あらすじ

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第 11 週「 おら、アイドルになりてぇ! 」

第61話
ユイ(橋本愛)が、誰にも言わずに水口(松田龍平)と東京へ行こうとした計画がバレた。アキ(能年玲奈)は、ユイを応援してあげたいが、どうすることもできない。水口は、自分は大手芸能プロダクションのスカウトマンだと白状する。地元アイドルを集めたユニット「GMT47」を作るために、ユイが連れ去られてしまう…。大吉(杉本哲太)らの大反対で、水口だけが東京に戻ることに。

第62話
地元アイドルを集めた「GMT47」のオーディションを受けるチャンスを断たれたユイ(橋本愛)。部屋に引きこもり、頑張って続けてきた地元テレビ局のリポーターの仕事も休んでしまう。ユイを励ましたいアキ(能年玲奈)は、アキとユイのユニット「潮騒のメモリーズ」を復活させ、海女カフェのステージで歌って踊るイベントを企画する。しかし、春子(小泉今日子)が、そんな派手なことを許すはずはなかった…。

第63話
アキ(能年玲奈)は、ユイ(橋本愛)を励まそうと、海女たちのイベント「海女~ソニック」を企画した。春子(小泉今日子)に、ユイと一緒に出演する許可をもらいたいが、なかなか話を切り出せない。その頃、春子は80年代の青春映画「潮騒のメモリー」のビデオを観て、涙を流していた。その様子を見たアキもこっそり「潮騒のメモリー」を観る。アキは、主演で主題歌も歌う女優・鈴鹿ひろみ(薬師丸ひろ子)にすっかり夢中になる。

第64話
ユイ(橋本愛)は、アキ(能年玲奈)や町の人々の励ましで元気を取り戻した。アキは春子(小泉今日子)にないしょで、ユイと「海女~ソニック」のステージに立つことに。ユイは連日、練習に大張り切り。イベント当日、復活したアキとユイのユニット「潮騒のメモリーズ」を目当てに、ファンが海女カフェに殺到。テレビでも生中継される。それを見た春子が、鬼の形相でステージ前に現れ…。

第65話
ユイ(橋本愛)とのステージを大成功させたアキ(能年玲奈)だが、観客のいる前で春子(小泉今日子)に頬を打たれる。家に戻り、約束を破ったことをとがめる春子に、アキは猛反発! 「アイドルになりたい」と宣言する。驚く一同を残して家を飛び出したアキは、ユイ(橋本愛)に本心を伝える。そんな折、アキとユイのステージを撮影した動画を見た水口(松田龍平)が、アキに電話してくる。その電話の内容は…。

第66話
アキ(能年玲奈)とユイ(橋本愛)は、大物プロデューサー・太巻(古田新太)から、東京に出てくるように勧められる。アキは、春子(小泉今日子)との関係も険悪になり、ユイとともに家出して、東京へ行くことを決意する。それを察した町の人々は、町おこしのため、なんとか阻止しようと画策。一方、何も知らない夏(宮本信子)との何気ない会話に、アキの決心は…。

第 12 週「 おら、東京さ行くだ! 」

第67話
アキ(能年玲奈)とユイ(橋本愛)は、町の誰にも知られずに、東京へ行く決意だ。そんな二人を町から一歩も出させまいと、大吉(杉本哲太)や菅原(吹越満)らは、町じゅうに監視の目を光らせる。アキとユイは、深夜バスなら監視網を突破できるのではないかと考え、バス停のある北三陸駅に身を潜める。しかし、ヒロシ(小池徹平)が、バス停で見張っていた。アキはヒロシの注意をそらそうと…。

第68話
東京行きの深夜バスのつもりが、袖が浜行きのバスに乗ってしまい、あえなく家出が失敗に終わったアキ(能年玲奈)とユイ(橋本愛)。大人たちはアキとユイそれぞれに、家出の理由を問いただす。ユイは、幼い頃からの夢について語り、北三陸の町おこしのためにも自分たちが東京に出て町をアピールすることが必要だと説得する。一方、アキは夏(宮本信子)ら海女たちに素直な思いを打ち明ける。アキの本当の気持ちを知った夏は…。

