楽天モバイルの0円運用はいつまで可能?0円終了でもお得に使う方法を解説

楽天モバイルを0円で運用する方法

「楽天モバイルはいつまで0円で運用できるの・・?」

通常、スマホを利用するにあたり無料というのはあり得ません。データ通信費や通話料は必ず発生します。

楽天モバイルだけは例外で0円運用が可能でした。残念ながら過去形なのは、2022年6月で1GB以下無料の特典が終わってしまったから。

それでも、通話料0円の特典は残っていますし端末を実質1円で購入することができます。

今回は、楽天モバイルの0円終了の詳細情報と、0円じゃなくてもお得に利用する方法について解説していきます。

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楽天モバイルのキャンペーン ポイント還元がすごい!楽天モバイルのキャンペーンを最新まとめ【2024年4月】

1GB以下無料が終了!楽天モバイルの0円運用はいつまで続けられる?

2022年6月以前の楽天モバイルは、月間のデータ利用量が1GB以下なら利用料金が0円でした。しかし、この特典は「Rakuten UN-LIMIT VII」の移行に伴い2022年7月より廃止に。

データ容量 月額料金
2022年6月まで
(Rakuten UN-LIMIT VI)
2022年7月以降
(Rakuten UN-LIMIT VII)
1GB以下 0円 1,078円
3GB以下 1,078円 1,078円
20GB以下 2,178円 2,178円
無制限 3,278円 3,278円
TOPIC
2023年6月より楽天モバイルの料金プランは「楽天最強プラン」に移行しました。料金は「Rakuten UN-LIMIT VII」と変わらず、au回線での利用エリアが5GBから無制限にパワーアップしています。

特典終了後は、2022年10月末まではポイント還元により実質1GB以下0円を実施していました。

具体的には、月間のデータ利用量が1GB以下に収まった場合、1,078円分のポイント還元して月額料金と相殺して実質0円にするというものです。

2024年4月となった今では、この特典は終了しています。

【朗報】LINEMOで最大12カ月0円のキャンペーンが開始

楽天モバイルの1GB以下0円の終了と入れ替わりに、ソフトバンクが提供するLINEMOで最大12カ月0円のキャンペーンがスタートしました。

無料の対象となるのは、LINEMOのミニプラン(3GB)です。楽天モバイルは1GB以下で0円でしたが、LINEMOなら3GBまで使えて0円です。

新規契約と他社からMNPのどちらも対象で、PayPayポイントが990円×6カ月還元。ミニプランの月額料金は990円なので、プラン料金が実質6カ月無料となるわけです。

オプション加入などの条件はなく、ミニプランで申し込んで開通が確認されたら自動的にポイントが貰えます。

さらに、PayPay決済に応じたポイント還元も組み合わせると、ミニプランは最大12カ月無料に。

LINEMOは契約事務手数料と解約金が0円です。半年もの間、完全無料でお試しできます。

MEMO
2024年4月現在、キャンペーンの終了時期は未定

キャンペーンについて詳しくは、以下の記事で解説しています。

LINEMOキャンペーン 【2024年4月】LINEMOの最新キャンペーンまとめ!最大限にPayPayポイントを受け取る方法
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もう0円じゃない!だけど十分安い楽天モバイルをお得に利用する4つの方法

  • Rakuten Linkで通話料を無料化する
  • 実質1円の端末を購入する
  • iPhoneをお得なポイント還元で購入する
  • データ消費を3GB以下に抑える(月額1,078円)

Rakuten Linkで通話料を無料化する

楽天モバイルでは、Rakuten Linkアプリを通して通話することで通話料を0円に抑えられます。相手が同じアプリを立ち上げておく必要はなく、自分の電話番号で発信できます。

