解説

「はだしのゲン」で知られ、自身も被爆経験のある漫画家・中沢啓治が当時飼っていた子猫との体験をもとにした原作をアニメ映画化。生命の重さと平和を呼び掛ける。

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あらすじ

広島に住む小学生の伸子は、ある日カラスに襲われていた子猫を助け、家へ連れて帰る。父はなかなか飼うことを認めてくれなかったが、ようやく気持ちが通じ子猫は家族の一員となりクロと名づけられた。当時は人間でさえ食べるものが手に入りにくい時代だったので、クロのためにえさを探すのは一苦労だったが、伸子たちの家族の生活はとても楽しい毎日に。しかし戦争の暗い影は、広島にも着々と近づいていた…。

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