デジモンゴーストゲーム

新しいテクノロジーが発展した今から少し先の未来。SNS上に「口縫男」と呼ばれる半透明の化け物、通称「ホログラムゴースト」の噂が流れる。一方、天ノ河宙は半年前に失踪した父から謎のメッセージ映像を受け取る。

宙はガンマモンにスーパーで食べ物を買っていろいろ食べさせてみる、すると、チョコが気に入ったらしい。しかし、父・北斗のことを聞いても、10歳児程度のガンマモンからは詳しいことを聞き出すことはできなかった。

「赤くしゃ」と呼ばれる怪奇現象が多発していた。それはスマホで自撮りした写真の一部に妙な落書きが現れ、その部位に実際に異変が起こる現象だった。そんななか、月夜野瑠璃にもこの現象が起き始めていた。

瑠璃たちはカルチャースクールでハロウィンパーティの準備をしていた。そこで「トリックオアトリート」の言葉と共に謎のパンプキンヘッド人形が現れ、人々をどこかへと連れ去られる事件が起きる。

宙の1年先輩で同じ寮の東御手洗清司郎は、自室で起こるポルターガイスト現象に悩まされていた。それはデジモン・ジェリーモンの仕業で、実体化すると女王様体質で言いたい放題。清司郎も軽くあしらわれてしまう。

カラオケボックスで特定の歌を歌うことで怪現象が起こっていた。歌っている途中に誰かの不気味な声が紛れ込み、やがて歌っている本人を黒い謎の塊が襲う。瑠璃に引っ張られ、宙と清司郎たちは店を訪れる。

都内のあちこちで鳥の形をした飛行物体が目撃されていた。同時に大量のカラスも街に現れ、ペットショップや民家を襲撃する事件も相次ぐ。宙の学校や瑠璃の友人も被害に遭い、ペットの鳥たちが姿を消してしまう。

首都高速道路で謎めいた事故が多発。目撃者の証言によると、怪物たちが道路上を走り回っていたという。それはいつしか「百鬼夜行」と呼ばれるようになっていた。そんななか、宙と清司郎はカート場に遊びに訪れる。

ある時、宙に異変が起き始める。時間を間違えて遅刻したり、寝ようとするといつの間にか数時間飛んでいたり、彼の時間の感覚が狂い始めていた。そんな宙の気晴らしにと、瑠璃たちから郊外の図書館に誘われる。

「ファイターズ・キングダム」という格闘ゲームで連勝していると、謎の美人キャラクターが乱入してきて試合に敗れたプレイヤーを連れ去ってしまうという噂が出回る。ちょうどそのゲームに清司郎がはまっていたが…。

冬の街を襲うカマイタチ。鋭く強い風が人々の生活に大きな被害をもたらしていた。そんななか、瑠璃はひょんなことからアンゴラモンと気まずい空気になってしまい、1人で夜の竹林公園へとやってくる。

清司郎は知りあいの教授から届いた、不幸の手紙のような怪しいメールを消去する。すると突如、ゲームの中から大量のザッソーモンが現れる。時を同じくして、瑠璃たちのもとにも清司郎から同様のメールが届く。

街のデジモンたちが突如飛来するナイフによって殺されるという事件が起こる。今では宙たちとつかず離れずの関係になっているクロックモンから調査依頼があり、宙たちはその事件を調べることになる。

清司郎が参加する学会に付き添い、宙たちはとあるリゾート地へやってくる。ボコモンのことを引きずって元気がないガンマモンを、宙は何とか元気づけたいと考えていた。しかし、宿泊地に座敷童が現れて…。

どんな悩みも100%解決するが、いつどこに現れるのかわからない謎の占いの館・メフィスト。瑠璃は親友のミカに頼まれ、その占いの館を探すことに。その頃、ジェリーモンは精巧な若い女性の石像を見つける。

ガンマモンと趣味のソロキャンプにやってきた宙は、キャンプ場の管理人から料金を払わず神隠しのように帰ってしまう客がいると聞く。キャンプを楽しんでいる最中、宙とガンマモンは近くの森から悲鳴を聞き…。

