ahamoはドコモが展開するオンライン専用プランです。
ドコモショップ(店舗)では原則サポートを受けられないため、「機種変更したいけど、どうしたら良いか分からない」という人もいるかもしれません。
ahamoの場合は端末を自分で購入し、SIMカードを入れ替えれば機種変更できます。慣れない内は難しく感じるかもしれませんが、実際にやってみると簡単ですよ。
本記事ではahamoで機種変更する方法について詳しく解説します。
ahamoの対応機種について詳しくは、以下の記事もご参考に▼

ahamo(アハモ)で機種変更を行う4つの方法
ahamoで機種変更を行う方法としては、主に以下の4つがあります。
- ドコモオンライショップで申し込み
- ahamo公式で申し込み
- ドコモショップ(店舗)で申し込み
- 自分で端末を用意してSIM入れ替え
ドコモオンライショップで申し込み
ahamoはドコモオンラインショップで機種変更できます。ドコモオンラインショップで機種変更するメリットは以下の通りです。
- 幅広い機種が用意されている
- 24時間いつでも申し込める
- 頭金や送料の負担なし
- いつでもカエドキプログラムを利用できる
- 動作確認が不要
ドコモオンラインショップではiPhoneだけでなくAndroidも多数の機種が用意されています。
オンラインなので24時間いつでも待ち時間なく申し込みでき、頭金や送料といった余計な費用もかかりません。
また、ドコモオンラインショップで販売されている端末はいずれもahamoで利用できます。ahamoで手っ取り早く機種変更するなら、ドコモオンラインショップの利用がおすすめです。
申し込み手順
- 購入する機種を選ぶ
- dアカウントでログインしてカートに入れる
- 「ahamoを継続する」を選ぶ
- 購入する機種を確認して受け取り方法を選ぶ
- 配送先などを選び注意事項を確認する
- オプションを選ぶ
- 年齢確認を行う
- 注意事項を確認する
- 支払い方法を選択する
- クレジットカードの認証を行う
- 注文を確定する
ログイン画面が表示されたら、ahamoを利用しているdアカウントへログインします。支払い方法を選び「カートに入れる」を押してください。
料金プランで「ahamoを継続する」を選択します。
購入する機種に間違いがなければ、商品の受け取り方法を選択したあとに「商品の受取方法に進む」を押してください。
配送先、連絡先メールアドレス、購入機種で利用するSIMの種類を選び、注意事項を読んだら「次へ」を押します。
オプションを選択し、「次へ」を押してください。
年齢確認の画面になります。「はい」または「いいえ」を選択してください。
注意事項を読み、「次へ」を押します。
支払い方法を選択し「次へ」を押してください。
クレジットカードの認証が実施されます。画面の指示に従い、認証を進めてください。
最終確認画面になります。問題がなければ契約事項に同意し「注文を確定する」を押してください。
これで、ドコモオンラインショップでの機種変更手続きは完了です。新しい端末が届くのを待ちましょう。
端末が届いたら、古い端末からahamoのSIMカードを取り出し、新しい端末へ挿し替えればOKです。
ahamo公式で申し込み
ahamo公式でも機種変更手続きができます。機種変更はスマホでのみ手続き可能です。
申し込み手順
- ahamo公式にアクセスして購入する機種を選ぶ
- 支払い方法やオプションを選択する
- 支払いに進む
- 受取日時を選択する
- dポイントの利用を選択する
- クレジットカード情報を入力する
- クレジットカードの本人認証を行う
- 確認事項を読む
- 注文を確定する
支払い方法やオプションを選択し「カートに入れる」をタップしてください。
問題がなければ「支払いへ進む」をタップします。
受取日時を選択し「次へ」をタップしてください。
dポイントを利用するかどうか選択し「次へ」をタップします。
クレジットカード情報を入力し「同意して次へ」をタップしてください。
画面の指示に従い、クレジットカードの本人認証を実施します。本人認証が完了したら、利用者に関する確認事項を選択し「次へ」をタップしてください。
確認事項を読み、問題がなければ「同意済み」にチェックを入れて「次へ」をタップします。
