アイカツフレンズ！（1期）

スターハーモニー学園の普通科に通う友希あいね。中学2年生に進級する春休み、あいねは学園のトップアイドル・湊みおに出会う。友達を作るのが得意なあいねは、すぐにみおとも仲良くなるのだが…。

本格的に「アイカツ！」を始めたあいねは学園のアイドル科に転入し、みおと同じプロダクションに所属することになった。マネージャーのたまきから初仕事をもらい、あいねは意気揚々と仕事の現場へ向かう。

ドレスのデザインもするみおは、自身のブランド「マテリアルカラー」のプレミアムレアドレスの発表を間近に控えていたが、ドレスのデザインに納得がいかない。そんななか、あいねがみおの一日限定の付き人を務める。

アイドルは自分のブランドを持って一人前。プロダクション所属のスタイリスト・千春のアドバイスを受け、新人アイドルのあいねは自分に合うブランドを探すことになり、色々なブランドを当たるのだが…。

自分だけのブランド「シュガーメロディ」を多くの人に知ってもらいたいあいねは、無謀にも「ラブミーティア」のイベントMCオーディションに応募。そこで彼女は、お祭り好きなアイドル・蝶乃舞花と出会う。

日向エマは、同じプロダクション所属で1歳上の頼れるお姉さん。みんなで行くキャンプでもリーダーシップを発揮する。一方、周囲と打ち解けられないみおは、戸惑いの連続。何やら気になっていることがあるようだ。

ラブミーティアのミライに指名され、あいねはドラマ「アイドルは魔女！」のゲスト出演が決まった。しかし、完璧にせりふを覚えたはずなのにミスを連発。そんなあいねをミライは外に連れ出して励ますが…。

トップアイドルとして注目されるみおに、世界的に有名なクリエイターから声がかかり、マカロンのCMに抜擢される。しかし、いざ撮影が始まるとびっくり。CMの楽曲は、マカロンのイメージとはかけ離れたものだった。

プレミアムレアドレスに憧れるあいねがアイカツナビのココに尋ねると、「すごーいアイドル」になれば、それも夢ではないとのアンサー。あいねは、ファンにもっと自分のことを知ってもらおうと、あることを企画する。

フレンズの相手を探しているエマと舞花。周りから見れば完全にお似合いの2人だが、本人たちの思惑は全く違っていた。性格も好みも真逆でいながら、どう見ても相性ぴったりなのだが、2人は別の相手を選ぶことに。

ついに、みおはあいねとフレンズ結成のため行動に出る。憧れは、もはや伝説となっている「ラブミーティア」結成秘話のようなドラマチック過ぎるシチュエーション。あいねに話すタイミングを窺うみおだったが…。

あいねと毎日一緒に登校したいみおだが、なかなか言い出せないでいた。そんななか、ペンギンカフェに大量のトマトが届き、居合わせたみおも、なぜか一緒にカフェイベントの手伝いをすることになる。

「ピュアパレット」の名前を広めるため、あいねとみおはテレビ番組「達人バトル決定戦！」に出場。番組には達人の絶対女王として君臨する神城カレンがいた。みおはカレンから「アイカツ！」の極意を聞く。

「ハニーキャット」のベストフレンズレアドレスをデザインすることになったエマ。2人のドレスデザインをまとめようとするが、エマと舞花の好みが真逆なので、それぞれの個性を生かしたデザインにたどり着かない。

あいねが「アイカツ！」を始めて4カ月が経とうとしていた。しかし、みおに比べて知名度も実力も及ばない。そこで、みおに倣ってアイチューブに「やってみた動画」を投稿するが、なかなか再生数が伸びない。

「ピュアパレット」のベストフレンズレアドレスを作ろうと奮起するみお。デザインに行き詰まったみおを、あいねは自ら企画したミステリーツアーに誘う。そして、森を歩いてたどり着いたのは「勇者の橋」だった。

ある日、不思議な占い師の少女・白百合さくやがペンギンカフェを訪ねてきた。必ず当たると評判のさくやに、あいねとみおは参加予定の映画の主題歌オーディションについて占ってもらい、いい回答をもらうが…。