豪雪地帯の地熱発電所にシステムメンテナンスの依頼を受けてやってきた清司郎と、彼についてきた宙たち。そのシステムはかつて清司郎が開発に携わったものだった。そこに突然フロゾモンが現れる。

ある朝、部屋に2体のホークモンが訪ねてきて「いなくなった人間の友達を探してほしい」と、宙はお願いされる。授業のある宙の代わりに、清司郎とジェリーモンが失踪した子の住む家に調査に向かうが…。

ある日、宙はガンマモンを初めてのお使いへ送り出す。心配しながらその後を尾行していると、宙の耳におかしな声が聞こえ始め、その場から姿を消してしまう。一方、街を歩いていた瑠璃も突如として姿を消し…。

宙とガンマモンが遊園地で遊んでいると、突如ダークリザモンとセーバードラモンが現れた。ダークリザモンたちは宙にブラックテイルモンの居場所を尋ねるが、宙が答えられずにいると突然彼らが襲ってくる。

宙のもとに突如ソニアと名乗る女性が現れる。彼女は宙の母の友人で、昆虫について研究しているのだという。そんなソニアに誘われて、宙は商業ビルで催されているイベントへ遊びにいくことになる。

ジェリーモンが安眠をもたらすデジモン・ピロモンと桜睡眠療法という新ビジネスを始める。桜の下で安眠を提供するはずが、突如眠っていた参加者がうめき出し、けがを負い始める。瑠璃もそこに参加していて…。

薄赤い月が浮かぶ夜、突然凶暴化したデジモンが人々を襲う事件が頻発する。相次ぐ凶行を止めるべく、クロックモンは宙たちに協力を求める。しかし、ガンマモンたちも様子がおかしくなってしまい…。

小鳥遊優人に関わった人々の腕や足が、サークルノイズを浮かべた蔦になる現象が起こり始める。不安になった彼は、「りるるん」の怪奇現象募集サイトで知人である宙を発見し、相談を持ちかける。

アクセサリーからアパレル、靴、スウィーツなど多岐にわたって人気を得た総合ブランド、エッセ・ヴ。そのブランド本社では、吸血デジモン・ヴァンデモンがCEOになり、美女たちの血を吸って操っていた。

ある日、アンゴラモンはデジタルワールドで親友だったデジタマモンと再会した。デジタマモンは人のいない空き家に1人で住んでいるという。早速、瑠璃と一緒に遊びにいくアンゴラモンだったが…。

ネットの都市伝説を調べていた宙は、「水に呼ばれる」という書き込みを見つける。水滴の音が聞こえてきて、やがて人が消えてしまうという噂だった。その噂は徐々に広がり、寮の管理人・新島も水に呼ばれてしまう。

部屋に引きこもったままのコタロウを心配し様子を見にいった宙たち。部屋の中では、仮面をつけたコタロウが暗闇の中で無気力に座っていた。

数日間部屋に引きこもったままのコタロウを心配し、宙たちは様子を見にいく。すると、仮面を付けたコタロウが部屋の中で無気力に座っていた。その仮面の下は、のっぺらぼうのように顔がなくなっていて…。

不登校の中学生・荒牧カヨノの部屋に、突然エクスティラノモンとワルもんざえモンが現れる。遊ぼうと懐いてくる彼らに最初は戸惑うカヨノだったが、口うるさい父や担任を人形に変えてくれたのを機に仲良くなり…。

不気味な刀を手にして人間やデジモンを次々に襲う辻斬りデジモンが現れた。その噂を知った夜、アンゴラモンは偶然辻斬りデジモンに遭遇してしまう。だが、実際の犯人はデジモンではなく、彼が持つ刀で…。

ガンマモンの平和な日常が徐々に崩れていく。友達のゴツモンには約束を破られ、いるはずのない場所で宙に目撃されたガンマモン。そんなある日、外出先から宙の部屋に帰ると、そこにはもう1人のガンマモンがいた。

ひょんなことから死にかけ、生と死の間の世界に迷い込んだ清司郎。何とか現世に帰ってきた彼は、その日を境に不気味な声が聞こえるようになる。その声に合わせて、彼を死に誘うように危険な事件が起こり始める。

