LINEMO(ラインモ)のデメリットを完全評価!あとで後悔するからおすすめしない?

LINEMOのデメリット

「LINEMOのデメリットが気になる!」

「契約したあとに後悔するのは絶対に嫌」

LINEMO(ラインモ)が気になるけど、デメリットを事前に把握したいですよね。後から後悔するのは絶対に避けたいところです。

LINEMOには、店舗サポートがないことなどいくつか知っておきたい欠点があります。

この記事では、LINEMOの全デメリットを詳しく考察。また、メリットにも焦点を当てて最終的におすすめしない人・おすすめできる人にまとめています。

少しでもLINEMOが気になっているなら、ぜひご参考に。

LINEMO 公式サイトへ 

LINEMO(ラインモ)のデメリットとは?

デメリット
  1. 店舗サポートがない
  2. 料金プランが3GB・20GBの2つだけ
  3. もっと安い20GBプランがある
  4. 家族割サービスがない
  5. ソフトバンク光/エアーのセット割がない
  6. 端末を販売していない
  7. 18歳未満は自分名義で契約できない
  8. 留守番電話・転送電話サービスがない
  9. キャリアメールがない
  10. Yahoo!プレミアム特典がない
  11. データ繰り越しに非対応
  12. SIMロック解除が必要な場合がある
  13. 回線混雑時に通信制限にかかる可能性がある

店舗サポートがない

最も気を付けたいデメリットが、LINEMOでは店舗サポートが全くないことです。LINEMOはソフトバンク本家が運営していますが、格安料金を実現するためにショップサポートは無しに。

ソフトバンクショップやワイモバイルショップでのサポートは受けられません。専門店がないだけでなく、家電量販店でもサポートは受けられないので注意しましょう。

問い合わせはチャットがメイン

LINEMOの問い合わせはチャットサポートがメインです。チャット内でオペレーターに質問することも可能です。

盗難や紛失など特別な状況に限り、電話でもサポートを受けられます。

料金プランが3GB・20GBの2つだけ

LINEMOで選べる料金プランは以下の2種類に限られます。

料金プラン

ミニプラン スマホプラン
月額料金 990円 2728円
データ容量 3GB 20GB

良い言い方をすればシンプルですが、悪く見ればたった2種類からしか選べません。3GBの次が20GBとなるため、7GBや10GB程度の中容量を選ぶことはできません。

もっと安い20GBプランがある

20GBを3千円以下で使えるというのは、かつてのソフトバンクでは考えられないほどの低価格です。

しかしながら、キャリアの基準では安くても格安SIM全体ではもっと安い20GBプランがあります。

20GBプランの比較

  • LINEMO:2728円
  • ahamo:2970円 ※5分かけ放題付
  • 楽天モバイル:2178円
  • mineo:2178円

ご覧の通り、楽天モバイルやmineoと比べて約800円割高です。

ただし通信品質はLINEMOが上

LINEMOの20GBプランは確かに最安級とは言えませんが、ソフトバンク本家の回線を使用するため通信品質が良いです。

場所によって繋がりにくい楽天モバイルや回線混雑時に速度低下するmineoよりも快適に利用できます。

家族割サービスがない

LINEMOには家族割サービスがありません。ソフトバンクで家族割に加入中の方でも、LINEMOに移行すると解除されるため気を付けて下さい。

家族で格安SIMに乗り換えるならワイモバイル

家族で格安SIMへ乗り換えを検討しているなら、LINEMOと同じソフトバンクグループのワイモバイルがおすすめです。

ワイモバイルで家族割を適用すれば2回線目以降が-1188円引きに。

ワイモバイルの家族割

  • 3GB:990円
  • 15GB:2178円
  • 25GB:3058円

最大9回線まで離れた家族にも適用できます。

ソフトバンク光/エアーのセット割がない

ソフトバンクユーザーは、ソフトバンク光やソフトバンクエアーに加入することでおうち割光セットを適用できます。いわゆるスマホセット割ですが、こちらLINEMOは対象外です。

