ahamo大盛りオプションとは？デメリットやギガホとの違いなど徹底解説

「ahamo大盛りが気になる！」

「良さそうなサービスだけどデメリットはないの・・？」

ドコモの格安プランであるahamoでは、大盛りオプションを利用できます。大盛りオプションは月額4,950円で100GBものデータ通信を利用可能です。

割安料金で大容量を売りにしていますが、大手キャリアの無制限プランよりも安くなるのでしょうか？楽天モバイルやpovo2.0といったライバルとの違いも気になりますよね。

本記事ではahamoの大盛りオプションのメリット・デメリットを解説。他社の大容量プランとの違いについても詳しく検証していきます。

ahamoの料金プランについては、以下の記事で詳しく解説しています▼

2024年1月10日ahamoの料金プランを徹底解説！使えるギガ数は？ドコモとの違いも料金シミュレーション

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1,980円で80GB追加！ahamo大盛りオプションとは？

ahamoの大盛りオプションとは月額1,980円で80GBのデータ容量を追加するオプションサービスです。ahamoでは大盛りオプションを利用することを「ahamo大盛り」と呼んでいます。

ahamoはもともと月額2,970円で20GBのデータ容量を使えるプランです。ahamo大盛りにすることで、月額4,950円で100GBのデータ容量を使えます。

ahamo大盛りオプションの開始日はいつから？

ahamo大盛りオプションは2022年6月からスタートです。

ahamo大盛りオプションのメリット

ahamo大盛りオプションのメリットは以下の通りです。

テザリングを制限なしで使える

ahamo大盛りオプションではテザリングの制限がありません。大手キャリアの大容量プラン・無制限プランでは、テザリングを利用できるデータ容量が制限されていることがあります。

例えばauの「使い放題MAX」はデータ容量を無制限に使えるプランですが、テザリングを使えるのは月30GBまでです。

テレワークなどでテザリングを使いたい人だと物足りませんね。ahamo大盛りオプションは制限がないため、月100GBの範囲内であれば自由にテザリングを使えます。

1ヶ月だけ使用することも可能

ahamo大盛りは1ヶ月だけ使用することが可能です。同月中に申し込みと解約予約を入れることで、申し込んだ月だけahamo大盛りオプションが適用されます。

長期間の旅行や出張の間だけ使う、光回線の工事が完了するまでの繋ぎとして使うなど、短期間だけ大容量のデータ通信を利用したい際に便利です。

データチャージの手間が省ける

ahamo大盛りオプションは解約しない限り80GBのデータ容量が自動で追加されます。毎回データチャージする手間はかかりません。

実質100GBプランのように運用することが可能です。

ahamo大盛りオプションのデメリット

便利なahamo大盛りオプションですが、以下のようなデメリットもあります。

海外ローミングは20GBまで

ahamo大盛りオプションにより最大100GBのデータ容量を利用できるのは国内のみです。海外ローミング時はahamo大盛りオプションが適用されても月20GBまでしか使えません。

「海外でも100GB使える」と勘違いして使い過ぎないようにしましょう。

余ったデータ容量は繰り越せない

ahamoは余ったデータ容量を繰り越せません。これはahamo大盛りオプション利用時も同じです。

月末までに使い切れなかったデータ容量は、翌月になると消失します。

ahamo大盛りはオプションなので月途中に追加することも可能です。しかし、余ったデータ容量は繰り越せないため、月末に追加するとデータ容量を使い切れず損することがあります。

5分かけ放題は外せない

ahamoは5分かけ放題が標準で付帯しています。LINEMOやpovo2.0のように5分かけ放題なしでの運用はできません。

ahamo大盛りオプションなら月100GBのポケットWi-Fiとしても利用できますが、その場合も5分かけ放題は付帯したままです。

ahamo大盛りオプションと他の料金プランを比較

5,000円未満の料金で100GBのデータ通信を使えるahamo大盛りオプションですが、他の大容量プランと比べてもお得なのでしょうか？実際に比較してみました。

ギガホプレミアと比較

まずはドコモの大容量プランであるギガホプレミアと比較してみました。

月額料金で比較すると、ahamo大盛りは5Gギガホ プレミア/ギガホ プレミアより2,000円以上安くなります。月100GBで収まるなら、ahamo大盛りがおすすめです。