最終確認画面になります。問題がなければ「注文を確定する」をタップしてください。
これで、ahamo公式での機種変更手続きは完了です。端末が郵送で届くのを待ちましょう。
ドコモショップ(店舗)で申し込み
ドコモショップ(店舗)でも機種変更できます。ただし、できるのは端末(白ロム)の単体購入だけです。
ahamoはオンライン専用プランであり、ドコモショップではサポートを受けられません。店舗での有料サポートも用意されていますが、機種変更手続きは対象外です。
そのため、端末のみをドコモショップで購入し、設定やデータ移行などは自分で実施することになります。
ahamoユーザーの場合、ドコモショップで契約するメリットはほとんどありません。ドコモで機種変更するなら、ドコモオンラインショップがおすすめです。
自分で端末を用意してSIM入れ替え
自分で端末を用意し、SIMカードを入れ替えることでも機種変更できます。
ドコモオンラインショップやahamoのストアで取り扱っていない機種を使えるのがメリットです。中古品や型落ちモデルを選択すれば、端末代を節約することもできます。
ただし、すべての端末がahamoで使えるわけではありません。ahamo公式サイトの対応端末一覧ページから、ahamoに対応していることを確認したうえで端末を購入してください。
ソフトバンク・auのスマホも、動作確認済みであればahamoで使えます。ただし、SIMロックがかかっている場合はahamoで使えません。必ずSIMロックを解除してください。
ahamoの機種変更で利用できるキャンペーン4選
ドコモオンラインショップで機種変更する際は、以下のキャンペーンを利用できます。
- いつでもカエドキプログラム
- スマホおかえしプログラム
- 下取りプログラム
- 5G WELCOME割
いつでもカエドキプログラム
対象端末を分割で購入し、途中で返却すると端末代が安くなるプログラムです。ドコモの回線契約に関係なく利用できるので、ahamoユーザーも利用できます。
適用条件は以下の通りです。
適用条件
- 対象機種を残価設定型24回払い購入し、プログラムに加入すること
- dポイントクラブを継続し、利用の対象機種を返却すること
いつでもカエドキプログラムは返却するタイミングによって実質負担額が異なります。
実質負担額
- 1~22ヶ月目に返却:24回目の支払いが免除+23ヶ月目までの分割代が割引
- 23ヶ月目に返却:24回目の支払いが免除
- 24~46ヶ月目に返却:返却した翌月以降の支払いが免除
23ヶ月目までに端末を返却しない場合は、24回目の支払いがさらに24分割され、合計47ヶ月かけて支払うことになります。再分割の途中で返却した場合は、残りの支払いが不要です。
名前の通りいつ解約しても割引を受けられますが、24ヶ月目以降に返却するとお得度が減ります。遅くとも23ヶ月目には返却するのがベターです。
例:総額105,500円(支払最終回分は48,000円)の端末の場合
- 1~22ヶ月目に返却:最終支払い(48,000円分)が免除+23ヶ月目までの分割代が割引
- 23ヶ月目に返却:最終支払い(48,000円分)が免除
- 24~46ヶ月目に返却:返却した翌月以降の支払いが免除
いつでもカエドキプログラムは1~2年単位で機種変更している人におすすめですね。
ただし、返却時に端末が故障していると22,000円の故障時利用料がかかる可能性がある点に注意してください。
心配な場合はケータイ補償サービス、またはsmartあんしん補償に加入しましょう。補償サービスに加入している場合は、2,200円の支払いで済みます。
スマホおかえしプログラム
スマホおかえしプログラムも、対象端末を分割で購入&途中で返却すると端末代が安くなるプログラムです。いつでもカエドキプログラムと似ていますが、適用条件や割引の内容が異なります。
適用条件は以下の通りです。
適用条件
- 対象機種を36回払いで購入すること
- 利用中の対象機種を返却すること
36回払いで購入した端末を返却すると、最大12回分の分割支払いが免除されます。そのため、24回目までに返却するとお得です。
25ヶ月目以降に解約すると、残りの支払いすべてが免除されます。返すのが遅くなるほど免除される期間が減る=割引額が減ることになるので、基本的には24ヶ月目までの返却がベストです。