既におうち割光セットを利用中の方は、割引が自動解除されるので気を付けましょう。

端末を販売していない

LINEMOではスマホ端末を販売していません。手持ちの端末にLINEMOのSIMカードを使用します。

機種変更するときは、自分で別途端末を購入してSIM差し替えを行う必要があります。

端末セットで申し込みたいならahamoか楽天モバイルがおすすめ

SIMカード+端末セットで申し込みたい場合は、ahamoか楽天モバイルがおすすめです。この2社はLINEMOと同じキャリアサービスながら、iPhoneなど端末の購入が可能です。

楽天モバイルなら、ポイント還元で実質0円の機種もありますよ。

18歳未満は自分名義で契約できない

18歳未満の方は、保護者に契約者になってもらい利用者登録を行う必要があります。自分が契約者になることはできません。

未成年でも18歳・19歳であれば契約可能です。

留守番電話・転送電話サービスがない

LINEMOでは留守番電話と転送電話のサービスに対応していません。これまで重宝していた方は、利用不可となるため気を付けて下さい。

キャリアメールがない

LINEMOではキャリアメールの付与がありません。これまでキャリアメールを使っていたドコモ・au・ソフトバンクユーザーの方は注意しましょう。

キャリアメールの代わりは、Gmailなどフリーメールサービスで代用できます。

Yahoo!プレミアム特典がない

ソフトバンクとワイモバイルの方は、Yahoo!プレミアムの特典が付与されます。

Yahoo!プレミアムは、PayPayモールやYahoo!ショッピングでポイント獲得率が上がったり、雑誌読み放題のサービスを受けられます。残念ながら、LINEMOはサービス対象外です。

データ繰り越しに非対応

LINEMOでは、余ったデータ残量を翌月に繰り越せません。例えば、20GBのスマホプランを契約していたとして、5GB使いきれなくても翌月はリセットされて20GBからスタートとなります。

SIMロック解除が必要な場合がある

2021年9月以前のキャリア端末をLINEMOで利用する場合は、事前にSIMロック解除が必要です。

SIMロック解除は、ドコモならMy docomo、auならMy auから手続きできます(手数料なし)。

ソフトバンクとワイモバイルの方は、LINEMOに乗り換えるとき自動でSIMフリー化されるため手続きは不要です。

また、SIMフリー端末を使っている場合も、そのままLINEMOに乗り換えられます。

回線混雑時に通信制限にかかる可能性がある

LINEMOでは、通品質の公平性を保つために著しく回線が混雑したら通信制限を行う可能性を公言しています。

今のところ通信制限にかかった事例はありませんが、災害時などネットワーク網がパンクするような事態の時は制限されるかもしれません。

もし制限されるとしても、遮断されることはなく一時的なものです。あまり神経質に心配しすぎなくてもいいですよ。

LINEMO(ラインモ)のメリットとは?

メリット
  1. ソフトバンク本家なのに安い
  2. 通信速度が速い
  3. 口座振替・デビットカードで申し込める
  4. 5G通信に対応
  5. eSIMに対応
  6. LINEプレミアムスタンプが使い放題
  7. かけ放題オプションを無料で試せる
  8. LINEアプリはデータ消費なし
  9. 初期費用・解約金がかからない
  10. キャリア決済を利用できる

ソフトバンク本家なのに安い

LINEMOはソフトバンク内の格安プランという位置づけです。これまでソフトバンク含めキャリアは高いイメージでしたが、LINEMOの登場により一気に常識が覆されました。

特に、3GB 990円のミニプランは衝撃度が大きく、ソフトバンク本家なのに複雑な条件なしでスマホ代を1000円以下にできるのは凄いことです。

3GBプランは全格安SIMで最安級

デメリットで20GBは他にもっと安い格安SIMがあると指摘しましたが、3GBのミニプランはLINEMOが最安レベルです。

一般的な格安SIMより通信品質が優れている上に、圧倒的な安さで利用できます。

通信速度が速い

一般的な格安SIMは、お昼に著しい速度低下を起こします。回線をレンタルしている身なので、ユーザー数を調整するキャリアの帯域制限の影響を受けてしまうのです。

格安SIMが速度低下する理由

一方、LINEMOはソフトバンク本家の回線を使うため通信速度が非常に速いです。回線混雑による速度低下も起きません。

LINEMOの平均速度

LINEMOの平均速度(みんそくより参照)