宙とガンマモンは掃除のため、久しぶりに実家へ帰る。だがその日の夜、宙の自宅にヤモリのような不気味な人間が侵入した。すぐにヤモリのような人間は逃げだしたが、宙はその顔に見覚えがあった。

一夜町には人狼が出るらしい。宙たちはそんなネットの噂に興味を持ち、一夜町に住む瑠璃の親戚の家にやってきた。それは単なる噂ではなく、町の人々が夜な夜な化け物に襲われるという被害が続出していた。

ちまたで噂になっているビル消失の真相を確かめるため、宙たちはとある洞窟の調査にやってくる。都市伝説サイトで知り合ったオフ会のメンバーと一緒に、洞窟の中に潜入。すると奇妙なすすり泣きが聞こえてきて…。

清司郎は世界的企業のデータセンターでプログラミング業務に携わっていた。彼に差し入れするため、宙たちは湖畔の小さな町を訪れる。だが、その町の近くの山中では、不気味なスケルトンゾンビが出現していた。

宙とコタロウは学校の決まりと言われて、鎌倉にやってきた。葉桜学院鎌倉校で町の夏祭りに参加するためだった。伝統ある「若君の舞」に参加することになるが、若君役の女子生徒が急病になってしまう。

宙とガンマモンのもとへ、小さな客がやってきた。それは3cmほどの体にウシのような上半身とクモのような下半身を持つ、デジモン・ギュウキモンだった。宙はギュウキモンを部屋に入れるが、アンゴラモンは慌て…。

誤って宙のタブレットを壊したのに、ガンマモンはムキになって素直に謝れない。そこへ腕が奇妙な形にねじれたエスピモンがやってきた。海水浴場の近くで寝ていた隙に、そんな腕になってしまったそうで…。

幻想的なショーと神出鬼没さで話題のピエール・ドリームサーカス。宙、瑠璃、ガンマモンたちは、その公演を見にいく。その帰り際、怪しい着ぐるみが子供たちに何かを渡しているところを目撃し…。

鬼にさらわれた姉を助けてほしい、というメッセージがりるるんに届いた。鬼が出るという噂のあるその地方都市にやってきた宙たちは、メッセージを送った高校生・美織と合流し、事件の現場を訪れる。

世界一詮索好きな少女、エマ・ヘインズ。清司郎の留学時代の知人である彼女が、アメリカから日本へやってきた。エマにガンマモンたちのことを知られたら、世界中にデジモンの存在が広められると清司郎は焦る。

葉櫻学院の学生寮では、1年の深津理久に欲しい物を頼めば、どんな珍しい商品でも翌朝届けてくれると話題になっていた。一方、宙はある噂を聞く。それは、真夜中に変なささやき声が聞こえるというものだった。

ある日、宙たちのもとにパブリニュースという不思議なニュースメールが届く。そこには次の日に起こる出来事が記事に書かれていた。最初はくだらない内容だったものの、徐々にそれは過激化して…。

宙は寮の浴場でコタロウと出くわすが、どこか様子がおかしい。湯船を恐れ、訳のわからないことを叫びながら逃げていった。その翌日、コタロウは何の変哲もない水たまりを見て脅えだしてしまう。

ある晩、シェイドラモンの命が尽きようとしていた。デジタマに戻り、記憶を失うことを恐れるシェルドラモン。その耳に、「記憶を残してやる」という言葉が聞こえてくる。翌日、清司郎は友人がおかしいことに気づく。

瑠璃の友人・久保田アカネの結婚式を手伝うため、宙たちは高原の結婚式場へやってきた。式場パンフレットのモデルを引き受けた瑠璃は、ウエディングドレスを着て撮影に臨むが、突然胞子が舞い落ちてくる。

ハロウィーンの日、魔女の仮装をしていた人々がウィッチモンの呪文によって本物の魔女と化す。すると、今度は彼女たちがどんどん魔女を増やし始める。さらに、ほかの仮装をする人々がネズミに変えられて…。

春に大阪から引っ越してきた葉櫻学院1年・深津。東京での生活に慣れず寂しさを感じていた彼の部屋に、プッチーモンがやってくる。深津はプッチーモンのおかげで、寮の生徒たちと次第に馴染んでいくが…。