一部例外の電話番号もありますが、国内通話なら固定電話も含めてどこにかけても0円と考えてOKです。連絡先は端末内のデータが自動的に同期されます。

Rakuten Linkとは

通話料はいつでも0円

発信方法ですが、知人や家族に電話をかけるときはRakuten Linkを立ち上げてから発信してください。大切なのが、WEB上の電話番号から発信するとき。

WEBサイトに埋め込まれている電話番号をタップすると、標準発信とRakuten Linkのどちらで発信するのか選択できます。このとき、標準発信を選ばないよう注意して下さい。

Androidの方はGoogle Chrome、iPhoneの方はSafariにてWEB上からの発信を常にRakuten Linkに設定することができます。

Androidは、Rakuten Linkからの発信を「常時」に設定すればOK。

常時RakutenLinkで開く

Google Chromeで常時設定

iPhoneは、Safari上の電話番号を長押しすると発信メニューが開くので「Rakuten Link」を選べばOKです。

SafariでRakuten Link選択

Safariで常時設定

これで、楽天モバイルの通話料は完全0円にできます。

POINT
通話料0円の特典はキャンペーン扱いではないので途中で終了する可能性はほぼない

SMSもRakuten Linkから送信すれば無料

Rakuten Linkは電話番号宛へのメッセージ機能(SMS)も付いています。標準SMSだと文字数に応じて送料がかかりますが、Rakuten Linkなら0円です。

メッセージの送り方は、「メッセージ」のメニューを立ち上げて相手を選ぶだけです。

Rakuten Linkのメッセージ機能

メッセージ画面

実質1円の端末を購入する

楽天モバイルでは、実質1円の端末が存在します。それが、Rakuten Hand 5Gです。

楽天オリジナルの端末なのですが、スペックは驚くほど高く5G通信にも対応しています。

Rakuten Hand 5G

価格 19,001円
ディスプレイ 5.1インチ
サイズ 高さ:約138mm
幅:約63mm
厚さ:約9.5mm
アウトカメラ 6,400万+200画素
インカメラ 1,600万画素
内蔵メモリ RAM:4GB
ROM:128GB
バッテリー容量 2,630mAh
重量 約134g
防水・防塵
おサイフケータイ
5G通信

大ヒットとなった前機種(Rakuten Hand)と比べて容量が倍になっており、カメラ性能も6,400万画素までアップ。

販売価格19,001円に対して19,000円分の値引きを受けられるため実質1円です。このクラスの端末を1円で入手できてしまうのは世界中探しても楽天モバイルだけでしょう。

Rakuten Hand 5Gが1円

また、重量わずか134gの軽量ボディで使いやすさは抜群です。

楽天オリジナルモデルの大ヒット作で、Handと名前が付いている通り握りやすいグリップ感が持ち味。顔認証・指紋認証にも対応しており、セキュリティもバッチリです。

とりあえず普通にスマホが使えればいいけど、あまり低スペックな機種は嫌・・という方にはかなりおすすめです。

ポケットWiFi端末なら0円あり

楽天モバイルでは、スマホ以外にポケットWiFi端末も販売しています。機種名はRakuten WiFi Pocket 2B/2Cです(2Bと2Cの違いはUSB端子の形状のみ)。

Rakuten Hand 5G/Rakuten WiFi Pocket 1円キャンペーン

ポケットWiFiは0円端末あり

Rakuten WiFi Pocket 2B/2Cの販売価格は4,401円ですが、楽天モバイル回線とセットで申し込むと端末代が0円になります。

欲しい人は、キャンペーンが終わる前に早めに入手しておきましょう。

iPhoneをお得なポイント還元で購入する

楽天モバイルでは、キャンペーンにより2024年4月はAndroidが最大12,000円、iPhoneが最大12,000円分のポイント還元を受けられます。受け取るポイントは楽天ポイントなので、楽天市場はもちろんコンビニや飲食店でも使用可能です。

