ドコモからOCNモバイルONEに乗り換える方法とは?デメリットや短期解約の注意点など徹底解説

ドコモからOCNモバイルONEへ

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OCNモバイルONEはNTTドコモと合併したことにより、2023年6月23日をもって新規受付が終了しました。今後は、新しく誕生したirumo(イルモ)にてOCNモバイルONEの後継サービスが始まります。

OCNモバイルONEはドコモ回線を利用する老舗の格安SIMです。同じNTTグループということもあり、ドコモからOCNモバイルONEへ乗り換えたいと考えている人も多いでしょう。

本記事ではドコモからOCNモバイルONEへ乗り換える方法やメリット・デメリットについて解説します。

「ドコモからOCNモバイルONEへ乗り換えたいけど、手続き方法が分からない」

「ドコモからOCNモバイルONEへ乗り換えると、どんなデメリットがあるのか」

このような疑問を持っている人は、ぜひ参考にしてください。

OCNモバイルONEの後継サービス▼

OCNモバイルONEの代わりはmineo(マイネオ)がおすすめ

mineo

mineoはサービスが終了したOCNモバイルONEと料金体系が似ており、お得に利用できる格安SIMとして有名です。

mineoがおすすめな理由

  • OCNモバイルONEと同じドコモ回線に対応
  • 月額料金は880円から
  • 最大1.5Mbpsの使い放題プランも選べる

mineoの詳しい料金体系は、公式サイトにてご確認ください。

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当サイト経由でmineoに申し込むと通常3,300円(税込)の事務手数料が無料

 

※事務手数料無料の注意点

  • キャンペーン適用は専用サイトからの申し込みに限る
  • キャンペーンの適用はお申し込み後の契約内容通知書をもってお知らせ
  • 法人名義は対象外
  • 200MBコースは対象外
  • マイそくスーパーライトの申し込みは対象外

 

\月額990円で使い放題/
※契約途中の画面では初期費用が表示されますが、最終的に割引されます

目次

はじめに!OCNモバイルONEとドコモの違いをかんたん比較

まずはOCNモバイルONEとドコモの違いを簡単に比較してみましょう。

OCNモバイルONE ドコモ
月額料金 0.5GB/550円
1GB/770円
3GB/990円
6GB/1,320円
10GB/1,760円
~1GB/3,465円
~3GB/4,565円
~5GB/5,665円
~7GB/6,765円
無制限/7,315円
通信速度※ 下り:64.37Mbps
上り:13.56Mbps
下り:193.08Mbps
上り:20.52Mbps
家族割引 ×
光回線とのセット割
(OCN光)

(ドコモ光)
通話料 11円/30秒 22円/30秒
データ繰り越し ×
カウントフリー
(音楽サービス)
×
店舗サポート
キャリアメール
(有料でドコモメール継続可)
キャリア決済 ×
支払い方法 クレジットカードが原則 クレジットカード
口座振替
請求書

※2022年11月時点の「みんそく」における直近3ヶ月の平均

月額料金を比較すると、OCNモバイルONEが圧倒的に安いことが分かります。ドコモも家族割や光回線とのセット割が用意されていますが、それを考慮してもOCNモバイルONEが割安です。

一方で通信速度やサポートなど、サービス内容はドコモが充実しています。とくにサポート体制はドコモが圧倒的に有利です。

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ドコモからOCNモバイルONEに乗り換えるデメリット8つ

ドコモからOCNモバイルONEへ乗り換えるデメリットは以下の通りです。

デメリット
  1. ドコモショップで契約できるのは500MBコースのみ
  2. メールアドレスの持ち出しは有料
  3. ドコモの家族割や光回線のセット割は解除される
  4. データ無制限や大容量プランが無い
  5. ドコモより速度が遅くなる
  6. キャリア決済が使えなくなる
  7. 支払い方法は原則クレジットカードのみ
  8. 店舗サポートがほぼ受けられない

ドコモショップで契約できるのは500MBコースのみ

OCNモバイルONEは500MBコースに限り、ドコモショップで契約できます。それ以外のコースはドコモショップで契約できません。

オンライン(OCNモバイルONEの公式サイト)からの申し込みが基本です。500MBコースで申し込んだ後にコース変更することもできますが、コース変更もオンラインで手続きします。