不気味な首のない幽霊たちが出没するという噂が広まっていた。霧と共に現れる幽霊たちは、武者のようなよろいを身にまとっていた。そして、その被害に遭うのは、なぜか宙の通う学校の生徒たちばかりだった。

宙たちは河童が出没し、人間を水中に引きずり込むという噂のある湖にやってきた。その噂に興味を持った瑠璃が、彼らを連れてきたのだった。そんななか、瑠璃自身が本当に現れた河童にさらわれてしまう。

修学旅行の班行動で、清司郎は京都の神社を訪れる。得意げに知識を披露していると、社殿の中にあった本が不気味に浮き上がり、清司郎をじっと見つめる。その晩、帰ってきた清司郎の前に幽霊が現れる。

ある日、宙は突然未来を予知し始める。ガンマモンやコタロウなど、そばにいる者が遭遇するアクシデントやトラブルを事前に察知できるようになっていた。それは、宙の頭に取りついたフジツモンの能力だった。

雑居ビルの屋上看板の上で目覚めたという少女が救助された、というニュースを知る宙。一方、寮の裏手では、ガンマモンが深津らと共に、野良猫のチョロとノロの世話をしているところを清司郎に注意される。

ある日、コタロウの様子がおかしくなっていた。無表情のまま「汚れている」と繰り返し、何度も顔を洗い続けている。ガンマモンは本能的にそれはコタロウではないと感じるが、行動以外は彼そのもので…。

教会で開催されたクリスマス歌劇を見にいった宙、ガンマモン、コタロウ。その帰り道、コタロウとガンマモンが黒いタクシーに連れ去られて姿を消してしまう。ふたりは、タクシーの中でとあるデジモンに脅される。

かつて瑠璃が通っていたピアノ教室の友人・カオルが行方不明になった。残されていたのは、何か巨大なものが倒れたような長方形の凹みと彼女の靴。宙たちは、手分けをしてカオルの行方を捜すが…。

清司郎は仕事で訪れたある田舎町のIT関連会社で、オタク気質の女性・相馬芽琉と知りあって意気投合。清司郎は彼女に誘われ、一緒に「藏石千隊児雷也ーズ」というショーを見にいくことになるが…。

水辺の街を訪れた宙たち一行は、奇妙な雨に出くわす。その雨を頭から浴びた人間は、溺れて体が硬直し、目と口から水を吐き出してしまう。それは、ハンギョモンの集団によるデジタル水の雨だった。

友人の琴葉からとある相談を持ちかけられ、瑠璃は宙や清司郎らと共に彼女の家にやってくる。琴葉の兄の部屋には、何と女性の遺体が寝かされていた。彼女は兄の婚約者で、数日前に事故で命を落としていた。

あらすじ準備中

アオイやミカと一緒にケーキバイキングに行った瑠璃。だが、その日から彼女に異変が起きる。常に異常なほどの空腹にさいなまれ、食べても食べても空腹が満たされない。さらに、食べても体が衰弱していき…。

最近人間の世界にデジモンが増えてきていることを受け、瑠璃と清司郎は彼らの集会へ聞き込みにやってきた。デジモンたちは声に導かれてゲートをくぐってきているらしいが、明確な手掛かりは掴めず…。

世界中でデジタル機器が使えなくなるなか、宙たちは帰ってきた北斗と彼の助手・テリアモンから状況を聞く。デジタルワールドでは黒い何かが木々や水、デジモンたちを侵食し、デジモンたちを凶暴化させていた。

一連の怪現象の鍵を握る謎の者がいるという空中古代都市。そこに到着した宙たちの前に、ブルムロードモンが立ちはだかる。中には入らせないと言い放つブルムロードモンは、究極進化したガンマモンたちと激しいバトルを繰り広げることになる。

レグルスモンの狡猾なわなにはまったシリウスモンは、敵の攻撃で胸に穴を開けられ、死へ向かっていた。その時、宙に謎の声が呼びかける。声によれば、シリウスモンを救う方法があるということだったが…。