第69話
アキ(能年玲奈)とユイ(橋本愛)の意思を尊重し、東京行きを応援することにした夏(宮本信子)と海女たち。アキとユイがもたらす観光収入を諦め切れない大吉(杉本哲太)らは困惑する。そしてアキの東京行きと芸能界入りを強く反対する春子(小泉今日子)は、夏と再び衝突してしまう。人々のさまざまな思いが交錯するスナック梨明日。そこに思わぬ客が現れ…。

第70話
大手芸能事務所の社長でプロデューサーの太巻(古田新太)の代理としてやってきた水口(松田龍平)。アキ(能年玲奈)とユイ(橋本愛)を、地元アイドルユニット「GMT47」の正式メンバーとして迎え入れたいと言う。水口は春子(小泉今日子)の説得を試みるが春子は頑として聞き入れない。春子はアキの真意を確かめようと、二人だけで話をする。そこで、アキがなぜアイドルを目指したいのか、本当の気持ちを知った春子は…。

第71話
アキ(能年玲奈)は、春子(小泉今日子)の歌がきっかけで、アイドルになりたくなったのだ。アキからアイドルを目指す理由をじっくり聞いた春子は、どう答えていいのか分からず、夏(宮本信子)に相談する。しかし、かつて自分が東京に行くことを認めてもらえなかった記憶がよみがえり、いつものように夏を問い詰めてしまう。そんな時、夏がこれまで秘めてきた胸の内を語り始める。夏の思いを初めて知った春子は…。

第72話
大吉(杉本哲太)の計らいで貸し切りの臨時列車で東京に行くことになったアキ(能年玲奈)とユイ(橋本愛)。別れ際、春子(小泉今日子)はアキに一通の手紙を渡す。みんなが集まったリアスで、勉(塩見三省)が意外な事実を語りだす。列車が袖ヶ浜にさしかかると、浜には夏(宮本信子)の姿があった。一方、一緒に行くユイは、途中の駅から合流するはずだったが…。

第 13 週「 おら、奈落に落ちる 」

第73話
ユイ(橋本愛)の父・功(平泉成)が病に倒れたため、独りで東京にきたアキ(能年玲奈)。マネージャーの水口(松田龍平)に事務所が所有する劇場を案内されると、衝撃の事実が! 「GMT47」のメンバーはまだ5人だけで、人気グループ「アメ横女学園(アメ女)」のシャドウ(代役)に過ぎないというのだ。さらに、久しぶりに実家に帰ってみると、どうも父・正宗(尾美としのり)の様子がおかしい…。

第74話
正宗(尾美としのり)に女がいると知り、落ち込み激しくGMTの合宿所にたどり着いたアキ(能年玲奈)。埼玉出身・入間しおり(松岡茉優)、福岡出身・遠藤真奈(大野いと)、徳島出身・宮下アユミ(山下リオ)、沖縄出身・喜屋武エレン(蔵下穂波)、仙台出身・小野寺薫子(優希美青)らGMTのメンバーとの共同生活が始まった。翌日、初めてのレッスンに向かったアキは、社長の太巻(古田新太)となぜか二人きりになって…。

第75話
思いがけず社長の太巻(古田新太)に出会ったアキ(能年玲奈)は、人気グループ「アメ横女学園」のセンター・有馬めぐ(足立梨花)のシャドウ(代役)に抜てきされる。帰宅後、上京する際に春子(小泉今日子)から手紙を渡されていたことを思い出し、読み始めるアキ。そこには思いがけない母の過去がつづられていた。25年前、アイドルを目指してオーディション番組に出場した若き日の春子(有村架純)は…。