いつでもカエドキプログラムと同様、返却時に端末が故障していると22,000円の故障時利用料がかかる可能性があります。心配な場合はケータイ補償サービスに加入してください。
下取りプログラム
ドコモで機種変更する際、不要な機種を下取りに出すとdポイントがもらえます。不要なスマホを処分してdポイントをもらえるので、まさに一石二鳥です。
もらえるdポイントは機種や状態によって異なります。例えば、iPhone 13シリーズの下取り価格は以下の通りです。
下取り価格の例
機種名 | 下取り価格 | ||
---|---|---|---|
良品 | 画面割れ品 | 機能不良品 | |
iPhone 13 Pro Max | 最大127,000円 | 最大38,100円 | 最大25,300円 |
iPhone 13 Pro | 最大111,000円 | 最大33,000円 | 最大22,000円 |
iPhone 13 | 最大71,000円 | 最大21,300円 | 最大15,200円 |
iPhone 13 mini | 最大55,000円 | 最大16,500円 | 最大12,400円 |
価格は下がるものの、画面割れなどの故障があってもしっかり下取りしてくれます。不要な端末がある場合は、下取りプログラムの利用を検討しましょう。
詳しい対象機種および下取り価格はドコモ公式サイトの下取りプログラムからチェックできます。
5G WELCOME割
5G対応機種を購入すると端末代が割引されるキャンペーンです。基本的には新規契約またはMNPでドコモを契約するユーザー向けですが、一部の端末は機種変更でも割引を受けられます。
いつでもカエドキプログラム・スマホおかえしプログラムとの併用もOKです。2023年4月現在はGalaxy S20とXperia 1 IIの2つが対象で、どちらも機種代金が11,000円割引されます。
対象機種は時期によって異なります。ドコモオンラインショップで機種変更する際は、5G WELCOME割の対象機種もチェックしてみましょう。
ahamoの機種変更でおすすめの機種3選
ahamoで利用できる機種はたくさんありますが、機種変更でおすすめの機種は以下の3つです。
- iPhone 14
- Galaxy Z Flip4
- AQUOS wish2 SH-51C
いずれの機種もドコモオンラインショップで購入できますよ。
iPhone 14
出典:Amazon
おすすめ1機種目はiPhone 14です。
iPhone 14のスペック | |
---|---|
価格 (ドコモオンラインショップ) |
128GB:138,930円 256GB:161,480円 512GB:201,740円 |
ディスプレイサイズ | 6.1インチ |
アウトカメラ | 12MP + 12MP |
インカメラ | 12MP |
内蔵メモリ | 6GB (非公式) |
バッテリー容量 | 3,279mAh (非公式) |
重量 | 172g |
防水・防塵 | IP68 |
おサイフケータイ | 〇 (Apple Pay) |
5G通信 | 対応 |
国内で高い人気を誇るiPhoneシリーズの最新モデルです。
iPhone 13シリーズの上位モデル「iPhone 13 Pro」と同じ仕様のA15 Bionicチップを搭載しており、高い処理性能とグラフィック性能を誇ります。
スタンダードモデルですが、3Dゲームもサクサク快適です。自慢のカメラもさらに進化しています。
新しい手振れ補正モード「アクションモード」を搭載し、手振れの少ない滑らかな映像を撮影することが可能です。
静止画の撮影性能も、もちろんアップしています。暗所での撮影性能はメインカメラが最大2.5倍、超広角カメラは最大2倍にアップし、従来モデルより明るい写真を撮影可能です。
ドコモオンラインショップでの販売価格は138,930円からです。「いつでもカエドキプログラム」に加入することで、実質負担額はほぼ半分になりますよ。
Galaxy Z Flip4
出典:SAMSUNG
おすすめ2機種目はGalaxy Z Flip 4です。
Galaxy Z Flip 4のスペック | |
---|---|
価格 (ドコモオンラインショップ) |
154,000円 |