「スマホ初心者でオンライン手続きが苦手」という人には少しハードルが高めですね。

メールアドレスの持ち出しは有料

OCNモバイルONEへ乗り換えてからもドコモメールを利用する場合は、「ドコモメール持ち運び」サービスを利用する必要があります。

ドコモメールが持ち出せる

出典:ドコモ「ドコモメール持ち運び

ドコモメール持ち運びの月額料金は330円です。ドコモと違い、無料で使い続けることはできません。

Gmailなどのフリーメールであれば、ドコモからOCNモバイルONEへ乗り換えてもそのままです。ドコモメールへのこだわりがないなら、フリーメールをメインで利用するのがおすすめです。

ドコモの家族割や光回線のセット割は解除される

ドコモからOCNモバイルONEへ乗り換えると、以下の割引が解除されます。

解除されるセット割
  • みんなドコモ割(家族割)
  • ファミリー割引
  • ドコモ光セット割

みんなドコモ割はドコモを利用している家族の人数に応じて割引額がアップする仕組みです。

そのため、OCNモバイルONEへ乗り換えるとドコモを継続する家族のスマホ代が高くなる可能性があります。

また、ファミリー割引が解除されることで家族間無料通話も対象外です。家族間の電話はLINEなどの無料通話を利用するか、かけ放題オプションで代用してください。

なお、ドコモと「ドコモでんき」をセットで利用すると最大10%のポイントが還元されます。この特典はOCNモバイルONEに乗り換えてからも有効です。

データ無制限や大容量プランが無い

OCNモバイルONEでもっとも容量が多いコースは月10GBです。ドコモと違い、無制限プランや大容量プランがありません。

OCNモバイルONEの料金プラン

データ容量 月額料金
データSIM 音声通話SIM
500MB 550円
1GB 770円
3GB 858円 990円
6GB 1,188円 1,320円
10GB 1,628円 1,760円

毎月データ通信をたくさん使う人や、自宅にネット環境がない人だと足りない恐れがあります。

ドコモより速度が遅くなる

OCNモバイルONEに乗り換えると、ドコモより通信速度が遅くなります。「みんそく」におけるOCNモバイルONEとドコモの直近3ヶ月のデータ(2022年11月現在)を比較してみましょう。

下り通信(ダウンロード)

時間帯 OCNモバイルONE ドコモ
60.27Mbps 252.69Mbps
43.55Mbps 220.05Mbps
夕方 63.5Mbps 167.02Mbps
61.8Mbps 141.57Mbps
深夜 74.67Mbps 167.65Mbps

 

上り通信(アップロード)

時間帯 OCNモバイルONE ドコモ
15.34Mbps 22.76Mbps
14.67Mbps 26.51Mbps
夕方 12.12Mbps 16.69Mbps
14.16Mbps 15.27Mbps
深夜 19.52Mbps 15.15Mbps

全体的にドコモがOCNモバイルONEより速いのが分かります。とくに下り通信は2~3倍以上の速度が出ています。

やはり、通信速度は大手キャリアであるドコモが有利です。

ただし、あくまでもドコモに比較すると遅いものの、OCNモバイルONEも格安SIMとしては通信速度が速い部類に入ります。

通信が混雑しやすいお昼や夕方も安定した速度が出ており、普通にスマホを使う上で困ることはありません。OCNモバイルONEなら、通信速度にこだわる人でも十分満足できますよ。

キャリア決済が使えなくなる

ドコモからOCNモバイルONEへ乗り換えると、キャリア決済が使えなくなります。キャリア決済はアプリ課金やネットショッピングなどの料金を、スマホ代とまとめて支払えるサービスです。

ドコモはキャリア決済に対応していますが、OCNモバイルONEでは使えません。

現在キャリア決済で支払っているサービスがある場合は、クレジットカードなど他の方法へ切り替える必要があります。

支払い方法は原則クレジットカードのみ

OCNモバイルONEの支払い方法は原則クレジットカードのみです。サポートに問い合わせると口座振替ができるケースもあるようですが、基本的にはクレジットカードで支払います。