学園の夏の一大イベント、スターハーモニーカップが始まる。優勝候補のハニーキャットは、ドレスにふさわしいフレンズアピールを出そうと、体育館に泊まって合宿中。2人は忙しい仕事の合間も特訓に余念がない。

ピュアパレットがスターハーモニーカップで勝つため、あいねは実力の底上げを図る。珍しく友達や家族とも離れて猛特訓したあいねは、ダンスや歌は上達したものの、みおに「大切な何かが足りない」と言われてしまう。

ピュアパレットに負けたエマと舞花は、敗因がファンと向きあえていなかったことだと感じ、ファンミーティングツアーを企画する。しかし、イベントの日がエマの所属するラクロス部の合宿日と重なってしまった。

あいねたちは、学園のオープンキャンパスで見学者を案内することになり、全国からやってきた強力な見学者たちと一緒に校内を見て回る。中には「フレンズなんていらない」と言う参加者もいるのだった。

さくやの双子の妹・かぐやは外見がそっくり。アクシデントが発生し、かぐやがイベントでさくやの代わりに歌声を披露することになってしまう。これがきっかけで、さくやは以前から胸に秘めていたある想いを伝える。

スターハーモニーカップで負けて悔しい舞花。ダンシングミラージュのミューズを目指して張り切って仕事をするが、デザイナーのノアから厳しい評価を下される。そんな時、舞花はあるお祭りが開催されることを聞く。

ラブミーティアと一緒にバラエティ番組に出演することになった、ピュアパレットとリフレクトムーン。初挑戦となるバラエティの仕事に緊張するさくやと、ラブミーティアのすごさにピンと来ていないかぐやだったが…。

日本屈指の文化人たちが集うトーク番組に、ラブミーティアの代役として出演することになったみお。一筋縄ではいかない相手とトークを繰り広げるが、そこにアイドル嫌いで気難しいスーパー文化人が立ちはだかる。

ダイヤモンドフレンズカップの出場権を懸けたブリリアントフレンズカップが開幕。全国から集まったライバルフレンズを前に、張り切るピュアパレット。だがそんななか、あいねとみおの心に微妙なすれ違いが生じる。

「ステージに立てば、かぐやに災いが起こる」。自ら導き出した占いの結果を恐れるさくやは、楽屋に引きこもって出てこない。占いでは「今夜が満月ならその災いもはらえる」とあったが、空に浮かぶのは半月だった。

珍しく熱を出したみおは、アイカツを休むことに対しての焦りもあるが、母・玲子に看病されて家で休むことに。玲子の仕事ぶりを見て自らの欠点を認識したみおは、ピュアパレットの今後のためにある重大な決断を下す。

あいねは、ミライ主演のドラマ「アイドルは魔女！」に再びゲスト出演。現場でミライから無茶なオーダーを連発されたあいねは、あることを宣言。それは、ミライとの対決ステージのためにも必要な心構えなのだった。

アニメ映画で声優の仕事に初挑戦するみおとかぐや。台本にないせりふをうまく言えないみおと、初の単独での仕事でも上手にこなしていくかぐや。悩むみおに、かぐやは自分がアイカツを頑張る理由を話しだす。

ベストフレンズカップ出場へのエントリー締め切りまであと1日。フレンズとしての活動を休んでいるあいねとみおは、中途半端な気持ちで再始動はできないと考えており、2人はあるヒントを得て真剣勝負に出る。

ダイヤモンドフレンズカップに出場できる最後のチャンス、ベストフレンズカップが始まった。舞台となるのは神城家所有のカレン島で、集まったフレンズたちに今年のテーマは「サバイバル」だと発表される。

島の火山が爆発し、フレンズたちは大混乱。次の試練のテーマ「幸せの証」を、タイムリミットまでに探さないとステージまでたどり着くことができない。ダイヤモンドフレンズカップ出場権に向け、みんなが必死になる。