ディスプレイサイズ | メインディスプレイ:6.7インチ サブディスプレイ:1.9インチ |
アウトカメラ | 1,200万画素 + 1,200万画素 |
インカメラ | 1,000万画素 |
内蔵メモリ | 8GB |
バッテリー容量 | 3,700mAh |
重量 | 187g |
防水・防塵 | 防水:IPX8 防塵:非対応 |
おサイフケータイ | 〇 |
5G通信 | 対応 |
ガラケーのように折りたためる「折りたたみスマホ」です。折りたたんだ状態は非常にコンパクトで、胸ポケットにもスッポリ入ります。
メインディスプレイとは別に1.9インチのサブディスプレイがついており、閉じたままでも通知を受け取ったり、クイック設定を開いたりすることが可能です。
折りたたむ角度を自由に調整できる「フレックスモード」に対応しています。例えばL字の状態で固定すれば、スタンドなしでも安定した状態で自撮り撮影が可能です。
SoCにハイエンド向けのSnapdragon 8+ Gen 1を採用し、8GBメモリを搭載するなどスペックも高く、3Dゲームも快適にプレイできますよ。
ドコモオンラインショップでの販売価格は154,000円です。いつでもカエドキプログラムを利用すれば、実質86,680円で購入できます。
AQUOS wish2 SH-51C
出典:ドコモ
おすすめ3機種目はAQUOS wish SH-51Cです。
AQUOS wish SH-51Cのスペック | |
---|---|
価格 (ドコモオンラインショップ) |
22,000円 |
ディスプレイサイズ | 5.7インチ |
アウトカメラ | 1300万画素 |
インカメラ | 800万画素 |
内蔵メモリ | 4GB |
バッテリー容量 | 3,730mAh |
重量 | 162g |
防水・防塵 | IPX5/7、IP6X |
おサイフケータイ | 〇 |
5G通信 | 対応 |
一括22,000円で購入できるエントリースマホです。低価格ながら3~5万円のミドルクラスで採用されているSnapdragon 695 5Gを搭載しています。
処理性能はミドルスペック相当と言っても過言ではありません。3Dゲームをプレイしないなら、十分すぎるスペックです。
防水・防塵とおサイフケータイにもしっかり対応しています。
さらに米国国防総省の調達基準「MIL-STD-810H」に準拠した耐衝撃(落下)など、全18項目の試験をクリア済みです。耐久力が高く、故障の心配なく使えます。
ここ最近のAndroidスマホでは比較的コンパクトな5.7インチサイズで、重量も162gと軽めです。お子様やシニアの方が初めて使うスマホに向いています。
ahamoはアップルストアで購入したiPhoneでも機種変更できる
ahamoでiPhoneを使いたい場合は、アップルストアで購入したiPhoneでもOKです。
iPhoneはキャリア版もアップルストアのSIMフリー版も仕様が変わりません。ahamoによる動作確認も実施されているので、アップルストアで購入したiPhoneも問題なくahamoで使えます。
ドコモオンラインショップのiPhoneは割引やいつでもカエドキプログラムの利用を前提にしており、定価は割高に設定されています。
例:iPhone 14の価格比較
容量 | ドコモオンラインショップ | アップルストア |
---|---|---|
128GB | 138,930円 | 119,800円 |
256GB | 161,480円 | 134,800円 |
512GB | 201,740円 | 164,800円 |
いつでもカエドキプログラムを使いたくない場合は、アップルストアでの購入がおすすめです。
ahamoの機種変更でおすすめのタイミング
ahamoの機種変更はいつでもできますが、おすすめのタイミングがいくつかあります。
ahamoの機種変更のおすすめタイミング
- 新機種が発表された時
- 現在使っている端末の調子が悪い、または故障した時
- 端末購入プログラムで端末を返却する時
新機種が発表されると、それまでの最新モデルが「型落ちモデル」になり、値下げや割引額の増額などが実施されることがあります。
最新モデルへのこだわりがないなら、新機種が発表されたタイミングで型落ちモデルに乗り換えるとお得です。
