旅の案内人横見浩彦さんが、なんとファミリー劇場に来社!
6/24(日)からの「鉄子の旅」放送を前に、現在の心境などを語っていただいた。

1961年11月14日生まれ。トラベルライター。国内旅行業務取扱主任者の資格を持つ。
1987年1月に当時の国鉄全線完全乗車を達成。
その後1992年2月から3年8ヶ月をかけてJR全駅を、2000年7月から4年7ヶ月をかけて私鉄全駅の完全下車を達成。その数は9,843駅(当時)にのぼる。乗車もさることながら、古い駅舎の見物を特に好む。完全下車達成の際、最後の駅に上信電鉄「上州福島駅」を選んだのもその理由からであるという。
Q いよいよアニメ「鉄子の旅」が始まりますね。
客観的に見られればおもしろいと思うんですけど、自分の立ち位置が立ち位置だけに…。嬉しいというか、怖いというか…、複雑な心境でもありますね。「これがオレなの!?」って思うくらい、(マンガの中で)かなり世間一般から逸脱しているように描かれている気がしているんですけどね。周りの人が言うには「いつもの横見浩彦そのもの」だと(笑)。原作がコレなので、アニメもこのまま行っちゃうんでしょうね。 実際の映像は、まだCMしか見てないんですけど、(駅などの)背景とかがしっかり描いてあって、実によくできているなと感心しました。ロケハンもちゃんとしているだけあって、他のアニメとは違いますね。資料的価値が高いと思います。キャラクターは別にしてね(笑)。
Q そもそも鉄道オタクになられたきっかけは?
小学校1・2年の頃だったかな、時刻表を持っている友達がいて、東海道線の駅名を全部言えるんですよ。「スゲ〜〜ッ」って、ライバル心のようなものから自分も駅名を覚えようと、時刻表にのめりこんでいったのがきっかけですね。時刻表って読みだすとおもしろくて、どんどん駅名を覚えていったら、今度はいろんな列車が頭に浮かぶようになる…。高校生になって、実際に時刻表片手にあちこちに行けるようになって、エスカレートしてそのまま大人になった…、そんな感じです。
Q 全駅下車制覇とは、またとてつもないことですよね。
路線図をぱっと広げて見てしまうと、こりゃ大変だなって思うんですけど、意外とそうでもないんですよ。1日10駅ぐらいは簡単に行けるじゃないですか。単純計算上は1年で3,000駅も行けちゃう(笑)。実は、最初から全駅を降りようって気はなかったんです。たまたまスキーで安比高原に行った時、時間があったので駅の見取り図を見てたんですよ。じゃあ他の駅は?と幾つかの駅に降りてみたんですね。そしたら、それぞれに特徴があっておもしろいなと。楽しいからどんどんハマッていって、ある段階からは記録することのおもしろさも加わってきました。さすがに地下鉄とかキツイと感じる時もあったんですけど、終わった時はそれほど大した事だとは思わなかったですね。
Q 生計はどうやって?
当時はフリーターでしたから、バイトと旅の繰り返しでした。ある物流系の会社でバイトをしてたんですけど、お世話になりましたね。(JR・私鉄全駅完全下車のチャレンジを)応援してくれてましたし…。某民放番組に出演した先日も、「見たよ〜」って連絡があったばかりなんですよ。ホントにその会社には感謝しています。
Q どんな方に「鉄子の旅」を見て欲しいですか?
う〜ん、そうだなぁ。とにかく、1人でも多くの人が自然に鉄道に乗ってもらえるようになって欲しいんですけど…。やっぱり若い女性かな(笑)。鉄道、アイドル、アニメって3大オタクって言われてるんですけど、女性の比率が極端に少ないのが鉄道オタクなんです。地方の駅に、きれいな女性がポツンと立っているのが普通になれたら素晴らしいじゃないですか。
Q 今後の目標についてお聞かせください。
やはり鉄道オタクのメジャー化※ですね。最近、鉄道が多く取り上げられるようになったのは、大変喜ばしいことなんですけど、普通のこととして定着して欲しいですね。一昔前なら、若い女の子同士の「今度の週末は温泉に行きたいねー」なんて会話はありえなかったじゃないですか。それが今では、すっかり当たり前になっていますよね。鉄道を早くその次元にしたいですね。「じゃ、来週は○○線ね」って言えるくらいに。そういう意味では、今回のアニメ化はその第一歩と言えるかもしれません。
※横見さんは「鉄ヲタブランド化計画」と名付けている。





