ドコモを口座振替や請求書で支払っている人も、クレジットカードを用意しておきましょう。

MEMO
デビットカードの使用は原則不可だが、クレジットカード欄に登録して申し込みに進めるなら使用OK

店舗サポートがほぼ受けられない

OCNモバイルONEのサポートは電話およびオンラインチャットがメインです。独自店舗を持たないため、店舗サポートはほぼ受けられません。

すでに解説した通り、ドコモショップでは500MBコースの申し込みのみ受け付けています。他コースの申し込みや、契約変更などのアフターサポートは受けられません。

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ドコモからOCNモバイルONEに乗り換えるメリット9つ

いくつかデメリットのあるOCNモバイルONEですが、メリットもたくさんあります。

メリット
  1. 圧倒的にスマホ代が安くなる
  2. お得に端末購入(機種変更)できる
  3. dアカウント連携でdポイントを貯められる
  4. ドコモ端末のままSIMロック解除不要で乗り換えられる
  5. 通信エリア(電波)がドコモと変わらない
  6. 通話料を半額にできる
  7. 人気音楽アプリのデータ消費を0にできる
  8. 完全かけ放題が安い
  9. 余ったデータ容量を翌月に持ち越せる

圧倒的にスマホ代が安くなる

ドコモからOCNモバイルONEへ乗り換えると、スマホ代が圧倒的に安くなります。実際に月額料金を比較してみましょう。

料金比較

データ容量 OCNモバイルONE ドコモ
500MB 550円
1GB 770円 3,465円
3GB 990円 4,565円
5GB 5,665円
6GB 1,320円
7GB 6,765円
10GB 1,760円

OCNモバイルONEなら、ドコモの3GBプラン(5Gギガライト)の半額ほどで10GBのデータ通信を利用できます。毎月の通信量が10GB未満なら、OCNモバイルONEが圧倒的に割安です。

ドコモは「みんなドコモ割」および「ドコモ光セット割」で月額料金が割引されますが、それを含めてもOCNモバイルONEには及びません。

セット割を考慮してもOCNモバイルONEの方が安い

データ容量 OCNモバイルONE ドコモ(割引フル活用)
500MB 550円
1GB 770円 2,178円
3GB 990円 2,728円
5GB 3,278円
6GB 1,320円
7GB 4,378円
10GB 1,760円

スマホ代を抑えたいなら、OCNモバイルONEがおすすめです。

お得に端末購入(機種変更)できる

OCNモバイルONEなら端末購入(機種変更)もお得です。Androidはもちろん、iPhoneのセット販売も多数取り揃えています。

販売価格も安く、他社(ドコモ含む)からMNPで乗り換えると割引を受けることが可能です。

MNP割引

セールや割引が充実

また、定期的に端末セールも開催しています。OCNモバイルONEへ乗り換える際は、端末セールが実施されていないかチェックしてくださいね。

dアカウント連携でdポイントを貯められる

OCNモバイルONEのアカウントとdアカウントを連携すると、利用料100円(税抜き)につき1ポイントのdポイントが貯まります。

月額基本料はもちろん、各種オプション(かけ放題や留守番電話など)も対象です。

貯まったdポイントをOCNモバイルONEの支払いに充てることもできます。ドコモ利用で貯めたdポイントが無駄にならないのもうれしいですね。

ドコモ端末のままSIMロック解除不要で乗り換えられる

OCNモバイルONEはドコモ回線を利用する格安SIMなので、ドコモのスマホはそのまま使えます。他社のようにSIMロックを解除する必要はありません。

「今の端末をまだ使いたい」「初期費用を抑えたい」という場合も安心です。ただし、一部のドコモ端末はSIMロック解除する必要があります。

SIMロック解除が必要かどうかはOCNモバイルONE公式サイトの動作確認済み端末一覧ページからチェックしてください。

通信エリア(電波)がドコモと変わらない

OCNモバイルONEの通信エリア(電波)はドコモと全く同じです。現在ドコモを利用できているなら、OCNモバイルONEも問題なく使えます。

ドコモ「サービスエリアマップ

対応エリアが広く、山間部や地方でも繋がりやすいですよ。

通話料を半額にできる

ドコモからOCNモバイルONEに乗り換えると、通話料を半額にできます。スマホの通話料は22円/30秒が一般的ですが、OCNモバイルONEは11円/30秒と半額です。

「かけ放題はいらないけどたまに電話をかける」という人なら、通話料も節約できます。

OCNでんわのバナー

通話料が半額

なお、OCNモバイルONEの通話料が安いのは、専用回線を経由する「プレフィックス通話」を利用しているためです。プレフィックス通話は通常の電話に比べると音質がやや悪くなります。