「スマホの動作が重くなる」「指紋認証がうまくいかない」など、現在使っている端末の調子が悪い時も、機種変更に適したタイミングと言えます。
スマホは毎日使うものです。調子が悪い端末を利用し続けるのはストレスが溜まるので、早めに新しい機種へ買い替えましょう。
故障してからでも良いですが、可能であれば故障してしまう前に機種変更するのがおすすめです。
「いつでもカエドキプログラム」や「スマホおかえしプログラム」のような端末購入プログラムの返却期限が近い時も、機種変更に適しています。
端末を返却して割引を受けつつ、新しいスマホを購入しましょう。
ahamoで機種変更する際の注意点
ahamoで機種変更する際の注意点は以下の通りです。
- ドコモショップや家電量販店では機種変更できない
- eSIMは開通手続きの手順が異なる
- 事前にバックアップを取っておく
ドコモショップや家電量販店では機種変更できない
ahamoは、ドコモショップや家電量販店では機種変更できません。オンライン専用プランのため、実店舗では機種変更できないようになっているわけですね。
ドコモオンラインショップまたはahamoのオンラインストアで機種変更しましょう。ドコモショップでも家電量販店でも、端末を単体購入して自分でSIMカードを入れ替えることはできます。
なるべく早く新しいスマホを使いたい場合は、ドコモショップや家電量販店で端末を単体購入しても良いでしょう。
eSIMは開通手続きの手順が異なる
ahamoで物理SIMカードではなくeSIMを利用している場合、開通手続きの手順が異なります。物理SIMカードの場合はSIMカードを新しい端末へ挿し替えるだけでOKです。
しかし、eSIMの場合はeSIMの再発行手続きをする必要があります。新しい端末購入後、ahamoアプリまたは公式サイトにログインしてeSIMの再発行手続きをしてください。
eSIMの再発行手続き
- ahamoアプリか公式サイトにログインする
- メニューの「その他の手続き」を押す
- 「eSIM発行・再発行のお手続き」を押す
- 「新しい機種(持ち込み)でeSIM発行」を選択し、32桁のEIDを入力する
- 入力内容を確認し、問題がなければ再発行を申し込む
EIDは端末の設定画面から確認できます。
- iPhoneの場合:「設定」→「一般」→「情報」
- Androidの場合:「設定アプリ」→「デバイス情報」→「SIMのステータス」
eSIMの再発行はドコモショップでも出来ますが、その場合は3,300円の手数料がかかります。手続きは簡単なので、ウェブで手続きするのがおすすめです。
事前にバックアップを取っておく
ahamoで機種変更する際は、事前にバックアップを取っておきましょう。
ドコモと違い、機種変更後のデータ移行は自分ですることになります。あらかじめデータをバックアップしておき、スムーズに移行できるようにしてください。
- iPhoneの場合:「設定」→「自分の名前」→「iCloud」→「iCloudバックアップ」
- Androidの場合:「設定」→「システム」→「バックアップ」→「今すぐバックアップ」
LINEやゲームアプリなどは個別にバックアップを取る必要があります。各アプリのヘルプなども参考に、バックアップを取っておきましょう。
ahamoの機種変更でデータ移行する手順
いくつかのパターンに分けて、ahamoの機種変更でデータ移行する手順を解説していきます。
- iPhoneからiPhone
- AndroidからAndroid・iPhoneからAndroid
- AndroidからiPhone
iPhoneからiPhone
iPhone同士のデータ移行はクイックスタートが便利です。
新iPhoneは初回起動でなければクイックスタートを使えません。初回起動でない場合は、いったん初期化してください。
新iPhoneの言語選択に入ると旧iPhoneに「新しいiPhoneを設定」と表示されるので「続ける」をタップしましょう。
旧iPhoneでカメラが立ち上がるので新iPhoneにかざします。円形のアニメーションをファインダーの中央に収めてください。
新iPhoneに旧iPhoneのパスコードを入力します。
Apple PayやFace IDなど、その他の設定が表示されるので入力していきましょう。スキップしてあとから設定することも可能です。