一方、5Gギガホ プレミア/ギガホ プレミアは家族割引やドコモ光とのセット割といった割引が用意されています。割引をフル活用した場合はahamo大盛りより割安です。

とくに5Gギガホ プレミアは割引を適用するとahamo大盛りとほぼ同額でデータ通信を無制限に使えます。割引をフル活用できるなら5Gギガホ プレミアがお得です。

au・ソフトバンクと比較

次はauおよびソフトバンクの無制限プランと比較してみましょう。

auの使い放題MAXとソフトバンクのメリハリ無制限はどちらも月額7,238円でデータ通信を無制限に使えます。料金的には4,950円で100GB使えるahamo大盛りが割安です。

家族割引や光回線とのセット割といった割引をフル適用すると、どちらも月額4,928円になります。割引を適用できるならau・ソフトバンクの無制限プランがお得です。

楽天モバイルと比較

続いては楽天モバイルとahamo大盛りを比較してみましょう。

楽天モバイルは月額3,278円でデータ通信を無制限に使え、さらに無制限かけ放題も無料です。料金面だけで言えば楽天モバイルに軍配が上がります。

楽天モバイルは、以前はデータ通信を無制限に使えるのは楽天回線エリア内のみでしたが、楽天回線エリア外のau回線でもデータ使い放題となりました。

ただ、楽天モバイルは通信がやや不安定です。屋内や地下だと楽天回線エリア内でも圏外になることも珍しくありません。

ahamo大盛りはドコモとサービスエリア・品質が同じです。

通信品質は良好ですし、エリアも全国各地をカバーしています。安さだけでなく使い勝手や品質も重視するならahamo大盛りがおすすめです。

povo2.0と比較

最後にauの格安プランであるpovo2.0との比較です。povo2.0はデータ容量を「トッピング」という形で自由に追加できます。

ここでは150GBトッピングとahamo大盛りを比較してみます。

月額料金はahamo大盛りが割安です。月100GBで収まるなら、ahamo大盛りを選びましょう。

povo2.0の150GBトッピングが優れているのは有効期限です。一度チャージすると、180日間利用できます。

例えば1ヶ月だけ100GB利用し、残りの5ヶ月は月10GBで済むのであればahamo大盛りより割安です。

月によって利用するデータ容量にばらつきがあるなら、柔軟性の高いpovo2.0が使いやすいでしょう。

ahamo大盛りオプションがおすすめな人

ここまで解説したメリット・デメリットや特徴を踏まえると、ahamo大盛りオプションは次のような人におすすめです。

家族割や光回線とのセット割といった割引を利用できる場合は大手キャリアの無制限プランで十分です。

反対に、これらの割引を利用できない場合は月額4,950円で100GBのデータ通信を利用できるahamo大盛りオプションがコスパに優れます。

ahamo大盛りはオプションなので、好きなタイミングで追加・解約が可能です。短期間だけ大容量のデータ通信を使いたい時に便利ですよ。

大容量のデータ通信をとにかく安く使うなら楽天モバイルという手もあります。しかし、楽天モバイルはエリアが狭いですし通信も不安定です。

ahamoは通信品質が良好で対応エリアを気にする必要もありません。品質重視の人におすすめです。

ahamo大盛りならオプションを追加しておけば毎月80GBのデータ通信が自動で追加されます。毎回データチャージするのが面倒な人にもピッタリです。

自宅にWi-Fi環境がない、賃貸で固定回線を引けない人のもahamo大盛りは向いていますよ。大容量かつ高品質でテザリングの制限もないので、固定回線代わりに使うことも可能です。

まとめ

ahamo大盛りでは月額4,950円で100GBのデータ通信が利用できます。割引サービスなしの場合は、大手キャリアの無制限プランより2,000円以上割安です。

料金プランではなくオプションなので、1ヶ月だけの短期利用もできます。20GBでは足りないと思ったときにすぐ追加できるのは便利ですね。

ただし、ahamoでは余ったデータ容量を繰り越せません。月末に追加すると使い切れず損する可能性があるので注意してください。