日常会話なら問題ありませんが、ビジネスなどで重要な電話をすることが多い場合は要注意です。

人気音楽アプリのデータ消費を0にできる

OCNモバイルONEでは対象の音楽アプリのデータ消費が0になる「MUSICカウントフリー」を利用できます。

MUSICカウントフリー

MUSICカウントフリー対象アプリ

  • Amazon Music(Prime Music、Amazon Music Unlimited)
  • AWA
  • dヒッツ
  • LINE MUSIC
  • Spotify
  • TOWER RECORDS MUSIC
  • ひかりTVミュージック
  • ABEMA※2023年3月30日(木)まで

上記のサービスはどれだけ使ってもデータ容量を消費しません。追加料金も無料です。

音楽サービスのヘビーユーザーなら、OCNモバイルONEへ乗り換えると通信量を抑えられます。

完全かけ放題が安い

OCNモバイルONEは完全かけ放題オプションも割安です。

  • OCNモバイルONE:月額1,430円
  • ドコモ:月額1,870円

ドコモよりも440円安く利用できます。OCNモバイルONEなら電話をたくさんかける人も安心ですね。

ちなみに、OCNモバイルONEでは月額935円で毎月通話料上位3番号まで通話料が無料になる「トップ3かけ放題」も利用できます。簡単に言えば、毎月3人までは通話料が完全無料です。

家族や友人など、特定の人としか電話しないなら、さらに割安でかけ放題を実現できます。

余ったデータ容量を翌月に持ち越せる

OCNモバイルONEは余ったデータ容量を翌月に持ち越せる「データ繰り越し」に対応しています。

例えば3GBプランを利用していて2GBしか使わなかった場合、余った1GBを翌月に繰り越せます。翌月は3GB+1GB=4GBのデータ通信を使える計算です。

余ったデータ容量を無駄なく使えますね。

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注意!ドコモからOCNモバイルONEへ短期解約で乗り換えるとブラックリスト入りの可能性がある

ドコモからOCNモバイルONEへ乗り換える際は短期解約によるブラックリスト入りに注意してください。

OCNモバイルONEはドコモ回線を利用しているものの、あくまでも別の通信会社です。

ドコモを契約してすぐにOCNモバイルONEへ乗り換えると短期解約となり、ブラックリストに入る恐れがあります。

とくにキャンペーンを利用して端末を安く購入した場合、短期解約でブラックリストに入る可能性が高くなります。

最低でも半年、可能であれば1年以上利用してから乗り換えるのがおすすめです。

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ドコモからOCNモバイルONEに乗り換える際の違約金・事務手数料

ドコモからOCNモバイルONEへ乗り換える際にかかる費用は以下の通りです。

項目 金額
違約金 0円
MNP転出手数料 0円
初期手数料 3,300円
SIMカード手配料 433円
合計 3,733円

ドコモでは2021年10月以降、2年縛りや違約金が撤廃されています。MNP転出手数料も0円なので、ドコモを解約する際の手数料は無料です。

一方、OCNモバイルONEを申し込む際は3,733円の初期費用がかかります。こちらは他の格安SIMとほぼ同額です。

3,300円の初期手数料については、家電量販店やネット通販で購入できる「エントリーパッケージ」を利用すると無料にできます。

初期費用を節約したい人はエントリーパッケージの利用も検討しましょう。

エントリーパッケージの利用手順

  1. OCNモバイルONEの公式サイトにアクセス
  2. ページ内の「SIMカード単体のお申し込み」をタップ
  3. 「ショッピングサイトからSIMパッケージを購入」をタップ
  4. Amazonのページに移行するので、エントリーパッケージを購入する
  5. エントリーパッケージを受け取ったら、こちらのページにアクセス
  6. パッケージ内に記載されているエントリーコードを入力して申し込み

注意点として、エントリーパッケージを注文してから手元に届くまで2~4日かかります。早くOCNモバイルONEに申し込みたい人は不向きな契約方法なので、ご注意ください。

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ドコモからOCNモバイルONEに乗り換えるべき人とは?

