ファミリー劇場

家族のために、友人のために、地域の人々のために、懸命に生きようとするヒロイン・梅子。
落ちこぼれの劣等生から、みんなに愛される町医者へと成長していく女性の、笑いあり、涙ありの物語。

昭和20年。医師である父親・下村建造(高橋克実)の元で末っ子として生まれた梅子(堀北真希)は、
優秀な姉兄と違って何をしても失敗ばかりの劣等生。そんなある日、梅子は、建造が一人の医師として、
戦災孤児の命を懸命に救おうとする姿を目の当たりにする。
初めて見る「命をあきらめない」父の姿に心を動かされ、医師という職業の素晴らしさを実感した梅子。
そこから一念発起し、梅子は医師を目指すことに。
終戦直後の東京・蒲田を舞台に、人々に希望を与えるヒロインの奮闘記が始まる。

:尾崎将也

音楽:川井憲次

演出:木村隆文

主題歌 : SMAP「さかさまの空」

語り:林家正蔵

出演:堀北真希、高橋克実、南果歩、ミムラ、小出恵介、松坂桃李、大島蓉子、高橋光臣、片岡鶴太郎 ほか

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教えて!梅ちゃん先生“朝ドラ”の魅力って?

書籍「大切なことはみんな朝ドラが教えてくれた」の著者である 田幸和歌子さんが語る、
連続テレビ小説「梅ちゃん先生」から読み取れる“朝ドラらしさ”の4つの魅力とは?

明るく健気で、底抜けにドジっ子!
    「梅ちゃん先生」は朝ドラの王道だった! 文:田幸和歌子

緻密な脚本と出演者たちの演技力で、熱狂的な支持を得た『カーネーション』(2011年下期)。
暗い運命が次々に襲いかかる『純と愛』(2012年下期)。80年代カルチャーやコネタ満載で、
社会的ブームを巻き起こした『あまちゃん』(2013年上期)。
そんな「朝ドラらしくない」作品たちが注目される近年で、実は最も高い視聴率を獲得したのが、
『梅ちゃん先生』でした。特に目新しさがあるわけでもない作品が、なぜ? 
そこには4つの理由がありました。

理由@ ストーリーの秘密

理由A 朝ドラらしい!ヒロインの魅力

理由B 朝ドラらしい!昭和ノスタルジー

理由C 朝ドラらしい!恋愛ドラマの法則

田幸和歌子さんプロフィール

第1週「あたらしい朝が来た」

昭和20年8月、東京・蒲田。ヒロイン・下村梅子(堀北真希)は16歳。医師で大学教授の父・建造(高橋克実)と母・芳子(南果歩)、そして姉・松子(ミムラ)と兄・竹夫(小出恵介)、祖母・正枝(倍賞美津子)の6人で、焼け跡のバラックで暮らしていた。勤労動員のため梅子は工場で働いているが、いつもドジばかり。そんな中、終戦の玉音放送が。しかし、梅子は喜んでよいのか悲しんでよいのか、よく分らずにいた。(第1回)

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