以前は他社から乗り換えでないと大きなポイントが付きませんでしたが、現在は新規契約(新しい電話番号を取得)・MNPともに初めての申し込みならポイントが貰えます。

最大のポイント還元を受ける場合は、いくつかの条件を達成する必要がありますが、楽天モバイルに通常申し込みを行うだけでも約1万円分のポイント還元を受けられますよ。

詳しいポイントの獲得方法については、楽天モバイル キャンペーンの記事を確認してくださいね。

データ消費を3GB以下に抑える(月額1,078円)

「1GB以下のデータ消費なら0円」が無くなってしまったのは残念ですが、それでも楽天モバイルの最低料金は1,078円と格安です。

1,078円で利用できるデータ容量は3GBまで。

データ消費量を抑えるコツとしては、Wi-Fiの利用が欠かせません。インターネットに繋ぐときは、できるだけWi-Fiを探しましょう。

データ消費の大きいアプリのダウンロードや動画の再生は、Wi-Fi接続中だけ使用すると心に決めておくことも大切です。

また、3GBを超えないためには、

  • データ消費量をリアルタイムに把握する
  • データ上限設定を行う(Android)

の2点が大切です。

データ消費量をリアルタイムに把握する方法

現在のデータ消費量は、my 楽天モバイルか端末の設定アプリにてすぐに確認できます。おすすめは、my 楽天モバイルです。

アプリ版・WEB版のどちらでも構わないので、ページを開いたらトップページの「データ利用料」の項目からデータ消費量をチェックできます。

my楽天モバイルでデータ消費確認

my 楽天モバイルから確認

上記の例のように、3GB以内に収まっていれば月額1,078円を実現できます。

端末の設定アプリから確認するときは、iPhoneなら「設定」→「モバイル通信」→「モバイルデータ通信」からチェック可能です。

Androidは端末によって表記が異なりますが、「モバイルデータ」や「モバイルネットワーク」の項目からデータ消費量の確認ができますよ。

設定アプリのデータ消費量

設定アプリから確認

データ上限設定を行う方法

3GB以上のデータ利用を超えないために、重要となるのが上限の設定です。Androidに限り、以下の手順で設定が可能です。

データ上限の設定手順

  1. 「設定」アプリを開く
  2. 「ネットワークとインターネット」をタップ
  3. 「モバイルネットワーク」をタップ
  4. 「アプリのデータ使用量」をタップ
  5. 「設定メニュー(歯車アイコン)」を開く
  6. 「アプリのデータ使用量のサイクル」をタップ
  7. 「毎月の開始日」を「1」に設定する
  8. 「データ警告」の値を設定する ※3GB以下に設定
  9. 「データ上限を設定」のスライドをONにする
  10. データ上限の値を設定する ※3GB以下に設定

以上で完了です。データ上限の設定は、Android端末によって表記が変わるため、設定項目が上記とは異なる可能性があります。

もし、上記の設定手順と異なるAndroid端末の場合は、マニュアルを確認するかメーカーに問い合わせて上限の設定を行いましょう。

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楽天モバイルを0円の通話用としてデュアルSIMで使うのはあり?

デュアルSIMとは簡単に言うとスマホ1台で2枚のSIMカードを使う機能を意味しますが、通話用のSIMを楽天モバイルにすることで通話料を無料化できます。

デュアルSIMとは

データ通信専用SIMは他社を使いたい、あるいは今の携帯会社から乗り換えられないときは、デュアルSIM機能を使って通話料だけ楽天モバイルで0円にしましょう。

注意したいデメリットとして、通話料0円を実現するRakuten Linkは通常発信の音声回線と比べて音質は少し悪いです。イメージとしてはLINE電話と同じくらいと捉えておいて下さい。

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楽天モバイルの初期費用や解約金は0円のまま

月間のデータ利用量1GB以下0円が終わってしまった楽天モバイルですが、初期費用や解約金は変わらず0円のままです。

ZERO宣言

あらゆる手数料が0円

特に大きいのが契約事務手数料です。他社では、3,300円から3,800円程度発生するのが普通なので、いかに楽天モバイルが恵まれているのか分かります。

契約事務手数料の比較

格安SIM 契約事務手数料
楽天モバイル 0円
UQモバイル 3,300円
ワイモバイル 3,300円
OCNモバイルONE 3,694円
mineo 3,740円
BIGLOBEモバイル 3,394円
IIJmio 3,764円