次のような人はドコモからOCNモバイルONEへ乗り換えるのがおすすめです。

  • 毎月の通信量が10GB未満の人
  • 通信速度はそこそこで十分な人
  • 端末を安く買いたい人
  • 店舗サポートが不要な人

OCNモバイルONEでは通信量が月10GBまでしかありませんが、月額料金はドコモより大幅に安くなります。

データ通信をあまり使わないライトユーザーでスマホ代を安くしたいなら、OCNモバイルONEがピッタリです。

ドコモに比べると通信速度が遅くなりますが、普段使いなら問題ありません。むしろ他のドコモ系格安SIMより高速ですよ。

端末セールを利用すれば、格安で最新機種に機種変更できます。端末を買い換えたい人にもピッタリです。

OCNモバイルONEのサポートは電話とチャットがメインで、店舗での対面によるサポートは受けられません。サポート重視の人には不向きです。

逆に言えば、サポートが不要な人にとってはデメリットが少なく割安で使える優秀な格安SIMと言えますね。

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電話番号そのまま!ドコモからOCNモバイルONEに乗り換える手順

ドコモからOCNモバイルONEへ乗り換える手順は以下の通りです。

全体の流れ
  1. ドコモからMNP予約番号を取得する
  2. OCNモバイルONEに申し込む
  3. 開通手続きを行う
  4. APN設定を行う(SIMのみ契約)

この手順に従えば、電話番号そのままでOCNモバイルONEへ乗り換えられますよ。

STEP1:ドコモからMNP予約番号を取得する

MEMO
OCNモバイルONEで新しい電話番号を取得したい人は、この項目を飛ばしてください

まずはドコモからMNP予約番号を取得してください。MNP予約番号を取得すると、「MNP」を利用して電話番号を引き継げます。

ドコモで利用している電話番号をOCNモバイルONEでも使いたい場合は、必ずMNPで乗り換えてください。MNP予約番号の取得方法は大きく3つです。

取得方法 窓口 受付時間
オンライン ドコモオンライン手続き 24時間
電話 ドコモから:151
その他から:0120-800-000
午前9時~午後8時
ショップ ドコモショップ 各店舗の営業時間内

どの方法でも良いですが、自宅でサクッと手続きできるオンラインがおすすめです。

MNP予約番号の有効期限は15日間ですが、OCNモバイルONEへ乗り換える場合は有効期限が12日以上残っている必要があります。MNP予約番号を取得したら、早めに申し込んでください。

また、MNP予約番号以外にも必要な物があります。

申し込みに必要なもの

  • クレジットカード(本人名義)
  • 本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカードなど)

OCNモバイルONEを申し込む際は、忘れずに用意してくださいね。

STEP2:OCNモバイルONEに申し込む

MNP予約番号を取得したら、公式サイトからOCNモバイルONEを申し込んでください。申し込み手順は以下の通りです。

  1. OCNモバイルONEの公式サイトにアクセス
  2. 端末セットの有無を選ぶ
  3. 端末を購入する場合は機種を選ぶ
  4. SIMのみの場合はSIMの種類(音声、SMS付、データ)を選ぶ
  5. コースを選ぶ
  6. 「MNPを利用する」にチェックを入れ、MNP情報を入力する
  7. 通話オプションを選ぶ
  8. 本人確認書類をアップロードする
  9. お客様情報を入力する
  10. その他のオプションを選ぶ
  11. 支払い情報(クレジットカード情報)を入力する

基本的には画面の指示に従って選択・入力すればOKです。「ご利用する携帯電話番号」の項目では必ず「MNPを利用する」にチェックを入れてください。

MNP予約番号の入力

「新しい電話番号(MNPを利用しない)」にチェックを入れると、電話番号が引き継がれません。申し込みが終わったら、SIM・端末が郵送されるのを待ちましょう。

STEP3:開通手続きを行う

SIMカード・端末が届いたら開通手続きです。「MNP転入 開通手続受付」専用ページにアクセスし、手続きしてください。

手続きした時間帯によって、開通までにかかる時間が異なります。

開通までの時間

  • 9:00~20:59までに手続き:すぐに開通
  • 21:00~翌8;59に手続き:翌9:00頃

出来る限り、20:59までに開通手続きしてください。開通手続きが終わったら、その時点でドコモは自動解約されます。

別途、ドコモの解約手続きをする必要はありません。

STEP4:APN設定を行う(SIMのみ契約)

SIMのみ契約の場合は、最後にAPN設定をします。APN設定はOCNモバイルONEのデータ通信を利用するために必要な設定です。

設定手順はiPhoneとAndroidで異なります。

iPhoneのAPN設定手順

  1. iPhoneをWi-Fiに接続する
  2. Safariを起動しAPN設定用構成プロファイル(iOS)にアクセスする
  3. 【新コース用】の「ダウンロード」をタップする
  4. 「許可」をタップする
  5. 「閉じる」をタップする
  6. 「設定」を起動する
  7. 「プロファイルがダウンロードされました」をタップする
  8. 「インストール」をタップする
  9. パスコードを入力する(設定している場合)
  10. 「次へ」をタップする
  11. 「インストール」をタップする
  12. もう一度「インストール」をタップする

