは何者かに恋人を人質に取られ、リョウを殺すよう命じられたマリィーの仕業だった。

誰にも告げず敵地へ乗り込むマリィー。マリィーはクライブに対峙するが、敵に囲まれる。リョウと海坊主は彼女を助けるが、クライブはエリックを盾にリョウとマリィーに撃ちあいを命じる。