また、解約時は解約金やMNP転出手数料がかかりません。eSIMと物理SIMとの交換で必要なSIM交換手数料や盗難・紛失のときに必要となるSIM再発行手数料も0円です。

その他、楽天モバイルを初めて契約する人は3,000円分のポイントが付与されるため、他社から乗り換えるときに名義変更手数料などがかかった場合でもポイントで相殺できます。

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無料のはずが楽天モバイルで通話料や手数料が発生したときの確認事項

楽天モバイルの無料特典を利用しているつもりが、請求書を見ると料金が発生していた・・と気づくケースがあります。そんなときは、以下のことを見直してみましょう。

確認事項

  • 支払い方法を口座振替にしていないか
  • ポイント還元キャンペーンはRakuten Linkの利用条件を満たせているか
  • 標準通話やSMSを使用していないか

まず、支払い方法が口座振替の人は口座振替手数料として毎月110円が請求されるため注意して下さい。クレジットカード払いなら手数料はかかりません。

また、ポイント還元のキャンペーンについても適用条件に注意。キャンペーンによって、Rakuten Link利用の条件が付く場合があります。

こちら見落としているとポイントが付かないので、しっかり確認しておきましょう。

その他、標準通話やSMSを使用しているケースも要注意。Rakuten Linkを通さない通話やSMS送信は料金が発生するため気をつけてください。

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楽天モバイルはなぜ0円でサービス提供していたのか?

楽天モバイルはキャリア移行に伴い1年無料キャンペーンを実施。また、2022年6月までは1GB以下0円の大盤振る舞いとも言えるサービスを提供していました。

楽天モバイルにとっては大赤字のはずですが、なぜ0円でサービス提供していたかというと、ずばり自社の認知度を高めたかったからでしょう。

携帯キャリアとしては後発組の楽天モバイルは、何か大きなメリットがないと他社から移行してもらえません。

特に、ドコモ・au・ソフトバンクの顧客を獲得するには相当な特典を用意しないと厳しかったはずです。

そこで、採算を度返ししてでも0円運用を可能にしてしまう特典を複数提供していたわけですね。

楽天にとっては痛手を伴う戦略でしたが結果として認知度が飛躍的に広まったので、先行投資として成功だったのではないでしょうか。

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【結論】0円じゃない楽天モバイルは辞めておくべき?

0円運用ができなくなってしまった楽天モバイル。0円じゃないため契約は控えるべきなのでしょうか?

率直な意見としては、無理して契約する必要はないでしょう。やはり、0円でスマホを維持できる魅力に惹かれた人には、楽天モバイルはアンマッチかと思います。

現在、楽天モバイルより品質の良いLINEMOで半年無料のキャンペーンを行っているため、0円運用を希望するならLINEMOを選ぶべきです。

0円じゃないのは残念だけど、やっぱり楽天モバイルが気になる・・・という人は、最低料金として1,078円がかかりますが楽天モバイルを試すべきです。

通話料が完全無料なのは、国内の通信事業者では楽天モバイルのみ。

初期費用と解約金はかからないので、一度新規契約で電波の入り具合などをチェックしてからMNPで契約し直すのもおすすめです。

まとめ

楽天モバイルでは、残念ながら1GB以下無料の終了で0円運用ができなくなりました。それでも、Rakuten Linkによる通話料の無料化や実質1円の端末購入など他社にはない魅力があります。

完全0円を希望していた人は無理に利用しなくて構いませんが、少しでも楽天モバイルが気になるのなら試して損はありませんよ。

iPhone・Androidともに大幅値引き&ポイント還元を受けられるのもメリットです。

現在のキャンペーンもいつまで続くかわからないので、早めに興味がある人はお試ししておきましょう。

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