AndroidのAPN設定手順

  1. 「設定」を起動する
  2. 「ネットワークとインターネット」→「モバイルネットワーク」の順にタップする
  3. 「詳細設定」→「アクセスポイント名」の順にタップする
  4. 右上の「+」をタップする
  5. APN情報を入力する
  6. 右上の「保存」をタップする
  7. APN一覧から、さきほど保存したAPNをタップする

 

【APN情報】

項目 入力事項
名前 任意(OCNなど)
APN ocn.ne.jp
ユーザー名 mobileid@ocn
パスワード mobile
MCC 440
MNC 10または13
認証タイプ [CHAP]を選択
APNプロトコル [IPv4]を選択

Androidは機種によって手順が異なります。詳細は利用している端末の取扱説明書や公式サイトなども参考にしてください。

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ドコモからOCNモバイルONE乗り換えでよくあるQ&A

最後に、ドコモからOCNモバイルONEへ乗り換える際のよくある質問をまとめました。

おすすめの乗り換えタイミングは?

ドコモからOCNモバイルONEへの乗り換えタイミングはいつでもOKです。

ドコモは解約月の月額料金が日割りされません。いつ解約しても1ヶ月の月額料金が満額請求されます。

一方、OCNモバイルONEは初月の料金が無料です。つまり、どのタイミングで乗り換えても損をすることはありません。

2年縛りもなくなったため、乗り換えたくなったらすぐに乗り換えてOKです。

ドコモで機種代の残債が残っていても乗り換えられる?

ドコモで機種代金の分割払いが残っている場合も乗り換えられます。いつでもカエドキプログラム利用中もOKです。

解約後も分割払いが続きます。支払いがなくなるわけではありません。なお、一括払いに変更したい場合は、ドコモショップで手続きしてください。

ドコモとOCNモバイルONEの関係は?

OCNモバイルONEは元々NTTコミュニケーションズが運営していましたが、現在はNTTレゾナントが運営しています。そして、NTTレゾナントはNTTドコモの子会社です。

KDDIのUQモバイルや、ソフトバンクのワイモバイルに近い関係性と言えます。

ただし、UQモバイルやワイモバイルがサブブランドなのに対して、OCNモバイルONEは(子会社とは言え)あくまでも別の事業者が運営する格安SIM(MVNO)です。

電話帳などデータ移行はどうすればいい?

ドコモのスマホをそのまま使う場合、電話帳などのデータはそのままです。とくに移行手続きは必要ありません。

OCNモバイルONEへの乗り換えと同時に端末を変える場合は、データを自分で移行します。移行方法は移行元と移行先の機種によって異なりますが、おおむね次の通りです。

データ移行のやり方

  • iPhoneからiPhoneへ:初期設定画面で「クイックスタート」を利用する
  • AndroidからiPhoneへ:「iOSに移行」アプリを使う
  • iPhoneからAndroidへ:Googleドライブを使う
  • AndroidからAndroidへ:Googleアカウント、microSDカードなどを使う

iPhoneに移行する場合はクイックスタートもしくは「iOSに移行」アプリを使いましょう。画像や音楽などのデータも同時に移行されます。

Androidは移行方法が複数ありますが、GoogleドライブやGoogleアカウントなどGoogleのサービスを使うと簡単です。

また、機種に限らずLINEアカウントやゲームアカウントなどは個別に移行手続きしてください。

まとめ

以上、ドコモからOCNモバイルONEへ乗り換える手順とメリット・デメリットについて解説しました。

ドコモからOCNモバイルONEへ乗り換えるとスマホ代が大幅に安くなります。毎月の通信量が10GB未満なら、OCNモバイルONEへの乗り換えを検討しましょう。

キャリア決済が使えない、店舗サポートを受けられないなどデメリットもあります。デメリットを許容できるかしっかり吟味した上で申し込むのがおすすめです。

ドコモからOCNモバイルONEへの乗り換えはオンラインで完結します。本記事を参考にしていただければ、初めての人でも迷わず申し込むことが可能です。

ぜひ、ドコモからOCNモバイルONEへの乗り換えにチャレンジしてみてくださいね。

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