こちらのデータでも分かる通り、大体50Mbps前後の安定した速度が保たれています。ソフトバンクと使い心地は変わりません。

スマホプランは速度制限後でも1Mbps

LINEMOで基本データ容量を使いきると速度制限にかかります。制限後の速度ですが、ミニプラン(3GB)は300kbpsでスマホプラン(20GB)は1Mbpsです。

スマホプランの1Mbpsなら動画も普通画質で再生できます。

1Mbpsでできること

実質無制限と言っても、言い過ぎではないでしょう。

口座振替・デビットカードで申し込める

LINEMOでは、クレジットカードを持っていなくても口座振替かデビットカードを使用できます。口座振替は、大手はもちろん地方銀行も対応(信用金庫・信用組合・労働金庫も可)。

デビットカードは、VISA・Master・JCBのブランドに対応しています。

他の格安SIMは、口座振替とデビットカードの対応状況が悪く、特にデビットカードはほとんど使えません。しかし、LINEMOなら対応ありなのでクレジットカードなしで契約OKです。

5G通信に対応

LINEMOでは5G通信に対応しています。オプション料金は不要で、5Gエリアに入ると自然に5G通信に繋がりますよ(端末側も5Gに対応している必要あり)。

eSIMに対応

eSIM対応の端末であれば、eSIM申し込みが可能です。eSIMは物理SIMではなくバーチャルなSIMカードを使用します。

そのため、SIMカードを送付する手間が省けて即日開通が可能となります。また、1台の2枚のSIMカードを使うデュアルSIM運用も可能です。

デュアルSIMとは

LINEプレミアムスタンプが使い放題

LINEMOでスマホプラン(20GB)に加入すると、特典としてLINEプレミアムスタンプが使い放題となります。

LINEプレミアムスタンプとは、約1,000万種類のスタンプをダウンロードなしで使用できるサービスです。

LINEMOのスタンプ特典

通常、240円(絵文字も使うなら480円)の定額サービスですが、LINEMOユーザーは無料となります。毎月スタンプに課金している方は、大きな節約効果が見込めますよ。

かけ放題オプションを無料で試せる

LINEMOでは、5分・無制限のかけ放題オプションを提供しています。こちら本来はオプション料金が必要ですが、現在はキャンペーンで550円引きに。

5分かけ放題なら無料で試せます。

通話オプション割引キャンペーン

通話オプション割引キャンペーン

かけ放題オプションのオプション料金

  • 5分かけ放題:550円 → キャンペーンで1年無料
  • 無制限かけ放題:1650円→キャンペーンで1年1100円

1年後は通常料金に戻るため、そのタイミングでかけ放題を外すのもありでしょう。

アプリ経由でないのも地味に魅力

ちなみに、LINEMOのかけ放題は格安SIMでよくある通話アプリ経由ではありません。音声回線を使うため、通常発信でかけ放題が適用されます。

LINEアプリはデータ消費なし

LINEMOでは、LINEアプリに関してはいくら使ってもデータ消費しない仕様となっています。トークだけでなく音声通話やビデオ通話も対象です。

普段、LINEを中心にスマホを使っているのなら、大きなデータ節約の効果が見込めます。

トークメインでも、トーク内の画像・動画の読み込みは意外にデータ消費するので重宝できる特典です。

初期費用・解約金がかからない

LINEMOは、契約時も解約時も一切料金がかかりません。

新規契約・MNPで必要な初期費用(契約事務手数料やSIMカード発行料)は0円。通常、初期費用は3300円が相場なので大きな魅力です。

契約事務手数料あり/なし

また、解約金がないのもメリット。最低利用期間など契約縛りもなく、いつでも無料で解約可能です。

MEMO
その他の各種手数料もほぼすべて無料

キャリア決済を利用できる

LINEMOではキャリア決済(ソフトバンクまとめて支払い)のサービスを利用可能です。キャリア決済は、アプリ内課金などをスマホ代と請求をまとめられます。

注意点として、ソフトバンク・ワイモバイルから乗り換えると利用中のサービスは引き継げず一旦解除されるので気を付けましょう。

【総合評価】LINEMO(ラインモ)はおすすめしない?