第76話
アキ(能年玲奈)は、春子(小泉今日子)の手紙を読んで、アイドルを目指していた若き日の春子(有村架純)の苦労を知った。さらに、春子と事務所の社長・太巻(古田新太)が知り合いだったことに衝撃を受ける。そんな折、水口(松田龍平)が、ユイ(橋本愛)の父・功(平泉成)の病状が思わしくなく、ユイの上京が難しいと知らせてくる。アキは厳しい試練の連続にめげそうになり、ホームシックに…。

第77話
アキ(能年玲奈)は思いがけず、安部(片桐はいり)と再会。安部は、上野の移動式屋台でまめぶ汁を売っていた。懐かしい人と味に出会い、アキは少し元気を取り戻す。合宿所に戻ると、正宗(尾美としのり)がやって来て、アキの芸能活動に猛烈に反対する。そのとき、真奈(大野いと)に「アメ女」のシャドウ(代役)の依頼が舞い込む。表舞台に立てる初めてのチャンスに、一丸となって応援するアキたちメンバーだが…。

第78話
ユイ(橋本愛)は、父・功(平泉成)の病気が原因で東京へ行けず、ふさぎ込んでいた。ユイに変に気を使い、ついぎこちなく接してしまう大吉(杉本哲太)や菅原(吹越満)たち。そのころ東京では、アキ(能年玲奈)たちGMTのメンバーと水口(松田龍平)が、真奈(大野いと)が初めてステージに立てたことを祝い、劇場近くのすし屋で大騒ぎ。その隣の席にいたのは、なんと憧れの大女優・鈴鹿ひろ美(薬師丸ひろ子)だった。

第 14 週「 おら、大女優の付き人になる 」

第79話
憧れの大女優・鈴鹿ひろ美(薬師丸ひろ子)に出会って大興奮のアキ(能年玲奈)。一方、上京できずにいるユイ(橋本愛)は、うっ屈した思いを募らせていた。ヒロシ(小池徹平)からユイのことを聞いて心配になったアキは、安部(片桐はいり)に相談に行く。そこで偶然、潜水土木科の先輩・種市(福士蒼汰)と再会する。羽田空港拡張工事にダイバーとして参加していたはずの種市は、なんと仕事を辞めていた…。

第80話
すし屋で種市(福士蒼汰)の近況を聞いていたアキ(能年玲奈)。そこへ、鈴鹿ひろ美(薬師丸ひろ子)と太巻(古田新太)が一緒に現れる。何やらいわくありげな二人…。アキと話していた種市は「もうユイ(橋本愛)は、東京に来ることをあきらめているのでは」と言う。アキは怒り、あふれる気持ちを抑えられず、種市にぶつける。その後、ユイから「もうすぐ上京できそう」というメールが届く。アキは心の底から喜ぶが…。

第81話
アメ女センターの有馬めぐ(足立梨花)が交通事故に遭い、アキ(能年玲奈)に代役出演のチャンスがきた。ところが、有馬がけがを押して出演することになり、代役の話は立ち消えに。代わりに、アキは太巻(古田新太)から、女優・鈴鹿ひろ美(薬師丸ひろ子)の付き人にならないかと誘われる。一方、母・よしえ(八木亜希子)の失踪により、再び上京の夢が阻まれてしまったユイ(橋本愛)は…。

第82話
アキ(能年玲奈)は、鈴鹿ひろ美(薬師丸ひろ子)の付き人になり、ドラマの撮影現場に同行。鈴鹿の自由奔放な性格に振り回され、右往左往する。一方、父・功(平泉成)の病に加え、母・よしえ(八木亜希子)の失踪のために東京へ行けないユイ(橋本愛)は、気持ちがすさみ、別人のように変わり果ててしまう。そのことを、種市(福士蒼汰)から聞いたアキは…。

第83話
ユイ(橋本愛)は、万引きしようとしたところを春子(小泉今日子)に目撃され、そのまま喫茶リアスに連れてこられる。春子は、投げやりなユイを厳しくたしなめる。そのころ、アキ(能年玲奈)は鈴鹿ひろ美(薬師丸ひろ子)の付き人として、忙しい毎日を送っていた。「昔の自分と似ている」と話す鈴鹿との間で、奇妙な関係を築き始めるアキ。そして、事務所の社長・太巻(古田新太)が、アキの運命を左右する重大発表を…。