すべての設定が終わったら、データ転送が始まります。
AndroidからAndroid・iPhoneからAndroid
データ移行先がAndroidなら、Googleドライブを使ったデータ移行がおすすめです。
端末の設定アプリを開いて「システムと更新」→「バックアップと復元」をタップ。「Googleにバックアップ」をONにしてください。
新端末でGoogleドライブアプリをインストールして、作成したアカウントでログインしましょう。
すると、バックアップしたファイルが表示されるので、必要なファイルをダウンロードしてください。
AndroidからiPhone
AndroidからiPhoneにデータ移行するときは、アップル公式アプリ「iOSに移行」が便利です。
iPhoneの初期起動にて「Appとデータ」が表示されるので「Androidからデータを移行」をタップします。その後、10桁か6桁のコードが発行されるので、そちらをメモします。
Android側で「iOSに移行」を立ち上げて、取得したコードを入力します。
どのデータを移行するか、Android側で選択しましょう。
ahamoの機種変更に関するQ&A
最後に、ahamoの機種変更に関するQ&Aをまとめました。
esimにすると手数料がかかる?
オンラインから発行する場合はeSIMでも手数料はかかりません。ドコモショップでサポートを受ける場合は3,300円のサポート料がかかります。
SIMカードが同じでも4Gから5G通信に変わる?
ahamoは標準で5G通信に対応しているので、5G対応スマホに切り替えれば自動的に5G通信に変わります。
ただし、5G通信を使えるのは5G対応エリア内のみです。5G対応エリア外の場合は、端末が5Gに対応していても4Gしか使えません。
ahamoの5G対応エリアについてはドコモの通信・エリアページからチェックできます。
機種変更ができないときの原因は?
機種変更してもうまくahamoを利用できない原因としては、次のようなものが考えられます。
- 端末がahamoに対応していない
- auまたはソフトバンクのSIMロックがかかっている
- APN設定がうまくいっていない(Androidスマホの場合)
端末がahamoに対応していない
ドコモオンラインショップ・ahamoのオンラインストア以外で購入した端末でうまく使えない場合、ahamoに対応していない可能性があります。
公式サイトの対応端末一覧ページから、ahamoに対応しているかを確認してください。
auまたはソフトバンクのSIMロックがかかっている
auまたはソフトバンクで買ったスマホの場合はSIMロックがかかっている可能性があります。SIMロックがかかったスマホでは、ahamoを使えません。SIMロックを解除してください。
APN設定がうまくいっていない(Androidスマホの場合)
Androidスマホの場合、ahamoを使う際にAPN設定が必要なケースがあります。APN設定を見直してみましょう。
「設定」→「ネットワークとインターネット」→「モバイルネットワーク」→「アクセスポイント名」の順に進み、「spmode.ne.jp」というAPNが選択されていることを確認してください。
「spmode.ne.jp」という項目がない場合は右上の「+」ボタンからAPNを登録しましょう。
設定する項目 | 入力事項 |
---|---|
名前 | 任意 |
APN | spmode.ne.jp |
認証タイプ | 「未設定」あるいは「なし」 |
APNプロトコル | IPv4/IPv6 |
まとめ
ahamoで機種変更する方法は大きく4つです。
- ドコモオンライショップで申し込み
- ahamo公式で申し込み
- ドコモショップ(店舗)で申し込み
- 自分で端末を用意してSIM入れ替え
おすすめはドコモオンラインショップです。購入できる機種の種類が豊富ですし、「いつでもカエドキプログラム」などのキャンペーンを利用すれば端末代も抑えられます。
いずれにせよ、ahamoで機種変更する際はSIMカードの入れ替えやデータ移行を自分でしないといけません。難しく感じる人もいるかもしれませんが、実際にやってみると案外簡単ですよ。
ぜひ、本記事を参考にahamoで機種変更してみてくださいね。