シュガーメロディの新作プレミアムレアドレスの発表ライブが急きょ、3日後に決まった。嬉しい一方で、肝心のドレスがまだできていないため焦るあいね。デザインのアイデアやテーマが何も浮かばないのだ。

番組の企画で、さくやとかぐやは自宅をビデオカメラで撮ることになり、そこで謎のお宝の地図が出てきた。どうやら2人がタイムカプセルを埋めた場所を示す地図らしく、さくやとかぐやの衝撃のお宝が明らかになる。

自らプロデュースするファッションショーの準備を順調に進めていたみお。ショー当日、あいねの妹・ももねが「ショーに出たい」と押しかけてきた。ももねはファッションショーの裏側を初めて見て大興奮となる。

ダイヤモンドフレンズカップの組み合わせも決まり、ますます気合が入るアイドルたち。しかし、その前の「お楽しみ」と言えばクリスマス。みんなで集まり、フレンズ同士でプレゼント交換をする。

紅白2チームに分かれて、アイドルたちがステージを披露する「アイカツ歌合戦」。ラブミーティアの司会のもと、豪華なステージに会場は沸く。しかしその裏で事件が発生。ココが行方不明になったのだ。

全フレンズの頂点を決めるダイヤモンドフレンズカップが始まった。初戦はハニーキャット対ピュアパレット。エマと舞花は、勝負に向けてあいねとみおに驚くべきことを提案。そして、決勝に進むフレンズが決定する。

ダイヤモンドフレンズカップ2戦目は、リフレクトムーン対ラブミーティア。さくやの占いでは「リフレクトムーンの勝利」と出た。さくやの占いは必ず当たるというのに、かぐやはまだ自分の実力への不安が残っていた。

ダイヤモンドフレンズカップの決勝戦を前に、カレンはある理由からステージで本気を出すことを恐れていた。一方、全力のラブミーティアと戦いたいあいねとみおは、自分たちをもっと知ってもらおうと考える。

先攻のラブミーティアのステージは、ドレスもアピールも完璧だった。あいねとみおは、今までにないほど追い詰められてしまう。緊張とプレッシャーのなか、2人はラブミーティアを超えなければならないのだ。

念願のダイヤモンドドレスお披露目ステージの開催が決まり、張り切るあいねとみお。そんな時、海外からみおの父親が帰ってくる。実は父親は世界的に有名なデザイナーで、ドレスにまつわる意外な事実も明らかとなる。

チョコミントマカロンのバレンタインCMに出演することになったみおは、ディレクターのザックに「マカロン男子の告白」というテーマを提案。みおたち自ら、身近な男子をスカウトしにいくことになるのだが…。

トップアイドルとなって大活躍のあいねとみお。そんな2人のスクープを撮ろうと、新人記者の羽原真実子が狙っていた。 しかしあいねは、パパラッチが相手であろうとお構いなしにトモダチカラを発揮する。

「月から来たアイドル」と称して活動していたリフレクトムーンだが、世間の印象は全く違っていた。何とか元のイメージを取り戻したいかぐやの前に、「自分も月に連れて行ってほしい」と言うファンが現れる。

これまでアイドルをサポートしてきたココだが、いつしか「アイカツをしてみたい」という夢を持つようになっていた。協力を買って出たあいねたちは、特別な装置を使ってココのいる世界へと向かう。

「ハニーキャット地球横断ツアー」を大々的に宣伝したエマと舞花だが、資金のことを全く考えていないと気づき、2人は張り切って仕事に励む。エマと舞花は、何としても海外のファンにハッピーを届けたいのだ。

ラブミーティアのカレンとミライは、新たな一歩を踏み出そうとしていた。今後2人は、離れ離れでの活動となることが公表された。さらにみおは、「ラブミーティア物語 最終章」と書かれた資料を偶然見てしまう。

喧嘩を始めたあいねとみお。今まで一度も喧嘩をしたことがない2人に、ミライが、昔ラブミーティアも行ったという「仲直り式」を提案した。家族やスタッフ、ライバルフレンズたちが見守るなか、幸せの鐘が鳴り響く。