解説

原作となった小説「新耳袋」は、原作者の木原浩勝/中山市朗氏が全国をまわり、本当にあったコワイ話を集めた短編集。全10巻、120万部(角川書店刊)近い売上げを誇り、「リング」や「学校の怪談」などの怪談物のネタになっている作品。

あらすじ

教授の勧めで家庭教師兼ベビーシッターをすることになった松嶋亜季(大政絢)。担当する家庭で5歳息子の剛(加藤清史郎)を紹介され挨拶しても返答をしてくれない。カーテンは閉め切られ、薄暗い部屋の中で剛は寝そべって大きく真っ黒な人間が描いていた。その男は「ぎぃ」と呼ばれ、剛の友達である。また「ぎぃ」は「邪魔な人を消し去る」技を持っていると聞かされ、不審に思った亜季は・・・。