契約後に後悔する可能性がある人

これまで解説した通り、LINEMOにはデメリットがあります。そのため、万人におすすめすることはできません。

特に、以下に当てはまる方は契約後に後悔する可能性があるので気を付けて下さい。

後悔するかも

  • 店舗で対面サポートがないと不安
  • ソフトバンクで家族割や光回線のセット割を適用中
  • 自分でSIMカードを差し替えて乗り換えできなそう
  • 留守番電話・転送電話の利用を重視する
  • キャリアメールが無くなると困る

全体的に、店舗サポートやキャリアメールなどキャリアサービスに依存している人は、LINEMOに乗り換えて後悔する可能性が高いです。

LINEMOは、ソフトバンクのサービスながらソフトバンクショップが使えません。大幅に安くなる代わりのデメリットとして受け入れられるかがポイントです。

店舗で手続きできないとどうしても不安な場合は、LINEMOには乗り換えない方がいいでしょう。

LINEMOに契約すべき人

デメリットだらけに見えるLINEMOですが、ユーザー数が激しい勢いで急増しています。以下、LINEMOが向いている人をまとめました。

おすすめできる

  • 安さも通信品質も両取りしたい
  • 格安SIMに懐疑的だがソフトバンク本家のサービスなら信用できる
  • 月3GB程度しか使わない
  • LINEアプリを多用している
  • クレジットカードなしで契約したい

やはりソフトバンク本家の通信品質を安く使えるのは魅力。3GB以下のミニプランなら月額料金は990円です。

キャリアだけでなく他の格安SIMからの乗り換え先としてもおすすめできます。その他、LINEユーザーはデータ消費なし&プレミアムスタンプの特典を受けられるので大変お得ですよ。

【裏技】LINEMO(ラインモ)の乗り換えが危険と感じるなら新規サブ回線でお試ししよう

LINEMOに乗り換えたいけど、デメリットが気になって二の足を踏む・・といった場合は、MNPなしの新規契約で試してみることをおすすめします。

LINEMOでは初期費用&解約金が無料で、3GBのミニプランなら月額990円しかかかりません。

さらにMNP(電話番号の引き継ぎ)を行わない新規契約なら、現在契約中の携帯会社をとりあえずキープしておくことができます。

まずはサブ回線として電波の繋がり具合やサポート品質などLINEMOを思う存分試すといいでしょう。1か月丸々試したとしてコストは990円だけ。

十分に試した後、ダメならそのまま解約すればOKで、気に入ったら今度はメイン回線としてMNP乗り換えしてしまいましょう。

初期費用&解約金なし
LINEMOを990円で試す

まとめ

LINEMO(ラインモ)にはいくつかのデメリットがあり、特に致命的なのが店舗サポートが無い点です。手続きを含めてソフトバンクショップを利用することはできないので注意しましょう。

また、家族割やキャリアメールが無いことにも注意。それらのデメリットに許容できるなら、月額990円のミニプランからお試ししてみるといいでしょう。

以下、メリット・デメリットのまとめです。

メリット
  1. ソフトバンク本家なのに安い
  2. 通信速度が速い
  3. 口座振替・デビットカードで申し込める
  4. 5G通信に対応
  5. eSIMに対応
  6. LINEプレミアムスタンプが使い放題
  7. かけ放題オプションを無料で試せる
  8. LINEアプリはデータ消費なし
  9. 初期費用・解約金がかからない
  10. キャリア決済を利用できる
デメリット
  1. 店舗サポートがない
  2. 料金プランが3GB・20GBの2つだけ
  3. もっと安い20GBプランがある
  4. 家族割サービスがない
  5. ソフトバンク光/エアーのセット割がない
  6. 端末を販売していない
  7. 18歳未満は自分名義で契約できない
  8. 留守番電話・転送電話サービスがない
  9. キャリアメールがない
  10. Yahoo!プレミアム特典がない
  11. データ繰り越しに非対応
  12. SIMロック解除が必要な場合がある
  13. 回線混雑時に通信制限にかかる可能性がある

※当記事では一部にプロモーション(広告コンテンツ)を含んでいます