第84話
アキ(能年玲奈)たちに「国民投票」の開催が告げられた。アキたちGMTとトップグループのアメ横女学園のメンバー全員が対象の、ファンによる人気投票だ。40位以内に入らないと解雇されるというが、知名度のないGMTは圧倒的に不利。アキたちは焦る。そのころ、ユイ(橋本愛)は、春子(小泉今日子)に誘われ、スナック梨明日でアルバイトをすることに。一方、太巻(古田新太)は、アキの何気ないひと言にひどく動揺して…。

第 15 週「 おらの仁義なき戦い 」

第85話
アキ(能年玲奈)たちが、ファンの人気投票で40位以内に入らないと解雇される。それを知った父の正宗(尾美としのり)と、メンバーの小野寺薫子(優希美青)の母・さとみ(石田ひかり)が抗議する。マネージャーの水口(松田龍平)は「GMTのメンバー全員が40位以内に入れなかったら、自分も会社を辞める覚悟だ」と告げて説得する。水口の熱意を知り、気持ちも新たに全員で合格圏内を目指すアキたちだが…。

第86話
アキ(能年玲奈)たちGMTは、ファンの人気投票で合格圏内に入るため、必死に活動を行う。だが、イベントに足を止める人は、ほとんどいない。そんな中、鈴鹿ひろ美(薬師丸ひろ子)の紹介で、アキにドラマ出演のチャンスが舞い込む。また、今ではアイドル評論家になったヒビキ一郎(村杉蝉之介)が記事に取り上げた効果もあり、少しずつGMTの認知度が高まっていく。そんな折、アキは思いがけない人物を見かけて?!

第87話
アキ(能年玲奈)は、失踪中のよしえ(八木亜希子)が見知らぬ男と一緒にいるのを目撃してしまった。ユイ(橋本愛)に電話したいが、傷つけてしまうことを恐れ、言いだせない。アキは、水口(松田龍平)に相談したものの、気になってGMTの活動に集中できない。運命を決める「国民投票」は、目前。アキが初めて出演するドラマの撮影も迫っていた。与えられたセリフを必死に練習し、いよいよ撮影本番のときが来て…。

第88話
アキ(能年玲奈)は、初めてのドラマ撮影に張り切って臨む。しかし、連続してNGを出し、鈴鹿ひろ美(薬師丸ひろ子)から女優失格の烙印(らくいん)を押されてしまう。同じころ、プロデューサーの太巻(古田新太)から、ファンによる投票の結果が発表されていた。GMTのメンバー・しおり(松岡茉優)、真奈(大野いと)、アユミ(山下リオ)、喜屋武(蔵下穂波)、小野寺(優希美青)、そしてアキの運命は…。

第89話
アキ(能年玲奈)は、ファンによる人気投票で合格圏内に入れなかった。しかし、上位に入ったアユミ(山下リオ)が、恋人がいることが発覚したため、GMTを去ることに。ほかにも辞めるアメ女のメンバーがいて、アキは繰り上げ当選でなんとか解雇を免れる。しかし、初めてのドラマ撮影でも大失敗したアキは、鈴鹿(薬師丸ひろ子)や太巻(古田新太)からの厳しい言葉を浴び、自信をなくす。そして年の瀬…。

第90話
アイドルになる自信をなくしたアキ(能年玲奈)は、メンバーで沖縄出身の喜屋武(蔵下穂波)を連れて、北三陸に帰ってくる。突然の帰省に春子(小泉今日子)や夏(宮本信子)らは驚くが、町のみんなに歓迎され、にぎやかな正月を過ごす。懐かしい面々との会話に心を和ませるアキだが、喫茶リアスで春子を手伝うユイ(橋本愛)とだけは、以前のようには打ち解けられない。そんなときアキの携帯に一通のメールが…。

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